ここ数日は、品川方面の南風ではなく、上野方面からの北風になっていて、
空気がどんどんと入替っているのを肌で感じています。
さて、暑かった夏にはサンスイのアンプに火を入れるのも躊躇ってましたが、
今宵もテレビが全く面白くないので、久々に火を入れて聴いているのは・・・
バート・バカラック(Burt Bacharach)
ラジオで洋楽を聴き始めた小学生の頃、
バカラックの音楽はとても新鮮でした。
このレコードは
ディスクユニオンのクラシック中古LPコーナ
ここに紛れ込んでいたものを捕獲したものです。
キング・レコードが 1971年に8曲1,000円で出した企画ベスト盤です。
なんとなく覚えています。 当時、クラシックの1,000円盤がブームで、
その企画に乗った、スーパーのダイエーの企画盤じゃないかしら・・・
その当時のスーパーのダイエー京橋店には、オーディオ売場もあって、
自分もここでアナログ・プレーヤのカートリッジも買ったことがあります。
閑話休題、この当時耳にしたバカラックの音楽は本当に新鮮でしたね。
しかもこのレコードには、クラシック音楽を聴き始める直前に聴いていた
懐かしいバカラックの曲が彼のオーケストラによる演奏で入っています。
20曲入りの「MAX」・・というと、ピンと来る人もいると思いますが、
もちろんそれも持っていますが、この8曲はさすがに修練された内容ですよ、
だから単身赴任先にも持って来ているのですね(だって「MAX」は重い)。
音楽教育は、義務教育でしか受けてなく、ラジオ・テレビも先生でした。
当時、レイモンド・ルフェーブル、ポール・モーリア、パーシー・フェイス、
これらのポップス・オーケストラも活躍していましたけれど、
バート・バカラックのカラっとしたアメリカン・サウンドは垢抜けていて、
生意気な中学生には、とても魅力的に心に響きました。 大人の世界です。
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