地響きにも似た熱い響きにアッチェランドがかけられ、一心不乱に駆け込んだあとの弾力ある終結、素晴らしい演奏に目頭が熱くなりました。
パンフレットに書かれた「誕生の軌跡」。 なんと3年越しの準備、アマオケが、何のツテも無く、手探りのスタートからようやくたどり着いた演奏に、熱い想いが伝わってきました。 またそのような想いを取り除いたとしても、指揮者の河崎さんらしく、オケの自主性を引き出しつつ流れの良い第九、素晴らしい演奏でした。
------
オーケストラ千里山 10周年記念第九特別演奏会
日時:2008年2月24日(日) 16:00開演(15:00開場)
場所:兵庫県立芸術文化センター・大ホール
曲目:ワーグナー/歌劇「リエンツィ」序曲
ベートーヴェン/交響曲第9番ニ短調 作品125
独唱:牧野宏子(S)、西村規子(A)、小餅谷哲男(T)、松岡剛宏(S)
指揮:河崎 聡
入場料:1,000円
ホームページ:http://www.geocities.co.jp/MusicHall/3835/index.html
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詳細はまた別途・・・
2008年02月24日
2008年02月20日
多忙なんです、CDいただいてました
今週もまた週初めから帰宅が23時であり
私的にもいろいろとあって帰宅すると疲労困ぱいで・・・
早朝ネットワーカーも起きて繋ぐのがやっとの状況なんですね。
ところで月曜日、会社のNさんより重複したCDを頂いてました。
■スプラフォン ヨゼフ・スーク ASRAEL Symphony for Large Orchestra ,op.27 ノイ
マン指揮チェコフィル(11 0715-2)
ドヴォルザークの娘婿のスーク(JOSEF SUK)のアスラエル
この曲を録音しているのはペシェクとこのノイマンの2人らしいですが
それでも重複買いされたとか・・・
ということで回ってきましたが、まだ聴けてません。
このところ愛用のメモリプレーヤで聴いてたものは・・・
疲れたときにいつも聴いているアンネローゼ・シュミットさま
モーツァルトのピアノ協奏曲第15番あたりより前の番号と
先日の奈良交響楽団の演奏会での韓 伽揶 (ハン・カヤ)さんのアンコール曲
ベートーヴェンのピアノ・ソナタ「熱情」第2楽章
こちらはクライディオ・アラウのピアノですが、
韓 伽揶 (ハン・カヤ)さん、ここはもっとゆっくり弾いていたとか
思い出しながらトレースして感動を呼び起してます。
素晴らしい演奏でした。
私的にもいろいろとあって帰宅すると疲労困ぱいで・・・
早朝ネットワーカーも起きて繋ぐのがやっとの状況なんですね。
ところで月曜日、会社のNさんより重複したCDを頂いてました。
■スプラフォン ヨゼフ・スーク ASRAEL Symphony for Large Orchestra ,op.27 ノイ
マン指揮チェコフィル(11 0715-2)
ドヴォルザークの娘婿のスーク(JOSEF SUK)のアスラエル
この曲を録音しているのはペシェクとこのノイマンの2人らしいですが
それでも重複買いされたとか・・・
ということで回ってきましたが、まだ聴けてません。
このところ愛用のメモリプレーヤで聴いてたものは・・・
疲れたときにいつも聴いているアンネローゼ・シュミットさま
モーツァルトのピアノ協奏曲第15番あたりより前の番号と
先日の奈良交響楽団の演奏会での韓 伽揶 (ハン・カヤ)さんのアンコール曲
ベートーヴェンのピアノ・ソナタ「熱情」第2楽章
こちらはクライディオ・アラウのピアノですが、
韓 伽揶 (ハン・カヤ)さん、ここはもっとゆっくり弾いていたとか
思い出しながらトレースして感動を呼び起してます。
素晴らしい演奏でした。
2008年02月17日
奈良交響楽団 第50回記念定期演奏会にて
底光りのするシューマンのピアノ協奏曲、韓 伽揶 (ハン・カヤ)さんの圧倒的なピアニズムに酔いました。
思索的で熱く底光りのしたシューマンのピアノ協奏曲、スナップの効いたパワフルな打鍵はクリアで、心の中にびんびんと響くピアノに思わず涙が出そうになりました。 最初こそちょっとこじんまりとしているかな、と思いましたけれど次第に深みを増してぞくぞくっときた第1楽章、重厚でありながらも柔らかくて暖かさを感じた第2楽章、そしてスケール感のある圧倒的なフィナーレ。 ストレートに盛り上げるオーケストラと組み、圧倒的なピアニズムに酔い、感動しました。
奈良交響楽団第50回記念定期演奏会のメインとして演奏された幻想交響曲。 小崎さんの指揮のもと、若々しくも纏まりの良さ、端正でストレートに盛り上げた演奏でした。 個人的には終楽章の前で止まらないで欲しかったのですが、これも引き締まった演奏するための施策だったのかもしれません。 アッチェランドがかかってタイトで熱い響きがホールが満たされました。
またこれに先立って演奏されたイベールのバッカナール。 始めて聴く曲ですが、こちらも引き締まったリズムがノリノリで駆け抜けてゆきました。 どこかガーシュインのようなアメリカンミュージックっぽさも感じた演奏でしたね。
奈良交響楽団の第50回記念定期演奏会、オーケストラよりもピアニストに注目してしまいましたが、今回は奈良近郊のピアノ教室で熱心に練習されている子供たちも招待されたそうです。 地元に根付いたオーケストラとしてこれらの活動にも期待したいと思います。
思索的で熱く底光りのしたシューマンのピアノ協奏曲、スナップの効いたパワフルな打鍵はクリアで、心の中にびんびんと響くピアノに思わず涙が出そうになりました。 最初こそちょっとこじんまりとしているかな、と思いましたけれど次第に深みを増してぞくぞくっときた第1楽章、重厚でありながらも柔らかくて暖かさを感じた第2楽章、そしてスケール感のある圧倒的なフィナーレ。 ストレートに盛り上げるオーケストラと組み、圧倒的なピアニズムに酔い、感動しました。
奈良交響楽団第50回記念定期演奏会のメインとして演奏された幻想交響曲。 小崎さんの指揮のもと、若々しくも纏まりの良さ、端正でストレートに盛り上げた演奏でした。 個人的には終楽章の前で止まらないで欲しかったのですが、これも引き締まった演奏するための施策だったのかもしれません。 アッチェランドがかかってタイトで熱い響きがホールが満たされました。
またこれに先立って演奏されたイベールのバッカナール。 始めて聴く曲ですが、こちらも引き締まったリズムがノリノリで駆け抜けてゆきました。 どこかガーシュインのようなアメリカンミュージックっぽさも感じた演奏でしたね。
奈良交響楽団の第50回記念定期演奏会、オーケストラよりもピアニストに注目してしまいましたが、今回は奈良近郊のピアノ教室で熱心に練習されている子供たちも招待されたそうです。 地元に根付いたオーケストラとしてこれらの活動にも期待したいと思います。
2008年02月16日
韶フィルハーモニーオーケストラ 第2回演奏会にて
若々しくも堂々とした運命交響曲、奇をてらわず正攻法で攻めた演奏に熱い感動を覚えました。
韶(しょう)フィルハーモニーオーケストラ、関西大学交響楽団と甲南大学交響楽団のメンバーで構成されているのでしょうか。 かなりの猛者を集めたようで、どの曲もしっかりとした整った演奏を繰り広げていました。 そして指揮者の大塚佑馬さん、関西大学交響楽団の学生指揮者として活躍されていた現役の4回生。 これまでに何度か指揮された演奏会を聴かせていただいていますが、今回はその中でも出色の振りでした。 この両者ががっちりと組んだ演奏会でしたが、なかでも運命交響曲の素晴らしさが飛びぬけていました。
スポーツカーに乗ったような運命、軽快でぐいぐいと走ってゆく・・なんて勝手に想像していましたが、確かにそんな要素もありましたけれど、スポーツセダンじゃなかったでしょうか。 若者らしいストレートさはそのままに、奇をてらわず、堂々と真正面から立ち向かった演奏に好感を持ちました。 タイトに強奏するホルン、太い響きのクラリネットやファゴットに彩られ、深い響きのティムパニと締まった低弦ががっちりと曲の輪郭を描いていて、この曲に賭けた自信・信念、そんなものもこの演奏から感じました。 失礼ながら、このような素晴らしい演奏に出会えるとは思ってもみなかっただけに、全員一丸となってたっぷりと歌い上げたフィナーレ、爽やかで熱い感動が湧き上がってきました。
これに先立って演奏された、ロッシーニの歌劇「セビリアの理髪師」序曲、学生らしい引き締まって筋肉質の演奏でした。 大塚さん、要所をタイトにスピード感を持って決め、きびきびとした音楽としているのは、どの曲でも同じなのですが、少々オケの響きがストレートな感じだったかな。 練習量の差かもしれませんけれど。
ストレートな響きといえば、チャイコフスキーの弦楽セレナーデも同様。 分奏の良さ、真摯な演奏によって若々しくスッキリと歌い上げていましたので、余計にそう感じたように思います。 ま、当方のような草臥れた中年にとっては、人生の悲哀のようなちょっとドロっとした感情もこの曲の中に求めてしまうので・・・ね。 でも、この曲もまた真正面から立ち向かい、若者らしい自信を持って演奏されていて、音楽的な纏まりの良さは素晴らしいものがありました。
このところ仕事が佳境にさしかかっていて帰宅は24時前が定常化、今回もまた休日出勤してからの演奏会参戦でした。 正直、少々疲れが溜まっていましたけれど、若々しくもしっかりとした考えをもった演奏から元気を頂きました。 若いっていいですね。 ありがとうございました。
韶(しょう)フィルハーモニーオーケストラ、関西大学交響楽団と甲南大学交響楽団のメンバーで構成されているのでしょうか。 かなりの猛者を集めたようで、どの曲もしっかりとした整った演奏を繰り広げていました。 そして指揮者の大塚佑馬さん、関西大学交響楽団の学生指揮者として活躍されていた現役の4回生。 これまでに何度か指揮された演奏会を聴かせていただいていますが、今回はその中でも出色の振りでした。 この両者ががっちりと組んだ演奏会でしたが、なかでも運命交響曲の素晴らしさが飛びぬけていました。
スポーツカーに乗ったような運命、軽快でぐいぐいと走ってゆく・・なんて勝手に想像していましたが、確かにそんな要素もありましたけれど、スポーツセダンじゃなかったでしょうか。 若者らしいストレートさはそのままに、奇をてらわず、堂々と真正面から立ち向かった演奏に好感を持ちました。 タイトに強奏するホルン、太い響きのクラリネットやファゴットに彩られ、深い響きのティムパニと締まった低弦ががっちりと曲の輪郭を描いていて、この曲に賭けた自信・信念、そんなものもこの演奏から感じました。 失礼ながら、このような素晴らしい演奏に出会えるとは思ってもみなかっただけに、全員一丸となってたっぷりと歌い上げたフィナーレ、爽やかで熱い感動が湧き上がってきました。
これに先立って演奏された、ロッシーニの歌劇「セビリアの理髪師」序曲、学生らしい引き締まって筋肉質の演奏でした。 大塚さん、要所をタイトにスピード感を持って決め、きびきびとした音楽としているのは、どの曲でも同じなのですが、少々オケの響きがストレートな感じだったかな。 練習量の差かもしれませんけれど。
ストレートな響きといえば、チャイコフスキーの弦楽セレナーデも同様。 分奏の良さ、真摯な演奏によって若々しくスッキリと歌い上げていましたので、余計にそう感じたように思います。 ま、当方のような草臥れた中年にとっては、人生の悲哀のようなちょっとドロっとした感情もこの曲の中に求めてしまうので・・・ね。 でも、この曲もまた真正面から立ち向かい、若者らしい自信を持って演奏されていて、音楽的な纏まりの良さは素晴らしいものがありました。
このところ仕事が佳境にさしかかっていて帰宅は24時前が定常化、今回もまた休日出勤してからの演奏会参戦でした。 正直、少々疲れが溜まっていましたけれど、若々しくもしっかりとした考えをもった演奏から元気を頂きました。 若いっていいですね。 ありがとうございました。
2008年02月15日
こんなLP捕獲しました
ちょっと間が開いてしまいましたが
2月14日は定時退社をし、LP探索をして以下を捕獲しました。
このところお気に入りのリック・ウェイクマンの「地底探検」
梅田のサウナ大東洋の向かいの店で
1974年の発売されたライブ盤があったことを思い出し
救出に行ってきたわけです。
で、おもわぬJazzのところに日本コンサートホール盤も発見
これも救出してきました。
■日キング リック・ウェイクマン 「地底探検」ライブ ロンドン交響楽団(デヴィット・ミーシャム指揮)(SP3621:300円)
1974.1.18 ロイヤル・フェスティヴァル・ホールでの録音、ジュール・ヴェルヌの小説「地底探検」を題材にとったプログレッシブ・ロックの名曲。 ジャケットは米国プリントのA&M盤ですが、中味はキングの国内盤で解説も入ってました。
■日本コンサートホール 思い出の名曲アルバム ベレディクト・シルバーマン、フレッド・ハウスドルファー、フランソワ・ル・ベルジュ指揮コンサート・ホール・プロムナード・オーケストラ(M-2137:500円)
純粋のクラシックではなくライト・ミュージックに編曲したオムニバス盤。 あいかわらずの素敵なジャケットデザインですね、アレっと思って取り上げたらコンサートホール盤だったという、いつもの巡り会いでした。
収録曲は以下のとおり
ブラームス;ハンガリー舞曲第6番
グリーグ:春に
バッハ/グノー:アヴェ・マリア
シューベルト:セレナーデ
オッフェンバック:歌劇「ホフマン物語」の舟歌
ジョルダーニ:カロ・ミオ・ベン
チャイコフスキー:悲しき歌
ヘンデル:ラールゴ
シューマン:トロイメライ
ベートーヴェン:メヌエット
チャイコフスキー:無言歌
ドヴォルジャーク:ユーモレスク
グルッグ:歌劇「オルフェウス」の舞踏音楽
シューベルト:軍隊行進曲
さて今日も23時半の帰宅、明日は休日出勤ですわ・・
2月14日は定時退社をし、LP探索をして以下を捕獲しました。
このところお気に入りのリック・ウェイクマンの「地底探検」
梅田のサウナ大東洋の向かいの店で
1974年の発売されたライブ盤があったことを思い出し
救出に行ってきたわけです。
で、おもわぬJazzのところに日本コンサートホール盤も発見
これも救出してきました。
■日キング リック・ウェイクマン 「地底探検」ライブ ロンドン交響楽団(デヴィット・ミーシャム指揮)(SP3621:300円)
1974.1.18 ロイヤル・フェスティヴァル・ホールでの録音、ジュール・ヴェルヌの小説「地底探検」を題材にとったプログレッシブ・ロックの名曲。 ジャケットは米国プリントのA&M盤ですが、中味はキングの国内盤で解説も入ってました。
■日本コンサートホール 思い出の名曲アルバム ベレディクト・シルバーマン、フレッド・ハウスドルファー、フランソワ・ル・ベルジュ指揮コンサート・ホール・プロムナード・オーケストラ(M-2137:500円)
純粋のクラシックではなくライト・ミュージックに編曲したオムニバス盤。 あいかわらずの素敵なジャケットデザインですね、アレっと思って取り上げたらコンサートホール盤だったという、いつもの巡り会いでした。
収録曲は以下のとおり
ブラームス;ハンガリー舞曲第6番
グリーグ:春に
バッハ/グノー:アヴェ・マリア
シューベルト:セレナーデ
オッフェンバック:歌劇「ホフマン物語」の舟歌
ジョルダーニ:カロ・ミオ・ベン
チャイコフスキー:悲しき歌
ヘンデル:ラールゴ
シューマン:トロイメライ
ベートーヴェン:メヌエット
チャイコフスキー:無言歌
ドヴォルジャーク:ユーモレスク
グルッグ:歌劇「オルフェウス」の舞踏音楽
シューベルト:軍隊行進曲
さて今日も23時半の帰宅、明日は休日出勤ですわ・・
2008年02月14日
Rick Wakeman/The Classic Tracks
先週は遅くても23時半まででしたが、今週は24時前の帰宅が続いています。
月曜の建国記念日も演奏会に行きましたが、朝から会社でみっちり仕事して
16時前に慌てて演奏会へと会社を飛び出しました。
いよいよ追い込みがかかってきました。
ところで今週は寒いですね。
夜23時半頃、乗換え駅のホームで電車を待っていると雪が舞ってますが
一昨夜はカタイ粉雪がパラパラと・・・
昨夜はちょっと小さな牡丹雪かな、と思ったら結晶が絡み合ってました。
ともに学生時代をすごした北海道の帯広を彷彿とさせます。
暗い夜空から舞い降りる雪を見ながら
リック・ウェイクマンのクラシック・トラックス(The Classic Tracks)を聴いていると、疲れていることを忘れてしまいますね。
「地底探検」(Journey To The Centre Of The Earth)
これが収録されています。
プログレッシブ・ロック
今から35年ほど前の高校生時代、これが流行ってました。
今聴いても血沸き肉踊り、聴いていたあの当時のことが蘇ってきます。
月曜の建国記念日も演奏会に行きましたが、朝から会社でみっちり仕事して
16時前に慌てて演奏会へと会社を飛び出しました。
いよいよ追い込みがかかってきました。
ところで今週は寒いですね。
夜23時半頃、乗換え駅のホームで電車を待っていると雪が舞ってますが
一昨夜はカタイ粉雪がパラパラと・・・
昨夜はちょっと小さな牡丹雪かな、と思ったら結晶が絡み合ってました。
ともに学生時代をすごした北海道の帯広を彷彿とさせます。
暗い夜空から舞い降りる雪を見ながら
リック・ウェイクマンのクラシック・トラックス(The Classic Tracks)を聴いていると、疲れていることを忘れてしまいますね。
「地底探検」(Journey To The Centre Of The Earth)
これが収録されています。
プログレッシブ・ロック
今から35年ほど前の高校生時代、これが流行ってました。
今聴いても血沸き肉踊り、聴いていたあの当時のことが蘇ってきます。
2008年02月11日
関西学院交響楽団 第110回記念定期演奏会
クールでしかも熱くカッコ良い
関西学院らしいラフマニノフの交響曲第2番
満員の会場も熱く渦巻いていました。
今回の演奏会は、やはりラフマニノフの交響曲第2番の熱演でしょう。 熱演といっても、甘美なメロディ満載のこの曲を、理知的でクールに纏めた指揮者の寺岡さん、それを余計な感情移入を廃して真摯に演じきった関学オケの皆さん、この競演による都会的な演奏でした。 終楽章のフィナーレ、ティムパニの強打からぐいぐいと盛り上がってゆき、寺岡さんが瞬時アッチェランドをかけたと思いきや、すぐに締めてタイトで分厚い終結。 終始きちんと制御された巧いオケらしい見事な 着地でした。 カッコ良い音楽でした。
これに先立って演奏されたドビュッシーの牧神の午後への前奏曲と小組曲、こちらも巧い演奏でした。 透明感の高い弦楽器が軽やかなステップを踏み、管楽器がチャーミングな響きを聴かせます。 暖かさと明るさを持った音楽が滑るように流れてゆく。 ただ、これほど巧いとなると、予定調和みたいでもっと自由度を高く・・なんて思っちゃいました。
そして冒頭は、学生指揮者の渡辺夏希さんの指揮によるシベリウスのフィンランディア、きりっと引き締まった響きの中に若々しさが滲み出た演奏でしたね。 オケの分奏もよく、とても整った演奏で指揮者を盛り立てていました。 渡辺さん、冒頭のフレーズの最後を巻き込むのように伸ばしたりもして、実に落ち着いた指揮姿。 カッコ良かったですよ。
とにあっく満員のホールには若者の熱気が渦巻いていましたね。 自分の大学時代ってどんなのだったのかな・・などと思ってみたりもした熱い演奏会でした。
関西学院らしいラフマニノフの交響曲第2番
満員の会場も熱く渦巻いていました。
今回の演奏会は、やはりラフマニノフの交響曲第2番の熱演でしょう。 熱演といっても、甘美なメロディ満載のこの曲を、理知的でクールに纏めた指揮者の寺岡さん、それを余計な感情移入を廃して真摯に演じきった関学オケの皆さん、この競演による都会的な演奏でした。 終楽章のフィナーレ、ティムパニの強打からぐいぐいと盛り上がってゆき、寺岡さんが瞬時アッチェランドをかけたと思いきや、すぐに締めてタイトで分厚い終結。 終始きちんと制御された巧いオケらしい見事な 着地でした。 カッコ良い音楽でした。
これに先立って演奏されたドビュッシーの牧神の午後への前奏曲と小組曲、こちらも巧い演奏でした。 透明感の高い弦楽器が軽やかなステップを踏み、管楽器がチャーミングな響きを聴かせます。 暖かさと明るさを持った音楽が滑るように流れてゆく。 ただ、これほど巧いとなると、予定調和みたいでもっと自由度を高く・・なんて思っちゃいました。
そして冒頭は、学生指揮者の渡辺夏希さんの指揮によるシベリウスのフィンランディア、きりっと引き締まった響きの中に若々しさが滲み出た演奏でしたね。 オケの分奏もよく、とても整った演奏で指揮者を盛り立てていました。 渡辺さん、冒頭のフレーズの最後を巻き込むのように伸ばしたりもして、実に落ち着いた指揮姿。 カッコ良かったですよ。
とにあっく満員のホールには若者の熱気が渦巻いていましたね。 自分の大学時代ってどんなのだったのかな・・などと思ってみたりもした熱い演奏会でした。
2008年02月10日
かにカニエクスプレス
昨夜また38度近い発熱がありましたけれど
予定していた日帰りカニツアーに行って、
たらふく食って帰ってきました。
会社の社員会の企画・・
といっても気心の知れた5名のオッサンの小旅行
色気なく、温泉に入って、カニ食って、これでおしまい。
予定していた日帰りカニツアーに行って、
たらふく食って帰ってきました。
会社の社員会の企画・・
といっても気心の知れた5名のオッサンの小旅行
色気なく、温泉に入って、カニ食って、これでおしまい。
2008年02月09日
カラヤン/PO、シベリウス/交響曲第5番
奈良は朝から降りだした雪で真っ白です。
ここに移り住んで約15年、これだけの雪とは2回目くらいかな。
先日、ベランダの屋根の波板スレートが吹き飛んでしまったので
葺き替え工事を依頼してましたが、雪の中の施工で大変だったと思います。
なんか変な天候ですね。
なんか変といえば・・・
昨日のお昼すぎ、何の予兆もなく、急な発熱に襲われて大変でした。
持っていた解熱剤を服用し、なんとか定時すぎまで最低限の仕事をこなして
退散しましたが、家に着くとバタンキュー、朝まで眠ってました。
こんなに寝たの久しぶりで、そのおかげか、それなりに回復したようです。
とにかく先週、いきなり社長がやってきてヒアリングを受けましたし
待ち合わせていた関係会社の常務の到着が遅れるとのこと、
場つなぎでの予定外の夜のお付き合いもありました。
このため、翌日から残業の嵐となって連続して23時過ぎの帰宅でしたので
ここらで休め、との発熱かもしれませんね。
さてそんなこんなでネットからも遠ざかってましたが
ようやくステレオの前に陣取って、雪景色に似合う曲ということで
シベリウスの交響曲第5番を聴いています。
先日捕獲したカラヤンがフィルハーモニアを振ってEMIに録音したもので 1962年6月の発売みたいです。
当時、日本コロムビアよりリリースされていたので COLUMBIA のマークも付いてます。
カラヤンはこの曲を5回録音しているようですが、これは何番目でしょうか。
古いレコードながら、ノイズもなく瑞々しい音楽が素敵です。
ベルリンフィルのような壮麗さ芳醇さという点では控えめですが、
直球勝負のような勢いの良さがまた魅力的です。
ところで・・・
この曲も実演で何度か聴いているので調べてみたら
これまでに3回聴いていました。
2006年 グリーン交響楽団(指揮:高谷光信)
2005年 紫苑交響楽団(指揮:井村誠貴)
2000年 奈良交響楽団(指揮:藏野雅彦)
なお1番多かった第2番の交響曲は8回
第1、5、7番はともに3回で、ヴァイオリン協奏曲は4回でした。
第7番は5月に吹田市交響楽団で演奏されるので
この第5番もまたどこかのアマオケで演ってくれないでしょうか。
ここに移り住んで約15年、これだけの雪とは2回目くらいかな。
先日、ベランダの屋根の波板スレートが吹き飛んでしまったので
葺き替え工事を依頼してましたが、雪の中の施工で大変だったと思います。
なんか変な天候ですね。
なんか変といえば・・・
昨日のお昼すぎ、何の予兆もなく、急な発熱に襲われて大変でした。
持っていた解熱剤を服用し、なんとか定時すぎまで最低限の仕事をこなして
退散しましたが、家に着くとバタンキュー、朝まで眠ってました。
こんなに寝たの久しぶりで、そのおかげか、それなりに回復したようです。
とにかく先週、いきなり社長がやってきてヒアリングを受けましたし
待ち合わせていた関係会社の常務の到着が遅れるとのこと、
場つなぎでの予定外の夜のお付き合いもありました。
このため、翌日から残業の嵐となって連続して23時過ぎの帰宅でしたので
ここらで休め、との発熱かもしれませんね。
さてそんなこんなでネットからも遠ざかってましたが
ようやくステレオの前に陣取って、雪景色に似合う曲ということで
シベリウスの交響曲第5番を聴いています。
先日捕獲したカラヤンがフィルハーモニアを振ってEMIに録音したもので 1962年6月の発売みたいです。
当時、日本コロムビアよりリリースされていたので COLUMBIA のマークも付いてます。
カラヤンはこの曲を5回録音しているようですが、これは何番目でしょうか。
古いレコードながら、ノイズもなく瑞々しい音楽が素敵です。
ベルリンフィルのような壮麗さ芳醇さという点では控えめですが、
直球勝負のような勢いの良さがまた魅力的です。
ところで・・・
この曲も実演で何度か聴いているので調べてみたら
これまでに3回聴いていました。
2006年 グリーン交響楽団(指揮:高谷光信)
2005年 紫苑交響楽団(指揮:井村誠貴)
2000年 奈良交響楽団(指揮:藏野雅彦)
なお1番多かった第2番の交響曲は8回
第1、5、7番はともに3回で、ヴァイオリン協奏曲は4回でした。
第7番は5月に吹田市交響楽団で演奏されるので
この第5番もまたどこかのアマオケで演ってくれないでしょうか。
2008年02月05日
調査、チャイコフスキーの交響曲の実演回数
いつ何を聞いたかな・・
と思い出すために拙サイトの演奏会感想文を記していますが
試しにチャイコフスキーの交響曲の実演回数を集計してみました。
記録の残っている2000年から現在まででは、以下のようになりました。
第1番 ⇒ 3回 (01年:奈良女子大管、02年:枚方フィル、06年:グリーン響)
第2番 ⇒ 1回 (03年:奈良交響楽団)
第3番 ⇒ 0回
第4番 ⇒ 4回 (02年、03年、05年、07年)
第5番 ⇒ 8回 (00年×2、03年、04年、06年、07年×2、08年)
第6番 ⇒ 7回 (02年、04年×4、05年、07年)
やはり第5番と第6番が多いですね〜
アマオケの定番曲、これらの曲がかかるときは敬遠することも多いのですがね。
あと第6番、2004年に4回も聴いているのが突出してて驚きますが・・・
1月:吹田市交響楽団 (指揮:新谷武)
7月:オーケストラ千里山 (指揮:船曳圭一郎)
9月:待兼交響楽団 (指揮:井村誠貴)
12月:関西大学交響楽団 (指揮:竹本泰蔵)
思い出してきました。 それぞれに個性的な演奏会でした。
なお感想文の記録の残る前は・・・
会員になっていた大阪シンフォニカーの記録より
1999年:T.ザンデルリンク/大阪シンフォニカー ⇒ 第6番
1998年:T.ザンデルリンク/大阪シンフォニカー ⇒ 第5番
1998年:本名徹次/大阪シンフォニカー ⇒ 第6番
1994年:T.ザンデルリンク/大阪シンフォニカー ⇒ 第5番
1993年:T.ザンデルリンク/大阪シンフォニカー ⇒ 第4番
これらは確実に聴いていますね。
T.ザンデンルリンクとは、クルトの息子のトーマス・ザンデルリンクさん
1993〜94年、まだまだ非力だったこのオケから、すごいパワーを引き出し
すばらしい演奏だったのを覚えています。
記録って、時々棚卸してみると面白いですね。
で、わかったこと・・・
どこかのアマオケで第3番の交響曲、演奏してくれませんかねぇ〜
と思い出すために拙サイトの演奏会感想文を記していますが
試しにチャイコフスキーの交響曲の実演回数を集計してみました。
記録の残っている2000年から現在まででは、以下のようになりました。
第1番 ⇒ 3回 (01年:奈良女子大管、02年:枚方フィル、06年:グリーン響)
第2番 ⇒ 1回 (03年:奈良交響楽団)
第3番 ⇒ 0回
第4番 ⇒ 4回 (02年、03年、05年、07年)
第5番 ⇒ 8回 (00年×2、03年、04年、06年、07年×2、08年)
第6番 ⇒ 7回 (02年、04年×4、05年、07年)
やはり第5番と第6番が多いですね〜
アマオケの定番曲、これらの曲がかかるときは敬遠することも多いのですがね。
あと第6番、2004年に4回も聴いているのが突出してて驚きますが・・・
1月:吹田市交響楽団 (指揮:新谷武)
7月:オーケストラ千里山 (指揮:船曳圭一郎)
9月:待兼交響楽団 (指揮:井村誠貴)
12月:関西大学交響楽団 (指揮:竹本泰蔵)
思い出してきました。 それぞれに個性的な演奏会でした。
なお感想文の記録の残る前は・・・
会員になっていた大阪シンフォニカーの記録より
1999年:T.ザンデルリンク/大阪シンフォニカー ⇒ 第6番
1998年:T.ザンデルリンク/大阪シンフォニカー ⇒ 第5番
1998年:本名徹次/大阪シンフォニカー ⇒ 第6番
1994年:T.ザンデルリンク/大阪シンフォニカー ⇒ 第5番
1993年:T.ザンデルリンク/大阪シンフォニカー ⇒ 第4番
これらは確実に聴いていますね。
T.ザンデンルリンクとは、クルトの息子のトーマス・ザンデルリンクさん
1993〜94年、まだまだ非力だったこのオケから、すごいパワーを引き出し
すばらしい演奏だったのを覚えています。
記録って、時々棚卸してみると面白いですね。
で、わかったこと・・・
どこかのアマオケで第3番の交響曲、演奏してくれませんかねぇ〜