2009年08月30日

生存証明、東京脱出散歩、水戸

那珂湊10:58発
ミキ300-103号に偶然乗り合せました。

廃線になった三木鉄道より譲り受けた最終列車だったそうで、
この日、ひたちなか海浜鉄道初お目見えとのこと。
車内では職員のお姉さんが、揺れてかつ混みあう車内で乗車記念証の配布を
頑張ってやっておられました。

さて勝田到着後、いったんは改札を出ましたけど、
とくにめぼしいものは見つからず、常磐線に乗って水戸11:30着。
向こうのホームにフレッシュひたち(E653系)を模したキオスク
ボリュームありますね。

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水戸駅北口を出て、駅前の地図で方向を確認
徳川斉昭(列公)が開設した水戸藩の藩校、弘道館へと進みました。
190円を払い、中にはいると、大きな建物が、正庁だそうです。
玄関の広い式台が風格ありますね。

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これを上がったところの間にかかる「尊攘」という書も豪気です。

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武術の試合をした対試場、それを見る正席も立派で、
また廊下を渡ったところにある藩主の休息所・至善堂
ここでは大政奉還した慶喜も謹慎していたのだとか。
説明も判りやすく、資料室もなかなか充実していましたよ。

ここを辞し、いったん水戸駅に戻ると北口の歩道橋の上に居ました!
水戸黄門と助さん格さんの銅像ですね。

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さてさて、ここから線路添いに西に進んで偕楽園を目指します。
水戸というと、偕楽園ですものね。

ここに来た常磐線の中で思ったのですが、
水戸駅構内には、機関車がごろごろといますね。
EF81、見えているだけで5台ですし、向こうにはディーゼルも2台

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さらに進むと、ぽつんと荷物車が置かれてました。 使っているのかな。

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そしてその先には、新型のディーゼル車
手前にコンテナの台車が置かれているので足周りの見え方が変ですけど・・

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しっかし偕楽園は、思っていたよりも遠いなぁ。 てくてくと歩きます。
線路を越え、千波湖を眺めながら・・・

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ようやく、偕楽園駅
臨時駅だそうです、電車で来たかったなぁ。

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偕楽橋でまた線路を渡り、まずは常磐神社

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ここは光圀公(義公)斉昭公(烈公)祀ってます
その手前の東湖神社

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ここは幕末の水戸学の大家・藤田東湖を祀ってますが、
常磐神社は明治、東湖神社は昭和に入ってから創建なので、ご挨拶のみ。
さて、歩みを進めて偕楽園の中に入ります。

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梅・・・この時期、ただの木ですが、梅林の中を雰囲気だけ味わって
好文亭、そして吐玉泉・・・ですが、なんか歩き疲れました。

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好文亭を外から眺めて戻ります。
偕楽園烈公が「よく学びよく遊ぶ」との精神のもと
弘道館が学ぶ場、偕楽園では心を癒す場として造られたとのこと。
そして偕楽園は庶民にも開放されたそうですね。 萩が綺麗に咲いてました。

ちなみに偕楽園から水戸方面を見ると、こんな感じ。 広々としてます。

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帰りはバスで・・と、ひよってバス停を見つけましたが・・・
バスが来るまでに30分待ちだし、乗車時間も20分ほどかかるので・・・
気分を整え、また歩いて水戸駅まで戻ることにしましたよ。

千波湖沿い、5キロのジョギングコースになっているようです。
走っている方やウォーキングしている方に混じって駅へ向います。

しかし、ここには水鳥がたくさんいますね〜
コクチョウでしょうか、コースに出てウォーキングしてましたよ。

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千波湖に別れを告げ、今度は桜川沿いに歩みを進めて水戸駅南口
バスより早く着きましたね。
14:04発の水戸線の出る時刻に間に合い、小山に向かいます。

2時間の那珂湊、2時間半の水戸、いずれも駆け足でしたけれど
いずれもいいところでした。

水戸線で小山駅に到着、E501系電車に乗りましたけどね

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JRの電車はどこにいっても同じ顔、車内で面白くないなぁ。
お行儀悪く、車両隅の3人掛を占領して足伸ばしてましたけど、
車窓もまた面白くありません。
広い関東平野だからでしょうね、田畑が続いて変化に乏しいんですよね。

小山駅より宇都宮線(東北線)で戻りますが
1本やりすごし、駅内を探索するも、なんか特徴ないですねぇ。
地酒のワンカップでも、と探しましたけど、都内でも買えるものだけ・・・

発泡酒を買い、やはり車両隅の3人掛を占領して一息つけて戻りました。
posted by fronte360 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 08〜12-東京散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

生存証明、東京脱出散歩、那珂湊

青春18きっぷが余っていたので、那珂湊に行ってみました。

那珂湊、茨城県水戸市より海岸方向に進んだところにあります。
電車の駅なら、JR勝田駅で下車、ひたちなか海浜鉄道・湊線に乗換えます。

吉村昭さんの小説「天狗争乱」を読むと分かりますが、
そのきっかけになったのが那珂湊なんですね。
幕末の頃、徳川斉昭(烈公)武田耕雲斎、そして烈公の子・徳川慶喜・・・
興味あったんです。

さて、当初は朝7時半すぎに出かける予定でしたが、
早朝覚醒で3時前から目覚めていたので(早すぎですよね)
6時に出発、日暮里6:31発の常磐線・勝田行きに乗込みました。

10両編成、先頭車両のみセミクロスシートのようです。
10号車、けっこう空いてますが、それでも約1時間たって神立
ようやくボックス席を一人で占領できるようになりました。 楽ち〜ん。

水戸をすぎ、隣の終点勝田には8:37着
ひたちなか海浜鉄道・湊線に乗換えですが、最初、わからなくて・・・
いったん駅の外に出ましたけど、ホームの隅に改札があるのですね。
待っていたのは気動車・ディーゼル車ですね。

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車内は鉄道ファンと思しき輩がいっぱい。
イヴェントがあったようで、大半が那珂湊で下車して写真パチパチ。
当方も、行き違いの車両を撮っておきました。

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霧雨が降るなか、駅を出て、ふるさと懐古館を目指しますが
四郎介稲荷神社を発見。

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写真は南側より撮ったものですが・・・けっこう大きな神社ですね。
お参りしておきました。

更に東進しますが、ふるさと懐古館は見当たらず、お魚市場に行くことに。

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活気ありますし、銀ピカの新サンマ20匹1,500円なんて、安いけど・・・
独り身では買えませんよね。 雰囲気だけ楽しみました。

またふるさと懐古館を求めて引き返しますが・・・見たらず、湊公園へ。

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ここは徳川光圀が建てた別荘・夤賓閣(いひんかく)であったところとか。
建物はありませんが、立派な松が残っています。

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そして那珂湊や大洗方面も望むことができる絶景の地ですね。

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ここを下り、とりあえず那珂湊駅に戻ることにしました。
事前に地図を印刷するといいんでしょうが、
東京散歩と同じく、行き当たりばったり、これでいいんです。
ほら、天満宮も見つけましたよ。

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本殿前の狛犬には、文化六巳年二月吉日の刻印もありました。
ここにもお参りしました。

いったん駅に戻って地図を見て場所を確認すると・・・
なんと日曜は休みなんですね。 見つからないはずやわ。

帰りの汽車の時刻も確認、反射炉方面に行くことに。
まずは駅前の勇稲荷神社

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本殿はコンクリート造りで斬新なデザイン。
校倉つくりの屋根のようですし、扉の左右にはキツネのレリーフかしら。
これを見て、歩みを進めると、ありました、山上門

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水戸藩江戸小石川邸の正門右側の門で唯一現存する門なのだとか。
我が文京区内にあったものと対面するとは、縁がありますね。
この階段を登ると、反射炉

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復元されてますが、ここで外国艦艇を追い払う大筒を造っていたのですね。

しっかし那珂湊、古い建物も多く、
雨も降っていたけど、しっとりと落ちついた街という印象です。
旧家に貼られていたホーロー看板もいい雰囲気出してますよ。

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さて、また那珂湊駅に戻りました。

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帰りの時間までホーム近辺を撮影します。
ほんと鉄さん、多いなぁ。

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最後に、グッズを売っているテーブルの隅に置かれた乗車駅証明書発行機
新品のようですね。 先週行った紀伊田辺の朽ちたのと同型かしら。

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このあと水戸に戻って散策しましたが、それはまた後ほど。
posted by fronte360 at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 08〜12-東京散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする