今朝も早朝覚醒で4時に起きてしまいましたよ。
でも7時過ぎより睡魔に襲われ、約1時間の追加の睡眠補給できました。
おかげで早朝散歩はならず、11時頃に本郷図書館に行ってきました。
昨日本駒込で借りたCDの返却が目的で、そのまま歩くつもりでしたが・・
CDを見ていたら、探していたピンク・フロイドが2枚あるじゃいですか!
8月に、今度来たときに借りよう、と思ってやりすごしたら、
いつも貸し出し中で、寂しい想いをしていました。
予約すればいいのでしょうが、予約した日に取りに行くのも面倒で
(基本的に休日まで時間やスケジュールなどで縛られたくないので)
偶然の出会いもまた楽しみ、としてましたが、ようやく叶いました。
ということで散歩は辞め、6セット(7枚)のCDとともに帰宅し、
PCにも録音しまして、いままた聴いています。
ピンク・フロイドの代表作の一つ
「THE DARK SIDE OF THE MOON」
「狂気」と題されたこのアルバム
1. Speak To Me/Breathe
2. On The Run
3. Time
4. The Great Gig In The Sky
5. Money
6. Us And Them
7. Any Colour You Like
8. Brain Damage
9. Eclipse
1973年発表なので、このときはまだ高校生でしたね。
お金がなくてラジカセでFM放送からカセットテープに録音し、
これを繰り返し聴いていたものでした。
当時はエア・チェックなんていう言葉がありましたね。
高校生時代もまたクラシック音楽を色々と聴いていましたけれど、
ロックもまたよく聴いていたものです。
そして当時クラシック音楽を聴いていた友人たちもたいてい
プログレと呼ばれていたプログレッシヴ・ロックがお気に入りで
ピンク・フロイドやEL&Pなどを聴いていましたよね。
そして今こうやって聴きかえしてみても、よく出来たアルバムです。
深遠な音楽で心が揺さぶられるのは、
単なる懐かしさだけのせいではないでしょう。
コンピュータやサンプラーが無かった時代、
16トラックでの重ね録り、レジスターの音の切り貼り、
ホーンセクションを加え、エコーを巧く使ったサウンド、
難解な音楽なのに、暖かさをも感じずにはいられません。
音楽にも世界遺産が認められるとしたら、
このアルバムをもまたその一つであると確信しました。
なお本郷図書館のCDはハイブリッド仕様のSACDでした。
黒バックにプリズムのジャケットのほうが個人的にしっくりきますね。