第4番の交響曲が終わったあと、カッコ良いピアノ協奏曲が始まりました。
おおっ、大澤壽人さんのピアノ協奏曲第3番「神風協奏曲」です。
これも先日、メモリプレーヤに入れておいたのでした。

東京―ロンドン間
当時の最短飛行時間記録をたてた
朝日新聞の「神風号」のこと。
久々に聴きましたが、
1930年代、日本人がこれほどまでにモダン、かつコスモポリンな曲
プロコフィエフやラヴェル、ハチャトゥリアンのようなキレの良い音楽。
当時の日本で受け入れられなかったというのも判るような気がします。
それよりも演奏できたのかしら・・
第1楽章は、エンジンをブルブルっとかけて飛翔する主題が印象的
第2楽章は、サキソフォンが物憂げな夜間飛行、ラヴェルの協奏曲みたい
第3楽章は、ラストスパート、ブルブルいいながらも、唐突に着地
そんな感じかしら
平成16年度文化庁芸術祭のレコード部門優秀賞を受賞した名演奏、
NAXOSの日本人作曲家シリーズの中の名盤ですね。
ドミトリ・ヤブロンスキー指揮、ロシア・フィルハーモニー管弦楽団
エカテリーナ・サランツェヴァ (ピアノ)
手に入りやすいCDですけど、これも図書館で借りました。
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