お昼前に辞去してお昼すぎより本拠地・川崎に戻りました。
そして今日も、定時になったのでとっとと退散
7時前に帰宅して、またもやステレオのアンプに火を入れてくつろいでます。

アメリカ人ピアニストによる
リストのピアノ協奏曲集。
これが実に素晴らしい演奏で
ジャニスの無双のテクニック、
オケの馬力も凄くて目がくらみそう。
レコードこそ1972年に発売された廉価盤
日本フォノグラムの第2期グロリア・シリーズの統一ジャケットですが
マーキュリーの優秀録音 LIVING PRESENCE によるものです。
CDで持ってますが、御茶ノ水ディスクユニオンの3枚300円のコーナ
そこに、このレコードもあったので持ち帰ったものです。
この演奏については、長いですが「ゆらこめ」を引用させてください。
リストの協奏曲がこれまた、凄いんですよ。
こんなにカッコいいリストっていうのは、
そうそうお耳にかかれるもんじゃないと、私は思います。
リストの音楽については、精神性が希薄、
といった批評をするひともいるようですが、
ジャニスの弾きっぷりというのは
「精神性なんて辛気くさい! 技巧だけでバリバリに決めてやる!」
と、ハナからもう割り切っているふうです。
ところが、結局そうやってきた頑固なまでの技巧信奉が、
緊迫した雰囲気を生んで、
これが反語的な意味での「精神性」を型づくっているようなところがある。
このアイロニカルな気分が、なんともたまらんのです。
ジャニスの味ですね。
ほんと、そうなんですよね。
ゆらむぼさん、自分よりも若く逝かれてもう3回忌ですか・・・
しかし、音楽は永遠ですね。
■日本フォノグラム FG-69
リスト/ピアノ協奏曲第1番 バイロン・ジャスニ(p)
コンドラシン指揮モスクワ・フィル
リスト/ピアノ協奏曲第2番 バイロン・ジャスニ(p)
ロジェストヴェンスキー指揮モスクワ放送交響楽団