大森から大井町への散歩、最終目的地が品川区立品川歴史館。
品川区の文化と歴史にかかわる史料の収集・保存、展示を行っています。
文京区にもふるさと歴史館というのがあって、その品川区版ですね。
IMGP2599 posted by (C)fronte360
100円を払って見学します(特別展のときは300円)。
まずは、縄文時代
IMGP2604 posted by (C)fronte360
そして、いきなり江戸時代
IMGP2607 posted by (C)fronte360
そして、明治・大正
IMGP2608 posted by (C)fronte360
最後は、昭和、ですね・・・
IMGP2609 posted by (C)fronte360
なお、2階にも展示がありますけれど・・・
IMGP2606 posted by (C)fronte360
奈良・平安・室町・安土桃山時代がそっくり抜けていますね。
江戸時代以降はもちろん充実していますけれど、
関西とはまた違った文化圏と分かります。
なお、今は江戸と平塚を結んだ「中原街道」の特別展をやっているようです。
さて、このまま池上通りを進んで大井町に到着。 よく歩きましたねぇ・・・
ところで品川区もまた面白そうなんで、昨日、品川界隈を歩いてきました。
次からまた少しづつ紹介したいと思います。
なお、今日は昼前より休日出勤です。
日曜日の出勤、来週が少々キツイ感じですが、ゆるりとやりましょう。 では
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2010年10月17日
2010年10月16日
「上村松園展」に行ってきました
東京国立近代美術館では明日までが会期の「上村松園展」に行ってきました。
上村松園
その子の松篁
そしてその子(孫)の淳之
上村三代の作品を展示している
松柏美術館の近くに住んで親しみ、
会員となって何度も通っていた身としては、
この展覧会、やはり、外すわけにはいきません。
しっかし、人が多かったですね。 チケットを買うまでに30分待ちとのこと。
IMGP2675 posted by (C)fronte360
中も、もちろん人が多くて、じっくりと鑑賞することは叶いませんでしたが
重要な作品は、しっかりと抑えたつもりです。
IMGP2678 posted by (C)fronte360
この写真は、常設展の出口から撮ったものです。
これにはカタログを買う人並みもありますけど、とにかく、人は多かったですよ。
入口付近もこんな感じ・・・
IMGP2679 posted by (C)fronte360
売店もあるので人が溜まっているんですけど、
いつも閑散とした常設展時をタダで観ている身としては、
ちょっと人の多さに、うんざり、でしたけどね、作品は素晴らしかったなぁ。
これだけの質の高い作品を描き続けた松園さん、凄い、の一言。
録画してある日曜美術館をまた観てみようと思います。
ただ、残念だったのは「焔」が前期展示で観られらなかったことでしょうか。
でも「母子」「夕暮」「晩秋」「晴日」などなど晩年が素敵でしたよ。
「序の舞」は、東京藝術大学美術館でも観た記憶があります。
IMGP2676 posted by (C)fronte360
個人的には、写生による下絵を沢山見られたことが嬉しかったですね。
制作過程を知ることで、奥行きを増すようにも思えますし・・・
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上村松園
その子の松篁
そしてその子(孫)の淳之
上村三代の作品を展示している
松柏美術館の近くに住んで親しみ、
会員となって何度も通っていた身としては、
この展覧会、やはり、外すわけにはいきません。
しっかし、人が多かったですね。 チケットを買うまでに30分待ちとのこと。
IMGP2675 posted by (C)fronte360
中も、もちろん人が多くて、じっくりと鑑賞することは叶いませんでしたが
重要な作品は、しっかりと抑えたつもりです。
IMGP2678 posted by (C)fronte360
この写真は、常設展の出口から撮ったものです。
これにはカタログを買う人並みもありますけど、とにかく、人は多かったですよ。
入口付近もこんな感じ・・・
IMGP2679 posted by (C)fronte360
売店もあるので人が溜まっているんですけど、
いつも閑散とした常設展時をタダで観ている身としては、
ちょっと人の多さに、うんざり、でしたけどね、作品は素晴らしかったなぁ。
これだけの質の高い作品を描き続けた松園さん、凄い、の一言。
録画してある日曜美術館をまた観てみようと思います。
ただ、残念だったのは「焔」が前期展示で観られらなかったことでしょうか。
でも「母子」「夕暮」「晩秋」「晴日」などなど晩年が素敵でしたよ。
「序の舞」は、東京藝術大学美術館でも観た記憶があります。
IMGP2676 posted by (C)fronte360
個人的には、写生による下絵を沢山見られたことが嬉しかったですね。
制作過程を知ることで、奥行きを増すようにも思えますし・・・
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大森→大井町、鹿嶋神社
池上通り沿い、大森貝塚公園より大井町に向って250mほど歩くと
森閑とした感じの鹿嶋神社があります。
IMGP2582 posted by (C)fronte360
創建は古く安和2年(969年)に遡るようです。
現在の社殿もまた昭和6年(1931年)の造営で、立派なものです。
IMGP2584 posted by (C)fronte360
本殿脇の覆舎に進むと、立派なタブノキが2本あって
樹齢200年とかで、品川区指定天然記念物の札が立っています。
IMGP2586 posted by (C)fronte360
その足元には、こんなもののも・・・
IMGP2588 posted by (C)fronte360
この丸い石には「四十」とか彫ってあって、
明治時代にに奉納されたものらしいですが、何なんでしょうねぇ。
でもいい感じです。
IMGP2593 posted by (C)fronte360
本殿脇の覆舎、ここから向って左側に入って覆舎の中を覗くと
IMGP2596 posted by (C)fronte360
立派な彫刻、鎌倉彫というものらしく、旧本殿で使われていたものとか。
望遠にして撮ってみると、こんな感じ。
IMGP2597 posted by (C)fronte360
自宅近所・本駒込の吉祥寺の経蔵にも同じような彫刻がありましたね。
そう、これです。
IMGP1800 posted by (C)fronte360
なかなか落着くところで、気分も晴れやかになりました。
IMGP2595 posted by (C)fronte360
大井村の総鎮守だそうです。
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森閑とした感じの鹿嶋神社があります。
IMGP2582 posted by (C)fronte360
創建は古く安和2年(969年)に遡るようです。
現在の社殿もまた昭和6年(1931年)の造営で、立派なものです。
IMGP2584 posted by (C)fronte360
本殿脇の覆舎に進むと、立派なタブノキが2本あって
樹齢200年とかで、品川区指定天然記念物の札が立っています。
IMGP2586 posted by (C)fronte360
その足元には、こんなもののも・・・
IMGP2588 posted by (C)fronte360
この丸い石には「四十」とか彫ってあって、
明治時代にに奉納されたものらしいですが、何なんでしょうねぇ。
でもいい感じです。
IMGP2593 posted by (C)fronte360
本殿脇の覆舎、ここから向って左側に入って覆舎の中を覗くと
IMGP2596 posted by (C)fronte360
立派な彫刻、鎌倉彫というものらしく、旧本殿で使われていたものとか。
望遠にして撮ってみると、こんな感じ。
IMGP2597 posted by (C)fronte360
自宅近所・本駒込の吉祥寺の経蔵にも同じような彫刻がありましたね。
そう、これです。
IMGP1800 posted by (C)fronte360
なかなか落着くところで、気分も晴れやかになりました。
IMGP2595 posted by (C)fronte360
大井村の総鎮守だそうです。
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2010年10月15日
大森→大井町、日枝神社・成田山圓能寺
大田区の大森貝塚の近く、日枝神社と成田山圓能寺に寄りました。
まずは、日枝神社
IMGP2559 posted by (C)fronte360
日枝神社というと、合掌鳥居というイメージが強いのですが
ここは、明神鳥居。 でも、なんだか霊験がありそうな境内でしょう。
IMGP2560 posted by (C)fronte360
もうちょっと近寄ってみるとこんな感じ・・・
IMGP2564 posted by (C)fronte360
他の写真も、なかなか上手く撮れてなくて、霊力でしょうか・・
腕の話もありますが、何故か上手く撮れない場所ってあるのですよね。
この本殿の前を横切って、細い道を進むと成田山圓能寺の前に出ます。
IMGP2565 posted by (C)fronte360
成田山というので、やはり、不動明王ですね。
IMGP2568 posted by (C)fronte360
成田山圓能寺は、成田山新勝寺の末寺となってますが、
元亀二年(1571年)に祐仙和尚により開創され、本尊は不動明王を安置。
元来、海光山荏原院圓能寺を号していたようです。
昭和27年、新勝寺の末寺となって成田山圓能寺と号するようになったそうです。
IMGP2567 posted by (C)fronte360
祐仙和尚亡き後、一時衰退したようですが、
享保年間、第九世慧燈和尚による本堂改築と共に繁栄を取り戻し、
山王社・神明社両社の別当職も兼ねたそうです(当時は神仏混合ですね)。
ちなみに、山王社は日枝神社、神明社は天祖神社。
とにかく、隆盛したお寺だったようですよ。
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まずは、日枝神社
IMGP2559 posted by (C)fronte360
日枝神社というと、合掌鳥居というイメージが強いのですが
ここは、明神鳥居。 でも、なんだか霊験がありそうな境内でしょう。
IMGP2560 posted by (C)fronte360
もうちょっと近寄ってみるとこんな感じ・・・
IMGP2564 posted by (C)fronte360
他の写真も、なかなか上手く撮れてなくて、霊力でしょうか・・
腕の話もありますが、何故か上手く撮れない場所ってあるのですよね。
この本殿の前を横切って、細い道を進むと成田山圓能寺の前に出ます。
IMGP2565 posted by (C)fronte360
成田山というので、やはり、不動明王ですね。
IMGP2568 posted by (C)fronte360
成田山圓能寺は、成田山新勝寺の末寺となってますが、
元亀二年(1571年)に祐仙和尚により開創され、本尊は不動明王を安置。
元来、海光山荏原院圓能寺を号していたようです。
昭和27年、新勝寺の末寺となって成田山圓能寺と号するようになったそうです。
IMGP2567 posted by (C)fronte360
祐仙和尚亡き後、一時衰退したようですが、
享保年間、第九世慧燈和尚による本堂改築と共に繁栄を取り戻し、
山王社・神明社両社の別当職も兼ねたそうです(当時は神仏混合ですね)。
ちなみに、山王社は日枝神社、神明社は天祖神社。
とにかく、隆盛したお寺だったようですよ。
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2010年10月14日
レーゼル、ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第1番
帰省時、ベートーヴェンのピアノ協奏曲全集を2つ録音してきました。
ところでベートーヴェンのピアノ協奏曲というと、第5番「皇帝」が有名で、
その次は第3番でしょうか。 でも、個人的には、第1番が最も好きです。
ピアノ協奏曲第1番、モーツァルト的なニュアンスも感じられますよね。
この曲、ベートーヴェンがウィーンに出て間もない頃に書かれたそうです。
若かりし頃、モーツァルトにも会いにも行っているベートーヴェンは
ピアニストとして活動していたので、さもありなん、という感じでしょうか。
しかし第3楽章、左手と右手が掛け合いする場面など
華麗というよりも激しさを感じさせて、ベートーヴェンらしさも出ている、
そのように思いますが、いかがでしょう。
また、第1番が作曲されたのは第2番よりも後で、
第2番に筆を加えたりして出版が遅れたため、番号も入れ替わったようです。
そしてまた第2番は、単に「協奏曲」として出版されているようですが、
第1番は「大協奏曲」と書かれ、大編成の管弦楽とピアノの丁々発止・・・
そんなことを印象させる自信作でもあったと思われます。
さて、前置きはこれくらいにして、今朝聴いた演奏は
ペーター・レーゼルのピアノ
クラウス・ペーター・フロール指揮
ベルリン交響楽団
徳間音工のドイツ・シャルプラッテン
8回目のシリーズで、捕獲したものです。
ペーター・レーゼルは、1945年ドレスデン生まれ、
旧東ドイツの戦後生まれのピアニストで、
ロシアで名ピアニストのレフ・オポーリンに学んだ、美音の持ち主ですね。
この演奏でも、それを如何なく発揮しています。
繊細な表現に徹して、ダイナミックスを抑えた演奏は、
ちょっと物足りなくも感じますが、味わいのある演奏ではないでしょうか。
ただ、伴奏がかなり気合入っているようで、
ちょっとアンバラスかな〜 なんて思ってみたりもしました。
もうちょっと聴き進めてみたいと思います。
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ところでベートーヴェンのピアノ協奏曲というと、第5番「皇帝」が有名で、
その次は第3番でしょうか。 でも、個人的には、第1番が最も好きです。
ピアノ協奏曲第1番、モーツァルト的なニュアンスも感じられますよね。
この曲、ベートーヴェンがウィーンに出て間もない頃に書かれたそうです。
若かりし頃、モーツァルトにも会いにも行っているベートーヴェンは
ピアニストとして活動していたので、さもありなん、という感じでしょうか。
しかし第3楽章、左手と右手が掛け合いする場面など
華麗というよりも激しさを感じさせて、ベートーヴェンらしさも出ている、
そのように思いますが、いかがでしょう。
また、第1番が作曲されたのは第2番よりも後で、
第2番に筆を加えたりして出版が遅れたため、番号も入れ替わったようです。
そしてまた第2番は、単に「協奏曲」として出版されているようですが、
第1番は「大協奏曲」と書かれ、大編成の管弦楽とピアノの丁々発止・・・
そんなことを印象させる自信作でもあったと思われます。
さて、前置きはこれくらいにして、今朝聴いた演奏は
ペーター・レーゼルのピアノ
クラウス・ペーター・フロール指揮
ベルリン交響楽団
徳間音工のドイツ・シャルプラッテン
8回目のシリーズで、捕獲したものです。
ペーター・レーゼルは、1945年ドレスデン生まれ、
旧東ドイツの戦後生まれのピアニストで、
ロシアで名ピアニストのレフ・オポーリンに学んだ、美音の持ち主ですね。
この演奏でも、それを如何なく発揮しています。
繊細な表現に徹して、ダイナミックスを抑えた演奏は、
ちょっと物足りなくも感じますが、味わいのある演奏ではないでしょうか。
ただ、伴奏がかなり気合入っているようで、
ちょっとアンバラスかな〜 なんて思ってみたりもしました。
もうちょっと聴き進めてみたいと思います。
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大森→大井町、品川区・大森貝塚
大田区の大森貝塚の近くの日枝神社や成田山圓能寺にも寄りましたが・・・
先に、品川区の大森貝塚を紹介します。
入り口は、こんな感じ、大田区のとは違って広々としています。
IMGP2569 posted by (C)fronte360
中に入っても、こんな感じの広場のあって、公園です。
IMGP2570 posted by (C)fronte360
また、貝塚を断層として紹介しているところもあって気合が入ってますね。
IMGP2574 posted by (C)fronte360
「大森貝塚」の石碑も、電車の中から見られた方も多いのではないかな。
IMGP2577 posted by (C)fronte360
モース博士も、こんな感じで佇んでおられます。
IMGP2580 posted by (C)fronte360
繰り返しになりますが、大森貝塚は、日本史に出てくる重要アイテムの一つ
電車の中からよく見ていたのですが、なかなかここまで来れず、
また、前回来たときは早朝だったので、ここまで入れませんでした。
ようやく、達成できた、そんな感じですね。
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先に、品川区の大森貝塚を紹介します。
入り口は、こんな感じ、大田区のとは違って広々としています。
IMGP2569 posted by (C)fronte360
中に入っても、こんな感じの広場のあって、公園です。
IMGP2570 posted by (C)fronte360
また、貝塚を断層として紹介しているところもあって気合が入ってますね。
IMGP2574 posted by (C)fronte360
「大森貝塚」の石碑も、電車の中から見られた方も多いのではないかな。
IMGP2577 posted by (C)fronte360
モース博士も、こんな感じで佇んでおられます。
IMGP2580 posted by (C)fronte360
繰り返しになりますが、大森貝塚は、日本史に出てくる重要アイテムの一つ
電車の中からよく見ていたのですが、なかなかここまで来れず、
また、前回来たときは早朝だったので、ここまで入れませんでした。
ようやく、達成できた、そんな感じですね。
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2010年10月13日
クーベリック/BPO、シューマン/交響曲第2番
自宅のCD棚を漁って録音したものより、
クーベリックのシューマン交響曲全集の旧盤より交響曲第2番です。
シューマンの交響曲では、
個人的に第2番が一番好きなのですが、
クーベリックとベルリン・フィルとの演奏
これが、とてもアグレッシヴな演奏で
一番素晴らしい演奏だと思っています。
とくに、第1楽章から第2楽章にかけ、見事なドライブ感で、
音楽を追い込んでいて、今回もまた、ぞくぞくっと、きてしまいました。
クーベリックでは、ソニーに録音した、主兵だったバイエルン放送交響楽団と
録音した盤が名盤となっていると思いますが、旧盤が、実は、より素晴らしい。
そのことを、教えてくれたのは、今は亡き ゆらむぼさん でした。
最初は、レコードで持っているバイエルンとの全集に心酔していたので
半信半疑というか、そんなことは無いだろう、とも思っていましたが、
1996年頃かしら、実際に購入して聴いてみて、よく分かりました。
この録音、主兵オケではないためか、天下のベルリン・フィルだからか、
真相はよく分かりませんが、ヴァイオリンの両翼配置は行われていません。
(バイエルン放送響との録音は、両翼配置ですけれども)
でも、これで右側からコントラバスの響きがグイグイと唸っているのも聞こえ、
レガートでつないだカラヤン色が濃くなる前の質実としたベルリン・フィル、
力強く演奏していて、クーベリックの指揮にも応えている印象を持ちます。
この演奏については、あまり話題になることがないように思しますが、
シューマンの交響曲を聴く上で、是非ともおさえておきたい演奏ではないか、
そのように思ってます。
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クーベリックのシューマン交響曲全集の旧盤より交響曲第2番です。
シューマンの交響曲では、
個人的に第2番が一番好きなのですが、
クーベリックとベルリン・フィルとの演奏
これが、とてもアグレッシヴな演奏で
一番素晴らしい演奏だと思っています。
とくに、第1楽章から第2楽章にかけ、見事なドライブ感で、
音楽を追い込んでいて、今回もまた、ぞくぞくっと、きてしまいました。
クーベリックでは、ソニーに録音した、主兵だったバイエルン放送交響楽団と
録音した盤が名盤となっていると思いますが、旧盤が、実は、より素晴らしい。
そのことを、教えてくれたのは、今は亡き ゆらむぼさん でした。
最初は、レコードで持っているバイエルンとの全集に心酔していたので
半信半疑というか、そんなことは無いだろう、とも思っていましたが、
1996年頃かしら、実際に購入して聴いてみて、よく分かりました。
この録音、主兵オケではないためか、天下のベルリン・フィルだからか、
真相はよく分かりませんが、ヴァイオリンの両翼配置は行われていません。
(バイエルン放送響との録音は、両翼配置ですけれども)
でも、これで右側からコントラバスの響きがグイグイと唸っているのも聞こえ、
レガートでつないだカラヤン色が濃くなる前の質実としたベルリン・フィル、
力強く演奏していて、クーベリックの指揮にも応えている印象を持ちます。
この演奏については、あまり話題になることがないように思しますが、
シューマンの交響曲を聴く上で、是非ともおさえておきたい演奏ではないか、
そのように思ってます。
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大森→大井町、大田区・大森貝塚
馬込文士村散策のあとを続けましょう。
大森に戻ってきたものの、このまま帰るのも勿体無い・・・
池上通りで大井町に進むことにしました。
まずは、大田区の大森貝塚ですね。 以前も来たことがあります。
IMGP2550 posted by (C)fronte360
大森貝塚は、日本史に出てくる重要アイテムの一つですけれど、
史跡としては、大田区と、品川区の両方に存在し、これが大田区の史跡です。
NTTのビルの脇を抜けてゆきますが、何やらカードがかかってますね。
「大森貝塚発見発掘133周年」と書かれています。
これだと毎年、周年記念、ですわな。
IMGP2551 posted by (C)fronte360
階段を降りてゆくと、「モース博士と大森貝塚」のパネル
IMGP2552 posted by (C)fronte360
線路脇に「大森貝墟」の石碑があります。 「塚」ではなく「墟」
IMGP2553 posted by (C)fronte360
台座に書かれた文字は以下です。
Relic of Omori Shell Mound Discovered by Professor Edw.S.Morse in 1877
駅に近く、モース博士が最初に見つけたのはここか・・と思いますが、
実はよく分かっていならしく・・・ 品川区の大森貝塚の説が有力みたい。
明治のことなのに、弥生式土器の発見場所といい、意外と忘れられるみたい。
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大森に戻ってきたものの、このまま帰るのも勿体無い・・・
池上通りで大井町に進むことにしました。
まずは、大田区の大森貝塚ですね。 以前も来たことがあります。
IMGP2550 posted by (C)fronte360
大森貝塚は、日本史に出てくる重要アイテムの一つですけれど、
史跡としては、大田区と、品川区の両方に存在し、これが大田区の史跡です。
NTTのビルの脇を抜けてゆきますが、何やらカードがかかってますね。
「大森貝塚発見発掘133周年」と書かれています。
これだと毎年、周年記念、ですわな。
IMGP2551 posted by (C)fronte360
階段を降りてゆくと、「モース博士と大森貝塚」のパネル
IMGP2552 posted by (C)fronte360
線路脇に「大森貝墟」の石碑があります。 「塚」ではなく「墟」
IMGP2553 posted by (C)fronte360
台座に書かれた文字は以下です。
Relic of Omori Shell Mound Discovered by Professor Edw.S.Morse in 1877
駅に近く、モース博士が最初に見つけたのはここか・・と思いますが、
実はよく分かっていならしく・・・ 品川区の大森貝塚の説が有力みたい。
明治のことなのに、弥生式土器の発見場所といい、意外と忘れられるみたい。
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2010年10月12日
クーベリック、モーツァルト交響曲第35番「ハフナー」
自宅のCD棚を漁って録音したものより、まず
クーベリックのモーツァルト後期交響曲集からハフナーを聴いて出勤しました。
1982年、レコードアカデミー賞を受賞した懐かしい全集です。
LPレコードで持っていましたが、後年、輸入CDでも捕獲しました。
(CDジャケットは今のものなので違いますけどね)
どの演奏も、みずみずしくて、
モーツァルトを聴く喜び、それがあふれてきます。
初期のデジタル録音ですけれど、
アナログのレコードで聴くほうが
柔らかさをともなって、より素敵に響く
そんな風に思っています(妄想かも)。
ハフナーの第1楽章より、オケがたたみかけるように進み、でも、
リズムが心地よく弾んで、左右に振り分けられたヴァイオリンの響き、
そして中央奥左より聴こえてくる低弦の響きが絡んで、心も軽くなります。
とにかく、透明感のあるオケの響きに気品も感じさせ、素敵な演奏です。
ピリオド楽器、モダン楽器でもピリオド奏法が隆盛を極める現代においても、
このオーソドックスな従来型のオーケストラで奏でられた、
このオーソドックスかつ比類なき演奏は、名演奏といっても良いでしょう。
終楽章もまた、ワクワクとしながら聴き進み、聴いていると幸せになります。
告白しますと、若い頃はハフナーやリンツ、面白いとは思いませんでした・・
このCDを買って(黒い円盤で買ったときはまだそう思いませんでしたけど)
聴いているうちに、名演奏だと思うようになりました。
リズムが気持ちよく弾んみ、弦の厚みが十分にありながらも、
オケ全体の響きはあくまでも透明感を失わない・・・ 本当に素晴らしい。
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クーベリックのモーツァルト後期交響曲集からハフナーを聴いて出勤しました。
1982年、レコードアカデミー賞を受賞した懐かしい全集です。
LPレコードで持っていましたが、後年、輸入CDでも捕獲しました。
(CDジャケットは今のものなので違いますけどね)
どの演奏も、みずみずしくて、
モーツァルトを聴く喜び、それがあふれてきます。
初期のデジタル録音ですけれど、
アナログのレコードで聴くほうが
柔らかさをともなって、より素敵に響く
そんな風に思っています(妄想かも)。
ハフナーの第1楽章より、オケがたたみかけるように進み、でも、
リズムが心地よく弾んで、左右に振り分けられたヴァイオリンの響き、
そして中央奥左より聴こえてくる低弦の響きが絡んで、心も軽くなります。
とにかく、透明感のあるオケの響きに気品も感じさせ、素敵な演奏です。
ピリオド楽器、モダン楽器でもピリオド奏法が隆盛を極める現代においても、
このオーソドックスな従来型のオーケストラで奏でられた、
このオーソドックスかつ比類なき演奏は、名演奏といっても良いでしょう。
終楽章もまた、ワクワクとしながら聴き進み、聴いていると幸せになります。
告白しますと、若い頃はハフナーやリンツ、面白いとは思いませんでした・・
このCDを買って(黒い円盤で買ったときはまだそう思いませんでしたけど)
聴いているうちに、名演奏だと思うようになりました。
リズムが気持ちよく弾んみ、弦の厚みが十分にありながらも、
オケ全体の響きはあくまでも透明感を失わない・・・ 本当に素晴らしい。
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コンドラシン、ショスタコーヴィチ/交響曲第9番
自宅のレコード棚を漁っていて発見し、持ち帰ってきたレコード
キリル・コンドラシン指揮
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
ショスタコーヴィチ
交響曲第9番
オラトリオ「ステンカラージンの処刑」
交響曲第9番の録音の記載はありませんが
1965年3月20日録音らしいです。
今は無き、数寄屋橋ハンター、そこのゴミ箱のような100円のダンボール箱
その中から見つけて持ち帰ってきたレコードです。
ジャケットを読むと
「昨1966年、ショスタコーヴィチが還暦」とあり1967年発売のようです。
先日の吹田市交響楽団の演奏会より
気になっているショスタコーヴィチの交響曲第9番ですが、
この録音、さすがにソ連配下での演奏だからでしょうね、
すべてが重々しく感じられる演奏なのですが、
しかし、コンドラシン一流の緊張感のある、即物的な表現が見事にマッチ、
これはこれで、なかなか面白く聴けました。
別の機軸としての演奏、という感じでしょうか。
色々な面を持っていることが名曲である、そんなことも感じたしだいです。
●
自宅のCDも物色してあれこれ録音してきました。
三連休明け、気分は暗いですが、それらを聴きながらの出勤としましょう。
では、いってきます。
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キリル・コンドラシン指揮
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
ショスタコーヴィチ
交響曲第9番
オラトリオ「ステンカラージンの処刑」
交響曲第9番の録音の記載はありませんが
1965年3月20日録音らしいです。
今は無き、数寄屋橋ハンター、そこのゴミ箱のような100円のダンボール箱
その中から見つけて持ち帰ってきたレコードです。
ジャケットを読むと
「昨1966年、ショスタコーヴィチが還暦」とあり1967年発売のようです。
先日の吹田市交響楽団の演奏会より
気になっているショスタコーヴィチの交響曲第9番ですが、
この録音、さすがにソ連配下での演奏だからでしょうね、
すべてが重々しく感じられる演奏なのですが、
しかし、コンドラシン一流の緊張感のある、即物的な表現が見事にマッチ、
これはこれで、なかなか面白く聴けました。
別の機軸としての演奏、という感じでしょうか。
色々な面を持っていることが名曲である、そんなことも感じたしだいです。
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自宅のCDも物色してあれこれ録音してきました。
三連休明け、気分は暗いですが、それらを聴きながらの出勤としましょう。
では、いってきます。
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