2009年09月12日

レナード・バーンスタイン、マーラー/交響曲第4番

いつもコメント下さる岩崎さんのブログにマーラーの交響曲第4番の話題が・・
それで思い立ち、手元のレコードから引っ張り出して聴いているのがコレです。

レナード・バーンスタイン指揮os157.jpg
ニューヨーク・フィルハーモニック
レリ・グリスト(S)


名盤の誉れ高いものなのですが、
今日改めて聴きなおしてみて・・・
なんとか、そのことが感じれたかもしれません。

じつは、この演奏については、国内盤CDでも10年位前に捕獲し
聴いてはみたものの・・・ あまり印象に残らなかったんですよね。

というか、たいてい好きなニューヨーク時代のバーンスタインの演奏ですが
どうもマーラーって、この演奏以外でも、趣味に合わなかったいいますか・・・
判ってない、ってことに他ならないのですけれども、好きじゃなかったんです。

しかも、このレコードを昨年捕獲してみたのですけれども、
写真でもお分かりのとおり(黄色いシールが目印の)
レコファン渋谷BEAM店での、100円投売り(ゴミ箱)からの救出品。
時折、スクラッチ・ノイズは盛大に入ってきたりもしますし、
先の先入観もあって、これまでじっくりと聴いていなかったんですよね。

しっかし、今日改めて聴きなおしてみると、ノイズは時折入るものの、
なかなかもって華麗かつ彫りの深い演奏に惹き込まれています。

第1楽章のピーク
第5番の交響曲冒頭のトランペットが入る直前の盛り上がり方、
ここに重厚感も感じられるのは、アナログ・ディスクゆえでしょうか。
手持ちのCDでは、こんな盛り上がりは感じなかったように思ってます。
(現物は自宅に置きっぱなしで持ってきてません)

この第4番の交響曲については、
個人的に第1楽章のこのピークでの盛り上がり方、
ここで聴いている演奏全体の印象を左右してしまう癖がありまして・・・

理想は、ホーレンシュタインの演奏で、
遅いテンポで、大きな溜めを造ってから爆発する・・・
これが最高だと思っていたりします。

しかしこの演奏もなかなかもって多彩な管弦楽を駆使し、聴き応えあります。
これまで聴いていたCDの録音がショボかったのかもしれません。
第4楽章のレリ・グリストの歌唱も可憐さが際立っている感じだし、
弦楽器の艶の出方も違うみたい・・・と想像は膨らんでいったりもしますけど。

なお、このレコードは、マーラー生誕100年祭の行われた1960年
この年は、マーラーニューヨークフィル常任になった50年記念でもあって
ニューヨークフィルの記念事業の一環として企画・録音されたものであると
国内盤のペラ・ジャケットの裏に書かれてます(訳は、岡俊雄さん)。

なお (c)61.11 、価格は 2,000円ですね。
昭和36年頃の大卒初任給は3万円くらいでしょうか?
またこのようなお宝を100円で発掘しに渋谷まで行ってみましょうかね。
posted by fronte360 at 21:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 06〜10-LP/LD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

久しぶりの東京散歩、千石・巣鴨

なんだか熱っぽい??
このところ気だるい感じが続いてるので、昨夜は22時前には寝たのですが・・・
午前2時に目が覚めてしまって・・・
いくら早朝覚醒でも、こりゃ深夜覚醒ですよね。

結局そのまま朝までTVを見ながらすごし、
6時45分、ゴミ出しついでの散歩に出かけましたよ。

気だるい気分が充満してて、なんだか夢遊病のような感じで動坂を上り、
とりあえずの方向を白山神社と定めて歩き始めます。

神社の手前、旧白山通りに出たので、神社には行かず、通りを北上、
東洋大学の前をすぎたあたりより調子出てきたかな。
白山通りを横切って、適当に歩いて千石方面に進みます。

千石図書館の前を通り、不忍通りを横切って北上すると商店街、
千石本通商店街だそうです。

090912_01.jpg

この商店街は、フクロウがシンボルのようですね。 知恵の神様。
あちらこちらにフクロウ、福が来るように、でしょうかね。

さてこの商店街を途中で折れ、また適当に歩いていると・・・
今年の7月22日に発見した通りの中ほど、
ハチブドー酒の看板のあるあたりに出てきましたね。 へぇ〜 って感じ。

090912_02.jpg

伝統的な破風造りの銭湯もありました。

090912_03.jpg

おとめ湯って言うらしいですね。 鶴が教えてくれました。
井戸水を使っているとのことです。

さて、ここまで来ると巣鴨も近いことも判ります。
適当に右折し、駅方向に歩みを進めると、年代ものの看板発見。

090912_04.jpg

今は廃業されているようです。
後ろに映っている屋根は、土蔵なんです。
左隣の駐車場の更に左隣も古い木造家屋ですが、取り壊しの真っ最中・・・
いずれここもその運命になるのでしょうねぇ。

さて、少々パワーも出てきました。
久々に、とげぬき地蔵まで行ってみることにしましょう。

JRの線路を越えて、しばし歩いて、まずは眞性寺

090912_05.jpg

眞性寺のお地蔵さま
294年前に造られた2メートル半ほどある大きなお地蔵さまは修理中で
来年5月まで縮小した御身代わり地蔵尊が鎮座しておられます。
なお昨年5月に訪れたときの写真がコレですね。

080517_05.jpg

さてお馴染み地蔵通り商店街も朝7時すぎなので閑散としてますが
やはり、おばあちゃんの原宿の名のとおり、早朝よりいらっしゃいますね。

090912_06.jpg

そして、高岩寺・とげぬき地蔵尊
昨年の今頃はまだ本堂の改修工事中だったかな。 今はもう終わってます。

090912_07.jpg

さてここからいったん中仙道に出て南下、駅方向に戻り
いつもの24時間マーケットで食材とお酒(日本酒)の買出しですね。

そして、前回来たときには見つけられなかった体温計を発見。
これも捕獲しましたよ。

このご時勢、マスクは60枚入りの箱で既に調達済みなんですが、
体温計、持ってなかったんですよね〜
って、これを笑い話にしていたんですけども・・・

冒頭にも書いたとおり、このところ熱っぽいと感じること多くて、
ついに買ってしまいました。

部屋に戻ってさっそく測ったら・・・
36.6度でしたよ。 今も同じです。

平熱・・・ いえいえ微熱かな、関西在住時は36.0〜2度位でしたもの。
しばらくは体温計フェッチになりそうな予感です(笑)

 ●

20:35 体温計フェッチ(笑)
夕食時に日本酒2合いただきましたが・・・やっぱり、36.0度ですよ。
posted by fronte360 at 13:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 08〜12-東京散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする