2010年01月31日

アート・ペッパーを借りてきて、今宵はジャズナイト

小一時間ほどコタツで昼寝してしまって目覚めたのが午後3時
ちょいと午後の予定が狂ってしまって、遠出する気力もないので、
ぶらぶらと歩いて小石川図書館まで行ってきました。

今日も午前4時起きでして・・・別に起きたくはなかったのですけどね
このところの早朝覚醒で、身体は少々疲れ気味でもあります。
仕事も精神衛生上良くない係わり方をしている件もあり
あまり調子そのものは良くなかったりもします。
休みの日はゆっくりと過しましょう。

さて、今年初めて伺った小石川図書館
今でもアナログのレコードの貸し出しをしてくれるのが嬉しいので
レコード3枚とCD4枚を捕獲
さっそく生のウィスキー、ちびちびとやりながらレコードを聴いてます。

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アート・ペッパー・コレクション
アート・ペッパー・カルテット
アート・ペッパーズ・ムーチョ・カラー

レコードはいずれもアルト奏者アート・ペッパーによる1950年代録音。
ウェストコーストらしく明るく伸びやかなブルース・フィーリング
心地よくブロウしていて、軽やかな気持ちになって癒されます。

CDはクラシック、ロック、JPOPと雑食。
ストラヴィンスキー/春の祭典、スクリャービン/交響曲第4番「法悦の詩」
 ゲルギエフ指揮キーロフ歌劇場管弦楽団
シューマン/交響曲第4番、ドヴォルザーク/交響曲第8番
 カラヤン指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1985,7年録音)
イエス/海洋地形学の物語(Tales from Topographic Oceans)
倉木麻衣/Wish You The Best

図書館さまさまであります。
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モンドンヴィル/詩篇第149番「主に向って新しき歌を歌え」

ジャン=ジョセフ・カッサネア・ド・モンドンヴィル
(Jean-Joseph Cassanea de Mondonville 1711-1772)
ヴェルサイユ宮殿の音楽上の総帥ドラランドと
人気を二分した宗教音楽の作曲家。

エラート・バロック宗教音楽名盤選のレコードを聴いています。
バロック宗教音楽に少々興味をお持ちの方ならば
ドラランド、カンプラなど、けっこう有名人だったりするのですけれどね、
このモンドンヴィルについては、ほぼ無名でしょう。
当方もこのレコードを買ったので知っている・・・ そんな感じです。

rel1529.jpgモンドンヴィルの宗教曲は
コンセール・スピリチュエル(演奏会)で
27年間に39曲、510回の演奏記録があって
ドラランドの
45年間に31曲、421回と双璧を成しています。

コンセール・スピリチュエルとは、
宗教音楽との意味ですが、
宗教上の休日に、年に32回催された演奏会のことで、
フランス革命の翌年(1790年)まで、1280回も開催されたとのこと。
市民に音楽が提供される場であったようで、
ハイドンやモーツァルトの作品も演奏されたようです。

そんなレコードの解説を読みながら、今日は、魂の安息日です。
テレビを消し、早朝より、宗教曲を聴いてます。

ルイ・マルティーニ指揮パイヤール管弦楽団、フランス青少年合唱団ほか

清楚で洗練された華やかさがあっていかにもフランス的(意味不明ですが)
とにかく美しい演奏です。 安息日の朝によく似合っております。
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2010年01月30日

藤真利子、「アブラカダブラ」(1983年)

女優の藤真利子(微美杏里)さんの3枚目のアルバム

ムーンライダースを従え「MARIKOのミラクル・ラブコール"恋の呪文"
レコードの帯にそのように書かれています。

このアルバムとの出会いで、藤真利子さんの歌の魅力にとりつかれたわけで
とても懐かしいアルバムです。

当時、細野晴臣が好きで、彼が参加しているアルバムを探しては買っていて
これもそんな1枚です。
以下は「アブラカタブラ」のジャケットにあった写真たちです。

cl13-a.jpg作詞は全て微美杏里(藤真利子)
作曲は、細野晴臣、松尾一彦、鈴木慶一、
 坂本龍一、沢田研二、S.Gainsbourge
編曲は、ムーンライダースの白井良明

演奏も、ムーンライダースで、
オーボエやハープなども交えて、
凝ったバンド・サウンドを展開
いい感じです。

cl13-b.jpg藤真利子さん、
甘い声質で怪しく歌って
見事に演奏ともマッチング・・・
ちょいと先鋭的な感じで
心をくすぐります。

女優の藤真利子さんというと
当時はメインではなくサブで・・・

しかもNHKのドラマなどで
cl13-c.jpgちょっと陰があったり
貧しい農家の娘だったもした
そんなイメージなのですが、
歌の世界ではちょいと先を行ってる
そんな感じですね。

時代が追いついてこなかった・・・
そうなのかもしれませんが、
凝ってながらも、
聴きやすくもあって、
cl13-d.jpgいいアルバムなんですけどね。

なお、ご存知と思いますが
藤真利子さんのお父さまは
作家の藤原審爾さん

聖心女子大学文学部歴史社会学科卒
才媛であります。



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今日は検定試験でした

朝10時半から神保町にて検定試験を受けてきました。

結果はどうであれ1時間弱ですべて完答(マークシートですから)
早々に会場を後に、いい天気のもと、歩いて部屋まで戻ってきました。

神保町より白山通りで水道橋、東京ドームを回り込んで小石川、
初めて来ました、北野神社・牛天神です。

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天神というからには、菅原道真が奉られています。

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源頼朝がこの石に腰かけて眠っていたら、
夢に菅原道真が現れ、2つの良いことが起きる、と告げられたとか。
頼家が生まれ、平家を西に追いやることができたので、
ここに北野神社を造ったのだそうです。
石をよく見たら、牛に似ていたので、牛石と呼ばれています。

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梅の花がほころんで、2月1日からの梅まつりを先取りした感じかな。

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なお境内には歌人・中島歌子の歌碑があります。
樋口一葉も内弟子になって住み込んだ歌塾「萩の舎」の主催者ですね。

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湯島天神とは違って人も少なく、
また境内も小さく、こじんまりとしたいいところですね。
やっと来れました。

さてここから安藤坂を登って伝通院(門前が工事中みたいですね)
ここを右に折れると、幸田露伴の家があって、その隣にあるのが
沢蔵司稲荷(たくぞうすいなり)

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社殿にはお正月の注連縄がまだ掲げられてますね。

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伊勢地方では、民家でも1年中注連縄を飾ってありますけど、
ここもそうかな・・・ この前来たときには無かったように思ったけど

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かつて伝通院に沢蔵司という修行僧がいて、
わずか3年で浄土宗の奥義を極めたのだそうですが、
実は千代田城内の稲荷大明神が浄土宗の勉強したくて化けていたのだとか。
いつもながら、ここのキツネさんはシュールでカッコ良いですな。

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沢蔵司稲荷の隣、崩れかけた小さな祠が3つに狛犬がいる敷地がありますが
これはいったに何なのでしょうね。 不思議な空間です。

さて、善通寺坂を下り、白山通りをまた渡ると樋口一葉の終焉の地
旧丸山福山町、紳士服のコナカの隣に記念碑がありますね。
今は西片という地名に統一されていますが、ここから新坂を登って
昔からの西片に入ります。
新坂の上あたりに夏目漱石や魯迅など文人・学者が多く住んでました。

本郷通りに出て、東京大学の正門より構内に入ります。
安田講堂前には大勢の人がいたので、食堂はパスして帰路を急ぎました。

本郷キャンパスから弥生キャンパスには構内の陸橋で言問通りを渡ります。
この手前、工学部の裏手にある実験棟ですが

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屋上にあるこの巨大な施設にいつも首をかしげてます。

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反対側もこんな感じ。 ロケットの燃焼実験でもやるのかしらね・・・
実物で見ると、けっこう圧倒される雰囲気があるんですよ。

さて農学部から地震研究所、
そしていつもなら根津神社などにも寄るのですが、
ずんずんとまっすぐ歩いて向丘、そして千駄木へと進んで一気に帰宅。

試験終了後、約1時間20分、いい気分転換にもなりました。
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2010年01月28日

今日は出張でした

都内在住のため、自宅からの出張となり楽ちんさせていただきました。

川崎オフィスに出勤し、トンボ帰りで出張に出ることも可能ですが、
通勤ラッシュの電車に乗り、都内に戻ることは遠慮したいですものね。

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今朝の出張先はココ
もっとも訪問先のオフィスは、この写真の右枠外にあるのですけれど
所用が予定外に早々に終わったので、少々見学です。

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これは、戦艦「陸奥」の主砲
吉村昭さんの小説「陸奥爆沈」を読まれた方には、おおっ、というもの。

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そしてこれが、南極観測船「宗谷」、けっこう小さいですね。
海上保安庁の方が来られてて、訓練?、をされていたようです。

そして、とても懐かしいこの船に向かいました。
貨車を積むためのレールが3本付いている、そうこれは連絡船ですね。

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かつては別館で入場券を持っていないと見られなかったようですが、
今は入場無料で内部を見学できます。
中でも、昭和30年代の青森駅の様子を体感できる「青函ワールド」
これは見事ですねぇ。

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個人的には昭和50年代の経験なのですけれど、一気にタイムスリップ。

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驚いたのはこの客車、スハフ44 25

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この車内、ほんと懐かしい。 夜行列車「からまつ」もこの形式でした。

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そして、ディーゼルカーは、DE10 30(寒冷地仕様)
「からまつ」は寒冷地仕様のDD51が牽引していたのではないかな?

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懐かしいといえばこのマーク
船内で見た最終航海の映像では、当然のことながらJRマークでしたが
やはりこの船には、このJNRマークが似合います。

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そして学生時代、後甲板にあるこのマークの前で撮った写真もあって、
この船に乗って、学生時代にもどった気分になりました。

反動で、船外に出ると、さぁ面白くない会社に戻るか・・・
とつぶやいていたことを白状します。

なお午後も出張に出まして(会社面白くないから)
1年ちょっとぶりにお会いする某商社の若い営業さんとの情報交換
これでリフレッシュ! そしてその気分のまま部屋に戻りました。
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2010年01月25日

土佐鶴・新酒を捕獲して帰りました

今年も始まったばかり・・ と思いつつも、今週で1月が終わります。

そして、今日は1月の給料日じゃないですか、
定時になって、とっとと退社して、御徒町の吉池で土佐鶴を捕獲しました。

100125_02.jpg100125_01.jpg懐かしいですね〜

3年前の今ごろ、
高知でのお仕事があり

地元のスーパー
ACE ONE にてこれを捕獲

このブログの過去ログにも
写真があるはずですが、
楽しみに持って帰ってました。

1,828円、吉池で買うより
200円以上安かったと思いますが
この時期だけの「限定品」
捕獲しなくてはなりません。

味は、辛口の「土佐鶴」ですが、新酒のまろやかな酵母の味わいが美味しい。

辛口と一口に言うけれど・・・
乳酸菌を加えて酸っぱくなったのを辛口というようなのは御免です。

さすが「日本國土佐」の看板には間違いがありません。
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2010年01月24日

ウェルディケ、J.S.バッハ/マタイ受難曲(抜粋)

夕方より色々とレコードをとっかえひっかえ聴いていますが、
今の気分にしっくりきたのは・・

srv128sd.jpgモーゲンス・ウェルディケ指揮
ウィーン国立歌劇場管弦楽団による
J.S.バッハのマタイ受難曲(抜粋)

2005年に御茶ノ水ディスクユニオンにて
400円で捕獲した米国VANGUARDの輸入盤
VANGURD STEREOPHOINC DEMONSTRATION RECORD
ステレオ初期盤(1955年以降)でしょう。

モーゲンス・ウェルディケは、1897年デンマーク・コペンハーゲン生れ。
カール・ニールセンに学び、オルガン奏者としてスタートしたそうです。

この演奏もまた新古典というのでしょうか、意外とすっきりと纏めて、
スピード感も感じられて、気に入っていたりします。
ハイドンの名演奏家として往年のクラシックファンの方は覚えあるかしら。

この演奏は、国内盤キングより出ていた「バロック名曲1000」シリーズ、
なんとヘンデルのオラトリオ「救世主」とのカプリングされたB面より
お馴染みの演奏だったりします。

ソプラノはシュティヒ=ランダル、テノールはクメント、バスはベリー、
そしてオブリガートのヴァイオリンはウィリー・ボスコスフキー
オルガンはアントン・ハイラー、往年の名手が揃っていますね。

でも、個人的にはバッハの受難曲は、ヨハネ受難曲が好きだったりします。
今度、リヒターの抜粋版のLPを持ってきたくなりました。
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ご近所散歩、向陵稲荷、富士見坂、養福寺

昨夜もまたコタツで野垂れ死んでました。
今朝は3時半に蘇生、今夜こそは布団で寝たいねぇ。

7時すぎ、部屋でごろごろしてても仕方ないし
澄んだ朝の空気も吸いたいので、ご近所散歩に出ました。
運動靴を新調したので、まだ長い距離を歩くには少々硬いのと、
疲れないようにとセーブする気持ちもありますし・・

天気が良いので、富士山を見に歩き始めますが
今日は向陵坂を登って向陵稲荷社経由としました。

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戦災で一面焼け野原となったなか、ここだけ焼け残ったそうです。
霊験あらたかなのでしょう。

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お馴染みの富士見坂、きょうも富士山が望めましたよ。
そして足元にも富士山がありました。

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諏訪台通りを日暮里方面に向って歩きますと、左側に

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仁王門のある養福寺があります。
江戸時代の談林派の句碑など文人と縁の深いお寺のようで、
畸人(奇人で収まらない)山崎北華が自ら立てた「自堕落先生の墓」
なんてのもありますが・・・

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これは六地蔵、左右に観音様を配しているのが面白いですね。

このあと谷中ぎんざを抜け、不忍通りを越えたりしましたけど、
所要時間約40分、軽い散歩でしたね。
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2010年01月23日

上野・国立西洋美術館は無料公開中

上野の国立西洋美術館、いま常設展示が無料公開中です。

西洋美術館を世界遺産に登録申請をするとか、
調査が入るために本館は閉館となっていますけれど、
昨夏に再オープンされた新館に、バルビゾンや印象派の作品を持ってきて
常設展として、2月14日まで、なんと無料公開となっているのですね。

いつものチケット売場は閉まってますが、
入り口を入ってカウンターで請求すると常設展のチケットを下さいます。

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企画展へ降りる階段付近より、庭にある地獄門あたりを撮りました。
ここを左に曲がってみると、こんな感じ。

100123_03.jpg

通常は常設展の出口、レストラン「すいれん」のある辺りに入口があります。

いつもながら、質量ともに圧倒されるのですが、
展示換えのため、ここ1年、お目にかかれなかった作品も数点ありました。
これらを中心に、最近お気に入りのハンマースホイの作品、鑑賞してきました。
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カニ・コンブ・シャケ、そして甘酒

検定試験の勉強をしていたらお腹が空いたので・・・
冷蔵庫より、昨年末に買っておいた酒粕を使って甘酒を作りました。

甘酒造り、酒粕を水で溶きつつ温め、お砂糖を加えると出来上がりです。
簡単なんで、残ってた酒粕すべて使い、手鍋に沢山作ってしまいしたよ。
部屋中、酒粕の甘い香りで満ちています(幸せ)。

板状の酒粕を溶くのがちょいと手間取りますが、ただ溶くだけなんですがね、
金網を使ったり、軽く頭を使い、うまく溶かそうと毎回試みてます。

ところで我が部屋には白糖はなく、沖縄の黒糖しかありません。
それを加えたので、少し褐色になりましたけど、かえって暖っかそうです。

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そして注いだコップは、先日の帰省時に買った北海道・根室の地酒「北の勝
このワンカップには・・・ コンブ、カニにシャケがプリントされてます。

この写真では分かりませんが、カニ2種類あって、花咲カニと毛カニかな?
このコップ、ちょっとお気に入りだったりします。

さて、これまでの「雪中梅」の酒粕がなくなったので、
今度も吉池で「酔星」(近藤酒造、新潟県五泉市)のを買ってきました。
つまみ食いしてますが、なかなか辛口じゃないでしょうか・・・
安かったけど(500g, 200円)なかなか美味しいですよ。
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プロハスカ、バッハ/カンタータ「目覚めよと呼ぶ声あり」

昨夜、いけない・・・と思いつつ、部屋のコタツで野垂れ死んでました。
朝4時、なんとか蘇生し、熱いシャワーを浴びて復活です。

バナナの朝食のあと、熱いコーヒーもいただいて朝の音楽。

フェリックス・プロハスカ指揮gt1151.jpg
ウィーン国立歌劇場管弦楽団

J.S.バッハ/カンタータ第140番
「目覚めよと呼ぶ声あり」

1950年代の古い録音ですが
古色蒼然とした大時代的な演奏ではなく、
すっきりと纏められた新古典的なのでしょうか。
現代風のスマートさは感じませんが、丁寧に練り上げた感じを受けますね。

さて徐々に空も明るくなってきました。
来週に迫った検定試験の勉強もそろそろ再開しないと・・・
こちらも「目覚めよ」ですね。
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2010年01月22日

モーツァルト/ピアノ、クラリネット、ヴィオラのための三重奏曲

今日は昼から町田出張でそのまま帰宅しましたが
町田(しかも田舎の町田)から田端までは遠いですね、疲れました。
でも、これで一週間がようやく終わりました。

帰省、そして新大阪オフィス勤務で川崎オフィスを1日空けるとなると
それなりに仕事も溜まるし、移動疲れも重なって(昔は大丈夫でしたけど)
けっこうしんどくなるものです。 でも一週間が終わりましたよ。

いつもなら、気持ちを鼓舞するための音楽を聴いていますが・・
今宵はリラックス。
黒の角瓶(ウィスキー)、これを生のままで頂きつつ、音楽はクラシック。
しかも室内楽ですよね。
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エラート1000シリーズのレコード
渋谷BEAM店からの100円での救出品ですが
これが、また素晴らしい。

モーツァルトが
シュタットラーのために書いた三重奏曲。

通常はヴァイオリンのところがクラリネット、チェロのところがヴィオラです。

クラリネットがランスロ、ピアノはラクロワ、ヴィオラがルキアン
このレコードがリリースされた1971年当時いずれも名を成されていた方々です。

特に第1楽章が華やかさを持ちつつ穏やかで・・・
これは全曲にも言えますけれど、演奏も余裕を感じさせつつも踏込みが良くて
耳馴染みのない曲ながらも、何度も聴きたくなり、次第に惹き込まれています。

クラシック音楽は広く、そして深いものですね、
しかも、気軽に楽しめるものなんですけどね、先入観を払拭すれば・・ね。

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2010年01月20日

藤真利子、「ガラスの植物園」(1984年)

女優の藤真利子さん、1980年代の初頭に歌っていました。
今回の帰省で、彼女がテイチク・コンチネンタルレコードに吹き込んだ
全4枚のアルバムを持ってきました。

当時、微美杏里というネーム、ビビアン・リーのもじりですね、
仲の良い松任谷由実さんは呉田軽穂のネーム、グレタ・ガルボですよ、
そんなネームで、作詞もされていました。

cl28.jpgこのアルバムは 1984年
コンチネンタルレコードへの最後のアルバムで、
多分、彼女の最後のアルバムですが、
ヨーロピアン・テイストに満たされた
誘惑的な魅力を秘めた作品集です。

モノローグっぽく、やや平板に喋るよう・・
そんな風に歌っているのが、またとても魅力的。

松任谷正隆がサウンド・プロデュース
当時流行のテクノ調ながらも、奥行きと深さを感じさせるアレンジ、
バンド・ミュージックとしても聴き応えがあります。

刺激的な「狂躁曲」「アブラカダブラ」もいいですが
この「ガラスの植物園」は、ちょっと抑えた今の気分にぴったりです。

藤真利子さん、コンチネンタルレコードに吹き込んだこれら4枚のアルバム
いずれも、女優さんの片手間仕事どころか、
日本のポップシーンをリードしていた凄いアルバムと思ってます。
ただし、ほとんど売れかなかったようですけれど・・・

ああ、藤真利子さん、また歌って欲しいですね。
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2010年01月18日

戻ってきました。 そして今宵は、松原みきさん

今朝は新大阪のオフィスに出社
普通、首都圏の通勤地獄が当り前なんですけれど、
奈良の自宅から新大阪オフィスに出社するほうが、実は疲れるんです。
どれだけ今が良い環境にいるのかが分かりますね。

先週末のトラブル対応は一応のカタが付いてましたが(恒久対策はこれから)
急きょ別の作業案件浮上、担当者は対策は後回しで大忙しとなりました。
それだけ期待もされているということと理解しましょう。

日報を出し、職場を辞し、そして新幹線の人となりました。
いつもながら和風、煮物などが入っている軽いお弁当と、お馴染みの賀茂鶴。

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実はこの前に、喉を潤すためにビールまがいを飲んだことを白状します。
そして新幹線では、ここ数年、簡易スリッパに履き替えるのを常としてます。

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完全なリラックス・タイムですけれど・・・
年々、新幹線による移動疲れが身体に堪えるような気もしてます。
とにかく、部屋に戻ってきました。
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そして今、ホット・ウィスキーを頂きながら
持ってきたレコードを鑑賞中。

松原みきさん 「BLUE EYES」
1984年、彼女の8枚目のアルバム。

1977年、上京してジャズ・パブに飛び入り出演
ピアニストの世良譲さんに絶賛された、そんな逸話を持つ彼女らしく
「Love for sale」「Misty」「You'd be so nice to come home to」「Wave」
「Love letters」「Cheek to cheek」「You've got a friend」「Tea for two」
「When you wish upon a star」
洋楽ポップスをジャズ・アレンジでしっとりと歌ってます。 至福の時間。
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2010年01月16日

松伯美術館・収蔵作品展II「白の魅力」に行ってきました

友の会の会員になっている松柏美術館に行ってきました。
今月末で会員の期限が切れますしね。
美術館は、我が家からてくてくと歩いた大渕池の向こうにあります。

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少々寒かったのが、わかりますよね。 で、近づくとこんな感じ。

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そしてこれが入口ですね。

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今回は、上村松園さんの息子・上村松篁さんの収蔵品展
〜白の画家と呼ばれた松篁作品をたどる〜 と題されいる展覧会でした。

静謐で落ち着きがあって、
生意気ですが、画力という点では松園さんには及ばないと思いますけれど、
花鳥画、とくに鳥が心底好きなんだなぁ、というのが判りましたね。
いい展覧会でした。

zu1701.jpgなお友の会の特典として
図録をひとついただけるのですが、
その引き換え券が残っていたので
残念ながら行けなかった昨年秋の展覧会
「上村松園・松篁・淳之展」
〜三度の壁を乗り越えて〜
その図録を頂きました。

また落着いたら友の会の会員になりたいな。
最後に2階の展示室より入口のてっぺんを見た写真を貼っておきましょう。

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2010年01月15日

お昼の新幹線での開放感

久々にお昼に新幹線に乗っての帰省

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富士山を見て、昼からいただいておりました。

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角ハイボールとともにあるのは・・・
根室の地酒「北の勝」、初めてですがなかなか良いですね。
袋に入っているのは「鮭とば」

ともに東京駅前の北海道アンテナショップFOODISTにて捕獲したもの。
新幹線に乗る前によく立ち寄るところです。
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田端八幡神社、田端冨士、赤紙仁王尊

長女からの依頼のために外出しましたが、
出たついでに、久しぶりに田端八幡神社にお参りしてきました。

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田端村の鎮守さまで、源頼朝が奥州征伐を終えて凱旋するとき
鶴岡八幡宮を勧請して創建されたものとされています。

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境内には、富士山の溶岩の上に祭られた浅間神社、田端冨士ですね。
神社のお隣は、神仏分離された東覚寺

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赤い紙が貼られた仁王さん
赤紙(魔悪を焼除する火の色)を自分の患部と同じ箇所に貼って病気身代わり、
身心安穏を願って真っ赤かになってます。

昨年本堂などの改修中は、可哀想にブルーシートで包まれてましたが、
改修の終わったあと、昨年9月に撮った写真ではこんな感じでした。

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寛永18年、1642年よりずっと屋外に立っておられるそうです。
田端村、なかなか面白いところですよ。
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パウル・ファン・ケンペン、ベートーヴェン/交響曲第8番

今日は有給休暇
昨日のトラブル対応も、今朝電話したら担当者が出勤したとのこと
後処理は来週やらなきゃならんでしょうが、まずは一安心。

長女からの案件でそろそろ外出しないといけませんが
ステレオに火を入れて音楽鑑賞。

fcm37.jpgオランダの名指揮者
パウル・ファン・ケンペンによる
ベートーヴェン/交響曲第8番
オーケストラはベルリン・フィル

1953年録音によるモノラルながら
ケンペンらしく、スケールが大きくて
構成力のしっかりとした演奏です。

残響豊かで響きのバランスもよく、モノラルであることのデメリットは感じません。

パウル・ファン・ケンペン、1839年にオランダのズーテルヴァウデ生まれ
コンセルトヘボウのコンサートマスターより、33歳のとき、指揮者デビュー。
大戦中のナチスドイツへの協力で、戦後陽の目をみない時期がありましたが
フィリップスなどに残されている録音はいずれも素晴らしいものです。

現代の研究によってスマートでスタイリッシュなベートーヴェンも良いですが、
かつて正統的と呼ばれたこのような演奏もまた時代を超えて欲しいものです。

正直年寄りになったせいか、このようなのが落着いて聴いていられたりします。
posted by fronte360 at 10:35| Comment(7) | TrackBack(0) | 06〜10-LP/LD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月14日

終わったけれど、まだまだ続く? そして今宵も秋本奈緒美さん

昨日の「ふりかえり会」と、月次の報告会で
年明けからの一連の騒動が昨日で終わる予定だったのですが・・・

昨日よりくすぶっていた案件に飛び火、したかはどうか分かりませんが、
今日はこの問題が浮上しました。
明日は有給休暇を頂く予定でもあり、休んでしまった担当者の自宅に電話、
状況確認しました。 とにかく、明日の出社を待ちましょう。

やはりこんな時、他案件も降ってくるものでして・・・
今日は、高知の大学の図書館よりお問い合わせのメールを頂きました。
追加の仕事ではありませんが、電話を差し上げ、対応させて頂きましたよ。
あ〜 こんなんじゃなく、高知に行きたいな。

残業するつもりは皆無でしたが、19時に会社を退散したら・・・
今度は駅で携帯電話が鳴り、親会社の営業さんから電話でした。
追いかけられてますね。 しっかし、これも仕事です。

そんなこんな、疲れ果てて部屋に戻りましたけれど、明日は有給休暇。
今宵の帰省は諦めたので、忙しかったぶん、ゆるりと過すことにしましょう。
もっとも昨夜、長女より電話があり、明日調達すべきものを言付かり
それを調達してからの帰省になりましたしね。

さて、テレビも面白くないのでステレオに火を入れ、色々と聴きました。
でも今宵、元気をもらったのは・・・
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秋本奈緒美さんの「ACT 13」

1984年6月22日中野サンプラザ ライヴ録音。
ベスト・アルバムといっても良いでしょう。

Keybords、Drams、Bass、Guitar、Sax の
シンプルな編成を従えたノリの良い歌と、
オリジナル・アルバムではテクノ調の曲も
バンドを従えたこのアルバムの編曲がノリ良く、好き!

飲み物も日本酒から始まりましたが、今はウィスキーになりました。
明日はまた新しい1日の始まりですしね。

I wanna
Go back to the begining
飾り気のない心で
熱い言葉交わしたいの
I wanna go back to the begining
あきらめずにもう一度
失くした Something 見つけたいの

<BEGINNING>

posted by fronte360 at 23:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 05〜10-JPOP音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月12日

今宵は日本酒ナイト

コンサート帰り
紀尾井町より赤坂見附より丸の内線で東京駅へ。
ここから16分で田端は近いのですが、乗り継ぎなど結局22時前に到着。

かつては平日の演奏会もへっちゃらでしたけど
今はもっと早く終わって欲しい、それがよく判ります。 軟弱ですね・・

さて今宵は時間も遅いし、適当に用意できるものを揃え、飲んでいます。

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めざし、納豆+沖縄もずく、自家製大根葉の一夜漬けですよ。
魚好き、豆好き、野菜好きがよく出ていますね!
posted by fronte360 at 23:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 10-全般(その他諸々) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする