2009年09月13日

東京散歩、京都→北海道→山梨→山口

うつら・・うつら・・とすることはあっても、纏まった昼寝ができません。
困ったものだな。

ということで14時前、刺すような陽射しのなか、東京散歩に出発です。
といっても、今回は、東京にある各都道府県のふるさと
各都道府県アンテナショップ巡りで、近所で手近な所を巡ってみました。

この企画、単身赴任で東京にやってきた頃より興味がありまして・・・
実は、こちらの部屋のケーブルTV、東京ケーブルネットワークTCN)の
コミュニティチャンネルで、昨年より土日に放映していたのが、
とても面白かったんです(「東京ふるさとネットワーク」今は終了して残念!)

ということで、既にこれまでにも立ち寄ったところはありますけれど、
あるお目当てがあったので、ご近所のショップも巡ってみることにしました。

今回は東京駅で下車、
八重洲地下街よりヤンマーのビルのところ、1階に出ますと、京都館

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あるのは以前より知ってましたが、中に入ってみるのは始めて。
いやぁ、やはり雅ですなぁ。
三年坂(産寧坂)にある老舗七味家の七味唐辛子くらいしか落着いて
買えない雰囲気ですね。

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さて、この南隣のビルの1階には、北海道のアンテナショップFOODIST
ここは何度かきていますが、その名のとおり、食品が満載ですね。
しかもリーズナブル。

売り場の半分以上が工芸品だった京都と違い・・・
隅っこに北見のハッカを置いてある区画を除いては、すべて食品ですし、
飲食店も併設されているんですね。 これはいいですよ。
ここで、この前と同じくワンカップと酒のつまみを購入しました。

さて日本橋に進路を向けて進むと・・・ありました、日本橋プラザビル
この1階には、2つ入っていて、まずは山梨県

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富士の国やまなし館
ここはやっぱりワインが豊富で、店員さんもワインに詳しいようです
(他のお客さんに話をしているのを素知らぬ顔で聞いてました)。

日本酒は七賢のワンカップ(そいうえばワインのワンカップも有りました)
これに合う食材を探すと、洋菓子とか何故かアワビ?? 山の幸は??
今度の楽しみにしましょう。

ということで、同じ1階でも反対側の入口にある
おいでませ山口館

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おいでませ山口へ・・・ これに反応できるのは同年代の関西人??
全国放映だったかは知りませんが「おいでませ」というと「山口へ」ですよね。

じつはここが最終目的地でして・・・
萩焼ぐい飲みを1個、買ってしまいました。 欲しかったんですわ。
そしてこれに合いそうな日本酒ということで、「山猿
これも先のTCNの番組で放映されてまして、一度飲んでみたかったんです。

山猿」に使われているお米は、山田錦ではなく・・・
穀良都(こくりょうみやこ)という昔ながらの品種で、
これにこだわっている点では稀有な日本酒だといって良いと思います。
詳細は、⇒ココ に詳しくかかれてます。

芳醇というか、濃厚なお酒ですね。 度数はやはり15〜16度となってます。
今回、常温でしたが、次は冷で試してみたいと思います。

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ということで既に飲酒運転中です。
山猿萩むらさきぐい飲み、そして・・・煮物は自家製で今朝造ったもの。
といっても、冷凍食材(里芋+人参+牛蒡+蓮根)が主でして、
今朝買った鳥のモモ肉にちぎり蒟蒻を入れてます。

友人より送ってもらっている利尻の粉末昆布の出汁も隠し味で効いてますね。
明日はここに大根も加えて再度煮込んでみましょう。

いつも週末は夕方より飲酒して、とっても早いペースですぎてゆきます。
でもこれが楽しみですものね。
posted by fronte360 at 18:08| Comment(2) | TrackBack(0) | 08〜12-東京散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

復活東京散歩、三四郎池、根津神社

昨夜は23時すぎに寝たのですが、3時に起きてしまいましたよ。
やっぱり、早朝覚醒というよりも、深夜覚醒ですよね。

やっぱり寝付けなくなったんで、TV見て朝まですごして6時45分、
散歩に出発ですね。 歩いて身体を疲れさせて、昼寝で稼がなくっちゃ・・

ということで、気だるい身体を動かして、まずは、よみせ通りへと向い、
延命地蔵尊にお灯明をあげてお祈り、ここから出発ですね。

よみせ通りを真っ直ぐ南下、根津神社に行こう・・・ と思いながらも、
更に南下して言問通りに出たので、右折、東京大学を目指します。
このところ行っていませんしね。

本郷通りの手前、弥生で信号が赤に変わったので、左折
立原道造記念館弥生美術館方向に歩みを変え、池之端門より東大侵入。

本校に関係ない者の立ち入りを禁じる・・・
そんな意味の立て札も、このご時勢ですから有りますけれど、
国立大学は、本来国有財産で国民の税金で造られたものでしょう。
国税を払っているんだから、共有部分くらいは利用させてもらいましょう。
それに大学が学問の府、開かれた場所であるのが大学なんです。
だから、国立大学は、知っている限り、自由に出入りしていたします。

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ということで、朝7時すぎ、まだ朝もやがかかる三四郎池ですね。

本郷キャンパスから更に南下、龍岡門より上野とも考えましたが・・・
引き返すことにし、工学部の裏から陸橋で言問通りを越えて農学部
弥生キャンパス内を更に北上して地震学研究所の門より東大とお別れ。
ずいぶんと慣れてきたものですね。

さて、自分なりの通常ルートとは逆にS坂を下って根津神社に入ると
唐門の漆塗替え工事が終わってますしね。

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来週が秋祭りですから、間に合わせたのでしょうか。

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本殿も、綺麗になってますよ。
よく見ると、まだ足場の一部や梯子などが裏手に置かれていますので
出来立てホヤホヤかもしれませんね。 とにかく綺麗になりました。

さてここから藪下の道森鴎外観潮楼前へ。
かつてはここから海が見えたのだとか・・・ だから、
観潮楼

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今はこんな感じですね。
切り立った崖の上ではありますが、当然のことながらビルだらけです。

さて朝8時を回りました。
ご近所の24時間営業の業務用スーパー、日曜朝の特売は8時からなんです。
うまい具合にこれにも間に合って(合わせた、というのが正解か)
鶏肉などを購入して帰宅したら8時半、2時間弱。
ペースはゆっくり目でしたが、歩くと調子よくなりますよ。
posted by fronte360 at 17:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 08〜12-東京散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月12日

レナード・バーンスタイン、マーラー/交響曲第4番

いつもコメント下さる岩崎さんのブログにマーラーの交響曲第4番の話題が・・
それで思い立ち、手元のレコードから引っ張り出して聴いているのがコレです。

レナード・バーンスタイン指揮os157.jpg
ニューヨーク・フィルハーモニック
レリ・グリスト(S)


名盤の誉れ高いものなのですが、
今日改めて聴きなおしてみて・・・
なんとか、そのことが感じれたかもしれません。

じつは、この演奏については、国内盤CDでも10年位前に捕獲し
聴いてはみたものの・・・ あまり印象に残らなかったんですよね。

というか、たいてい好きなニューヨーク時代のバーンスタインの演奏ですが
どうもマーラーって、この演奏以外でも、趣味に合わなかったいいますか・・・
判ってない、ってことに他ならないのですけれども、好きじゃなかったんです。

しかも、このレコードを昨年捕獲してみたのですけれども、
写真でもお分かりのとおり(黄色いシールが目印の)
レコファン渋谷BEAM店での、100円投売り(ゴミ箱)からの救出品。
時折、スクラッチ・ノイズは盛大に入ってきたりもしますし、
先の先入観もあって、これまでじっくりと聴いていなかったんですよね。

しっかし、今日改めて聴きなおしてみると、ノイズは時折入るものの、
なかなかもって華麗かつ彫りの深い演奏に惹き込まれています。

第1楽章のピーク
第5番の交響曲冒頭のトランペットが入る直前の盛り上がり方、
ここに重厚感も感じられるのは、アナログ・ディスクゆえでしょうか。
手持ちのCDでは、こんな盛り上がりは感じなかったように思ってます。
(現物は自宅に置きっぱなしで持ってきてません)

この第4番の交響曲については、
個人的に第1楽章のこのピークでの盛り上がり方、
ここで聴いている演奏全体の印象を左右してしまう癖がありまして・・・

理想は、ホーレンシュタインの演奏で、
遅いテンポで、大きな溜めを造ってから爆発する・・・
これが最高だと思っていたりします。

しかしこの演奏もなかなかもって多彩な管弦楽を駆使し、聴き応えあります。
これまで聴いていたCDの録音がショボかったのかもしれません。
第4楽章のレリ・グリストの歌唱も可憐さが際立っている感じだし、
弦楽器の艶の出方も違うみたい・・・と想像は膨らんでいったりもしますけど。

なお、このレコードは、マーラー生誕100年祭の行われた1960年
この年は、マーラーニューヨークフィル常任になった50年記念でもあって
ニューヨークフィルの記念事業の一環として企画・録音されたものであると
国内盤のペラ・ジャケットの裏に書かれてます(訳は、岡俊雄さん)。

なお (c)61.11 、価格は 2,000円ですね。
昭和36年頃の大卒初任給は3万円くらいでしょうか?
またこのようなお宝を100円で発掘しに渋谷まで行ってみましょうかね。
posted by fronte360 at 21:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 06〜10-LP/LD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

久しぶりの東京散歩、千石・巣鴨

なんだか熱っぽい??
このところ気だるい感じが続いてるので、昨夜は22時前には寝たのですが・・・
午前2時に目が覚めてしまって・・・
いくら早朝覚醒でも、こりゃ深夜覚醒ですよね。

結局そのまま朝までTVを見ながらすごし、
6時45分、ゴミ出しついでの散歩に出かけましたよ。

気だるい気分が充満してて、なんだか夢遊病のような感じで動坂を上り、
とりあえずの方向を白山神社と定めて歩き始めます。

神社の手前、旧白山通りに出たので、神社には行かず、通りを北上、
東洋大学の前をすぎたあたりより調子出てきたかな。
白山通りを横切って、適当に歩いて千石方面に進みます。

千石図書館の前を通り、不忍通りを横切って北上すると商店街、
千石本通商店街だそうです。

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この商店街は、フクロウがシンボルのようですね。 知恵の神様。
あちらこちらにフクロウ、福が来るように、でしょうかね。

さてこの商店街を途中で折れ、また適当に歩いていると・・・
今年の7月22日に発見した通りの中ほど、
ハチブドー酒の看板のあるあたりに出てきましたね。 へぇ〜 って感じ。

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伝統的な破風造りの銭湯もありました。

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おとめ湯って言うらしいですね。 鶴が教えてくれました。
井戸水を使っているとのことです。

さて、ここまで来ると巣鴨も近いことも判ります。
適当に右折し、駅方向に歩みを進めると、年代ものの看板発見。

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今は廃業されているようです。
後ろに映っている屋根は、土蔵なんです。
左隣の駐車場の更に左隣も古い木造家屋ですが、取り壊しの真っ最中・・・
いずれここもその運命になるのでしょうねぇ。

さて、少々パワーも出てきました。
久々に、とげぬき地蔵まで行ってみることにしましょう。

JRの線路を越えて、しばし歩いて、まずは眞性寺

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眞性寺のお地蔵さま
294年前に造られた2メートル半ほどある大きなお地蔵さまは修理中で
来年5月まで縮小した御身代わり地蔵尊が鎮座しておられます。
なお昨年5月に訪れたときの写真がコレですね。

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さてお馴染み地蔵通り商店街も朝7時すぎなので閑散としてますが
やはり、おばあちゃんの原宿の名のとおり、早朝よりいらっしゃいますね。

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そして、高岩寺・とげぬき地蔵尊
昨年の今頃はまだ本堂の改修工事中だったかな。 今はもう終わってます。

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さてここからいったん中仙道に出て南下、駅方向に戻り
いつもの24時間マーケットで食材とお酒(日本酒)の買出しですね。

そして、前回来たときには見つけられなかった体温計を発見。
これも捕獲しましたよ。

このご時勢、マスクは60枚入りの箱で既に調達済みなんですが、
体温計、持ってなかったんですよね〜
って、これを笑い話にしていたんですけども・・・

冒頭にも書いたとおり、このところ熱っぽいと感じること多くて、
ついに買ってしまいました。

部屋に戻ってさっそく測ったら・・・
36.6度でしたよ。 今も同じです。

平熱・・・ いえいえ微熱かな、関西在住時は36.0〜2度位でしたもの。
しばらくは体温計フェッチになりそうな予感です(笑)

 ●

20:35 体温計フェッチ(笑)
夕食時に日本酒2合いただきましたが・・・やっぱり、36.0度ですよ。
posted by fronte360 at 13:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 08〜12-東京散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月11日

やっと1週間終わり、スタンリー・ブラック

何だか今週は気だるくて、夏の疲れ、風邪かしら??

ま、そんな感じに思えるのも、忙しくなかったからでしょうね。
何だか貧乏暇無しを地でいってる感じかもね・・・

さて、部屋のステレオ装置を駆動させて
黒い円盤をとっかえひっかえかけて、落着いたのがコレ!!

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スタンリー・ブラックと
ラテン・アメリカン・リズム


1960年頃のレコードと思われます。
関西在住のとき、出張の度に訪れた
御茶ノ水ディスクユニオン。

当時のクラシックLPのコーナには
ムード音楽のレコードも紛れ込んでましたね。
それを発掘するのも楽しみでした。

このレコードもその一つで、
スタンリー・ブラックの明るく軽やかなラテンのリズムが心地よいアルバム。
曲の名前と演奏される曲がまったく一致しないのですが
あっ、どこかで聴いたことがあるかも・・・
などと、懐かしい感じになって聴いてしまうお気に入りの一枚です。

ちょっとハイソな大人の趣味が感じられるこんな音楽、大好きです。

マニアックに言うと・・・
ロンドンのお馴染みのffss録音
ペラペラ・ジャケットで、フラット盤のレコードにはZAL刻印もあります。
昭和35年頃のレコードではないかと推定しています。

アナログ盤で目立ったキズ無く、録音の余裕を感じさせる素晴らしい録音!!

そして、このスタンリー・ブラックさん
1913年6月14日ロンドン生まれで、クラシック・ピアノからスタートし、
Matthay音楽院を優秀な成績で卒業、
ライト・ミュージックの分野に入ってピアニスト、編曲者として活動、
25才の時には南米に渡ってラテン・アメリカ音楽を研究したとのことです。

ちなみに、スタンリー・ブラックさんの指揮による
グローフェの「グランド・キャニオン」を振ったCDを持っています。
やはりロンドン・レーベルで、(p)1963年
オケはロンドン・フェスティヴァル管弦楽団という録音団体ですが、
上品ながらもちょっと華麗な仕上げが感じられる音楽造りが素適な演奏!!
実力者ですよ。

このアルバムに話を戻すと・・・
声高になることなく、でも安易に流れることはありません。
心地よいリズムが気持ちをリラックスさせてくれます。
軽やかでお洒落な音楽、ちょっとハイソな大人の魅力ってこんなのでしょう。
こんな雰囲気の似合う大人になりたい!!!!!

今でも、その思いは変わっていませんよ。

そして今宵、
東京駅前にある北海道のアンテナショップにて捕獲した
北海道の名酒「北の誉」と「鮭とば」で夜長を楽しんでます。

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posted by fronte360 at 20:51| Comment(4) | TrackBack(0) | 08〜12-POPs(洋楽)全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月08日

このところ音楽の話題がありませんので

通勤時には過去の音源をいろいろと聴いてまして
最近は連日、今は無きPILZEGR(East German Revolution)
旧東ドイツの放送録音を聴いていますね。

なんだかんだと集めた30枚
今ではそんな音盤集めの気力はありませんけどねぇ。

昨朝はヘルムート・コッホによるシューベルトのドイツ語ミサ
昨夕は歴史的オルガンによる演奏集
いずれもぐっと惹きつけられるものを感じます。
今ならば巨匠を呼ばれる人がゴロゴロといたんでしょうねぇ。

44_2083-2.jpgそして今朝ですが・・・
GERMAN STRING QUARTETS a portrait in misic
東ドイツの弦楽四重奏団を紹介する内容
これで行きましょう。

グリンカの弦楽四重奏曲ヘ長調
シューベルトの弦楽四重奏曲第8番
ヒンデミットのミニマクッス

とくにヒンデミットがなかなか面白いんですよね。

10月の関西アマオケ演奏会情報もアップしたし、のんびりしましょう。
posted by fronte360 at 05:50| Comment(2) | TrackBack(0) | 05〜10-CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月05日

東京脱出散歩、銚子・妙福寺

中ノ町駅で上り銚子電車を・・とも思いましたが
電車の乗ることよりも、散歩が目的なんで、歩くことにしました。

線路沿いをてくてくと歩くと、すぐにJR銚子駅も見えましたけど
手前の踏切でふっと左を見たら、鳥居が見え、神社のようです。
さっそく方向転換、そこにあったのは
妙福稲荷・福聚殿(妙福稲荷堂)

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桜町上皇より正一位の称号をおくられた霊験あらたかなところで、
特に火伏のお稲荷様として有名だそうです。
明治30年の火災、祖師堂の屋根にお姿が見え、消火して類焼を免れた・・
昭和20年の空襲の際。祖師堂に5発の焼夷弾が命中したものの・・
全部不発弾であったとか。 お参りしました。

この稲荷堂の裏手にも大きなお堂も見えるので、回り込んでみると・・・
妙福寺・祖師堂

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堂々としておりますね。
さらに広い境内を歩くと、小ぶりの北辰殿(妙見宮)

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銚子の妙見
能勢の妙見様、墨田区の柳島の妙見様とともに三大妙見なのだとか。
さっきネットで調べると、能勢の妙見以外は別みたいな感じですけど
よしとしましょう。

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広い境内には修行用の滝もありました。
ま、修行は遠慮しましたけれど、寶積稲荷堂があったので

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ここにお参り、おすそ分けがいただけるでしょうかね。
とにかく広々とした境内のそこかしこに歴史を感じるお寺です。
臥龍の藤と呼ばれる藤棚も、京都御所内にあったもので
南北朝の南朝の忠臣が大阪湾経由で銚子に運んだものであるとか。
樹齢750年におよぶものである古木なんだそうです。

他にも色々ありましたけれども
卒塔婆を持った高齢なご婦人とお寺の方が世間話をしながらゆっくり歩き
墓地へと歩まれているのを見て、しっかりと根付いていることを感じました。

さて名残惜しいですがここも辞しJR銚子駅へ到着。
駅前の広場、ほんと広場の字そのもので広々としますね。

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この先には河口が広がっているので、そこまで歩いてみましたよ。

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海方向を見たのがこれで、遠くに風力発電のプロペラが
最近、ほんとアチコチで見かけるようになりましたね。

やってきた駅前の通りを1本外れて駅へと戻りますが、
ここもまた広々として落着いた空気、南国特有なおおらかさも感じました。
いい気分転換の散歩になりました。

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駅の売店でビール(もどき)を1本購入
銚子13:15発、成田線経由千葉行きの113系電車に乗込みました。
発車までまだ15分、ボックス席を占領して、一人でお疲れさん
さっそく喉を潤しましたぜ。 美味しかった〜ビール

成田線経由のほうが景色に変化があって良かったなぁ。
所要時間も同じく2時間ですから、ぜったいこっちがいいな。

そして千葉からは、総武快速横須賀線ですが
途中の市川で下車、駅前にあるダイエーで買い物ですわ。
そして部屋には18時前に戻ってきました。

風呂に入ってこざっぱりとしてから
犬吠駅の売店で購入した銚子の地酒ワンカップ「祥兆
ご近所の業務用スーパーで求めたサンマ刺身とともに頂いてお開きです。

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祥兆」230円だったかな、なかなかもって重厚な味
よく見たらアルコール15〜16度、簡素なデザイン、味も質実、よかったですよ。
posted by fronte360 at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 08〜12-東京散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

東京脱出散歩、上り銚子(上り調子)

犬吠駅で尋ねたところ、
本銚子から上り銚子行きの切符(これ本調子から上り調子との縁起物)
犬吠駅では売らなくなって、観音駅でのみ取り扱っているとのこと。
ということで、観音駅に向かうことにしました。

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動き出した電車の後部より犬吠に別れを告げます。

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そして到着した観音駅はこんな感じ。
駅構内でタコ焼きと鯛焼きを焼いていて、鯛焼きが名物だとか・・・
でも当方は鯛焼き買わず(大きくて美味しそうでしたけどね)切符を購入
通常の硬券に「開運」と朱書きされたものもありましたよ。

さて駅を出て左に歩みを進めると、しばらくして大きな建物
観音堂ではなく、円福寺本坊だそうです。
観音堂はまだ150メートル先とのことで・・さらに進んで交差点の向こう
真新しいピカピカのお堂と五重塔が見えてきました。

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円福寺は、坂東三十三観音霊場の第27番札所とのことですが
犬吠で見た金ピカの満願寺は、円福寺奥の院にあたるようです。
五重塔は平成20年に出来たって、まだほやほやなんですね。

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その円福寺の片隅にある神社
鳥居にかかった額を見て、何と読むのか・・・ 銚港神社ですね。

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養老年間(717-24)に起源を持ち、瀧蔵権現と呼ばれた銚子発祥の祖神で
水の神様を祀っておられるようです。
江戸時代、江戸の魚問屋から狛犬が寄進されたのが鎮座しておりました。
お参りしておきました。

さてここを出て更に北上すると第一魚市場
第一から第三まで魚市場があるようですが、一番河口の奥にあるところ。
さらに河口奥にある銚子大橋を望みます。

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魚市場前の魚屋や食堂などをさらっと見てから南下
銚子電鉄の中ノ町駅を目指します。 広々として、落着いた街ですね。

線路に行き着いたのでこれに沿って歩くと、すぐに見つかりました。
ホーム端に停められた電車とコスモス、もうすぐ秋ですよ。

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ここの駅舎の中はレトロを残してます。

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ここで、車庫見学用の150円の入場券を買って入ります。
ちなみに入場券、硬券で4種類あって選べるようになってました。

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日本一小さな電気機関車、デキ3
車庫の中で整備中ですね、お兄さんがサビ止めの塗料を塗ってました。
車庫見学といってもこれら電車が置いてあるところを見るだけ・・・
切符買わなくても見られるって感じもしますけどね。
でもこう間近で見るとまた雰囲気違いますね。

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この工場の後ろは醤油工場(ヤマサ醤油)ですね。
JR千葉駅の手前にはヒゲタ醤油の工場、銚子はお醤油の街なんですね。

さて12時も回りました。
そろそろ銚子へと戻りましょう(上り調子)。
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東京脱出散歩、銚子・犬吠

実はまだ・・・
青春18きっぷが1枚余っていたので、銚子に行ってきました。

銚子は、以前より行ってみたかったところなんです。
昨年の今頃に行く予定でしたが、アクシデントのために中止
今回は、個人的なリベンジでもあります。

朝5時半の電車に乗り、東京駅6:02発の総武快速線で千葉へ
ここから、総武本線の415系電車で銚子着9:10です。

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銚子電鉄の銚子駅はは・・・

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JRのホームの端にあって、JRの改札はsuicaのみなんですね。
やってきた銚子電鉄の電車に乗り・・・

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若い車掌さんから1日乗車券を購入しました。
犬吠との往復金額で1日乗車券なんですものね。

電車はゲームの桃太郎電鉄とのタイアップなんでしょうね。
ボディーのみならず、シートもこんな感じでした。

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犬吠に9:33着
駅前の廃車になった電車を使ったお店も準備中で・・・

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おじさんが一番搾りの旗を立ててますね。
とにかく、駅を出て左折、犬吠崎へと向かいます。
銚子といえば、犬吠崎ですもんね。

駅から200メートルほどでしょうか
海岸への遊歩道を降りてゆくと・・・ 灯台が見えました。
ちなみにこの手前に湧き水があって、これがなかなかの美味でした。

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この海岸沿いに続く遊歩道をさらに進んで灯台のもとへと進みます。

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そして、200円払って中に入りますと・・・

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99段の階段・・・
かつて新大阪オフィスの7階に居た頃、108段の階段を毎日登ってました
が・・・さすがに、もう登ってないので、80段を越えると足が重い。
でも、ちゃんと登りきると地球は丸いって感じかな。
しっかしここは風が強いな!!

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このあと併設された資料館やら
北海道より移設された霧鐘霧笛の小屋を見て回って辞去。
なお、この灯台は今でも現役みたいですね。

いったん駅に戻ってみるものの、まだ時間があったので反対方向へ
線路を渡って満願寺・・・ 金ピカやね・・・

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なんか有難味が感じられないので
(すみません)本堂の途中で引き返して駅に戻ってしまいました。

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そして帰路はこの電車ですわ。 営団地下鉄の電車だったようです。
とりあえずここまで
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2009年09月04日

買ってみましたDVDオペラ・コレクション カルメン

ディアゴスティーニの音楽シリーズというと・・・
幽霊指揮者やオケなど得体のしれないバッタもんCD付き雑誌
そんなイメージでしたので、TVで見た宣伝でも、誰の演奏???
真っ先に疑ってましたよ。
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でもその演奏は・・・
指揮がカルロス・クライバー
オケはウィーン国立歌劇場によるライブ

演出はフランコ・ゼフィレッリ
ドン・ホセ役にプラシド・ドミンゴ

オペラにあまり興味の無い人でも、これには驚きますよね。

しかも創刊号特別価格990円でしょ。。。買ってしまいました。

やはりまだ全部見きれていませんけれど、オペラ「カルメン
喜歌劇楽友協会による舞台、これで一度だけ実演で見たことがあります。
よって話の流れなど、特に違和感もないというか・・・
ウィーン歌劇場の素晴らしいステージ演出に魅せられてしまいます。
かたや森之宮のピロティホールですもんねぇ・・・

ということでご報告まで

なお次回は、1,990円の通常価格になりますが
ヴェルディの「椿姫
演奏は、ゲオルク・ショルティ指揮コベントガーデン歌劇場
ヴィオレッタが、アンジェラ・ゲオルギュー

3号は、レヴァイン指揮ウィーンフィルによる「魔笛」だそうです。
posted by fronte360 at 23:59| Comment(6) | TrackBack(0) | 05〜11-LP/LD/CD/DVD音源捕獲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする