2010年10月26日

マズア、メンデルスゾーン/交響曲第1番

夏の疲れが出てきているのか、寒くなってきたからかでしょうか
イマイチ体調ピリっとしない状況が続いていますが・・・
今朝の通勤時、久しぶりに聴いたメンデルスゾーンの交響曲第1番に感動。

74321_20287_2.jpg帰省時に持ってきたCDです。

クルト・マズア指揮
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団

メンデルスゾーンの交響曲第1番

メンデルスゾーン、15歳の時の作品ですけれど
ここに至る前、12曲の弦楽のための交響曲を書いていて
これも13番目として着手されたそうです。 若書きとは思えないですね。

なんでも出版社が、弦楽のための交響曲では売れない、と考えたようで、
フル・オーケストラの作品として交響曲第1番となったようですが、
第4楽章など、弦楽器の各声部が絡み合ってシンフォニックに響くさまなど
かなり聴き応えのある作品であることを再認識しました。

再認識といえば、マズアとゲヴァントハウス管弦楽団の演奏も素晴らしい。
何かと良い評価のないこのマズアだけれども、メンデルスゾーンは別ですね。

ゲヴァントハウス管弦楽団は世界最古のオーケストラの一つで、
メンデルスゾーンが指揮した楽団であることも関係しているかもしれませんが
この楽団特有のいぶし銀、そんな重厚な響きの音楽ではなく、響きの力感より、
ちょっと饒舌とも思えるほど、キビキビとした動き、それに魅了されます。

このコンビでのメンデルスゾーンの交響曲、バラで集めていたこともあり、
第3番は2枚も持ってますが、第5番を持っていないため全集にならず、
残念なところです。 第2番以降も好きな演奏なのですけどね・・

とにかく、第1番を久しぶりに耳にして、元気になりました。
もちろん第3番「スコットランド」も素晴らしいですが、
それはまた後ほど・・・

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posted by fronte360 at 21:34| Comment(2) | TrackBack(0) | 05〜10-CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

池上本門寺、万両塚

階段を登ったら・・・幼稚園だったかな〜 高台の道を歩きましょう。
うねうねと歩いて行きましたら、妙見堂の文字が見えましたが、
でも、その手前にあった塔に惹かれて右に折れると・・

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IMGP2813 posted by (C)fronte360

万両塚、と言うらしいです。
でもそのまた手前に遺跡がありました。 目的がありませんので寄道ばかりです。

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IMGP2799 posted by (C)fronte360

弥生時代の遺跡だそうですが・・・ その後も続いていたようです。
つる草で分かり難いですが「昭和のゴミ(1970年代)」として
コーラの瓶や、茶碗や皿のカケラなどが埋まってましたよ。

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IMGP2804 posted by (C)fronte360

その下の層は「富士山の火山灰(宝永4年、1707年)」です。

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万両塚に戻りましょう。

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ここは芳心院(宝永5年(1708年)没)のお墓で
建設に一万両もかかったことより、万両塚というようですね。

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IMGP2808 posted by (C)fronte360

紀州徳川頼宣の娘、鳥取藩主池田相模守光伸の室だった方だそうです。
堀で囲まれていますが、その堀のに石の門がありますが。
説明文を読むと、基礎が合わなかったので、堀の外に建てたそうです。

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IMGP2809 posted by (C)fronte360

堀の外には、侍女たちのお墓や供養塔も立っていて、往時を偲ばれます。

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posted by fronte360 at 05:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 08〜12-東京散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする