今日は朝から町田オフィスに出勤
お昼前に辞去してお昼すぎより本拠地・川崎に戻りました。
そして今日も、定時になったのでとっとと退散
7時前に帰宅して、またもやステレオのアンプに火を入れてくつろいでます。
今日はバイロン・ジャニスという
アメリカ人ピアニストによる
リストのピアノ協奏曲集。
これが実に素晴らしい演奏で
ジャニスの無双のテクニック、
オケの馬力も凄くて目がくらみそう。
レコードこそ1972年に発売された廉価盤
日本フォノグラムの第2期グロリア・シリーズの統一ジャケットですが
マーキュリーの優秀録音 LIVING PRESENCE によるものです。
CDで持ってますが、御茶ノ水ディスクユニオンの3枚300円のコーナ
そこに、このレコードもあったので持ち帰ったものです。
この演奏については、長いですが「ゆらこめ」を引用させてください。
リストの協奏曲がこれまた、凄いんですよ。
こんなにカッコいいリストっていうのは、
そうそうお耳にかかれるもんじゃないと、私は思います。
リストの音楽については、精神性が希薄、
といった批評をするひともいるようですが、
ジャニスの弾きっぷりというのは
「精神性なんて辛気くさい! 技巧だけでバリバリに決めてやる!」
と、ハナからもう割り切っているふうです。
ところが、結局そうやってきた頑固なまでの技巧信奉が、
緊迫した雰囲気を生んで、
これが反語的な意味での「精神性」を型づくっているようなところがある。
このアイロニカルな気分が、なんともたまらんのです。
ジャニスの味ですね。
ほんと、そうなんですよね。
ゆらむぼさん、自分よりも若く逝かれてもう3回忌ですか・・・
しかし、音楽は永遠ですね。
■日本フォノグラム FG-69
リスト/ピアノ協奏曲第1番 バイロン・ジャスニ(p)
コンドラシン指揮モスクワ・フィル
リスト/ピアノ協奏曲第2番 バイロン・ジャスニ(p)
ロジェストヴェンスキー指揮モスクワ放送交響楽団
2009年11月19日
2009年11月18日
カラヤン、バルトーク/弦楽器・打楽器とチェレスタのための音楽
今日は出張先の大宮より直帰したので6時過ぎに戻ってきました。
お昼ご飯をしこたま食べたので・・・夕食は湯豆腐と熱燗でおしまい。
あとはチビチビと飲んでいて、廃人化しております。
いつもながらテレビが面白くないので、
7時過ぎより、ステレオ・アンプに火を入れて音楽鑑賞ですが、
あれこれと、つまみ聴きして、結局のところ・・・
カラヤン指揮ベルリンフィルによる
バルトークの弦チェレこと
弦楽器・打楽器とチェレスタのための音楽
これに落着きました。
このレコード、日本コロムビアの国内初期盤ですが
演奏もさることながら、とても音質が良くて、
ワクワクさせられながら聴いていました。
バルトークの弦楽器・打楽器とチェレスタのための音楽は、
フリッツ・ライナー指揮シカゴ交響楽団による、筋肉というか、
余計な脂肪分を削ぎ落としたような演奏に洗脳されてました。
でも、このカラヤン盤、集中力の高さもさることながら、
オケがグラマラスな響き、妖艶な感じもさせて、素晴らしいですね。
排除するようなライナーの音楽ではなく、巻き込まれてしまう・・・
そんな感じがしました。
でもって、ネットでカラヤンのバルトークを調べてみると、
DGから出ているのがひっかかりますけど、こちらはEMI盤。
さらに絞り込んでみると、中古レコードの販売サイトばかりですよ。
しかも数千円から、高いところだと3万円(さすがに売れてませんが)
いずれも輸入盤ですけどね、ま、こちらは国内盤。
カラヤン全曲集のCDも出たので、録音そのものの希少性など
もうないと思ってますけどね。
でも、このレコード、100円で捕獲したんですよね。
なんだか、とってもトクした気分です。
もっとも売れるとも思わないし、また売る気もありませんけど・・・
渋谷のレコファンBEAM店、ご無沙汰しているので、また行ってみようかな。
お昼ご飯をしこたま食べたので・・・夕食は湯豆腐と熱燗でおしまい。
あとはチビチビと飲んでいて、廃人化しております。
いつもながらテレビが面白くないので、
7時過ぎより、ステレオ・アンプに火を入れて音楽鑑賞ですが、
あれこれと、つまみ聴きして、結局のところ・・・
カラヤン指揮ベルリンフィルによる
バルトークの弦チェレこと
弦楽器・打楽器とチェレスタのための音楽
これに落着きました。
このレコード、日本コロムビアの国内初期盤ですが
演奏もさることながら、とても音質が良くて、
ワクワクさせられながら聴いていました。
バルトークの弦楽器・打楽器とチェレスタのための音楽は、
フリッツ・ライナー指揮シカゴ交響楽団による、筋肉というか、
余計な脂肪分を削ぎ落としたような演奏に洗脳されてました。
でも、このカラヤン盤、集中力の高さもさることながら、
オケがグラマラスな響き、妖艶な感じもさせて、素晴らしいですね。
排除するようなライナーの音楽ではなく、巻き込まれてしまう・・・
そんな感じがしました。
でもって、ネットでカラヤンのバルトークを調べてみると、
DGから出ているのがひっかかりますけど、こちらはEMI盤。
さらに絞り込んでみると、中古レコードの販売サイトばかりですよ。
しかも数千円から、高いところだと3万円(さすがに売れてませんが)
いずれも輸入盤ですけどね、ま、こちらは国内盤。
カラヤン全曲集のCDも出たので、録音そのものの希少性など
もうないと思ってますけどね。
でも、このレコード、100円で捕獲したんですよね。
なんだか、とってもトクした気分です。
もっとも売れるとも思わないし、また売る気もありませんけど・・・
渋谷のレコファンBEAM店、ご無沙汰しているので、また行ってみようかな。
2009年11月15日
田端銀座、アザレア通り、駒込銀座、霜降銀座、染井銀座
田端・駒込界隈には、大型スーパーやホームセンターがありません。
しかしその分、商店街や小売店が元気なんです。
今日は本駒込図書館に行ったあと、ご近所の銀座巡りをやってみました。
まずはお馴染みの田端銀座商店街
昨日もここに来て、野菜や果物を買ってましたよ。
昨日は「北区100円市」だったのでもっと人が多かったですね。
ご覧のとおり第3金曜は「半額市」です。 今週来れるかな〜
これを抜け、JR駒込駅東口に向う道が、アザレア通り
この写真は駒込駅のところから今来た道を写したところ。
垂れ幕が、未だに東京オリンピックですね。
駒込駅東口のガード下をくぐると、駒込さつき通り
駒込銀座商店街であります。
ここは飲食店が多いのが特徴でしょうか。
商店街を抜けて少し歩き、本郷通りの交差点の向こうに、しもふり
霜降銀座商店街です。 ここも生鮮食品や惣菜も多くあり賑わってます。
垂れ幕には「東京商店街グランプリ・準グランプリ受賞」と書いてます。
それに、もう一種類・・・
「名探偵★浅見光彦の住む街」の垂れ幕もありました。
元会社の同僚よりこの近くに浅見光彦が住んでいるとの話がありましたが
ピンとこなかったんですよね(すみません)。
さてこの商店街はけっこう長いのですが・・・
いつのまにかに染井銀座商店街になってしまいます。
さすがに人通りとお店はまばらになってきますけど。
商店街を抜けても、まだ街灯に桜の造花が飾ってあって・・ほんと長いよ。
ということで、ここを往復して、いい運動になりました。
なお本日の図書館での収穫は・・・CD7種8枚
ヴォルフ=フェラーリ管弦楽名曲集
マーラー/交響曲第9番、バーンスタイン指揮ベルリンフィル
熊本マリ/タンゴ
阿川泰子/Other World
倉木麻衣/DIAMOND WAVE
ZARD/君とのDistance
田端義夫/全曲集
いつもながらの雑食です。
田端に住んで田端義夫さんを聴く(バタヤン好きなんです)
今でも現役、胸に構えたエレキギターはちゃんと鳴ってますよ。
元気をもらいましょう。
しかしその分、商店街や小売店が元気なんです。
今日は本駒込図書館に行ったあと、ご近所の銀座巡りをやってみました。
まずはお馴染みの田端銀座商店街
昨日もここに来て、野菜や果物を買ってましたよ。
昨日は「北区100円市」だったのでもっと人が多かったですね。
ご覧のとおり第3金曜は「半額市」です。 今週来れるかな〜
これを抜け、JR駒込駅東口に向う道が、アザレア通り
この写真は駒込駅のところから今来た道を写したところ。
垂れ幕が、未だに東京オリンピックですね。
駒込駅東口のガード下をくぐると、駒込さつき通り
駒込銀座商店街であります。
ここは飲食店が多いのが特徴でしょうか。
商店街を抜けて少し歩き、本郷通りの交差点の向こうに、しもふり
霜降銀座商店街です。 ここも生鮮食品や惣菜も多くあり賑わってます。
垂れ幕には「東京商店街グランプリ・準グランプリ受賞」と書いてます。
それに、もう一種類・・・
「名探偵★浅見光彦の住む街」の垂れ幕もありました。
元会社の同僚よりこの近くに浅見光彦が住んでいるとの話がありましたが
ピンとこなかったんですよね(すみません)。
さてこの商店街はけっこう長いのですが・・・
いつのまにかに染井銀座商店街になってしまいます。
さすがに人通りとお店はまばらになってきますけど。
商店街を抜けても、まだ街灯に桜の造花が飾ってあって・・ほんと長いよ。
ということで、ここを往復して、いい運動になりました。
なお本日の図書館での収穫は・・・CD7種8枚
ヴォルフ=フェラーリ管弦楽名曲集
マーラー/交響曲第9番、バーンスタイン指揮ベルリンフィル
熊本マリ/タンゴ
阿川泰子/Other World
倉木麻衣/DIAMOND WAVE
ZARD/君とのDistance
田端義夫/全曲集
いつもながらの雑食です。
田端に住んで田端義夫さんを聴く(バタヤン好きなんです)
今でも現役、胸に構えたエレキギターはちゃんと鳴ってますよ。
元気をもらいましょう。
早朝散歩、富士山〜東大〜無縁坂〜不忍池
比較的よく眠れました。
それでも6時半起き、なんですけれども・・・
血圧は正常、体温は36.5度と少々高いですが、体調は良い感じ。
7時を回ったので、早朝散歩に出発しました。
東大の銀杏並木が色づいていないかと・・・
でも天気が良いので、まずは、よみせ通りの延命地蔵尊にお参り
あまり長生きをしようなんて思っていませんが
生きている間は、健康でありたい、ですものね。
そして、富士見坂を登って、富士山を眺望。
この写真では分かり難いでしょうかね。
望遠で写したのもあるので、
どこにあるか分かっていただけるかな。
数少ない本当に富士山が見える富士見坂です。
諏訪台から谷中へと降り、
へび道を通って、不忍通りを渡り
根津神社前からS坂登って、東大地震研究所から東大キャンパス内に・・・
いつものコースです。
青空の中にそびえ立つ安田講堂。 朝8時5分ですよ。
そして、その入口は、こんな扉で・・・
振り返ると、銀杏並木・・・
少し色ついてますけども、まだ黄色じゃないですね。
また黄色になったころに来てみましょうか。
さて、ここから帰路
ちょいと思案して、三四郎池を経由し、龍岡門より東大を出て、
東大キャンパスを回り込むように不忍の池へと向うと
講安寺がありました。
江戸時代の土蔵造りの本堂が残っています。
火事が多かった江戸では、土蔵造りが防火建築だったのですね。
なお寺門は戦後に再建されたものだそうです。
そしてこの講安寺の前から不忍の池に下る坂が、無縁坂
さだまさしがグレープだった時代、ヒット曲の題名になってましたね。
この無縁坂右側の石垣は、旧岩崎邸庭園です。
坂を下って不忍の池
青空のもと広々として気持ちいいですよ。
まだ8時すぎでしょ、人も少なくて、空気も澄んでいる感じ。
写真にも写っている弁財天を経由
先週と同じコースで上野駅より電車で帰宅・・・ですが、
巣鴨のマーケットへ寄り道、そして田端でもご近所マーケット
一週間分の食材も確保できました。
天気が良くて、食べ物も沢山あって気分が晴れますね(単純な性格)。
それでも6時半起き、なんですけれども・・・
血圧は正常、体温は36.5度と少々高いですが、体調は良い感じ。
7時を回ったので、早朝散歩に出発しました。
東大の銀杏並木が色づいていないかと・・・
でも天気が良いので、まずは、よみせ通りの延命地蔵尊にお参り
あまり長生きをしようなんて思っていませんが
生きている間は、健康でありたい、ですものね。
そして、富士見坂を登って、富士山を眺望。
この写真では分かり難いでしょうかね。
望遠で写したのもあるので、
どこにあるか分かっていただけるかな。
数少ない本当に富士山が見える富士見坂です。
諏訪台から谷中へと降り、
へび道を通って、不忍通りを渡り
根津神社前からS坂登って、東大地震研究所から東大キャンパス内に・・・
いつものコースです。
青空の中にそびえ立つ安田講堂。 朝8時5分ですよ。
そして、その入口は、こんな扉で・・・
振り返ると、銀杏並木・・・
少し色ついてますけども、まだ黄色じゃないですね。
また黄色になったころに来てみましょうか。
さて、ここから帰路
ちょいと思案して、三四郎池を経由し、龍岡門より東大を出て、
東大キャンパスを回り込むように不忍の池へと向うと
講安寺がありました。
江戸時代の土蔵造りの本堂が残っています。
火事が多かった江戸では、土蔵造りが防火建築だったのですね。
なお寺門は戦後に再建されたものだそうです。
そしてこの講安寺の前から不忍の池に下る坂が、無縁坂
さだまさしがグレープだった時代、ヒット曲の題名になってましたね。
この無縁坂右側の石垣は、旧岩崎邸庭園です。
坂を下って不忍の池
青空のもと広々として気持ちいいですよ。
まだ8時すぎでしょ、人も少なくて、空気も澄んでいる感じ。
写真にも写っている弁財天を経由
先週と同じコースで上野駅より電車で帰宅・・・ですが、
巣鴨のマーケットへ寄り道、そして田端でもご近所マーケット
一週間分の食材も確保できました。
天気が良くて、食べ物も沢山あって気分が晴れますね(単純な性格)。
2009年11月14日
遠い日の花火、木之内みどり/苦いルージュ
やはり酔いにまかせて・・・
木之内みどりさんのラストアルバム「苦いルージュ」を聴いております。
アイドルなのに(といっては失礼ですが)
どこかヨーロピアンな曲調に統一された
アンニュイなアルバム
この完成度の高さに、毎度毎度、聴く度に
驚かされています。
いつも書きますが、
ヒデとロザンナの、ヒデこと出門英さん作曲の
「漂いながら・・・」「海の百合」早世された才能を惜しみます。
ところで「海の百合」ではコーラスで出門さんも歌っていらっしゃる?
木之内みどり/苦いルージュ(ROUGE AMER)
PART T 海から
1. 漂いながら・・・
2. MON AMOUR, I LOVE YOU
3. サマー・フェスティバル
4. 海の百合
5. ひと夏の兄妹
PART U 街へ
1. 渇いた都会
2. NO, NO, NO
3. 苦いルージュ
4. 木曜にはきっと・・・
5. 白い馬
1978年、ほんと遠い日になってしまいましたねぇ
木之内みどりさんのラストアルバム「苦いルージュ」を聴いております。
アイドルなのに(といっては失礼ですが)
どこかヨーロピアンな曲調に統一された
アンニュイなアルバム
この完成度の高さに、毎度毎度、聴く度に
驚かされています。
いつも書きますが、
ヒデとロザンナの、ヒデこと出門英さん作曲の
「漂いながら・・・」「海の百合」早世された才能を惜しみます。
ところで「海の百合」ではコーラスで出門さんも歌っていらっしゃる?
木之内みどり/苦いルージュ(ROUGE AMER)
PART T 海から
1. 漂いながら・・・
2. MON AMOUR, I LOVE YOU
3. サマー・フェスティバル
4. 海の百合
5. ひと夏の兄妹
PART U 街へ
1. 渇いた都会
2. NO, NO, NO
3. 苦いルージュ
4. 木曜にはきっと・・・
5. 白い馬
1978年、ほんと遠い日になってしまいましたねぇ
谷中界隈、そして国立西洋美術館、吉池
朝から雨模様でしたけど、お昼前にやんだようなので散歩に出発ですよ。
部屋にこもっていても新しいことは何も生まれませんから・・・
まずは、本郷図書館
ここで、千石図書館で借りたCD、DVDを返却して身軽になります。
団子坂では下水道工事をやってましたが、
掘り返した道路を見ると、煉瓦で造ったマンホールが顔を覗かせてます。
立派な構築物、そんな感じでしたけど、これを壊しているみたい・・・
なんか勿体無いなぁ、などと思うのは素人考えかしら。
団子坂を下って、不忍通りを渡って谷中方面に進みます。
全生庵というお寺、境内に金色に輝く仏様もいらした大きなお寺です。
なんでもここは、山岡鉄舟が徳川幕末・明治維新の際、
国事に殉じた人々の菩提を弔うために明治16年に建立したそうですね。
山岡鉄舟本人もここにお墓があるようですし、
落語家の三遊亭円朝、作曲家の弘田龍太郎のお墓と曲碑もあるそうです。
「春よこい」「叱られて」「くつが鳴る」「雀の学校」「鯉のぼり」
などの作曲家だそうですけれど、雨が降ってきたので先を急ぎます。
途中、懐かしい感じの日用品・雑貨店を見つけました。
いまでもちゃんと商売されている・・・懐の深い町ですね。
谷中霊園に突き当たったので進路を南、いったん上野を目指しましたが、
チラリと見た霊園の桜並木が黄葉していたので、進路変更。
霊園の中を抜け、日暮里から電車に乗ることにしました。
並木に入って、すぐのトイレの脇に説明板があるの近寄ってみると、
明治初期の稀代の悪婦・高橋お伝のお墓、とのこと。
以下、案内板からの引用です。
最初の夫、浪の助が悪病にかかり身体の自由を失ったので毒殺し、
他の男のもとに走り、その後、各地を放浪しながら悪事を重ねた。
明治九年、浅草蔵前の旅館丸竹で、古着屋後藤吉蔵をだまして殺害、
所持金二百両を持って逃走、京橋新富町で捕らえられ、
同十二年、三十歳で死刑に処せられる。 (以下略)
伝の墓に参ると三味線が上達するという評判があって、
三味線を習う人が花を供えて、花が絶えることがないそうです。
この先には、川上音二郎の銅像台座もありました。
川上音二郎は「オッペケペー節」で一世を風靡した俳優・芸人ですが、
お墓は出生の地・福岡にあるようで、これはお墓ではなく、銅像の台座。
銅像そのものは戦時中の金属供出で持っていかれたようです。
そして突き当たりは、谷中の天王寺
天王寺というと・・・
大阪人にとって、動物園とオカマを連想する町なんですけどねぇ
谷中の天王寺というと、五重塔でしょうか。
幸田露伴『五重塔』、放火心中事件で焼失して今は無く、残念です。
さて日暮里から、久しぶりに常磐線で上野に出て、
目的地は、先週まちがって来てしまった、国立西洋美術館。
第2・4土曜日は、常設展がタダ
国税を払っているので還元してもらわなくては。
で、たっぷりと楽しんで出てきたら・・・
あれれ・・・ロッカーの鍵がないよ!
鍵はしっかりとかけたけど、鍵を抜くのを忘れてしまったようです。
あ〜 ボケが始まったのかもしれません。
暗澹たる気持ちで係りのお姉さんに事情を話し
インフォメーションに行ったら、遺失物として届けられていました。
あ〜、よかった、よかった。
ということで西洋美術館をあとに
アメ横を抜け、御徒町の吉池まで歩いて
日本酒を1本買ってしまいました。
奉仕品で、なんと一升瓶で 1,050円なんですよ。
ダメもとで美味しくなかったら燗酒にするつもりですけど
調べてみると・・・
醸造元の新潟県柏崎市の原酒造株式会社って
「越の誉」を出しているところなんですね。
これはたのしみが増えました。
ということで、今日もこれから廃人同様になりますけども、
飲み過ぎてボケがまわらないようにしなくては・・・
部屋にこもっていても新しいことは何も生まれませんから・・・
まずは、本郷図書館
ここで、千石図書館で借りたCD、DVDを返却して身軽になります。
団子坂では下水道工事をやってましたが、
掘り返した道路を見ると、煉瓦で造ったマンホールが顔を覗かせてます。
立派な構築物、そんな感じでしたけど、これを壊しているみたい・・・
なんか勿体無いなぁ、などと思うのは素人考えかしら。
団子坂を下って、不忍通りを渡って谷中方面に進みます。
全生庵というお寺、境内に金色に輝く仏様もいらした大きなお寺です。
なんでもここは、山岡鉄舟が徳川幕末・明治維新の際、
国事に殉じた人々の菩提を弔うために明治16年に建立したそうですね。
山岡鉄舟本人もここにお墓があるようですし、
落語家の三遊亭円朝、作曲家の弘田龍太郎のお墓と曲碑もあるそうです。
「春よこい」「叱られて」「くつが鳴る」「雀の学校」「鯉のぼり」
などの作曲家だそうですけれど、雨が降ってきたので先を急ぎます。
途中、懐かしい感じの日用品・雑貨店を見つけました。
いまでもちゃんと商売されている・・・懐の深い町ですね。
谷中霊園に突き当たったので進路を南、いったん上野を目指しましたが、
チラリと見た霊園の桜並木が黄葉していたので、進路変更。
霊園の中を抜け、日暮里から電車に乗ることにしました。
並木に入って、すぐのトイレの脇に説明板があるの近寄ってみると、
明治初期の稀代の悪婦・高橋お伝のお墓、とのこと。
以下、案内板からの引用です。
最初の夫、浪の助が悪病にかかり身体の自由を失ったので毒殺し、
他の男のもとに走り、その後、各地を放浪しながら悪事を重ねた。
明治九年、浅草蔵前の旅館丸竹で、古着屋後藤吉蔵をだまして殺害、
所持金二百両を持って逃走、京橋新富町で捕らえられ、
同十二年、三十歳で死刑に処せられる。 (以下略)
伝の墓に参ると三味線が上達するという評判があって、
三味線を習う人が花を供えて、花が絶えることがないそうです。
この先には、川上音二郎の銅像台座もありました。
川上音二郎は「オッペケペー節」で一世を風靡した俳優・芸人ですが、
お墓は出生の地・福岡にあるようで、これはお墓ではなく、銅像の台座。
銅像そのものは戦時中の金属供出で持っていかれたようです。
そして突き当たりは、谷中の天王寺
天王寺というと・・・
大阪人にとって、動物園とオカマを連想する町なんですけどねぇ
谷中の天王寺というと、五重塔でしょうか。
幸田露伴『五重塔』、放火心中事件で焼失して今は無く、残念です。
さて日暮里から、久しぶりに常磐線で上野に出て、
目的地は、先週まちがって来てしまった、国立西洋美術館。
第2・4土曜日は、常設展がタダ
国税を払っているので還元してもらわなくては。
で、たっぷりと楽しんで出てきたら・・・
あれれ・・・ロッカーの鍵がないよ!
鍵はしっかりとかけたけど、鍵を抜くのを忘れてしまったようです。
あ〜 ボケが始まったのかもしれません。
暗澹たる気持ちで係りのお姉さんに事情を話し
インフォメーションに行ったら、遺失物として届けられていました。
あ〜、よかった、よかった。
ということで西洋美術館をあとに
アメ横を抜け、御徒町の吉池まで歩いて
日本酒を1本買ってしまいました。
奉仕品で、なんと一升瓶で 1,050円なんですよ。
ダメもとで美味しくなかったら燗酒にするつもりですけど
調べてみると・・・
醸造元の新潟県柏崎市の原酒造株式会社って
「越の誉」を出しているところなんですね。
これはたのしみが増えました。
ということで、今日もこれから廃人同様になりますけども、
飲み過ぎてボケがまわらないようにしなくては・・・
2009年11月12日
バリー・タックウェル with オーディオテクニカ AT150Ea/G
今週は月火曜と飲み会でしたが、明日も飲み会なので
今日もとっとと会社を退散し、焼酎のお湯割り片手に音楽鑑賞です。
ホルンの名手バリー・タックウェルが
1973年に録音したホルン協奏曲集。
ヒゲ面が印象的なジャケット
ファンならお馴染みの1枚でしょうが、
じつは当方それほど詳しくはありません。
でも、いずれも見事な演奏です。
なかでもフェルスターの協奏曲、馴染みのない曲ですが、いい感じ。
ウェーバーの超絶技巧もまた素晴らしいですけどね。
ところでカートリッジを ピカリング V-15 microW/AT から
オーディオテクニカ AT150Ea/G に換装しました。
ピカリングのは中音域の押し出しが良くてヴォーカルには強いけれど
さすがにホルンの響きだとモタつくようで、モゴモゴ感もしましたしね。
で、シェルごと交換し、針圧調整するのですが・・・
このアーム、あまり感度よくないから、バランスもとりやすくて楽ちん。
換装したら解像度がアップして、見晴らしがよくなった感じ、
ホルンのテクニックもまた冴えて聴こえます。
とにかく、こおいった楽しみ方が手軽に出来るのも、
アナログ・プレーヤの良さ。 かつては皆そうしていたはずだけれど・・・
今日もとっとと会社を退散し、焼酎のお湯割り片手に音楽鑑賞です。
ホルンの名手バリー・タックウェルが
1973年に録音したホルン協奏曲集。
ヒゲ面が印象的なジャケット
ファンならお馴染みの1枚でしょうが、
じつは当方それほど詳しくはありません。
でも、いずれも見事な演奏です。
なかでもフェルスターの協奏曲、馴染みのない曲ですが、いい感じ。
ウェーバーの超絶技巧もまた素晴らしいですけどね。
ところでカートリッジを ピカリング V-15 microW/AT から
オーディオテクニカ AT150Ea/G に換装しました。
ピカリングのは中音域の押し出しが良くてヴォーカルには強いけれど
さすがにホルンの響きだとモタつくようで、モゴモゴ感もしましたしね。
で、シェルごと交換し、針圧調整するのですが・・・
このアーム、あまり感度よくないから、バランスもとりやすくて楽ちん。
換装したら解像度がアップして、見晴らしがよくなった感じ、
ホルンのテクニックもまた冴えて聴こえます。
とにかく、こおいった楽しみ方が手軽に出来るのも、
アナログ・プレーヤの良さ。 かつては皆そうしていたはずだけれど・・・
2009年11月11日
「moony night」 with ピカリング V-15 microW/AT
週末に交換したトーン・アーム
そしてカートリッジ ピカリング V-15 microW/AT
風のオリジナル・ラスト・アルバムともいえる
「moony night」(1978年)を聴いています。
我が家のチープなアンプとスピーカに
似合ってるかもしれませんね。
今から25年以上の前の普及品カートリッジなのに
ネット検索すると・・・
交換針がヒットするのが嬉しいですね。
アメリカ製なのに・・・
そしてカートリッジ ピカリング V-15 microW/AT
風のオリジナル・ラスト・アルバムともいえる
「moony night」(1978年)を聴いています。
我が家のチープなアンプとスピーカに
似合ってるかもしれませんね。
今から25年以上の前の普及品カートリッジなのに
ネット検索すると・・・
交換針がヒットするのが嬉しいですね。
アメリカ製なのに・・・
そろそろクリスマス
今週は、月〜火曜と連チャンで飲み会・・・
楽しいのですが、疲れるんですね、歳のせいかもしれませんがね。
さて、今日もいつもどおり出社しましたが
朝9時過ぎよりパシフィコ横浜での展示会&セミナーに参加してきました。
セミナーが予想外に面白くてタメになったと思いますが・・・
これを分かってくれる仲間が少ないのが悲しいところでもあります。
そんなことは、どうでも良くって・・・
ランドマーク地区では、すでにクリスマス・ムードです。
でも、パシフィコ横浜まで近づくと13日(金)点灯予定・・・とのこと。
この時間差が面白かったな〜
楽しいのですが、疲れるんですね、歳のせいかもしれませんがね。
さて、今日もいつもどおり出社しましたが
朝9時過ぎよりパシフィコ横浜での展示会&セミナーに参加してきました。
セミナーが予想外に面白くてタメになったと思いますが・・・
これを分かってくれる仲間が少ないのが悲しいところでもあります。
そんなことは、どうでも良くって・・・
ランドマーク地区では、すでにクリスマス・ムードです。
でも、パシフィコ横浜まで近づくと13日(金)点灯予定・・・とのこと。
この時間差が面白かったな〜
2009年11月08日
アーム換装・カートリッジ交換
ずっと前から気になっていたんですが
アナログ・プレーヤのカートリッジ交換を実施しました。
いえね、今のカートリッジ、オーディオ・テクニカ AT-F3U
気に入っているんですが、優等生ですが、パンチ不足な感じもしてました。
アンプのMCポジションがそんな感じなのかもしれませんがね。
ということでカートリッジ交換ですけれど・・・
今のアームは、オーディオ・テクニカ AT-1100 のストレートパイプで、
シェル交換なんてできませんし、かつてリード線を切った前科もあって、
躊躇してました。
でも今宵、酔いにまかせて(このパターンが非常に多い、小心者ですから)
アームごと換装することにしました。
まずは、現状こんな華奢な高感度なアームなんですね。
これを、アーム、アームベースも分解して外します。
細心の注意を払い、リード線を切らないよう、カートリッジを外しました。
カートリッジはまた買える、と思ってましたけれど
いま調べたら、AT-F3Uは生産終了になったようですね。 うー、残念。
外したカートリッジはユニヴァーサル・シェルに装着(中央)
これからは、右側のアメリカ製 ピカリング V-15 microW/AT を使います。
それよりも先、プレーヤにもともと付いていたアームを装着。
六角レンチを使って、アームをベースに固定しますが、
2箇所あったんですね・・・
忘れてしまってて、ここで難航しましたが、装着完了。
太いパイプ、ウェイトのところにゴムのクッションもかまされていて、
共振予防なんですが、そもそもの精度の低さをゴムで分散させる戦法・・
でも、もとからそんなに精度の高いプレーヤではないので似合ってるかもね。
シェルもオリジナル、トリオのマーク付きのアルミ・ダイキャスト。
シェルを付けてバランスをとりますが、
感度が高くないので、すんなりと決まりました。 3.5グラム。
5グラムまでかけられると思いますが、このあたりにしときましょう。
中域に特色があって、ガッツある力強いサウンドが魅力的です。
おとなしいスピーカのテクニクス SB-X1 にはこちらが似合いますよ。
ステレオ感、そして量感のある低音が耳あたりもいい感じかな(自画自賛)。
優等生の国産もいいけど、個性的な舶来品がやっぱり面白いですね。
当時5,000円ほどだったかしら、購入してからすでに30年ほど経ってますけど
いまだに使っていられることが、ほんと嬉しいですね。
なお本体のアナログ・プレーヤ、トリオ(現ケンウッド) KP-7300
これも個性的で好きですよ。 コンクリートで固めた重量16キログラムで、
普及品ながら、大慣性質量ターンテーブル・高剛性キャビネットの先駆者。
そしてこれが当初附属していたカートリッジ。
オーディオテクニカからのOEMではないでしょうか。
これも復活・・・ それはないと思うけどれど、ちゃんと持ってますよ。
なお、聴いているのは中森明菜さん
1982年のファーストアルバム、
「プロローグ」だったりします。
歌謡曲を聴くためのアーム換装
いいじゃないですか、
音楽に貴賎はありません。
アナログ・プレーヤのカートリッジ交換を実施しました。
いえね、今のカートリッジ、オーディオ・テクニカ AT-F3U
気に入っているんですが、優等生ですが、パンチ不足な感じもしてました。
アンプのMCポジションがそんな感じなのかもしれませんがね。
ということでカートリッジ交換ですけれど・・・
今のアームは、オーディオ・テクニカ AT-1100 のストレートパイプで、
シェル交換なんてできませんし、かつてリード線を切った前科もあって、
躊躇してました。
でも今宵、酔いにまかせて(このパターンが非常に多い、小心者ですから)
アームごと換装することにしました。
まずは、現状こんな華奢な高感度なアームなんですね。
これを、アーム、アームベースも分解して外します。
細心の注意を払い、リード線を切らないよう、カートリッジを外しました。
カートリッジはまた買える、と思ってましたけれど
いま調べたら、AT-F3Uは生産終了になったようですね。 うー、残念。
外したカートリッジはユニヴァーサル・シェルに装着(中央)
これからは、右側のアメリカ製 ピカリング V-15 microW/AT を使います。
それよりも先、プレーヤにもともと付いていたアームを装着。
六角レンチを使って、アームをベースに固定しますが、
2箇所あったんですね・・・
忘れてしまってて、ここで難航しましたが、装着完了。
太いパイプ、ウェイトのところにゴムのクッションもかまされていて、
共振予防なんですが、そもそもの精度の低さをゴムで分散させる戦法・・
でも、もとからそんなに精度の高いプレーヤではないので似合ってるかもね。
シェルもオリジナル、トリオのマーク付きのアルミ・ダイキャスト。
シェルを付けてバランスをとりますが、
感度が高くないので、すんなりと決まりました。 3.5グラム。
5グラムまでかけられると思いますが、このあたりにしときましょう。
中域に特色があって、ガッツある力強いサウンドが魅力的です。
おとなしいスピーカのテクニクス SB-X1 にはこちらが似合いますよ。
ステレオ感、そして量感のある低音が耳あたりもいい感じかな(自画自賛)。
優等生の国産もいいけど、個性的な舶来品がやっぱり面白いですね。
当時5,000円ほどだったかしら、購入してからすでに30年ほど経ってますけど
いまだに使っていられることが、ほんと嬉しいですね。
なお本体のアナログ・プレーヤ、トリオ(現ケンウッド) KP-7300
これも個性的で好きですよ。 コンクリートで固めた重量16キログラムで、
普及品ながら、大慣性質量ターンテーブル・高剛性キャビネットの先駆者。
そしてこれが当初附属していたカートリッジ。
オーディオテクニカからのOEMではないでしょうか。
これも復活・・・ それはないと思うけどれど、ちゃんと持ってますよ。
なお、聴いているのは中森明菜さん
1982年のファーストアルバム、
「プロローグ」だったりします。
歌謡曲を聴くためのアーム換装
いいじゃないですか、
音楽に貴賎はありません。