こちらでも早朝散歩を、と思ってましたが・・・
ようやく秋篠寺まで歩いて行ってきました。 約1時間弱の行程ですね。
頭を垂れる稲穂を見、途中、栗の実も1つ拾ったりと、
秋篠川沿いもなかなかいい散歩道ではないかと思ってますが、
観光客もまだやってこない秋篠寺、ここが最高ですね。
東門より入って境内を歩いて正門にあたる南門を見ます。
視線を移して、本堂の方向を見ると、苔がまるで緑の絨毯のようですね。
そのお堂はひっそりとした佇まいで、
この中には、伎芸天がいらっしゃいます。
もう30年以上前より通っていますが、変わってませんね。
こちらは大元堂で秘仏が納められていて今だ見たことありません。
浪人して予備校に通っていた頃、昼食代を節約して電車賃とし、
ここ秋篠寺や、法隆寺などにも通ったものです。
また社会人3年目で関西に戻ってきた独身時代、
バイクやフロンテ号に乗ってきたこともありました。
秋篠宮と名乗られたことで観光地化を懸念しましたけれど、
それもなく、今もそのままにあるのが嬉しいですね。
今回写真は撮りませんでしたが、
南門を入ってすぐ右側の木立の中に塔の礎石があります。
十代最後の秋だったかな
ここで堀辰雄の文庫本を持って写真を撮ったことを思い出します。