2009年05月09日

英国製の東十条跨線橋、十条の富士山

京浜東北線の東十条駅南口を出た右側にある東十条跨線橋

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車道部分が、鋲打ちで大きなボルト・ナットなど重厚な造りやな・・・

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と思ってましたが、ふと見たら、英国製との銘板が付いてました。

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ペンキでよく見えませんが、1895年でしょうか
COCHRANE??? ENGLAND はかろうじて読めますね。 びっくり。

なおここから十条駅に向う十条中央商店街への道・地蔵坂のガードレール
これも鋳物でしょうか、深い緑のペンキで塗られてますが

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こちらは1991〜1992年製のようですね。
でもちゃんと1本1本にちゃんと刻印がついているのがいいなぁ。

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さて、十条中央商店街、いわゆる演芸場通りには入らず、
手前の交差点から右を眺めると、こんもりとした茂みが見えます。

地図では富士神社となってましたが・・・ここは富士山でした。 ちょっと感動。

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駒込富士の規模には及びませんが急峻で立派な十条富士ですよ。
もちろん富士山登山も敢行しました。

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頂上には祠と、右下に伊藤元講の石碑
伊藤元講とは江戸時代にこの富士塚を整備した人らしく、
富士講中興の祖である身禄行者150回忌、明治14年(1881年)に建立とのこと。
さっきの跨線橋が1895年製、急速に近代化が進んでいったのでしょうねぇ・・
などと思いをはせてました。

ちゃんと下山道も整備されていて、それをつたって下山。 清々しいな。

さてここの富士山の角を左折、整備された舗道を歩いてゆくと
赤羽線富士道踏切、ここもまた埼京線ではなく赤羽線なのが何故か嬉しい。

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ここを渡ると十条銀座、大きな商店街ですね。
ということで土曜朝のプチ散歩でした。
posted by fronte360 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 08〜12-東京散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする