2008年05月25日

枚方フィルハーモニー管弦楽団 第67回定期演奏会

irakata_phil_67th.jpg演奏にキズはあっても、また場内が騒がしくなっても、奏でられた音楽の感動は少しも損なわれない素晴らしいスコットランド交響曲。 この曲をこんなに感激しながら聴いたことはなかったように思います。

メンデルスゾーンが古典派からロマン派の橋渡しであったことを実証するような演奏で、構成感をしっかりと持ちつつも、木管を始め各声部がロマンティックによく歌っていたのが印象的でした。 第1楽章の主題を繰り返したあたりからワクワクしながら聴いていました。

途中、客席が騒がしくなるというオケとは関係のないアクシデントもありましたけれど(2階席では空き缶も転がりましたが)困難に出会っても心を一つにした演奏。 2階席から見ているのでよく分かりました。 そんな高い集中力も垣間見え、感動をより深くしたようにも感じました。

技術も大切だけれども気持ちが伝わる枚方フィルの演奏会、今回もそれが分かった演奏会でした。

取り急ぎ、ここまで変更、あとはまたおいおい・・

posted by fronte360 at 22:24| Comment(2) | TrackBack(1) | 05〜12-演奏会にて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする