2009年10月29日

クライネルト/ベルリンRSO、シューマン/ライン

このところ、忙しくないはずだけれど、ちょいと慌しくなってきてます。

ここの書き込みは減っていますけれど、決して忙しいわけではなくて
モチベーション曲線もあいかわらずの低空飛行なんですけどね・・・
帰宅すると、すぐにアルコール注入で廃人同様になってしまうのですね。

ま、それなりに割り切ってやるのがオトナというもんです。

さて、ここの書き込み、本来なら本家のクラシック音楽のゴミ箱・・・
だったんですが、最近サボってますね。

ほぼ毎日、愛用のメモリプレーヤではクラシック音楽を聴いているんですが
あまりピンと来るものがなくて・・・

三枝さんの交響曲「イカの哲学」
なんか音楽はハチャトリアンというか、大澤壽人さんには及ばないし
ナレーションがついているぶん、また安っぽく感じてしまったり・・・

小澤征良さんがナレーションした武満徹さんの「系図」
声が落着いていて良くないですね、この曲の意図する声、
成人するまえ女の子、ちょっと甲高い声質でかつ鋭さ、が感じられない・・

でもって、いつものを繰り返し聴いていますが
昨夜、この内容を入れ替え、またもやEGR(East German Revolusion)

これも今は無きPILZの遺物で、何度も聴いていましたが・・・

44 2068-2.jpgこのところの精神状態にシンクロ?
したのかな??

ロルフ・クライネルト(Rolf Kleinert)
クライナートとの表記もありますが
この旧東ドイツの指揮者による
シューマンの交響曲第3番「ライン」
この演奏に、大きく心を打たれ、電車の中で思わず震えが止まりませんでした。

第1楽章の終結部でのホルン?のファンファーレのなんと豪快なこと。
第2楽章での、とうとうとしたラインの流れ、
涙がちょちょ切れるような感じですよね、そしてここも終結部も見事。

内面からふつふつと沸き起こるような豊かな表情と、感動。
以前から聴いていて、いい演奏だとは思っていましたが、
久しぶりに聴いて、今の自分とどこかがシンクロしたんでしょうかね、
大きな感動を覚えました。

シューマンの音楽、交響曲以外ももっと聴いてみないとダメですね。
posted by fronte360 at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 05〜10-CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする