2010年11月27日

松原みき、「雨のちハレルヤ」「Sweet サレンダー」

2004年10月7日、子宮けい癌で惜しくも逝ってしまった松原みきさんのレコード
彼女の1983年のアルバム「レヴュー」を聴いています。

レコード盤の盤の帯に書かれたコピーは・・・
ぬきん出たヴォーカルの才能で、女性POPSの中心的存在として90年代を代表する手応え!!

IMGP3064
IMGP3064 posted by (C)fronte360

A面1曲目の「ムーンナイトレビュー」から
「雨のちハレルヤ」「Sweet サレンダー」「シャンデリア・ミラージュ」へと
一気に聴かせます。

中でも特に「雨のちハレルヤ」の抜いた声ながらもノッている声が好きです。
抜いた声で「ハロー」と一緒に歌ってしまいますね。 ああっ〜
そして、映画なら「太陽がいっぱい」ですよ。

これに続く「Sweet サレンダー」、次のアルバム「Cool Cut」への前振りみたいな
小気味良いアップ・テンポ、リズムに乗りながらの軽く抜いた声が素敵ですね。

歌の巧い人は今では一杯いますが、このちょっと甘い声質が何より魅力です。



.

posted by fronte360 at 20:05| Comment(2) | TrackBack(0) | 05〜10-JPOP音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

秋景色・上野東照宮

朝9時半に千駄木の部屋を出て、よみせ通りを抜け、へび道を歩いて約30分。
上野公園にある、東照宮に到着。 これは寛永寺の五重塔ですけれど・・・

IMGP3027
IMGP3027 posted by (C)fronte360

東照宮とは、徳川家康(東照大権現)を神様としてお祀りする神社なのですね。

IMGP3036
IMGP3036 posted by (C)fronte360

社殿は修理中で書き割りの写真になってますけど、唐門には金箔が貼られ、
向かって右の柱には左甚五郎作の「昇り龍」、左には「降り龍」の彫刻。
偉い人ほど頭を垂れる諺に由来し、頭が下を向いているものが昇り龍とのこと。



秋も深まって、いい感じでした。

.

posted by fronte360 at 13:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 08〜12-東京散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ラローチャ&ショルティ、モーツァルト/ピアノ協奏曲第25番

パウル・デッサウによる、ゴテゴテとしたモーツァルトを楽しんだあと、
愛用のメモリプレーヤを適当にいじって出てきたのが

pocl9987.jpg昨年、惜しまれつつ亡くなった
アリシア・デ・ラローチャ

その彼女が得意とした
モーツァルトのピアノ協奏曲第25・27番

特別なことは何もしていないように思えるのに
言葉に現せない魅力がそっとこぼれ出てくるように思えます。
これがラローチャの魅力でしょう。

でも・・・

ゲオルク・ショルティ指揮ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の伴奏、
ショルティらしく、緻密に細部までしっかりと鳴らしていてますよね。

シカゴ響とは違って低弦に芯というか、粘りも感じるんですけれども、 
余計な楽器を加えていないのに、デッサウみたいな印象が・・・
デッサウを聴いたあとだから余計そうなんでしょうけど。

もうちょっとニュアンス豊富なモーツァルトにならんかったのかな〜
特に第25番の協奏曲に力技顕著、なんて思ったしだいです。

.

posted by fronte360 at 08:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 05〜10-CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする