2011年01月17日

バルビローリ、J.シュトラウス/名曲集(SCHON, SIR JOHN !)

いつもながら面白くないテレビを消し、黒い円盤のレコード鑑賞。

今から10年程前、英国や米国より個人輸入でCDを買っていましたが、
その頃、米国バークシャー・アウトレットより、$2.99で捕獲したレコードです。

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サー・ジョン・バルビローリが主兵ハレ管を振って録音したもので、
カタログおよびレコードのレーベル面には「MONO」と書かれていますが、
れっきとしたステレオ録音ですね。

曲の構成から、テイチクの1,000円盤として出ていた
「美しく青きドナウ/ヨハン・シュトラウス名曲集」(UDL3078)と同じかな。

さて、演奏は1956年頃の録音なので、少々音は少々痩せ気味で、
バルビローリにしては、やや直裁的な感じがしないでもありませんが、
B面1曲目の「こうもり」序曲は、さすがに面白い演奏となっていますね。

緩急自在、かつ独特なフレージングでリズムが伸び伸びになったりもしますし、
いきなり加速して、ぶっ飛ばしたりも。 極めつけは、エンディングでしょう。
通常のダダダって終わったあとに、跳ね上がって、伸ばして、ハイお仕舞い!!
そんな感じ(?)のオマケが付いていたりします。

ヨハン・シュトラウスを楽しむというよりも、
サー・ジョン・バルビローリを楽しむ、そんな感じのレコードです。

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posted by fronte360 at 21:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 11〜12-LP/CD/DVD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

谷中散歩 自性院・愛染堂へ

土曜日、寒いから・・・と部屋に引き篭もっていても
出不精が、デブ性になって、しまいにはウツにもなりかねないので、歩きます。

買い物をすべく巣鴨のマーケットまで行くか・・・と思って部屋を出たものの、
足が勝手に反対側に向いて動くので、それに任せて、よみせ通り 〜 へび道 へ、
途中、道路工事をやっていたので左折して、適当に歩くと

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大名時計博物館に出くわしました。
地図で存在は知っていましたが、実際にここまで来たことは初めてです。

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入ろうか・・・と、ちょっと逡巡しましたが、
扉が半開きで、休館12月25日−1月14日、の木札もあったので・・・
遠慮して先に進むことにしました。

三浦坂を登りつめて右折すると、立派な木のある三叉路

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その袂に、昔ながらのパン屋さん、ここは何度も通ったことがありますよ。

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このようなお店がまだ残っているのが谷中ってところですね。
このお店の前を通って道なりに歩いてゆくと・・・

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愛染寺と書かれた扁額のあるお寺がありました。 自性院・愛染堂

「花も嵐も 踏み越えて、行くが男の 生きる途・・・」
これが判るのは、同年代以上でしょうが、映画『愛染かつら』の主題歌ですね。

ここはそのモデルだそうで、このお寺の愛染明王像と本堂前にあった桂の古木、
それらにヒントを得た作家川口松太郎さんが小説『愛染かつら』を書いて、
昭和13年、田中絹代・上原謙主演による映画と主題歌がヒットしたのでした。

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愛染明王像は非公開とのこと、会えませんけれど、
境内にずらっと並べられたお地蔵さまなどにはお参りしておきましょう。

さてここを出ると、もうそこは上野桜木町の交差点じゃないですか。
ここからは知った道、上野公園へと進みました。

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posted by fronte360 at 05:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 08〜12-東京散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする