2008年07月31日

大貫妙子/ライヴ’93

シューティング・スター・イン・ザ・ブルー・スカイ
toct9457.jpgを表題としたアルバム、
これも図書館で借りてきました。

大貫妙子さん、
シュガーベイブを解散した1976年頃からのファンで
帯広の学生時代には、LPが出たと言っては喜び、
少ない小遣いというか、生活費を削って買っては喜んでいたものでした。

このアルバムの出た1993年頃、気にはなってはいましたけれど
じつは欧州テイストが鼻についてしまって・・・離れてました。
基本はバンド志向なんですよね・・・

でもこのアルバム、ライブなので当たり前ですが
バンドの奏でる音楽とともに聴けるのがいいですね。

個人的には1978年のアルバム「ミニヨン」が最高作だと思ってます。

ところでこのアルバムの後ろに収録された
蜃気楼の街」「約束」「いつも通り
じつに懐かしい曲が並んでいます。 でもこれらもマイルドなアレンジ

アルバム「グレイ・スカイズ」(1976年)や
FM放送「高橋基子のユア・ポップス」で放送された
シュガーベイブを超えて」(1976年?新宿ロフトでのライヴ)
のようなアグレッシヴさをもう求めてはいけないのかな〜
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2008年07月27日

玉造〜難波宮跡散策

今日も暑いですね〜
ついに部屋に敷いているカーペットを洗濯することにしました。
これで、もうちょっと涼しく感じるでしょうか。

いつもは文京区を中心に歩き回っていますが、
大阪の実家に居た独身時代から大阪市内もあちこちと歩いてました。
先日の帰省、大阪の実家に立ち寄ったついでに撮ったものを紹介します。

まずは氏子でもある、玉造稲荷神社

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起源は古く聖徳太子の時代にまで遡ります。
豊臣秀頼奉納の鳥居もありますが、阪神淡路大震災で破損したため
現在は境内に上部のみ設置されています。

なお現在の「玉造」の名は戦後に地名に基づいて名付けられたものです。
大阪城の守護神として豊臣・徳川時代は豊津稲荷と呼ばれていたとのこと。
でもこの「玉造」の名も
もとは古墳時代に勾玉を作っていた玉作部の居住地だったことで
歴史ある土地であることを示しています。
この神社の裏手にある我が母校である玉造小学校の校章も
勾玉と日光がデザインされたもの。 創立135周年だそうです。

稲荷神社に話は戻りますが、伏見稲荷大社からの勧請ではない稲荷社で、
創祀年代の古さから「もといなり」とも呼ばれるそうですね ⇒ ココ

なお玉造稲荷神社境内には秋田實笑魂碑もあります。

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上方の現代漫才の基礎を開いた漫才作家秋田實さんはこの地の生まれで
子供の頃には境内で遊んだそうです。
なお玉造には、その昔寄席があり、漫才師、芸能人が多く住んでいたそうで
上方芸能ゆかりの地ということで、顕彰する碑があるのですね。

あとこの神社は江戸時代に盛んになったお伊勢参り
大阪と伊勢を結ぶ伊勢街道の大阪側の起点にもなっていました。

さて、お伊勢さんには向わず、西側・城星学園の側より出ます。

この正面には同級生の実家もあったりしますが、
同じ並びにリリパットアーミーわかぎゑふ率いる玉造小劇店があります。
なお、わかぎゑふさんは小学校の1年後輩ですね(記憶にないですが)。

とにかく城星学園にそって回り込むと、越中井戸

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キリシタン大名細川越中守忠興邸にあった井戸ですね。
細川忠興の妻が明智光秀の娘の珠・細川ガラシヤとなります。

細川ガラシヤガラシヤ夫人は、本能寺の変により
細川忠興により丹後の味土野(京都府京丹後市弥栄町)に幽閉されますが
この弥栄町味土野にあった宿泊施設ガラシア荘も思い出深いところですね。
おっと話がそれました。

越中井戸ですが、自分が小学生の頃にはこんなに整備されてなくて
付近には古い木造の長屋のようなもの建ってまして
長屋の普通の井戸だったように記憶してます。

さてここを更に回り込むように進むと、聖マリア大聖堂

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阪神淡路大震災で被害を受けて取り壊しになりましたが
以前は立派な塔が建っていましたね。

なおこの大聖堂には大きなパイプオルガンが設置されていて
ザ・シンフォニーホールが出来る前など、オルガンコンサートも催されてて
マリー=クレール・アランも弾いていた記憶があります。

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その大聖堂の窓越しに内部のステンドグラスの写真を撮りましたけど、
小学生の頃、ここの境内で野球をやっていた友達がガラスを割ってしまい
(当時のお金で)1万円で弁償したという話もありましたねぇ・・

さて、ここから西に進んで法円坂住宅
道路を隔てた寺山住宅は玉造小学校の校区ですが、
こちら側は南大江小学校の校区、ともに同じ中学校の校区になります。
そして法円坂住宅を過ぎると、難波宮跡

前期は「大化改新」による遷都の後
後期は藤原京のあと平城京造営時に一時的に遷都されたようですね。
とにかく大極殿跡が復元されていて、ここから大阪城を望みます。

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なお大阪城との間には東西に通る阪神高速道路東大阪線がありますが
ここの部分だけ地上を走ってて、一般道と同じ平面になってます。
これは難波宮跡の遺構保存と、大阪城への景観確保のためです。
地下に杭を打ち込まないような特殊な構造になっているんですね。

さて目を北西に転じると、NHK大阪放送局大阪歴史博物館
ここも遺跡の上に建っているはずなんですけど、そびえ立ってますね。

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難波宮跡を出て、また大阪城に目をやると

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手前の空き地は以前のNHK大阪放送局の跡地です。
もともとここは馬場町(ばんばちょう)と言ってまして
大阪放送局のコールサイン=JOBKは、
ジャパン・大阪・馬場町の角(カド)でJOBKと言われたものでした。

あと、大阪城の後方に同じ形をしたビルが2本建ってますね。
松下のツインタワーですが、大阪城天守閣よりツインタワー眺めると・・・
このタワーの間より松下電器の発祥の地「門真(かどま)」が望めます。
よ〜く考えてますね〜

さて歴史博物館の前にある、高床式倉庫

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この近辺の法円坂遺跡で見つかった古墳時代の巨大高床倉庫群のうち
1棟を復元したものだそうです。

ちなみにこのNHK大阪放送局大阪歴史博物館のあるこの区画は
以前は大阪市中央体育館があったところでした。

この辺りをよく通って中学校より帰ってきてました。
中学校に行くには、朝は大阪城公園の中を抜けてましたけど、
帰りは友人たちと話をしながらブラブラと歩きまわっていたのでした。
またいずれ別のコースも紹介してみたいと思います。

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2008年07月26日

こんにゃくえんま散歩

毎日暑いですね。
しかも先日の地震で叩き起こされたりしたので、今週後半はぐったり・・・

会社のルールで、日本のどこかで震度6弱以上の地震が発生した場合、
連絡網を廻さないといけないルールになっているのですね。 参りました。

そんなことがあったせいか、今朝もいつもどおり5時に目覚めてましたが
あまり動く気にならず、ゴロゴロとしてましたけれど・・・
一念発起、7時半になってましたが、ゴミ出しついでの散歩に出発しました。

最初はご近所を軽く一周、朝食のパンを買って帰る程度のつもりだったのに、
歩いてみると意外と軽快で、たっぷり2時間も歩き回ってきました。

今回は、不忍通りより東側に入った裏道を南進、団子坂を渡って観潮楼へ。
この前の道路「藪下の道

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ここをさらに南進して日本医科大学へと抜けます。
ここから根津神社に入り、社殿でお参りをし、
唐門、楼門を抜けて神社を出て右折
いつもは下ってくるS坂を登りますが、足取り軽く、全くもって快調ですね。

東大地震研究所東大農学部にそって歩いて本郷通りに出ます。
本郷弥生の交差点を右折、西に折れて進みますが、
この交差点で懐かしい自動車を発見。

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トヨペット・コロナ1600S
小中学生の時によく見かけたクルマで3代目コロナ、1965年製でしょうか。
我が1972年製フロンテ号よりも健在のようで何よりです。

さて、この坂を道なりに下っていけばいいものを
本郷館を見たくて左折して脇道に入り、ここを曲がったものの・・・
どこを歩いているのか分からなくなってしまいましたよ。

それでも適当に歩いてゆくと、新坂(福山坂)
これを下ると樋口一葉の終焉の地・旧丸山福山町だそうですね。
この辺りは色々とあるようで、またいつか散策しましょう。

白山通りに出ましたが、交通量が多い
早々に白山通りを渡り、目的地の「こんにゃくえんま」を目指しますが・・・

適当に歩いているので、地理がよく分かってません。
趣きのありそうな坂道を見つけたので、ずんずんと登ってみたら、
善光寺坂というのだそうですね。

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信州の善光寺の分院が写真の坂の上に見えますね。
これを越えてさらに登ると、澤蔵司稲荷 (たくぞうすいなり)
ここの境内に入って、お参りをしたのですが、気分が軽くなったみたい。
パワースポットでしょうね。
お稲荷さんらしく狛犬はキツネさんでしょうが、
向って左は子供連れ、右は珠を持っています。 右側のキツネさんシュールですね。

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珠を持ったキツネさんの隣には
子供抱いた子育て地蔵さまもいらっしゃいました。
ここを出て、大きなムクの木の脇を通って坂を上りましたが、
なんとこの木の脇に、幸田露伴・文・青木玉さんのお宅がありましたよ。

坂を上ると傳通院。 ここは徳川将軍家の菩提寺ですね。

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大きなお寺なので、この写真を撮るために道路に出てみましたが
道路にそったところに大黒天の文字

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福聚院(ふくじゅいん) というのだそうで、
ここの大黒天は古式の戦闘的なスタイルであるのだとか。
境内に入りましたが、さすがに見ることはできませんでしたが、
とうがらし地蔵なるものを見つけましたよ。 色々とありますねぇ〜

さて、ようやくここからUターン
坂を下って「こんにゃくえんま」に到着しました。

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源覚寺というのだそうです。
江戸後期、目を患った老婆がこのえんまさまに祈って無事平癒し、
お礼にえんまさまの好物のこんにゃくを供えたのがその名の由来とか。

こんにゃくえんま」という、ただただ面白い名前に惹かれただけで
ここまで歩いてきたわけですが・・・ ここからは帰路になります。

白山通りを北上しても帰ることは出来ますが、
交通量が多くて面白くないので、こんにゃくえんま前から直進
菊坂を通り、本郷弥生の交差点へと進みました。

なおこの菊坂辺り、震災にも戦災にも焼け残ったのだそうで
駄菓子屋や銭湯など明治 ・大正の面影を残しているのだとか。
ここもまたいつかの散策ルートとしましょう。

本郷弥生の交差点からもと来た道を引き返しますが
東京大学農学部の門から中に入ってみることにしました。

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一応、農学系の学校を出ているので、ちょいと興味ありますしね。

ここを出て、元来た道、S坂を下って根津神社を抜け
いったん不忍通りに出たものの、交通量が多く、西側の脇道に入りましたが
須藤公園の手前で「講談社発祥の地」なるプレートを発見しました。
ここに講談社の社宅があるのですね。 モダンな高層社宅でした。

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さてすでに2時間近くが経過しています。
帰路はさすがに疲れが出てきたこともあり、逆に早足で歩いてましたが
須藤公園に入って目と心を休めちょっと呼吸を整えて不忍通りに戻ります。

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朝食の買い物をし、不忍通りを離れて谷中よみせ通り
ここ抜けて、そのまま直進して部屋に戻ったら10時前でした。

飲まず食わずで2時間ちょっと、今朝もよく歩きましたね。
シャワー浴びて体重量ったら、出かける前に測ったのと比べて1キロ減!!
でも、牛乳ガブ飲みして朝食をパクパク食べるから元に戻るのですけどね〜
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2008年07月21日

高中正義/ALL OF ME(オール・オブ・ミー)

たっぷりのナスにピーマンも沢山加えた麻婆茄子
夏野菜をふんだんに採った夕食を頂いたら急激に眠くなって・・・
転寝したので、さっき起きてきました。

夏野菜を食べると体温も下がるのでしょうかね、
ちょっと寒気がしたのでクーラーは切ってしまってて、
歯磨きもちゃんとしたし、板の間にゴロリと横になって扇風機も止めて・・・
TVを見ながらのほぼ確信犯的な転寝でしたね。

しっかし、外気を扇風機で流し込むだけで充分だなんてねぇ・・・
関西から避暑にやってきているような気分ですわ。

さて、こんな気分にぴったりの音楽を昨日また図書館から借りてきました。
休みになると図書館からCDを借りるのが日課のような感じですが、
今回はジャズの棚で見つけた、高中正義

個人的にはサディスティックスでのロックのイメージでスタートしたので
SEYCHELLES(セイシェルズ)」のLPを聴いたときには驚いたものですが、
夏にはうってつけのトロピカル・ミュージックですね。
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あいにく図書館にはこのCDを見つけられず
1979年発売の高中正義初のベスト盤
ALL OF ME(オール・オブ・ミー)」
これがあったので借りてきたわけです。

全14曲中に「SEYCHELLES」から4曲が収録
1980年代にブレイクした感のある高中正義ですが
1970年代後半の高中は新鮮でした。 懐かしいなぁ。

名曲「OH! TENGO SUERTE」もいいですが
トーキョー・レギー」が最高ですね。

夏がまた来る
いつかのメロディー
走る風にのり
心はずませ
ごらんよ 二人の夢さえ
声をひそめて そこまで来ているのさ


ほんと、懐かしい・・・ って年寄りの戯言したね、すみません。
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2008年07月20日

白山神社〜谷中〜トレイン・ミュージアム散歩

暑いですねぇ・・・

昨日お昼前、たまらず、秋葉原の石丸電気で扇風機を買ってきました。
30cm・5枚羽根のリビング用、これが1,380円なのでお買い徳でしょう。
部屋のクーラーと併用させてさっそく涼んでました。

夜はいくぶん暑さも和らいだので窓を開けて扇風機の風を受け
ゴロリと横になっていたら、そのまま転寝・・・
夜の3時、扇風機はタイマーが切れてましたが寒くて目が覚めました。
夜中に気温が下がるのが大阪との違いでしょうね。

布団を敷き、ちょっと寝なおしたものの・・・
やはり5時過ぎに起床、いたずらに早起き・早朝覚醒で困ったものです。
無駄に起きていても仕方ないので6時から早朝散歩に出ました。

今回も動坂を上り、白山神社を目指します。
本郷通り、駒本小学校前の信号を渡り、駒込土物店(つちものだな)跡から
白山方面に抜ける細い道を通ります。

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まだ朝早いので閑散としてますが、ここは雰囲気のいい商店街ですね。

さて白山上の交差点、コープとうきょうの脇の道を進みますが・・
そのまま直進すればよいものを東洋大学の壁沿いにぐるりと歩いたものだから
道に迷ってしまいましたよ。

迷ったことに気付きましたが、来た道を単に引き返すのがイヤなので
そのままグルっとまわっていったん白山通りに出て南進
ようやく白山神社を見つけました。

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あじさい祭りで有名だそうですが、さすがに梅雨明けもしましたし
この時期まったく花はありませんが、お参りをします。。
どこかでラジオ体操会やってますね、もう夏休みですもんね・・・

ここを出て白山下に戻り、ここから南進するつもりですが
交通量の多い道は敬遠、ちょっと裏手の道を選んで南進したところ、
なんと昨日、偶然見つけた八百屋お七の比翼塚に続き、
八百屋お七のお墓を見つけましたよ。 なんか縁でもあるかなぁ・・・

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圓乗寺の住職が建てたお墓を中央に
右側に江戸時代の歌舞伎役者岩井半四郎(五世)が建立した供養塔
左側に地元の有志が270回忌に建立したものだそうです。

なお入り口には八百屋お七地蔵尊もありました。
というか最初にこの地蔵尊を見つけたのですけどね。

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さてここを出て南進するうちに、また道が分からなくなってしまいました。
まぁアテのある散歩ではないのでいいのですが・・・
文京学院って見えたのでそこを目指していると行き止まりだったり、
とにかくうろうろと歩きまわっているうちに本郷通り
東京大学のところに出てきちゃいました。

しんどくなってきたので南進を諦め、言問通りを下って東進することに。
この辺りは文京区弥生弥生式土器と名付けられたところですね。
ゆかりの地であることを示す石碑もありました。

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坂を下りきると不忍通り、ここを左に折れると戻れるのですが・・・
ちょっと迷った末に直進してみることしました。

いい加減疲れてきたので、定期を持っているJRに乗って帰ろう、
そう思ったわけなのですが、今日はダメですね、
これがまた遠いことに歩いてから気付きました。

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吉田屋酒店という下町風俗資料館の施設とのことで、
鶯谷に出るか、日暮里に出るか・・・駅まで近い日暮里に足を向けることに。
ここからちょっと元気が出てきましたよ。

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谷中の墓地、桜並木のさくら通りを抜け、左に折れて日暮里駅の北口へ
元気のもとは、ここの下御隠殿橋(しもごいんでんばし)

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14本のレールをまたぐ跨線橋で、別名トレイン・ミュージアム
1日約2,500本の電車が通過してゆくため、荒川区がそのように呼び
歩道も広く、バルコニーも付いています。

新幹線の上は落下物防止のネットが張られてるのがちょっと残念ですが
上野駅の地下を出た新幹線が初めて地上に出てくるところで、
関西人にとっては珍しい新幹線がたっぷりと眺められたりもします。

ちょうど、これまた関西では見ることのできない
E653系がやってきたので写真を撮っておきました。

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この角度からだとカッコ良くみえますねぇ・・・
毎日の通勤時には横を走っているのを見てますが、
のぺっとした先頭車、角ばった中間車、不細工な印象だったのですけどね。

なお橋の上には、特急の通過時間が書かれた看板もあったりしました。

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さてここまで来て少々気分もまた高揚したので
電車に乗って帰るのは止めにして、谷中ぎんざの手前を右折
諏訪台通り」、諏方神社、道灌山の風情を残す西日暮里公園
前回来た道を逆走する感じですね。

西日暮里公園を通り抜け、道灌山下に向けて歩き、ここも右折して帰路へ
このあたり台東区荒川区文京区北区が微妙に入り組んでて
最後ちょっとまた脇道に入って抜けたら、なんと自宅前にひょっこりと・・
えっっ! 大そう驚きました。

西日暮里方面からの帰路はいつも遠回りしていたんですね。
もう一度辿れるかどうか、ちょっと自信ありませんが・・・
それほど細い道が多く、行き止まりもあったりするのですが、これは収穫。

今回の散歩は、道に迷い、見当違いで歩き続けたりもしましたが、
結局、2時間たっぷりと歩いたことになります。
でも最後に収穫で締めくくれてよかったですね。

とにかく帰宅してもまだ朝の8時。
世間のサラリーマンの皆さんは休日、まだ寝てる方も多いのでしょうに・・
とにかく今日も朝から元気いっぱいですね。
posted by fronte360 at 13:16| Comment(1) | TrackBack(0) | 08〜12-東京散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月19日

本駒込〜根津散歩

昨日は会社の創立記念式典、そのパーティも終って帰ろうとしたところ・・・
拉致されてしまい、中央林間のカラオケスナックに連れてゆかれました。
カラオケ、苦手なんですよね。

22時を回ったところでなんとか解放、部屋に戻ったら23時半でしたが
今年は暑いですねぇ(大阪はもっと蒸し暑いのでしょうけれど)・・・
とにかくシャワー浴びて汗を流し、
帰路に買った低脂肪牛乳をガブ飲みして水分補給して寝ましたけれど
4時過ぎに目覚めてしまいましたよ。 暑くて・・・

それでも暫く横になってましたが、外も明るくなってきましたし、
部屋の中よりも外のほうが涼しい感じだし
どうせ汗をかくのなら、部屋の中でじっとしてかくのではなく
身体を動かして汗をかこうと、6時前でしたが、散歩に出ました。

いつもの動坂を上り、駒込病院の手前、交番の前を右折して本駒込方面へ

まずは天祖神社、裏口から境内に入りましたが
けっこう信仰を集めているようで、出勤前のおじさん、おばさん、ご夫婦連れと
お参りに来られていましたね。

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正門(?)から外に出て、本郷通りの手前で右折
ここには、駒込富士神社がありますね(事前に地図で調査済み)。
小高い塚を富士山に見立てているのですが、
もとは前方後円墳じゃないか、という説もあるようですね。
富士山登山をし、拝んできました。

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さてここから根津神社を目指して歩くことにします。

本郷通りに出て南進・・・すると大きなお寺・吉祥寺がありました。
境内に入ってみたら・・・八百屋お七・吉三の比翼塚

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二宮尊徳のお墓もあって、脇には金次郎さんもちゃんといました。

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あとで分かったのですが、榎本武揚のお墓もあるそうですね。
経蔵」の彫刻などを見ながらここを出て本郷通りに戻ります。

駒本小学校前を左折
小学校の入り口のところで、高林寺緒方洪庵の名前を発見、ここも寄り道
緒方洪庵というと大阪の適塾、のちの大阪大学医学部に繋がるのですが
お墓はここにあるのですね。

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もとに戻って、動坂方面に向かいますが、養源寺のところで右折
以前も歩いた道ですが、この途中に最上徳内のお墓のある蓮光寺
水族館劇場のテントのあった光源寺を過ぎ、そのまま直進します。

夏目漱石が「我輩は猫である」を書いた旧居跡のネコの彫刻を眺め、
日本医大前もまた直進すると、東京大学地震研究所まで行きます。
前回、ここで撮った写真がブレていたので撮り直しておきました。
門の前にある石碑、地震計を模ったものでしょうか。

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ちょっと引き返して、S坂を下ると・・根津神社
広くて緑の多い神社ですね。 ここもお参りしておきます。

そして境内にある乙女稲荷
足が取れてトルソーと化した狐さんを発見しました。

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足の下にあるのは珠なのでしょうが、おっぱいにも見えるのは気のせい?
そもそも乙女神社の御神体は霊窟で、それが女性器を表し
命を産み育む女性が豊穣のシンボルとされて祀られているようですものね。

あとここの乙女神社の鳥居の脇に、将軍徳川家宣の胞衣(えな)塚があり
胞衣とは胎児を包んだ膜や胎盤のことだそうで、それを納めた塚なのだとか。

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今回も勉強になりました。

ここから不忍通りに出て、朝食の買い物をして帰宅。
1時間半、今回はトロトロ歩きでしたが、いい運動になりました。
これで体内のアルコールも抜けました。

そして朝食はトースト2枚に、もやし1袋、胡瓜1本、トマト1個の特大サラダ、
キウイ1個が入ったヨーグルト、あとグレープフルーツ1個もつけましたしね。
買ってきた1ℓの無糖コーヒーを低脂肪牛乳で割って作ったアイスカフェオレ。
単身赴任とは思えない豪華朝食を頂き、朝から元気です。
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2008年07月17日

ブロムシュテット、メンデルスゾーン/交響曲第3番「スコットランド」

昨日今日と早く帰宅でき、PCを触る時間があります。
昨日は図書館に行き、数枚のCDをまた借りてきました。

その中の1枚、
ヘルベルト・ブロムシュテット指揮サンフランシスコ交響楽団による
メンデルスゾーン交響曲第3番スコットランド
これが実に素晴らしいですね。

メンデルスゾーンの「スコットランド」という曲
有名曲の一つではあるのでしょうけど、あまり馴染みがなくて
10年以上前に大阪シンフォニカーの定期(T.ザンデルリンク指揮)で
かかるので、会社の同僚よりドホナーニ盤を貸してもらいましたけど
実は良さがまだよく理解できませんでした。

それから何年も経ち、普通には聴くようにはなりましたけれど
先日の枚方フィルハーモニー管弦楽団定期演奏会の演奏が素晴らしく、
これが今でも耳に残っています。

枚フィルの演奏会は、演奏よりも演奏以外のトラブルがありましたし、
演奏上の巧さという点でも、一歩も二歩も引けを取るのでしょうが、
この曲の構成や面白さを十二分に感じさせてくれた演奏で、
手造り感あふれる演奏ながらも、わくわくしながら聴き込み、
このところのお気に入りの曲になってしまいました。
それだけ感銘を受けたということなんですね。

でもって、つい先日までそんな枚フィルの演奏を彷彿とさせる
バーンスタイン指揮ニューヨークフィルの演奏
こればっかり聴いていたのですね。

pocl1274.jpgでも、いい加減違う演奏でも・・と
図書館にあったのを借りたのが
ブロムシュテット/サンフランシスコ交響楽団
というわけです。

そしてこの演奏にすっかりハマってしまいました。

とにかく溌剌としてよく歌う演奏なのですね。
ともすると暗い印象を与えるスコットランドですが
明るい音色ながらも、ブロムシテットらしく
しっかりと統率された演奏で
構成感もしっかりとして聴き応えもあります。
ぐいぐいと惹き込まれてゆきますね。

でも、このCDは廃盤みたいですねぇ・・・

アメリカのオケを北欧出身の指揮者が振った
だから人気無いのでしょうか?
ありがちなパターンですが、これは惜しいと思います。

もっともメンデルスゾーンの交響曲自体、
ベートーヴェンブラームスの間に挟まれて人気が無いみたいですが・・・

そんなこと考えていたら、
第5番宗教改革」や第2番讃歌」も聴きたくなりました。
これら、スコットランドよりも先に好きだったのですね。
世間一般ではスコットランドよりももっと人気無いみたいですけれど・・・
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2008年07月14日

今日ものんびりと

帰省中、本日はお休みをいただき
久しぶりに自宅ステレオを稼動させてのんびりとしています。
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休みとはいえ、落着かない日々で
また外は猛暑なうえにここは2階
とにかく暑い部屋ではありますが
今年2月に捕獲したユル〜イ音楽

日本コンサートホール盤
思い出の名曲アルバム
クラシックの名曲をライト・ミュージックに編曲した
オムニバス盤

安物中古レコードらしくザラザラっとしたノイズもどこか落ち着きます。

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2008年07月13日

国宝・法隆寺金堂展

午前中、保険屋さんがやってきてて昼から演奏会・・
とも考えましたが、少々時間も押してしまいました。

遅刻はしませんけど、招待状を頂いているわけでもなく、
また慌てて演奏会に行くのもしんどいでしょ。
かねてより行きたかった「国宝・法隆寺金堂展」を観に
奈良国立博物館に行ってきました。
080713_00.jpg
普段は間近で見ることのできない金堂
釈迦三尊の代わりに中央に阿弥陀三尊
その前に最古の四天王を横に並べ
また左右の壁面には
金堂の壁画(模写)12面を左右に配置し
堂内を再現したような展示もよかったですね。

しかしさすがに暑いからでしょうね。
外出を控えられているのかも・・
到着したのは14時半頃でしたけど、
長蛇の列・・・はなく、すっと入れましたし、
館内も人はそこそこ多かったけれど押し合うこともなく、
自由に歩き廻れてたっぷりと楽しみました。

この後もちょいと時間を気にしていたので旧館の常設展示は省略
(すでに何度も見ていますしね)

なおこの展覧会は7月21日までで・・・
8月1日〜9月28日は「西国三十三所観音霊場の祈りと美

西国三十三所巡礼は白鳳時代に始まったとのことで
平安時代に花山法皇が中興し、今年9月がその花山法皇崩御千年
これに合わせ、各寺院では本尊を開帳するそうですし、
奈良国立博物館もこれに合わせての展覧会だそうです。
清水寺の秘仏「千手観音坐像」が寺外初公開
こちらも楽しみにしておきます。
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2008年07月10日

今朝はのんびりと

急遽、九段下の客先に寄ってからの出勤となりましたんで
のんびりとしています。

早朝から久しぶりのサイト更新(ちょっとだけね)もしましたし、
昨夜はまた上司と飲んで帰りましたけど、21時帰着
氷水を飲みながら、8月のアマオケ演奏会予定もアップしておきました。

さて今夜、帰省します。
うまくいくと月曜日も有給休暇取得予定なんで(まだ申請してないけど)
当分ネットから消えるかも・・

いろいろとあって、来週も戻らないとダメかも??
大阪での仕事なんですけど、なかなか落ちつけませんね・・
すでに2ヶ月になりますが、私用で帰省したこと無いなぁ〜
戻れるだけでも同じ単身赴任族の方から見ればシアワセかもね、
感謝しましょう。
posted by fronte360 at 07:21| Comment(2) | TrackBack(0) | 05〜09-全般(その他諸々) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする