秋篠寺からの帰り、今日は西大寺まで足を延ばしてみました。
大仏殿のある東大寺と対になる西の大きな寺、西大寺であります。
歴史の道をたどって近鉄の線路を渡り、南門より入って本堂を望みます。
本堂は朝8時半より開きますが、まだその時間にはちょっとが早いけれど、
すでに参拝されている方もいらしてて、ここは家族連れが多いみたいですね。
本堂の手前には東塔の礎石があります。
東塔といえば西塔もあったわけで、創建当初はなんでも東西11町、南北7町
面積にして約48ヘクタールに及ぶ広大なものだったようです。
この境内をあとにして帰路へと適当に歩みを進めると
野上緑地公園に、鋳物師池跡の碑を見つけました。
この公園は、野神池(鋳物師池)を埋め立てて造られたものだそうです。
西大寺の草創期に重要な「金銅四天王像」が鋳造された由来を示す池と言われ
鎌倉時代の絵図にも「奉鋳四天池」と記されていたとか。
緑地整備に伴った発掘調査では、奈良時代の土器と共に炉体、ふいごの羽口、
鋳物屑などを出土、鋳物工房跡と推定されています。
今はこんな感じの公園となっています。
さてこの先へと進むと、西大寺の奥院「体性院(たいしょういん)」を発見。
さすがにここまでは観光客はおりません・・・
とくに見るものはありませんしね、
なおこの脇には墓地があり、お墓掃除の方はいらっしゃいましたけど。
陽が射してきて少々汗ばんできました。
無縁仏さんに手を合わせ、また歩みを進めましょう。 よいダイエットです。
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posted by fronte360 at 12:36|
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