早朝覚醒はいつもどおりで、5時には起きてました。
昨夜、ちょっと飲み過ぎた感はありましたけれど
帰省中に太ってしまった体重も順調に下がってますね。
うどんを作って朝食とし、ゴミ出しついで朝7時より散歩に出発。
雨降ってますけどね、こちらは雨が降ると気温が下がるため
汗をあまりかかないので、いいんです。
帰省中に配達された郵便物を受取りに、東京大学前の本郷郵便局へGO
いつもどおり動坂を登り、本郷通りを目指しますが、
ふっと左手を見ると散歩に丁度よい感じの道があったので左折します。
すると道路にこんなプレートが埋められたました。
このときは気付かなかったんですが、最上徳内って・・・
間宮林蔵よりも先に樺太・国後・択捉など蝦夷地を探検した人ですね。
吉村昭さんの「間宮林蔵」に出ていたんじゃないかな、記憶にあります。
その最上徳内のお墓が文京区の蓮光寺にあったとは驚きですね。
文京区にはお寺が沢山あるので色々といらっしゃるのでしょう。
さて、このまま直進して駒込学園、団子坂に向かう道路を渡ろうとしたら
なんだか得体の知れない雰囲気のある大きな物体・・・テント??
水族館劇場と書かれた幟もありました。
光源寺(駒込大観音)の境内にテントを張って公演をしていて
本日公演日との張り紙もありました。 いやぁ怪しい雰囲気ですね。
道路を渡って小道を更に進むと、右手に猫ちゃん
夏目漱石の旧居跡が向丘2丁目にあるのは先日知りましたが、
ここにあったのですね。
向丘2丁目、さっきの光源寺のある通りをもうちょっと行ったところに
高校時代の友人が住んでいたアパートがかつてありましてね。
20数年前の入社当時、町田勤務で、今の横浜市青葉区での寮生活、
時おりその友人を頼って遊びに来て、時おり泊めてもらったこともあって、
それが今、文京区に住んでいることに繋がり、
そして毎回散歩するたびに色々な発見があってかなり満足してます。
日本医大前の道路を渡って直進すると左手に茂みが・・
またお寺か根津神社かなと思っていたら、東京大学地震学研究所、
そして農学部なんですね。 ここまでくれば郵便局はあと少し。
大学の敷地にそって本郷通りに出ます。
あいかわらず雨は降ってますが
このあたりまでくると学生らしい人がけっこう目につきますね。
賢く見えるのは気のせいでしょうか・・・
ちょっとコンプレックスを感じながら足が速まります。
郵便局に到着、ここまでぶらぶらとしてたので約45分かな。
郵便物を受け取り、来た道を引き返しますが、
東大正門前を左に折れて本郷6丁目を探索すると・・・
木造3階建て、板張りの壁の大きなアパートらしきものが出現。
本郷館というそうですね。
「内部見学禁止」と書かれてましたが、ホント見てみたい感じ。
実際に人も住んでいるので、お家賃いくらかな、なんて思ってもみたり。
東京はやはり偉大な田舎ですね。
本郷通りに戻り、東京大学農学部の敷地にそって歩いて
新坂(権現坂・S坂)を下ります。
S坂というのは、森鴎外が小説「青年」の文中にS坂と書いたからで
旧制第一高等学校の学生が好んでS坂と呼んでいたからだとか。
S坂を下ると根津神社、前回は素通りしましたが、中に入ると
広い境内ですねぇ。
手前が楼門、その向うに唐門、そして一番奥の拝殿と続きます。
この楼門をくぐろうとしたとき携帯に自宅から電話があり、
楼門の軒下を借りて30分ほど長話・・・身体冷えちゃいました。
気分を整えて拝殿に向かい、お賽銭を入れ、祈っておきました。
ほんと困ったもんです(電話の内容がね)。
唐門、楼門と来た道を引き返して帰ろうとしましたが、
伏見稲荷みたいなのを発見。 乙女稲荷神社だそうです。
この前を通り、日本医科大学のほうに抜け、千駄木2丁目交差点。
不忍通りは交通量も多くなっているので、通りを渡って谷中へ。
谷中よみせ通りをぶらぶらと歩きます。
谷中銀座を横目で見て、いったん不忍通りに出て買い物をし
また谷中にもどり、千駄木の部屋へと向かいます。
途中、トラックの荷台に野菜を積んで売っているおじさんやら
ヨシのすだれで雨風をさえぎってる八百屋さんやお肉屋さんもあって
やっぱり東京は偉大な田舎やな・・と実感したのでした。
ちなみにこの写真は別の日に撮っていたもので
八百屋さんにはヨシのすだれはありません。
とにかくこれで谷中・根津・千駄木、通称「やねせん」散歩を終了。
朝から2時間、雨のなか、たっぷりと歩きました。