まず、借りたのは以下

サラ・ヴォーン/アフター・アワーズ
サラ・ヴォーン/コパカバーナ
金子晴美/アイ・ラブ・ニューヨーク
金子晴美/スペシャル・メニュー
笠井紀美子withギル・エバンス・オーケストラ/サテン・ドール
中谷美紀/私生活
プロコフィエフ交響曲全集、ワレリー・ゲルギエフ指揮ロンドン響
CDはPCに録音したので、明日以降の通勤時のお楽しみとし
黒い円盤を廻して、ちょい聴きしてましたが・・・
金子晴美さんの「スペシャル・メニュー」に釘付けになってしまいました。
金子晴美さん、日本を代表する女性シンガーですが、
彼女が、サザン・オールスターズの桑田佳祐さんの作品に挑戦したのが本作、
しかも、すべて英語による歌詞、編曲は日本を代表する故・八木正生さん。
B面1曲目、My Love So Sweet (いとしのエリー) も
ピアノ:八木正生、ドラムス:石松元、ベース:斉藤誠のトリオのもと
軽妙な金子さんの歌唱で、まったくのジャズバラードに変身していて、
そしてどの曲もまた、原曲とまったく違った、新鮮な感動を覚えます。
つべこべと変な文章を連ねるまえに、
ライナーに書かれた八木正生さんの文章を記しておくことにします。
桑田クンの音楽はとてもアメリカっぽい。そしてジャズっぽい。リズムを4ビートにすれば、まんまと、ジャズ。昔なつかしいスタンダード。というのも桑田クンの音楽はコード進行やメロディがジャズっぽいというだけじゃなくて、気持ちがジャズなんだ。(中略)でもあまりジャズとかロックとか関係なく楽しめる音楽になったと思う。やはり素材が良いと、ジャンルなんか別にして良い音楽になり易い。
あらためて桑田クンを尊敬!!