2009年11月30日

11月も終わり、戻ってきました

11月26日、セミナーと施設見学のあと、
会社に戻らずいったん帰宅し、荷物を持って帰省しました。
帰省のお供は、やはりお酒。 なかなかよかったですよ。

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11月27日、金曜日ですがお休みをいただきまして
午前中仕事だった奥さんとお昼に最寄り駅で落ち合い、駅ビルで食事。

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これが最寄り駅の2階より撮った風景、どこにでもある地方都市。
なおこの方向に我が家があります。

近鉄電車が阪神に乗り入れていますが、利用するのは初めて。
難波を行き過ぎて、尼崎も過ぎ、そして魚崎で六甲ライナーに乗換え

koiso_museum_20091127_01.jpg神戸市立小磯記念美術館

ここに来たのは3年ぶり?

koiso_museum_20091127_02.jpgいま没後35年「宮本三郎展」をやってますが
ここに来たかった・・・
という理由で何でもよかったんですが
戦争画がなかなか迫力ありました。

1年間有効の会員になったので
美術館だより」をいただきました。
東京の住所を書いたので、
今後はこちらに届くのが楽しみです。

これは夕暮れに沈む小磯良平さんのアトリエ。 ガラスの反射もありますが・・

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11月28日、長男の通う学校からお呼び出しで京都へ、
遅刻が5回で、親が呼び出されるんですが、情けない成績もあって・・・
担任の先生と3者面談で1時間半、疲れました。

せっかくなので京都の美術館と思ってましたけれど、
絵を見る気力はなくなり、家にも戻るのも勿体ないので、紅葉見物です。

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蹴上まで行き、まずは南禅寺三門。 紅葉が綺麗ですね。

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そして永観堂へと向っていると、日も暮れてきました。 月も出ています。
eikando_20091128_02.jpg永観堂は、17時半よりライトアップ、夜間特別拝観です。

奥さんがオムライス、自分はカレーを食べ
コーヒーも頂いて、時間を待ちまして、出撃・・・

わっ、すごい人出・・・長蛇の列がクネクネと・・・
それでも流れているので観念、20分ほど並んで拝観

でもね、並んだ甲斐はありました!

eikando_20091128_01.jpgチケットのシルエットは「みかえり阿弥陀

遅れてくる人を、振り返って待ってくれているので
お顔が左90度、横を向いている珍しい仏像です。

もちろん紅葉も綺麗で、そんなに寒くなかったのも幸いでした。

ボケましたけど、せっかくなんで写真も貼っておきましょう。

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11月29日、豊中に出撃
お世話になっている方が出演されている
セント・マーティン・オーケストラ 第7回定期演奏会
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いつもの神戸ではなく、阪急宝塚線曽根駅
豊中市立アクア文化ホールですが、
このホールに素晴らしい響きが充満しました。

冒頭のロッシーニ
ウィリアム・テル序曲
この曲に持つイメージを大きく変えた
豊穣で素晴らしい演奏に大満足。

シューベルトの「未完成
この曲もまた深い精神性を表現し、
目・耳からウロコ状態でした。

ベートーヴェン交響曲第4番
華やかでドラマティック、
洗練された響きに力強さがありました。

ちょっとご無沙汰しているうちに、すごいことになってました。
次回は来年5月、ヴェルディのレクイエムとのこと、聞き逃せませんよ。

そして本日11月30日、新大阪オフィスに出社して自席を暖めてから
新幹線の人になって戻ってきました。

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やはりお供は駅ビルで買った、加茂鶴と和食惣菜、これに限りますね。

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2009年11月25日

ペンタックス(PENTAX) そして、荒井由実/Yuming brand

いつも使っているコンパクト・デジカメが壊れてしまいました。

光学ズームが使えなくなっただけで、写せること自体は出来るのですけど・・
給料日でもあったし、会社帰りに1台新調してしまいましたよ。
といっても、今回もコンパクトですし、廉価なものです。

どうせ散歩のお供ですし、主にここにアップするのが目的なんで
高性能なものは望みません、リーズナブルなもので充分。

でも今回、懐かしい「ペンタックス」ブランドで満足感。
中学生の頃、父親から借りていたカメラが、ペンタックスSV

横走り布幕シャッター(フォーカルプレーンシャッター)の軽快な音
フル・メカニカルの懐かしいオールド・カメラですけれど
父親が2台も持っていたので、いつも貸してもらって、
これでカメラを覚えました。

これとは、まったく関係ありませんが、ただ懐かしい・・・という理由だけで・・・

alr4001.jpg荒井由実さんの最初のベスト・アルバム
Yuming brand
これを聴いています。

1976年発売なので、
ここに収録されている曲でもって
ニュー・ミュージック、今で言うところのJ-POPS
この道が開けたといっても過言ではないでしょうか。

これも友人から借りたレコードで、カセットで聴き込んだものです。
そして手元にあるこのレコードは、レコファン渋谷BEAM店
お馴染みの100円ゴミ箱より捕獲してきたレコードであることは
黄色のシール(勲章?)で分かるでしょう。

なお、これが今回買ったペンタックスのカメラで最初に撮った映像ですね。
こうなると、どれで撮っても一緒なんですよね(詳細こだわりなし)・・・
ただ、ペンタックス、この響きがいいんです。
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2009年11月24日

市谷亀岡八幡宮

今日は市ヶ谷でのフォーラムに参加
いつもよりのんびりとしてからの出勤でした(都内在住の特権ですね)。

目的地の手前に神社が見えたので、ちょいと寄り道。
市谷亀岡八幡宮だそうです。

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急な石段があって、まずはその途中に稲荷神社がありました。
茶ノ木稲荷神社というのだそうです。

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まずはここにお参り。
何でも、ここは亀岡八幡宮よりも古いみたいですね。
弘法大師にまつわるもので、この山の地主の神さまであるとのこと。
古来この地を稲荷山と呼んでいたそうです。
とりあえず朝はここまで、会場へと向かいまいした。

昼休み、たらふく食ったので、運動も兼ね、この石段を登りきると
銅の鳥居があります。

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文化元年(1804年)の建立だそうですよ。
本殿はこんな感じ・・・先の大戦で焼けてしまってまったそうです。

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でもこの左側には「力石

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江戸時代から大正のころにかけて行われた「力くらべ」の遺物。
この卵型した石を持って「力くらべ」をしたそうですが、
石の重さ、奉納した者あるいは持ち上げた者の名、奉納した年が刻印されて
最古は、寛政六年(1794年)のものがあるそうです。

なおこの市谷亀岡八幡宮
太田道灌公御勧請 江戸城西之鎮護」とあるように
太田道灌が江戸城を築いたとき、西方の守護神として
鶴岡八幡宮の分霊を勧請したことに始まるとのこと。

」に対して「」、だから亀岡八幡宮というのだそうです。
昨年は「」に行きましたし、今年は「」、なかなか縁起がよろしいかな。
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2009年11月23日

30年ぶり?・・・、竹内まりや/LOVE SONGS

昨日捕獲した竹内まりやさんのサード・アルバム「LOVE SONGS
ヒットした「SEPTEMBER」「不思議なピーチパイ」を含むアルバムですね。

思い出したのですが・・・rvl8074.jpg
このアルバム、カセットでよく聴いてました。

学生時代、友人のまた友人というのから
アルバムを借りてカセットに録音してました。

代わりに貸したのは、
水越けいこさんだったかしら・・・

とにかく久しぶり、とても懐かしくてね、
当時のマイカー「サニー号(B210改)」で聴いていたことも思い出しましたよ。
ああ、懐かしい。

そしてこの部屋で聴いているこのステレオ装置
スピーカ(Technics SB-X1)、プレーヤ(TRIO KA-7300)、
それにカートリッジ(PICKERING AT-V15microIV)
帯広時代から大切に使い続けているものなんですね。

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当時のアンプは、トリオのKA-7Xだったか、SONYのTA-F5だったかしら・・・
でも、スピーカから流れる竹内まりやさんの「LOVE SONGS
変わらぬ歌声が懐かしく、思わずタイムスリップしてしまった気分。

しかし、我にかえって、指折り数えてみると・・・ 30年前、愕然とします。
気持ちはまだまだ学生の延長、竹内まりやさんもまだご活躍中ですけれども、
現実は、そんなに昔の出来事、だったんだですね。 あ〜
posted by fronte360 at 19:58| Comment(2) | TrackBack(0) | 06〜10-LP/LD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

駒込、田端銀座、榮川カップ

15時、またもや買い物ついでの散歩に出発。
少々お昼ご飯を食べすぎましたし、天気も良かったのですしね。

谷田川通りを北上、田端銀座もちょっと覗いてから駒込駅
ガード下をくぐって西口へ廻り込んで、本郷通りを渡ります。

いつもの大國神社と線路の間の道を進みますが・・・
ふっと思い、大國神社を廻り込むように住宅街の中に迷い込みました。

ホント、迷い込むという表現がピッタリの路地を進みますが、
けっこう人通りもあって、人について歩けば、どこかに出るだろうと・・・

そして出たのが、豊島区立駒込小学校
この敷地にそって廻り込んでゆくと・・・立派な蔵がありますよ。

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案内板がありました「旧丹羽家住宅蔵
昭和11年のながら当時としては珍しい鉄筋コンクリート造り
外壁はモルタル地に大理石の砕石粒洗出し仕上げ、
その他見ても分かるように細部にまで丁寧な仕上げが施されています。
昭和の建築ながら、国の登録有形文化財建築物に指定されているそうです。

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そして向こうには木の門が、その案内板は「旧丹羽家腕木門
梁で屋根を支える腕木門と呼ばれる形式、簡素ながら格式ある門です。
1847年以前に建築されたもののようです。
2度移築され、昭和10年に杮葺(こけらぶ)きから瓦葺きにしたそうですが
主要部分は当初からの杉による部材、技法で組み立てられていて
概ね当時の姿を残しているそうです。

ここは「門と蔵のある広場」というのだそうです。
いつも歩く道の、ちょっと入ったところにこのようなものがあるなんてね、
駒込も面白い町ですね。 豊島区ももっと探検すると面白そう。

ここから巣鴨のマーケットへと進み
アルコール燃料(ここ安いんです)と添加物を補給して帰路です。

でも駒込で下車(最近このパターンが多い)、田端銀座も賑わってます。

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ここで大根とミカンを補充。 大根1本が50円ですからね。
庶民の味方。
さっそく葉の部分を使って一夜漬けも作りましょう。091123_18.jpg
で、一夜漬けは明日の楽しみですが・・・

今宵は、巣鴨で捕獲した「榮川」(えいせん)

アルミ缶の榮川カップが、205円也
爽やかで芳醇な味わいがいいですね。

なお添加物は・・・
巣鴨のマーケットで捕獲した秋鮭の西京漬
それに今朝作ったカボチャの煮物
(温めなおしたので湯気が立ってます)

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美味しいですね。
ああ、連休も終わり・・・でもね、明日は朝からセミナー直行なんです。
朝はゆっくりできそうです(また4時に目覚めると思うけど・・・)
posted by fronte360 at 18:47| Comment(2) | TrackBack(0) | 08〜12-東京散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

東京帝國大學、文京一葉忌

10時、散歩に出ました。
池袋まで歩くつもりで部屋を出ましたが、踵が気になるので、方向転換、
動坂を登って直進、養源寺の角を曲がって南進すると

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漱石の旧居跡、通称猫の家の跡の前を通ります。
石碑の後ろの石壁の上、ネコちゃんの銅像がおります。

東大地震研究所から東大の敷地に入るいつものコース。
先日見つけたマンホールは工学部でしたが、農学部弥生キャンパス

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帝大下水」、を見つけました。
そして本郷工学部キャンパスでまた二つ

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暗渠の部分が「」一文字になっているタイプ

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」というのは、電気のことでしょうね。
そして安田講堂に到着しました。 入口が開いていましたよ。

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振り返ると・・・2日前とあまり変わりないかな〜

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でも並木を歩いていると、かなり黄色が進んできているようです。

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青空に黄葉が映えて綺麗ですね。
正門に近づくほど黄葉が進んでいるみたいな感じかな。 赤門を出ると

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法真寺
今日11月23日は、樋口一葉の命日で「文京一葉忌」をやってます。

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これを見にやってきたというわけです。

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祭壇も飾られ、本堂では講演も行われているようでした。
昨日の渋谷と違って年配の方ばかりで、落着いた雰囲気がいいですね。

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菊坂上道も人通りがほとんどありません。

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菊坂下道に折れると、ここもいつもながらアパートの窓から洗濯物
遠くに銭湯の煙突も見えます。 いつもどおり。

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一葉ゆかりの井戸も変わらず佇んでおります。

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しかし、一葉が通った伊勢屋質店の蔵の前には長蛇の列が・・・

年に一度、一葉忌の日に特別に公開されているとのことです。
11時から公開なのですが、11時10分というのに列が動く気配がなくて、
見学は断念。 帰路とします。

東大キャンパスを逆行し、根津神社から谷中よみせ通りを経て
12時半に戻ってきました。 軽い散歩でしたね。
posted by fronte360 at 14:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 08〜12-東京散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

休日の朝、そして、カール・シュターミッツ/四重奏曲選集

連休最終日の朝、何度も眠ろうと試みましたが・・・
完璧に目覚めてしまい、時計を見たら、やっぱり4時6分ですよ。

諦めきれず、布団の中でTVを見ながらゴロゴロしてましたけれど、
5時半に起床、こうなったら徹底的に朝を活用しましょう。

昨日買ったカボチャを切って圧力鍋に仕込みましたよ。
今晩のおかずの一品ですね。
朝に作っておくと、夕食準備が楽ですし、味も滲みています。
また何より、この時季の朝、煮物作りが部屋の暖房にもなるのです。

6時半、資格試験のための勉強も開始(まだ受験は躊躇ってますが)!
3分冊あるテキストのうち、第3部は資格取得済なんで免除、
第2部は、免除に至らないまでも格下の資格取得済なんで補習感覚です。
この第2部を連休中に進めてましたが、8時すぎに完了。
なんとかメドが立ったでしょうかね。

洗濯も開始して8時15分
最近お気に入りの倉科カナちゃんを見て元気をもらってから
ステレオに火を入れて、昨日の捕獲品の鑑賞開始。

re1501mu.jpgカール・シュターミッツ
四重奏曲選集

ランパルのフルート
ピエルロのオーボエ
ランスロのクラリネット
ジャリのヴァイオリン

いずれもフランスの奏者らしく、軽やかな明るい響き
半ばヤケクソ気味で始まった休日の朝を心地よく彩ってくれますね。
これはいいアルバムです。

さあて、足の踵がヒビ割れて痛いけど、散歩に出るとしましょうか。
posted by fronte360 at 09:17| Comment(2) | TrackBack(0) | 06〜10-LP/LD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月22日

レコード捕獲、シューリヒトのモーツァルト第41番・第38番

連休中日ですが、やはり4時すぎに目覚めてしまいました・・・
ゴロゴロとしてても眠れるはずもないですが、7時過ぎに床をあげ
しばし勉強なんぞしてみましたけれど、睡眠不足からピリっとしませんね。

結局、お昼の14時までゴロゴロとしてから、意を決して出撃!

そう意を決しないと、渋谷なんて行けませんよ。
山手線の西側は苦手なんです、若者が多くて、都会ですから・・・
で、渋谷といえば、行く所は1箇所しかなくて、レコファン渋谷BEAM店

2時間近くかけ、ゴミ箱のような100円アナログ・レコードをサルベージ
それでも1/4くらいは手付かずで引き上げました。
2時間くらい立っているのもしんどいものですが、
大音響でかかってるBGMに精神をやられそうな感じでしたし・・・

吟味して10点を捕獲(それでも1,000円です)
なかでも、日本コンサートホール盤、しかもシューリヒトモーツァルト
これを発掘したのは嬉しいな。

■日本コンサートホール モーツァルト/交響曲第41番「ジュピター」、第38番「プラハ」 カール・シューリヒト指揮パリ・オペラ座管弦楽団(SM-2326:100円)

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シューリヒトモーツァルトプラハ」、宇野功芳さんの強力なバックアップもあって、誉れ高い名盤になっていますが、おおもとはコンサートホール・ソサエティの録音ですね。 これは日本盤ですが、オリジナルだと数千円の値がつくのじゃないですか。 それはともかく、盤質良好、ただしちょいとゴミが付着しているので、カートリッジをピカリングに換装し、針圧3.5グラムでトレースして楽しんでいます。 シャキっとしたモーツァルトです。

この他の収穫は以下のとおり。

■日コロムビア シュターミッツ=四重奏曲選集 ランパル(fl)、ピエルロ(ob)、ランスロ(cl)、クルジュ(hr)、フランス弦楽三重奏団(RE-1501-MU:100円)
1971年に発売されたパルナス1000シリーズの廉価盤、musidisc原盤ってことがレコード番号から分かる方は通ですね。

■RVC ヴェニスの愛/バロック・オーボエ協奏曲集 ピエルロ(ob)、フォントゥニー(vc)、ベッケンシュタイナー(hpsi)、パイヤール指揮パイヤール室内管弦楽団(ERA-1039:100円)
1975年、エラート原盤のフィオーリ・ムジカーリ・シリーズの1,300円廉価盤。 チマローザマルチェロのお馴染みに加え、ツィポーリベルリーニなどの珍しい作曲家の曲が含まれているのですね。

■RVC パイヤール/ヴィヴァルディ=協奏曲集 オンニュ(fg)、ラリュー(fl)、ピエルロ(ob)、アラン(org)ほか、パイヤール指揮パイヤール室内管弦楽団(ERA-1066:100円)
1976年、エラート原盤のフィオーリ・ムジカーリ・シリーズの1,300円廉価盤。 この種のレコードは自宅に持っているかもしれませんが、この借り住まいで聴くのにはバロック音楽がもってこいでしょう。

■日ビクター モーツァルト/ヴァイオリン協奏曲第1番、第4番 アルチュール・グリュミオー(vn)、コーリン・デイヴィス指揮ロンドン交響楽団(SFL-7594:100円)
ペラ・ジャケットの国内初期盤で、たぶん1963年頃に発売されたものでしょう。 底抜けかけてますが、ジャケット、盤質とも美麗です。

■CBSソニー ミュージカル:オリジナル・キャスト・レコーディング「マイ・フェア・レディ」 レックス・ハリソン(ヒギンズ)、ジュリー・アンドリュース(イライザ)ほか(SONX60027:100円)
豪華見開きジャケット。1959年2月ロンドン公演時にスタジオ録音されたオリジナル・キャスト盤。 「マイ・フェア・レディ」については、アンドレ・プレヴィンが音楽総監督をした映画のオリジナル・サウンド・トラック盤も持っています。 ライナーを読んだら、編曲に、R.R.ベネットも参加しているんですね。

■ワーナー・パイオニア マンハッタン・トランスファー/アメリカン・ポップ(P-11277:100円)
1983年の来日記念盤、サントリーVSOPのCFでも使われたアメリカン・ポップをフューチャーしたアルバム。 記憶ないけど・・ 原題は「BODIES AND SOULS」 ゲストにスティーヴー・ワンダーフランキー・ヴァリも参加しています。

■RVC 難波弘之/ブルジョワジーの秘かな愉しみ(RAL-8822:100円)
キーボード奏者難波弘之(今では東京音大の準教授)の1985年のアルバムが帯付で入っていたので救出。 題名はルイス・ブニュエル監督による1972年の映画より頂いてますね。 この映画、今は無き大毎地下の名画鑑賞会で観ました。 ブニュエル好きなんです。

■RVC 竹内まりや/Love Songs(RVL-8047:100円)
■RVC 竹内まりや/Miss M(RVL-8503:100円)

解説不要でしょう、ともに1980年に発売された3rd、4thアルバムですね。

さてこれで休日の楽しみも増えましたが・・・
しっかし、渋谷は似合いませんでしたねぇ、おまけにたいそう疲れましたよ。

せいぜいよい音楽を聴いてお休みしましょう。
posted by fronte360 at 20:26| Comment(4) | TrackBack(0) | 05〜11-LP/LD/CD/DVD音源捕獲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月21日

東京帝國大學、真砂中央図書館、櫻木神社、神田明神

3連休初日なのに、4時半に完全に目覚めてしまいましたよ。
会社のある日のほうが、もっと寝たい、という欲求がでるのですが、
休日は、寝ようとしても、かえって目覚めてしまう・・・

今日は良い天気、いつもならゴミ出しついでの散歩に出るのですけれど
今朝は、文京区の生ゴミ、北区の資源ゴミを出し(ご近所なので)
大人しく部屋に戻ってきました。

最近お気に入りの倉科カナちゃんを見たかったのと
まだ迷ってますが年始にある資格試験の勉強もやろうカナ・・・と

そして11時を回って、満を持して散歩に出発。

まずは不忍通りの建材店の店頭で「ご自由にお持ちください」と書かれた
タイルを少々いただきました。 スピーカの下に敷くのに良いんですね。

狸坂を登って、本郷図書館で借りたCDを返却して少々身軽になり、
鴎外旧居前の藪下の道を歩き、途中で右折、漱石の旧居前を通って
東大地震研究所へと直進。 この道がアップダウンが少なくて楽なんですよ。

地震研究所から農学部工学部と、いつもどおり進んでましたが
ふっと、舞い散る落ち葉を見ていて、マンホールに目がいくと・・・

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東京帝國大學の刻印を見つけました。
中央には暗渠と書いてますね、母校での授業「農業土木学」で習いましたよ。
レベル差歴然ですけど・・・

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そして安田講堂前の銀杏並木、
先週とあまり変わりないみたいですねぇ。 ちょっとは黄色いかな・・・
来週は帰省ですから、次に来れるのは12月、散ってないこと祈ります。

法科大学院の試験日で、また安田講堂では学会もやってましたし、
天気も良い12時前、写生グループもいて、いつもより人が多かったなぁ。
地下の食堂でも・・ と思ってましたが、写真をとって、そそくさと退散。

赤門を出ると、目の前には今月23日に一葉忌がおこなわれる法真寺
ここから樋口一葉ゆかりの菊坂下道に入って左に折れ、炭団坂を登ると
真砂中央図書館ですね。

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久しぶりの図書館では、色々と発見があって、楽しいですね!!
でも、ちょいとセーブし、6種のCDを借りました。 いつもながらの雑食・・・

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中森明菜/ZERO album-歌姫2
倉木麻衣/IF I Believe
安田南/South "Yasuda Minami Live at The ROB-ROY"
ステンハンマル/交響曲集ほか、ヤルビィ指揮エーテボリ響
ホヴァネス/交響曲第4番ほか、ローラー指揮イーストマン・ウィンドens.
矢代秋雄/ピアノ協奏曲・チェロ協奏曲、館野泉(p),堤剛(vc)ほか


いま中森さんの歌姫2を聴きながら、これを打っていますが、
素晴らしいですねぇ!!

歌姫アルバムは評価が高いのは聞いてましたし、
これに収録されている「乙女のワルツ」は別のCDに収録で聴いていて
巧いなぁ〜 と思ってましたけれど・・・
竹内まりやさんの「シングル・アゲイン」も歌われていて、
選曲を含め、アルバム完成度がとても高くて大満足・・・
しばしば打つ手も止まっています。

さて話を戻し、春日通りに出て、いつも通りすぎてしまう櫻木神社

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ここは菅原道真を祀った天神さんなのですね。 試験合格するかな。
そして、かねやすの前、本郷通りに折れて神田明神

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そして秋葉原を経て電車で帰宅ですが、また巣鴨まで行き、
食材やら日用品を補充して15時前に戻ってきました。

いい天気、いい音楽も補充できて気持ちよかったな。
posted by fronte360 at 16:26| Comment(2) | TrackBack(0) | 08〜12-東京散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月20日

リンデ・コンソート、J.S.バッハ/農民カンタータ

ようやく一週間が終わって、明日から3連休・・・ですが
諸般の事情があって帰省せず(来週帰省します)
今日もまた早々に退社してきました(会社好きじゃないので)。

1c067.JPGそして今日もまたステレオ・アンプに火を入れ、
色々と聴いてましたが・・・今宵の1枚は

リンデ・コンソートによる
J.S.バッハ農民カンタータ

コーヒー・カンタータもカプリング、
でも今宵は、何故か、農民カンタータ
これを聴きたい気分なのですね。

この演奏については拙ページに記載があるので省略。

091120_01.jpgところでこのレコード、ドイツEMIによる輸入盤です。

盤面のビクター犬
ニッパー君もまた懐かしいでしょ。
His Master's Voice
蓄音機から流れる亡くなったかつての飼い主の声
首をかしげて聴いているニッパー君、実話ですね。

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そして今宵もまたアナログ・レコードが我が部屋で回っております。
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2009年11月19日

バイロン・ジャニス、リスト/ピアノ協奏曲第1番、第2番

今日は朝から町田オフィスに出勤
お昼前に辞去してお昼すぎより本拠地・川崎に戻りました。

そして今日も、定時になったのでとっとと退散
7時前に帰宅して、またもやステレオのアンプに火を入れてくつろいでます。

fg69.jpg今日はバイロン・ジャニスという
アメリカ人ピアニストによる
リストピアノ協奏曲集

これが実に素晴らしい演奏で
ジャニスの無双のテクニック、
オケの馬力も凄くて目がくらみそう。

レコードこそ1972年に発売された廉価盤
日本フォノグラムの第2期グロリア・シリーズの統一ジャケットですが
マーキュリーの優秀録音 LIVING PRESENCE によるものです。
CDで持ってますが、御茶ノ水ディスクユニオンの3枚300円のコーナ
そこに、このレコードもあったので持ち帰ったものです。

この演奏については、長いですが「ゆらこめ」を引用させてください。

リストの協奏曲がこれまた、凄いんですよ。
こんなにカッコいいリストっていうのは、
そうそうお耳にかかれるもんじゃないと、私は思います。
リストの音楽については、精神性が希薄、
といった批評をするひともいるようですが、
ジャニスの弾きっぷりというのは
「精神性なんて辛気くさい! 技巧だけでバリバリに決めてやる!」
と、ハナからもう割り切っているふうです。
ところが、結局そうやってきた頑固なまでの技巧信奉が、
緊迫した雰囲気を生んで、
これが反語的な意味での「精神性」を型づくっているようなところがある。
このアイロニカルな気分が、なんともたまらんのです。
ジャニスの味ですね。


ほんと、そうなんですよね。
ゆらむぼさん、自分よりも若く逝かれてもう3回忌ですか・・・
しかし、音楽は永遠ですね。

■日本フォノグラム FG-69
リスト/ピアノ協奏曲第1番 バイロン・ジャスニ(p)
コンドラシン指揮モスクワ・フィル
リスト/ピアノ協奏曲第2番 バイロン・ジャスニ(p)
ロジェストヴェンスキー指揮モスクワ放送交響楽団


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2009年11月18日

カラヤン、バルトーク/弦楽器・打楽器とチェレスタのための音楽

今日は出張先の大宮より直帰したので6時過ぎに戻ってきました。
お昼ご飯をしこたま食べたので・・・夕食は湯豆腐と熱燗でおしまい。
あとはチビチビと飲んでいて、廃人化しております。

いつもながらテレビが面白くないので、
7時過ぎより、ステレオ・アンプに火を入れて音楽鑑賞ですが、
あれこれと、つまみ聴きして、結局のところ・・・

os3104.jpgカラヤン指揮ベルリンフィルによる
バルトーク弦チェレこと
弦楽器・打楽器とチェレスタのための音楽

これに落着きました。

このレコード、日本コロムビア国内初期盤ですが
演奏もさることながら、とても音質が良くて、
ワクワクさせられながら聴いていました。

バルトーク弦楽器・打楽器とチェレスタのための音楽は、
フリッツ・ライナー指揮シカゴ交響楽団による、筋肉というか、
余計な脂肪分を削ぎ落としたような演奏に洗脳されてました。

でも、このカラヤン盤、集中力の高さもさることながら、
オケがグラマラスな響き、妖艶な感じもさせて、素晴らしいですね。
排除するようなライナーの音楽ではなく、巻き込まれてしまう・・・
そんな感じがしました。

でもって、ネットでカラヤンバルトークを調べてみると、
DGから出ているのがひっかかりますけど、こちらはEMI盤
さらに絞り込んでみると、中古レコードの販売サイトばかりですよ。

しかも数千円から、高いところだと3万円(さすがに売れてませんが)
いずれも輸入盤ですけどね、ま、こちらは国内盤。
カラヤン全曲集のCDも出たので、録音そのものの希少性など
もうないと思ってますけどね。

でも、このレコード、100円で捕獲したんですよね。
なんだか、とってもトクした気分です。
もっとも売れるとも思わないし、また売る気もありませんけど・・・

渋谷のレコファンBEAM店、ご無沙汰しているので、また行ってみようかな。
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2009年11月15日

田端銀座、アザレア通り、駒込銀座、霜降銀座、染井銀座

田端・駒込界隈には、大型スーパーやホームセンターがありません。
しかしその分、商店街や小売店が元気なんです。

今日は本駒込図書館に行ったあと、ご近所の銀座巡りをやってみました。

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まずはお馴染みの田端銀座商店街

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昨日もここに来て、野菜や果物を買ってましたよ。
昨日は「北区100円市」だったのでもっと人が多かったですね。
ご覧のとおり第3金曜は「半額市」です。 今週来れるかな〜

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これを抜け、JR駒込駅東口に向う道が、アザレア通り
この写真は駒込駅のところから今来た道を写したところ。

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垂れ幕が、未だに東京オリンピックですね。
駒込駅東口のガード下をくぐると、駒込さつき通り

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駒込銀座商店街であります。
ここは飲食店が多いのが特徴でしょうか。

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商店街を抜けて少し歩き、本郷通りの交差点の向こうに、しもふり

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霜降銀座商店街です。 ここも生鮮食品や惣菜も多くあり賑わってます。
垂れ幕には「東京商店街グランプリ・準グランプリ受賞」と書いてます。

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それに、もう一種類・・・
名探偵★浅見光彦の住む街」の垂れ幕もありました。
元会社の同僚よりこの近くに浅見光彦が住んでいるとの話がありましたが
ピンとこなかったんですよね(すみません)。

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さてこの商店街はけっこう長いのですが・・・

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いつのまにかに染井銀座商店街になってしまいます。

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さすがに人通りとお店はまばらになってきますけど。
商店街を抜けても、まだ街灯に桜の造花が飾ってあって・・ほんと長いよ。

ということで、ここを往復して、いい運動になりました。
なお本日の図書館での収穫は・・・CD7種8枚

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ヴォルフ=フェラーリ管弦楽名曲集
マーラー/交響曲第9番、バーンスタイン指揮ベルリンフィル
熊本マリ/タンゴ
阿川泰子/Other World
倉木麻衣/DIAMOND WAVE
ZARD/君とのDistance
田端義夫/全曲集

いつもながらの雑食です。
田端に住んで田端義夫さんを聴く(バタヤン好きなんです)
今でも現役、胸に構えたエレキギターはちゃんと鳴ってますよ。
元気をもらいましょう。
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早朝散歩、富士山〜東大〜無縁坂〜不忍池

比較的よく眠れました。
それでも6時半起き、なんですけれども・・・
血圧は正常、体温は36.5度と少々高いですが、体調は良い感じ。
7時を回ったので、早朝散歩に出発しました。

東大銀杏並木が色づいていないかと・・・
でも天気が良いので、まずは、よみせ通り延命地蔵尊にお参り

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あまり長生きをしようなんて思っていませんが
生きている間は、健康でありたい、ですものね。

そして、富士見坂を登って、富士山を眺望。

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091115_03.jpgこの写真では分かり難いでしょうかね。
望遠で写したのもあるので、
どこにあるか分かっていただけるかな。
数少ない本当に富士山が見える富士見坂です。

諏訪台から谷中へと降り、
へび道を通って、不忍通りを渡り
根津神社前からS坂登って、東大地震研究所から東大キャンパス内に・・・
いつものコースです。

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青空の中にそびえ立つ安田講堂。 朝8時5分ですよ。

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そして、その入口は、こんな扉で・・・

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振り返ると、銀杏並木・・・
少し色ついてますけども、まだ黄色じゃないですね。
また黄色になったころに来てみましょうか。

さて、ここから帰路
ちょいと思案して、三四郎池を経由し、龍岡門より東大を出て、
東大キャンパスを回り込むように不忍の池へと向うと

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講安寺がありました。
江戸時代の土蔵造りの本堂が残っています。
火事が多かった江戸では、土蔵造りが防火建築だったのですね。

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なお寺門は戦後に再建されたものだそうです。
そしてこの講安寺の前から不忍の池に下る坂が、無縁坂

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さだまさしグレープだった時代、ヒット曲の題名になってましたね。
この無縁坂右側の石垣は、旧岩崎邸庭園です。

坂を下って不忍の池
青空のもと広々として気持ちいいですよ。
まだ8時すぎでしょ、人も少なくて、空気も澄んでいる感じ。

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写真にも写っている弁財天を経由
先週と同じコースで上野駅より電車で帰宅・・・ですが、
巣鴨のマーケットへ寄り道、そして田端でもご近所マーケット
一週間分の食材も確保できました。

天気が良くて、食べ物も沢山あって気分が晴れますね(単純な性格)。
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2009年11月14日

遠い日の花火、木之内みどり/苦いルージュ

やはり酔いにまかせて・・・
木之内みどりさんのラストアルバム「苦いルージュ」を聴いております。

nf6013a.jpgアイドルなのに(といっては失礼ですが)
どこかヨーロピアンな曲調に統一された
アンニュイなアルバム
この完成度の高さに、毎度毎度、聴く度に
驚かされています。

いつも書きますが、
ヒデとロザンナの、ヒデこと出門英さん作曲の
漂いながら・・・」「海の百合」早世された才能を惜しみます。

ところで「海の百合」ではコーラスで出門さんも歌っていらっしゃる?

木之内みどり/苦いルージュ(ROUGE AMER)

nf6013b.jpgPART T 海から
 1. 漂いながら・・・
 2. MON AMOUR, I LOVE YOU
 3. サマー・フェスティバル
 4. 海の百合
 5. ひと夏の兄妹

PART U 街へ
 1. 渇いた都会
 2. NO, NO, NO
 3. 苦いルージュ
 4. 木曜にはきっと・・・
 5. 白い馬

1978年、ほんと遠い日になってしまいましたねぇ
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谷中界隈、そして国立西洋美術館、吉池

朝から雨模様でしたけど、お昼前にやんだようなので散歩に出発ですよ。
部屋にこもっていても新しいことは何も生まれませんから・・・

まずは、本郷図書館
ここで、千石図書館で借りたCD、DVDを返却して身軽になります。

団子坂では下水道工事をやってましたが、
掘り返した道路を見ると、煉瓦で造ったマンホールが顔を覗かせてます。
立派な構築物、そんな感じでしたけど、これを壊しているみたい・・・
なんか勿体無いなぁ、などと思うのは素人考えかしら。

団子坂を下って、不忍通りを渡って谷中方面に進みます。

全生庵というお寺、境内に金色に輝く仏様もいらした大きなお寺です。

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なんでもここは、山岡鉄舟が徳川幕末・明治維新の際、
国事に殉じた人々の菩提を弔うために明治16年に建立したそうですね。

山岡鉄舟本人もここにお墓があるようですし、
落語家の三遊亭円朝、作曲家の弘田龍太郎のお墓と曲碑もあるそうです。
「春よこい」「叱られて」「くつが鳴る」「雀の学校」「鯉のぼり」
などの作曲家だそうですけれど、雨が降ってきたので先を急ぎます。

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途中、懐かしい感じの日用品・雑貨店を見つけました。
いまでもちゃんと商売されている・・・懐の深い町ですね。

谷中霊園に突き当たったので進路を南、いったん上野を目指しましたが、
チラリと見た霊園の桜並木が黄葉していたので、進路変更。
霊園の中を抜け、日暮里から電車に乗ることにしました。

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並木に入って、すぐのトイレの脇に説明板があるの近寄ってみると、
明治初期の稀代の悪婦・高橋お伝のお墓、とのこと。

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以下、案内板からの引用です。

最初の夫、浪の助が悪病にかかり身体の自由を失ったので毒殺し、
他の男のもとに走り、その後、各地を放浪しながら悪事を重ねた。
明治九年、浅草蔵前の旅館丸竹で、古着屋後藤吉蔵をだまして殺害、
所持金二百両を持って逃走、京橋新富町で捕らえられ、
同十二年、三十歳で死刑に処せられる。
 (以下略)

伝の墓に参ると三味線が上達するという評判があって、
三味線を習う人が花を供えて、花が絶えることがないそうです。

この先には、川上音二郎の銅像台座もありました。

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川上音二郎は「オッペケペー節」で一世を風靡した俳優・芸人ですが、
お墓は出生の地・福岡にあるようで、これはお墓ではなく、銅像の台座。
銅像そのものは戦時中の金属供出で持っていかれたようです。

そして突き当たりは、谷中の天王寺

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天王寺というと・・・
大阪人にとって、動物園とオカマを連想する町なんですけどねぇ
谷中の天王寺というと、五重塔でしょうか。
幸田露伴五重塔』、放火心中事件で焼失して今は無く、残念です。

さて日暮里から、久しぶりに常磐線上野に出て、
目的地は、先週まちがって来てしまった、国立西洋美術館

091114_07.jpg第2・4土曜日は、常設展がタダ
国税を払っているので還元してもらわなくては。

で、たっぷりと楽しんで出てきたら・・・
あれれ・・・ロッカーの鍵がないよ!

鍵はしっかりとかけたけど、鍵を抜くのを忘れてしまったようです。
あ〜 ボケが始まったのかもしれません。
暗澹たる気持ちで係りのお姉さんに事情を話し
インフォメーションに行ったら、遺失物として届けられていました。
あ〜、よかった、よかった。

091114_08.jpgということで西洋美術館をあとに
アメ横を抜け、御徒町吉池まで歩いて
日本酒を1本買ってしまいました。

奉仕品で、なんと一升瓶で 1,050円なんですよ。

ダメもとで美味しくなかったら燗酒にするつもりですけど
調べてみると・・・
醸造元の新潟県柏崎市原酒造株式会社って
越の誉」を出しているところなんですね。

これはたのしみが増えました。

ということで、今日もこれから廃人同様になりますけども、
飲み過ぎてボケがまわらないようにしなくては・・・
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2009年11月12日

バリー・タックウェル with オーディオテクニカ AT150Ea/G

今週は月火曜と飲み会でしたが、明日も飲み会なので
今日もとっとと会社を退散し、焼酎のお湯割り片手に音楽鑑賞です。

asd2985.jpgホルンの名手バリー・タックウェル
1973年に録音したホルン協奏曲集

ヒゲ面が印象的なジャケット

ファンならお馴染みの1枚でしょうが、
じつは当方それほど詳しくはありません。

でも、いずれも見事な演奏です。
なかでもフェルスターの協奏曲、馴染みのない曲ですが、いい感じ。
ウェーバーの超絶技巧もまた素晴らしいですけどね。

ところでカートリッジを ピカリング V-15 microW/AT から
オーディオテクニカ AT150Ea/G に換装しました。

091112_01.jpg

ピカリングのは中音域の押し出しが良くてヴォーカルには強いけれど
さすがにホルンの響きだとモタつくようで、モゴモゴ感もしましたしね。

で、シェルごと交換し、針圧調整するのですが・・・
このアーム、あまり感度よくないから、バランスもとりやすくて楽ちん。

換装したら解像度がアップして、見晴らしがよくなった感じ、
ホルンのテクニックもまた冴えて聴こえます。

とにかく、こおいった楽しみ方が手軽に出来るのも、
アナログ・プレーヤの良さ。 かつては皆そうしていたはずだけれど・・・
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2009年11月11日

「moony night」 with ピカリング V-15 microW/AT

週末に交換したトーン・アーム
そしてカートリッジ ピカリング V-15 microW/AT

091111_03.jpg

のオリジナル・ラスト・アルバムともいえる

gws4002.jpgmoony night」(1978年)を聴いています。

我が家のチープなアンプとスピーカに
似合ってるかもしれませんね。

今から25年以上の前の普及品カートリッジなのに
ネット検索すると・・・
交換針がヒットするのが嬉しいですね。
アメリカ製なのに・・・
posted by fronte360 at 21:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 05〜10-JPOP音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

そろそろクリスマス

今週は、月〜火曜と連チャンで飲み会・・・
楽しいのですが、疲れるんですね、歳のせいかもしれませんがね。

さて、今日もいつもどおり出社しましたが
朝9時過ぎよりパシフィコ横浜での展示会&セミナーに参加してきました。

セミナーが予想外に面白くてタメになったと思いますが・・・
これを分かってくれる仲間が少ないのが悲しいところでもあります。

そんなことは、どうでも良くって・・・
ランドマーク地区では、すでにクリスマス・ムードです。

091111_01.jpg

でも、パシフィコ横浜まで近づくと13日(金)点灯予定・・・とのこと。

091111_02.jpg

この時間差が面白かったな〜
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2009年11月08日

アーム換装・カートリッジ交換

ずっと前から気になっていたんですが
アナログ・プレーヤのカートリッジ交換を実施しました。

いえね、今のカートリッジ、オーディオ・テクニカ AT-F3U
気に入っているんですが、優等生ですが、パンチ不足な感じもしてました。
アンプのMCポジションがそんな感じなのかもしれませんがね。

ということでカートリッジ交換ですけれど・・・

今のアームは、オーディオ・テクニカ AT-1100 のストレートパイプで、
シェル交換なんてできませんし、かつてリード線を切った前科もあって、
躊躇してました。

でも今宵、酔いにまかせて(このパターンが非常に多い、小心者ですから)
アームごと換装することにしました。

091108_08.jpg

まずは、現状こんな華奢な高感度なアームなんですね。
これを、アーム、アームベースも分解して外します。

091108_09.jpg

細心の注意を払い、リード線を切らないよう、カートリッジを外しました。
カートリッジはまた買える、と思ってましたけれど
いま調べたら、AT-F3Uは生産終了になったようですね。 うー、残念。

091108_10.jpg

外したカートリッジはユニヴァーサル・シェルに装着(中央)
これからは、右側のアメリカ製 ピカリング V-15 microW/AT を使います。

それよりも先、プレーヤにもともと付いていたアームを装着。
六角レンチを使って、アームをベースに固定しますが、
2箇所あったんですね・・・
忘れてしまってて、ここで難航しましたが、装着完了。

091108_11.jpg

太いパイプ、ウェイトのところにゴムのクッションもかまされていて、
共振予防なんですが、そもそもの精度の低さをゴムで分散させる戦法・・
でも、もとからそんなに精度の高いプレーヤではないので似合ってるかもね。

シェルもオリジナル、トリオのマーク付きのアルミ・ダイキャスト
シェルを付けてバランスをとりますが、
感度が高くないので、すんなりと決まりました。 3.5グラム。
5グラムまでかけられると思いますが、このあたりにしときましょう。

中域に特色があって、ガッツある力強いサウンドが魅力的です。

おとなしいスピーカのテクニクス SB-X1 にはこちらが似合いますよ。
ステレオ感、そして量感のある低音が耳あたりもいい感じかな(自画自賛)。

優等生の国産もいいけど、個性的な舶来品がやっぱり面白いですね。
当時5,000円ほどだったかしら、購入してからすでに30年ほど経ってますけど
いまだに使っていられることが、ほんと嬉しいですね。

なお本体のアナログ・プレーヤ、トリオ(現ケンウッド) KP-7300
これも個性的で好きですよ。 コンクリートで固めた重量16キログラムで、
普及品ながら、大慣性質量ターンテーブル・高剛性キャビネットの先駆者。

091108_12.jpg

そしてこれが当初附属していたカートリッジ。
オーディオテクニカからのOEMではないでしょうか。
これも復活・・・ それはないと思うけどれど、ちゃんと持ってますよ。

l-12531.jpgなお、聴いているのは中森明菜さん
1982年のファーストアルバム、
プロローグ」だったりします。

歌謡曲を聴くためのアーム換装
いいじゃないですか、
音楽に貴賎はありません。
posted by fronte360 at 22:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 05〜09-全般(その他諸々) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする