ご近所の鶴舞団地、駅に抜ける道として、また登美ヶ丘の生協に向う道として、
また散歩などにもよく利用させてもらっています。
そして昨朝も散歩していました。
昭和30年代後半〜40年代に造成されたいわゆる公団住宅です。
棟と棟の間隔が広く、ゆったりとして日当たりがよく、
緑も多く、しかも長年の歳月を経ていて、きちんと手入れされているものの
植物そのものが自然に近づいているようで、心がなごみます。
かつてスーパーマーケットが入っていた棟が手前にあり、
その後に学習塾が入ったようですが、それもたたんで今はシャッターですね。
少子高齢化で、今は子供たちの歓声もありません。
小学校に子供を送っていったあと、
この場所でしばし休息をとってから会社へと向ったこともありました。
ここの前の道路を隔てた反対側、半分はすでに取り壊され、
遠くに新しいURの住宅が建っているのが望めますが、興味ないですね。
これから取り壊されるため、既に住人が居なくなった棟が並びます。
もとの団地に戻りましょう。
道路は低くなっているので、遠くに生駒山も望めます。
起伏があるので、高低差をうまく使っていて、画一化された団地ながら、
よく見ると、それぞれの棟の大きさも微妙に異なっていたりします。
かつては子供の歓声で溢れていたであろう広場もあちこちにあり、
向い合わせに配置された滑り台なんて、心をくすぐります。
住人の方も、せっせと花壇を拡張されていて、目を休ませてくれますが、
新しい団地では、こんなささやかな自由も許してもらえないのではないか・・
などと心配になったりもします。
花壇だけじゃなく、カラスノエンドウなどの雑草もまた愛おしくあります。
バッタ、カマキリ、カミキリムシ・・・我が子たちもここでお世話になりました。
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