いつもどおりといえばそれまでですが。
朝からシーツの洗濯やら、セーターを出しての冬支度、
そして、のびのびにしていた演奏会感想文もなんとか書きましたしね、
明日からの仕事のワイシャツにもアイロン掛けもやったし・・・
これでこころおきなく散歩に出られます。
ということで11時に出発。 今日の目的地は、文京ふるさと歴史館。
ちょいと遠回りになりますけど、天気も良いので、谷中よみせ通りへ。
ここを通り抜け、さらにそのまま南下しますと、へび道。
細い道路がくねくねと曲りくねっているのは谷田川(藍染川)だったから。
そして、ちょいと道幅が広くなって見通しが良くなって右折すると、
不忍通りの根津神社前の交差点へと出ました。
S坂を登り、東大地震研究所から東大の敷地に入るのはいつものコース。
安田講堂前に着いたのが11時半。 ちょいとお腹すいたみたい・・・
地下の中央食堂に行こうかと迷いましたけど、ダイエット中なのでパス。
赤門から東大を出て、本郷通りを南下して、菊坂通りもいつもの道ですが、
菊坂下道に入らず、左折して本妙寺坂を上ってみることにしました。

これが登ってから菊坂通りを振り返ったところ。
ちょっと歩いて右側を見ると、おや、路地がありますね、入ってみました。

正面に見える大きなビルが文京区役所シビックセンターですけれど
路地を抜けたところにある4階建ての建物が、文京ふるさと歴史館でした。

これは歴史館の前から、ここに来るとき、いつも利用する炭団坂方面、
いい天気ですね。 歩いていても爽やかでした。
今年の企画展「実録!”漫画少年”誌−昭和の名編集者・加藤謙一伝−」
通常なら300円の入館料が、文化の日の今日はタダになるんですよね。
これは利用しないテはありません。
地下の企画展示室、そんなに広い所ではないのですが、
いつもながら、気合の入った展示物とパネルがあって、
真剣に読んでいたら、あっという間に1時間が経過してしまいましたねぇ。
2階と1階の常設展示、いつも見てますけど(いつもは入場料100円です)
これらもしっかりと見て出てきたら1時半じゃないですか。
さて、次はどこに行くか・・・春日通りに出て、思案。
東大の中央食堂は2時まで、行ってみるか、との誘惑もありましたけど、
東大には戻らず、かねやすの前をそのまま切通坂へと向って湯島天満宮へ。
この道ももう何度歩いたことでしょうねぇ。
かつて若き日の石川啄木、逆に深夜この切通坂を登って帰ったそうです。
だから何だってことありませんが・・・
やはり予想通り湯島天満宮では、
文京花の五大祭の最後を飾る菊祭りが開催されていましたよ。

個人的には菊の花には良い思い出はなかったのですけれど・・・
ゆっくりと境内を回って菊の花を愛でるのもいいものでしたね。

黄色で尖がっているのが江戸黄八丈という品種だそうです。 面白いなぁ。
やはりお腹も空いてきたし(今日はこればっかりやな)帰るとしましょう。
ここから帰るなら御徒町・・・
そうそう、いつも通勤電車の中から見ている吉池、探検してみたくなりました。
特に2階のお酒売場。

大お酒売場、250坪 4,000アイテム、これが気になってたんですが、
ほんとここは素晴らしいところでした。
何より、日本酒のワンカップが見事なまでの品揃えでして、嬉しくなりました。
特に、司牡丹のほろよいカップ、これが懐かしかったなぁ〜
高知出張時、地元スーパーのエースワン(ACE ONE)でよく買ってきて
ホテルの部屋で土佐鶴とともに毎晩飲んでましたからね。
ということで、このワンカップも懐かしかったけど、やはり一升瓶でしょ。
金鳳・司牡丹捕獲しちゃいました。 1,887円。
高知出張時には、同じ金鳳の紙パック(1.8ℓ)がエースワンにあって
よく自分用の土産として買って帰ったものでした。
高知のお酒というと土佐鶴が有名で、これも辛口で美味しいのですけれど
個人的には司牡丹のやわらかで華やかな味わいが好きなんですね。

さっそく、萩むらさきの預け徳利とぐい飲みを使って頂くとしましょう。
先日買った愛媛のでびらかれい、秋田のわさび漬けもありますしね。
そうだ、冷蔵庫の隅に、わかやま喜集館で買ったうるめも残っていたはず。
文化の日、各地の名産を頂いて、食欲の秋といたしましょう。
ではでは、これから廃人になります・・・