2010年03月07日

神田から、東京国立近代美術館へ

土日とも天気が良くありませんね、
でも、じっと部屋に居ても、身体(精神も含む)に良くありません。

雨も強くないので、折りたたみ傘を差し、東京国立近代美術館へ・・・
毎月第1日曜日なので、常設展示が無料観覧できる日ですしね。

いつもなら部屋から竹橋まで歩くところですが、
雨なので、山手線で神田駅まで出て、南口よりスタートです。
西口商店街を真っ直ぐに進みます。

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これは商店街を通り抜けて振り返ったところ。
昼12時ですが、日曜日、雨も降ってますので、人影はまばらです。
本郷通りに出て左折、南に進むと、神田橋ですが

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金色で、首のない像があります。 「豊展観守像」
黄金虫を擬人化して表現したもので、鍛金師・彫刻家の山下恒雄氏の作品。
千代田区の繁栄を願って置かれているものだそうです。

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そして橋のたもとには、太田圓三を顕彰する碑もありました。
関東大震災の復興のため、わずか42歳で帝都復興院土木局長に抜擢
近代都市東京の実現に取組まれたそうです。

神田橋を渡り、合同庁舎の角を右折、内堀通りに出てしばらく歩き、
平川門の手前あたりより美術館が遠望できました。 けっこう近いですね。

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小野竹喬展を観ることはできませんが(お金払えばいいんですけどね)

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ご覧のとおり所蔵作品の常設展示は無料とはいえ、
これだけを丹念に観るには体力が必要なくらいヴォリュームあります。
4階からの鑑賞開始となりますが、まずは休憩コーナー
雨に煙る大手町方面を眺めて、ひと息つきます。

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「テーマで歩こう・庭−作家の小宇宙」という小さなパンフを頂きましたので、
休憩コーナーでこの解説を読み、鑑賞しましたが・・・
頭がいっぱいになりましたね。
しかも、須田国太郎のコーナーや、「水浴考」と題された展示もあって、
25年前からだからもう10回以上、この美術館に来ているはずですが、
初めて目にした作品も多くあったように思いました。 満腹満腹。

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2階の奥にあるトイレで小用を足し、映像コーナでもしばし休憩です。
これは、古賀春江「海」が映しだされているところ。 好きな作品ですね。
古賀春江さんも好きで、久留米の石橋美術館まで観に行ったこともあります。
会社の社内旅行を途中で離脱したんですけれどね。
さて、帰りは御茶ノ水〜秋葉原コースと思って歩みを進めたものの・・
さっそく一ツ橋で気が変わり、神田警察通りより、神田駅へと戻りました。

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この道には、千代田区町名由来板なるものがあり、この神田錦町とは、
一色と名乗る旗本家がこの地に2軒あったことより二色から錦になったとか・・
休日なので、大通りとはいえ交通量も少なく、落着いて歩けますね。

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なお帰路の山手線では、やっぱり御徒町で途中下車・・・
バーボンのヘブン・ヒル(HEAVN HILL)を捕獲しちゃいましたぜ。
もらってきたパンフを見ながら、余韻を楽しむとしましょう。
posted by fronte360 at 17:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 08〜12-東京散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする