先日より、1→5→2→4番と聴き進んでいます。
いずれも素晴らしい演奏には違いありませんが、
第2番のフレッシュさに加え、格調高さに気付いて、聴きなおしました。

美しくしなやかに響きつつも
重層的で芯のしっかりとした演奏です。
ベートーヴェンの将来も予感させる・・・
そんな演奏ではないでしょうか。
5番もバランスよく響きかせてオーソドックスながらも、強靭。
4番をいま聴いていますけれど、これもしなやかさに、強さが加わり、
全集として、ベートーヴェンの進化過程が感じられる、そんな気がします。
演奏者の個性よりも、
ベートーヴェンの作品の個性を重視した、素晴らしい全集だと思います。
これを聴くと、ケーゲル/ドレスデン・フィルの全集も聴きたくなりました。
今度の帰省時には、これもまた録音してみたいと思います。
それにしても、ブロムシュテット/SKDによる全集は、素晴らしい。
聴いていて面白い、知的で深い刺激を受ける演奏、であると思いました。
そしてこの交響曲第2番、この曲に新たなスポットライトを当てていませんか。
なお、写真は今のもので、保有しているのは徳間音工の1,000円盤ですけれど・・
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