2010年08月20日

サラ・ヴォーン/アフター・アワーズ(After Hours)

東京は、朝夕ちょっと過しやすくなりました。
昨夜からエアコンを止めて、窓を開け、扇風機ですごしています。
本当は、扇風機も止めたいところですけれど・・・ね。

とにかく、ようやくお盆休み明け、気だるい1週間が終わりました。

昨夜は担当しているシステムトラブルに付き合って帰宅が2時間遅れ・・
本日も、帰宅途中の車中で別システムのにサポート依頼の電話がありまして、
品川よりとって返し、川崎に向っている途中・・ もうよくなった、とのこと。
川崎駅のホームからトンボ返りで戻ってきました。 ようやくこれで週末ですわ。

テレビも面白くなく、入手したレコーダで録画した「ゲゲゲの女房」を見たあと
黒い円盤のレコード鑑賞、こう暑いとアンプに火を入れるのも、躊躇してました。

いろいろとかけたあと、やはりジャズで
サラ・ヴォーンが、ギターとベースを伴奏に
yw-7518-ro.jpg伸びやかに歌う「アフター・アワーズ」

after hours

仕事のあと、仕事を終えたミュージシャンが
クラブなどで気の向くままにリラックスし、
自分たちの楽しみのためのセッション

そんな意味ですかね。

1961年6月ニューヨーク録音、モノラル録音なのですけれど、
使っている能率の低いテクニクスのスピーカーとの相性もあるのでしょうね、
かえって落ち着きを増しているようにも感じます。

なおカートリッジは、ピカリングの V-15 microIV/AT ですね。
太い音で、ゆったりと歌っています。 今宵は、これが良い気分ですわ。
これもアナログ・オーディオの楽しみ、その一端でしょうかね・・・

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posted by fronte360 at 23:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 08〜12-POPs(洋楽)全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アントン・ナヌート、ハイドン/交響曲第44番「悲しみ

メモリプレーヤに収録された第1曲目は、ハイドンの交響曲

ナヌートさんというと、バロックからマーラー、ショスタコーヴィッチなど
守備範囲の広い指揮者ですが、このハイドンもなかなか楽しませてくれます。

これは、かつてバークシャで個人輸入した Stradibari レーベルのCDですが
1989年12月15日にポニー・キャニオンから国内盤としても出ていました。
ほとんど売れなかったと思いますが。

scd6066.jpgさて演奏ですが、

何より、第4楽章のドライブ感
これが素晴らしいですね。

それまでの落ち着いた表現から一転、
気色ばんだ表現でオケをぐいぐいと引っ張り、
まさしく疾風怒涛の表現。 オケも頑張ってます。

もちろん第1〜3楽章も弦楽四重奏の拡大版のような纏まりの良さも魅力的。
やや明るいオーボエや薄く柔らかに響くホルンも控えめで自然な呼吸で、
ともすると、退屈にも感じられることのあるハイドンの交響曲ですが、
指揮者とオケの一体感によって、最後まで楽しめます。

ハイドンを面白く聴かせることができるナヌート/リュブリャナRSO
足腰のしっかりとしたコンビである証でしょうね。

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posted by fronte360 at 05:29| Comment(2) | TrackBack(0) | 05〜10-CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする