2008年01月23日

訃報、ラフマニノフ/ヴォカリーズ

中学の同級生が亡くなりました。

このところ、数年に1回の同窓会でしか会ってませんでしたが
中学時代は一緒に映画を観に行ったり、大阪フィルの演奏会も行ったかな、
モデルガンで遊んだりもしましたね。

今年1月5日の同窓会に来ていなくて
上記のような遊びを一緒にやっていたもう一人の友人に尋ねたところ
癌を発症して車椅子生活になったのだとか・・・
当初は同窓会にも出るつもりだったらしいけれど、
思うに任せず欠席となったとのことでした。

家業の鍼灸を継ぎ、中国にも行って技術を磨き
教鞭もとっているのだ、などと以前聞いたのですが・・・
胆管に発症した癌
自己の考えでもって、手術をせずに治そうとしたようですが
友人の話によると癌は全身に転移してしまったのだとか。

昨年11月のゆらむぼさん、12月の祖母、今月は同級生
毎月葬儀があるのは偶然かもしれませんが
同い年、また年齢の若い人が鬼籍に入ってゆくのは、複雑な心境ですね。

この話、一昨日の帰宅途中、友人からの携帯留守電で知りましたので、
電車でいつも聞いているメモリプレーヤを操作し

ni1761.jpgしめやかな音楽・・ということで
ラフマニノフヴォカリーズ
を選んで故人を偲びました。

尾高忠明が指揮したNimbusへの録音
BBB National Orchestra of Wales を指揮したものですが

こんなにも侘しい曲だったのか・・・
そんな風に思ったのは気のせいだけではないでしょう。

昨夜、お通夜にも行ってきました。
教鞭をとっていただけあって若い男女も多く
またご長男が号泣しながらの挨拶など、
若い人に慕われた故人のちょっとオシャレな人柄が偲ばれました。

冥福を祈り、合掌
posted by fronte360 at 05:24| Comment(1) | TrackBack(0) | 05〜10-CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする