ひさしぶりに、ゆるゆるした休日でしょうか
昨夜1時前に寝たのに、朝4時に目覚めるという早朝覚醒もあって
お昼に2時間ほど睡眠補給をしたので、なんだかもう1日が終わった雰囲気
なお今朝のゴミ出しついでの早朝散歩は天気もイマイチだったので、
電車で巣鴨まで行って1時間ほどスーパーの中を歩き回って
また電車で戻ってきました(手抜きですね)。
しかしその後またすぐ本駒込図書館に行き、借りていたCDを返却、
新たに5セット(8枚)を借りてきました。
図書館は歩いて5分ほどの所ですが、30分ほど立ちっぱなしのCD散策
これも考えてみるといい運動になっているかもしれませんね。
さて今回借りてきたCDより
ハンス=マルティン・シュナイト指揮
シュナイト・バッハ合唱団・管弦楽団による
モーツァルトのレクイエムを聴いています。
2004年6月5日東京オペラシティでのライヴ録音。
ハンス=マルティン・シュナイトさん
神奈川フィルハーモニー管弦楽団音楽監督となっておられますが、
健康上の理由により来年で勇退されるようですね。
シュナイト・バッハ合唱団
シュナイト指揮東京フィルでバッハのロ短調ミサ演奏時に集まった合唱団が
演奏会後に独立した、まぁよくあるケースで活動を始められたようです。
さて演奏ですが、バイヤー版によるものですが
版のイメージからくる印象とは違って、恣意的な面はまるでなく、
ちょっと遅めのテンポで地道に着実に演奏・合唱している印象ですね。
このレクイエム、個人的にカール・リヒター/ミュンヘン・バッハによる
バロック様式にも通じるような引き締まった演奏がリファレンスですが、
シュナイトさんのは、堂々とした古典派の演奏といった感じでしょうか。
録音の関係からかキレ味があまりよくない感じもします・・・
聴いているのがPC用のアクティブ・スピーカってことも関係あるかな。
またシュナイトさん、急逝したカール・リヒターさんをあとを引き継ぎ
ミュンヘン・バッハ合唱団も指揮していましたけれど、写真でみる限り、
シュナイト・バッハ合唱団の人数が多いことも関係あるかもしれませんね。
でも実際に会場で聴いてみたら・・・受ける印象も全く違ったものになり、
ちょっと遅めのテンポで堂々と熱く歌いつがれていく合唱に感動するかも・・
なんて思ってみたりもしました。
なお独唱は、平松英子(S)、寺谷千枝子(MS)、畑儀文(T)、福島明也(Br)
東京芸大出身者に3名に混じり、兵庫県篠山市出身で大阪音大を出られて
オランダでも活躍されている畑儀文さんの声が聴けるのが嬉しいですね。
何度か実際に聴かせてもらいましたが、とてもいい声の持ち主ですし、
ガラ形式でしたがパパゲーノの演技もまた軽妙で素晴らしいものでした。
また聴きたいですね。