我が家の長女、17才の高校生なんですけれど・・・
誰に似たのか、アナログ・レコードを持っていたりします。
といっても、邦人ロックのレコードなのですけどね。
最近、珍しさを狙ってか、邦人ロックの人たちなどが
新譜でアナログ・レコードもリリースしたりするようです。
ということで、我が家のカートリッジが2個お釈迦になったりもして・・・
しばらくレコード・プレーヤに触っていなかったようなのですけれど、
どうも様子がおかしいので、聞いてみたら、やはり時々使っているのだとか。
そこで昨夜(今朝になってましたが)思いたって、
レコード・プレーヤを、ケンウッドの KP-1100 に交換しました。
このプレーヤ、名機と呼ばれるのにお蔵入りしていたのには理由が2つあり
1つは、カートリッジのシェル受け口のピン
このうちの1本が引っ込んだまま戻らなくなり、接触不良となること。
いつもではなく、この症状になったときには
先の細い精密ドライバーなどで突っついてやると戻ります。
もう1つは、やはり長女が2歳の頃かな、
このプレーヤで遊んでインサイドフォース・キャンセラーの糸を切ったこと。
これらの理由より、修理に出すべく箱に詰めたまではしたのですが・・・
当時2歳と0歳の二人の子持ち(しかも供働き)では時間的な余裕はなく
修理から戻っても怖くて使えないので、そのままになってしまってました。
そこで復活させたケンウッドの KP-1100
スムースに静かに回転するさまは、目で見ても分かるような感じ。
アームも(インサイドフォースの糸は切れてますが)メカニカルで美しいな。
本当は、これを東京の部屋に持ち込もうと考えて動かしていたのですが・・・
長女は時々プレーヤ(KP-7300)を使っているとのこと、
ローマスで精密なアーム(AT-1100)も搭載していることもあって、
マニュアル操作で扱いに注意が必要な現行機種は、危険だ、と判断しました。
今度のプレーヤ(KP-1100)なら、UP/DOWN、START/STOP、はボタン操作、
レコードが終わると自動でリフトアップしてくれますしね。
カートリッジは、オーディオ・テクニカ独自のVM型の AT120Ea/G
これで充分。 これでも勿体ないくらいですけどね。
ということで昨夜はこれを使って聴いたうちの1枚が・・・
PLAY BACH / Vol.1
Portrait of Jacques Loussier
ジャック・ルーシェ・トリオによるバッハ演奏
1963年、フランス・ディスク大賞をとった名盤。
(本国では Vol.4 としてリリースされてました)
なおこのレコードは1964年、キングレコードから発売された国内初期盤です。
1965年にかけて Vol.1〜4 までリリースされていたようで
2002〜3年頃に中古レコードで4枚とも捕獲しました。
いずれもペラペラのジャケットながら、重量のあるレコード盤より、
いきいきとしたバッハの世界が、真摯かつ洒脱なジャズで再現されています。
サブ・スピーカーのテクニクスの SB-X1 を使用すると
これまた夜中にいい雰囲気になりました。
ちょっと体調不良気味もあり、珍しくノン・アルコールの夜でしたけれど。
なお昨日は、指揮者井村さんちのお餅つき大会に行く予定でしたが・・・
どうも体調芳しくなく、また、家事も色々とあったので・・・
残念ながら無断欠席(ごめなさい)。