2008年01月31日

アルド・チェッカート、シューマン(マーラー編曲)/交響曲全集

今週は連日21:37発の電車に乗って帰っているので、23時前の帰宅が続き
少々しんどくなってきましたが1月も今日で終わり、早いなぁ・・

さて新録音・・・、といっても手持ちCDの中から
これまでにPCに録音していなかっただけですが
昨日はマーラー編曲版によるシューマン交響曲全集

BIS-CD-361+394.jpgアルド・チェッカートベルゲン・フィルを振ってBISレーベルに世界初録音としたもの

1987年録音・発売のようですが、
いつ入手したのかな・・・

Nifty-Serveのクラシック音楽フォーラム(FCLA)で話題になったので捕獲した記憶があります。

当時はわくわくして聴いたものですが
正直、スコア読めないので、なんとなく違うのが分かる程度ですけどね。

第1番冒頭のファンファーレとか
第3番終楽章のフィナーレとかは分かりやすいかな。

久しぶりに聴きましたが、結構しっかりとした演奏でしょう
覇気もありますけど、奇を衒ったところはありませんね。
強弱表現ではなく、もうちょっとリズムを強調して欲しいとか
思ってみたりするのは思い入れの違いかもしれませんが
けっこう懐かしく聴きました。

最近、貪欲に音盤集め
よく判らないがとにかく聴き込もう・・・
なんて、あまり思わなくなってしまいましたねぇ。

老けたのかも
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2008年01月29日

ザンデルリンク、ブラームス/交響曲第2番

カラヤンのシューマンのあと
メモリプレーヤがブラームス交響曲第2番を流しましたが、これが素晴らしい演奏で、聴き入ってしまいました。

74321_17894_2.jpgクルト・ザンデルリンク
シュターツカペレ・ドレスデンを振ったもの。

枯淡の境地
寒い冬に聞くのにぴったりかもしれません。

今ではマスタリングされた国内盤が出ていますが、これは made in EC と書かれたBMGの輸入盤。
1995年頃に出たもので、当時出ていた国内盤から買い換えたものですね。
音が良いから・・・って理由ですが、これで充分です。

今日はこの全集を聴いてゆきましょう。
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2008年01月28日

カラヤン、シューマン/交響曲全集

このところなかなか更新できない日が続いていますが
もとよりマイペースなので・・・

さて先日よりPCでCDの録音をやっていて
カラヤンのシューマン交響曲全集も録音してみました。

429_672-2.jpg1972年録音でしょうか
有無を言わせぬ演奏
そんなイメージがあります

というのもこのCD
厄年のときに入院する事態となって
薬物でヒドイ頭痛がしていたので
ヘッドフォンで音楽など聴けない状態だったのに
このCDだけは聴けたんですね。

今日はこれを聴いて出社しよう。 ではでは

 ●

往きに第1・2番
帰りに第3・4番を聴きました。

思っていたよりも圧倒的な演奏ではなく、流麗な、といういつもの言葉が出てきますね。
第3番の第1楽章など軽すぎるような気もするほど。
でもやはり聴かせ上手でした。
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2008年01月26日

大阪大学交響楽団 第90回記念定期演奏会にて

籾山和明さんのリードのもと、いずれの演奏もスマートでお洒落な演奏でしたけれど、サン=サーンスのオルガン交響曲では、熱気を伴ってしなっていましたね。 圧倒的なパワーで押し切るのではなく、華やかさを散りばめて、しなやかに演じきった上質な演奏に酔いました。

osaka_univ_oche_90th.jpgシンフォニーホールは超満員。 開演30分前に到着したのに、座席を引き換えたら、なんと補助席でしかも1階席後方で後ろから3列目。 1階の後方には立ち見の方も鈴なりとなり、開演が定刻よりも15分ちょっと遅れるというハプニングも。 立ち見はオケ関係者でしょうね、若い人が多くて熱気が渦巻いていました。

演奏は、そんな熱気ももちろん孕んでいますけれど、スマートで上品な響き、という印象のほうが強かったですね。 冒頭のドヴォルザークの序曲「謝肉祭」、コンパクトに振って進める籾山さんの指揮のもと、軽やかで活き活きとした旋律が滑るように流れてゆきました。 しかもどの楽器も柔らかく響きます。 中盤のコンミスのソロも静謐な感じで見事でした。 このあたり、素敵な響きが醸し出されて、ほんと素敵だったなぁ。 そしてフィナーレ、ここでは低音金管楽器の艶のある響きをシャープに畳み掛けてお洒落でカッコよく決めた着地。 うん、と唸りました。

そして中プロのフォーレの組曲「マスクとベルガマスク」、フランス音楽のエスプリが漂うしなやかな演奏は、とても馴染みやすい演奏でもありました。 正直、フランス音楽って苦手なのですけれど、推進力もあって、実に分かりやすくて、すっ〜と身体に入ってくるよう。 ちゃんとツボを抑えているので集中力が途切れないのでしょうね。 これも指揮者の籾山さんによるところ大でしょう。 上体のみをしなやかに使ってコンパクトに振る棒は、素人が見ていてもとても分かりやすい感じがします。 当然、オケもこれにしっかりと応えていて、軽やかな響きを連綿と連ね、お洒落で素敵な演奏として応えていました。 素敵な時間が流れていました。

休憩を挟み、いよいよメインのサン=サーンスのオルガン交響曲。 息を飲むような清楚な序奏に続き、さっと振って入った主題はしなるよう。 そして強弱の響きをフェードさせて進める演奏は、これまでと同じくスマートなのですが、熱気を多く孕んでいますが、横に拡がるような上品な響きは最後まで失われません。 丁寧に振って進める籾山さん、クライマックスになってもオルガンとオケの響きを見事に調和させ、落ち着いた色彩感による華やかさも散りばめ、祝祭ムードを醸し出します。 力で強引に押し切るようなところは微塵もなく、最後の最後まで手綱をしっかりと保ち、オケをしなやかに歌わせた演奏。 響きの隙間を綺麗に埋めた演奏は、とても上品で美しいものでした。 素敵でした。

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2008年01月23日

訃報、ラフマニノフ/ヴォカリーズ

中学の同級生が亡くなりました。

このところ、数年に1回の同窓会でしか会ってませんでしたが
中学時代は一緒に映画を観に行ったり、大阪フィルの演奏会も行ったかな、
モデルガンで遊んだりもしましたね。

今年1月5日の同窓会に来ていなくて
上記のような遊びを一緒にやっていたもう一人の友人に尋ねたところ
癌を発症して車椅子生活になったのだとか・・・
当初は同窓会にも出るつもりだったらしいけれど、
思うに任せず欠席となったとのことでした。

家業の鍼灸を継ぎ、中国にも行って技術を磨き
教鞭もとっているのだ、などと以前聞いたのですが・・・
胆管に発症した癌
自己の考えでもって、手術をせずに治そうとしたようですが
友人の話によると癌は全身に転移してしまったのだとか。

昨年11月のゆらむぼさん、12月の祖母、今月は同級生
毎月葬儀があるのは偶然かもしれませんが
同い年、また年齢の若い人が鬼籍に入ってゆくのは、複雑な心境ですね。

この話、一昨日の帰宅途中、友人からの携帯留守電で知りましたので、
電車でいつも聞いているメモリプレーヤを操作し

ni1761.jpgしめやかな音楽・・ということで
ラフマニノフヴォカリーズ
を選んで故人を偲びました。

尾高忠明が指揮したNimbusへの録音
BBB National Orchestra of Wales を指揮したものですが

こんなにも侘しい曲だったのか・・・
そんな風に思ったのは気のせいだけではないでしょう。

昨夜、お通夜にも行ってきました。
教鞭をとっていただけあって若い男女も多く
またご長男が号泣しながらの挨拶など、
若い人に慕われた故人のちょっとオシャレな人柄が偲ばれました。

冥福を祈り、合掌
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2008年01月19日

ならチェンバーオーケストラ 20周年記念特別演奏会(第73回定期演奏会)にて

今年初めての演奏会は、ならチェンバー
室内楽的な纏まりの良さと見晴らしの良さ、それに息遣いまで聞こえてきそうな想いも載せた演奏に感動しました。

ならチェンバーは、奈良市が市制90周年を記念して結成した団体で、アンサンブル編成を主とした室内楽コンサート。 そしてそれを拡大した室内オーケストラ編成でのコンサートと、2通りの形態で演奏会活動を続けています。 そして今回が第73回の定期演奏会であり、かつ20周年記念特別演奏とのこと、これは聴き逃すわけにはいきません。

ところでこの団体を始めて聴いたのが、2000年6月17日の第54回定期演奏会。 本日と同じく今村能さん指揮による演奏会でした。 しかも、パーセル、ディーリアス、ウォーロック、エルガー、そしてブリテンという、英国音楽フリークには垂涎のプログラム。 おまけに低価格(1,000円)ですからね、以来、出来る限り聴くようにしていますが、当初は年4回あった演奏会も数が減り、前回は1年前、年1回のペースにまで落ちてしまっています。 財政難とはいえ淋しい限りですが、演奏はそんな逆境を跳ね返すような、素晴らしい演奏でした。

nara-chamber_73th.jpgまずは奈良市の市制100周年を記念して小六禮次郎さんに委嘱した「Fantasia NARA“ファンタジアなら”『幻想曲 奈良』」。 今回が3回目の演奏とのことですが、熱い響きの弦楽アンサンブルがうねるように絡み合っていて、懐かしい風景を一大スクリーンで見るような錯覚にもとらわれるような作品でした。 演奏は、各弦楽パートの纏まりの良さが光っていて、しかも各パートが絡み合って織り成す響き、そしてそのなかに想いの深さまでも感じた素晴らしい演奏でした。 確かにもっと演奏されても良いと感じました。

そして2曲目、オーディションで選ばれた若井亜妃子さんをソリストに据えたモーツァルトのピアノ協奏曲第23番。 こちたも想いのよく載った演奏に目を見張りました。 岩井さん、京都市立芸術大学4年在学中とのことですが、しなやかなタッチはモーツァルトにぴったりで、また演奏している姿は内田光子さんを思い出させるような入魂の演奏。 ただし内田さんのような鬼気迫るような怖さはなく、若い女性らしい想いを込めた演奏で会場を魅了していました。 演奏終了後の初々しさと、演奏中の想いの深さ、そのギャップもまた魅力的。 素晴らしい才能にも酔わされた演奏でもありました。 

メインは友の会メンバーのアンケートによって選らばれたベートーヴェンの交響曲第7番。 自分も友の会メンバーですが(投票はしていませんが結構批判的な気持ちを持っていますけれど)、のだめブームを受けての選曲となっていますね。 しかし演奏は、そんなこととは全く無関係にキリッと引き締まったストイックな演奏でした。 管楽器奏者の方々は、関西を中心にした腕達者なフリーランスの方々、巧いのは当たり前ですが、自主性を保ちながらも、きちんと全体を纏めた指揮者の今村さんの力量によって、熱い演奏を堪能しました。
とくに終楽章のフィナーレ。 室内楽の延長のように熱く響き合った音楽を展開。 ぐっと溜め込んで、弾けるような終結もまた感動的でした。 奏者の方々の笑顔も垣間見えるほどの充実した演奏に惜しみない拍手を贈りました。

こんな感動的な演奏を目の当りに聴いていた市長さん、もっと演奏会の回数を増やしてください・・・そんな奏者の方々の想いも伝わったでしょうか。

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2008年01月18日

クルト・ザンデルリンク、ベートーヴェン/田園交響曲

久しぶりに定時に仕事を切り上げて退社し、通院。

ちょっと早めに会社を出られて時間があったので一駅手前で地下鉄を下車、
といっても、いつも一駅手前で降りているので、二駅手前になりますが
ライトアップされている大阪城を眺めながらのウォーキング開始。

大阪市内とはいえ、このあたりは通っていた小中学校の校区でもあり
下町なのです。
ゆっくりと歩きながら、子供の頃の色々な出来事を思い出したりもし、
約20分ほどかかって、心和ませながら実家の近所の診療所にようやく到着。

気持ちは落ち着いてましたけど、前回の検査結果は・・・
擬陽性V・・・こりゃまた中途半端な。

再度、生検査に出して判断することになり、
2週間後に通院し、エコーもするとのこと、ま、言われるままですね。

クスリもらってから実家に寄って
夕食と、いい日本酒、いいウィスキーも・・・ ちょっと飲みすぎました。

帰路の冷たい夜風、火照った身体には気持ちよく、また1駅歩いて帰宅。
歩くの好きなのです。

cdm7_69383_2.jpgさて、歩きながら聴いていたのが

クルト・ザンデルリンク
フィルハーモニア管を指揮した
ベートーヴェン交響曲第6番「田園」

タワーレコードの粗悪品で評価を落とした全集ではなく
EMIよりリリースされていたもので
10年以上前の捕獲品です。

しっかりとした録音ともあいまって
細部を聴きこむほどに静かな感動が湧き上がってきて・・
10年前の感動がまた蘇ってきました。

実はこのCD、大変なお気に入りではあったけれど、盤面に問題があり、
終楽章、何度も同じ箇所を繰り返して先に進まなくない状態となり、
そのうち手持ちのプレーヤでは全くかからなくなって・・忘れてました。

朝、CD棚でこれを発見、試しに・・とPCに録音したところ
最後まで見事にトレースして録音完了したのにビックリ。
さっそくメモリ・プレーヤに転送して聴いたのでした。

朝の通勤時から、通院前のウォーキング中、そして帰宅時も
何度も何度も繰り返して聴いても飽きの来ないのが名演の証拠でしょう。

なかでもクリアな響きによる暖徐楽章が素晴らしいですね。
posted by fronte360 at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 05〜10-CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月17日

フルニエ、ドヴォルザーク/チェロ協奏曲

3連休の後半2日を出勤し、今週は連日23時前の帰宅。
担当業務に加えて、来年度予算の策定など(売上確保できません)
疲れもちょいと溜まってきたみたい・・・

pocg9694.jpgそんなささくれだった心に
ピエール・フルニエ
セルが指揮するベルリンフィルと組んだ
ドヴォルザークチェロ協奏曲に魅せられました。

これもLP時代、この曲に開眼した演奏でもありますが
いまでもこれを超える演奏は無いのでは・・
なんて思ってしまうほどのエレガントな演奏ですね。

スラブ的な演奏ではないけれど
この曲が持つイメージはよく出ているのではないかなぁ〜

LPのことも書きたいけれど今日はここまで・・・ お休みなさい m(. .)m
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2008年01月15日

ホルヘ・ボレット

今朝も早朝覚醒ながら、いつもよりもまだ早く目覚めたので
PCでCDを新たに録音し、その曲をメモリプレーヤに転送したりもして
余裕を持って家を出たはずですが・・・

携帯電話を持って出るのを忘れたのに気付いて
慌てて家まで取りに戻っての大騒動。

それでも乗換え駅でいつもの始発電車を捕まえて、座って出勤・・・
だったら、いつももう少し遅く家を出ても良さそうなものですが
確実に座れる1本前の準急に乗らないと気が済まない、とは困った性分です。

pocl9818.jpgさて朝の通勤電車で聴いたのが
ホルヘ・ボレットのピアノ
シャルル・デュトワ指揮モントリオール交響楽団によるラフマニノフピアノ協奏曲第2番チャイコフスキーピアノ協奏曲第1番の入ったCD

いわゆる2大ピアノ・コンチェルト
奥行きの深い録音ともあいまって、悠然としたした巨匠風かな。
でもチャイコフスキーの終楽章
気合の入ったオケに追い込みもかかって、堂々とした演奏。
ちょっと驚きました。

ホルヘ・ボレットは晩年に人気が出た印象で(レコード会社の戦略?)
人気が出てすぐに亡くなったような感じもしてます。

3079.jpgでも手元にあるエヴェレストのLP
ショパン・リサイタル」は宝物です。

ショパンなんて、と思っていた学生時代に
ショパンに光を当ててくれたレコードだからですね。

でも当時(30年以上前になるかしら)は、
JORGE BOLET って誰??
ってな感じでしたけれど・・・

posted by fronte360 at 23:56| Comment(2) | TrackBack(0) | 05〜10-CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月14日

今年初めてのLPレコード捕獲

ちょっと寒い朝でしたが昨日に引き続き休日出勤
会社の近所の広告塔では気温「3度」を示していました・・・が
帯広の寒さ(氷点下20度)を思えばチョロいもんですわ。

昨日は40分ほど遅く出社しましたが今日はしっかりと定時出勤
やり残していた診断評価を午前中でなんとか完了させて
なんとか年貢を納めることが出来ました。

昼から雑多な用件をこなして14時前にとっとと退散し
今年初めての中古レコードの探索。

このところ購入を控えていることもあって
中古レコード屋に足を向けることも少なくなっていましたが、
昨年6月以来の捕獲、コンサートホール盤に至ってはほぼ1年ぶり
2枚のレコードを連れて帰りました。

■日コンサートホール: ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」、第19番「ソナチネ」、第21番「ワルトシュタイン」 リリー・クラウス(p)(SMS-2221:100円)
手にとって、アレ?と思って引き上げると・・やっぱり Concert Hall のマークが付いてました。 個性的で魅力あるジャケットデザインがコンサートホール盤の魅力でもあります。 これが100円ですからね、見過ごすわけにはいきません。
盤質も最初はチリチリノイズがありますけど気になりません。
それに何よりリリー・クラウスの演奏が素晴らしいですものね。

sms2221.jpg


■日コロムビア: シベリウス 交響曲第5番、交響詩「フィンランディア」 ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮フィルハーモニア管弦楽団(OS-3093:300円)
100円のだけ持ち帰るのも何なのでエラート盤と天秤にかけた末に、生誕100年のカラヤンを持ち帰りました。 フィルハーモニア時代のEMIへの録音。 EMI STEREOPHONIC RECORDING のマークが付いていますが、1962年6月発売品で、当時は日本コロムビアよりリリースされていたので COLUMBIA のマークも付いてます。 ペラ・ジャケットながら美麗盤。
盤質も驚くほど良いものですが、やはり演奏が素晴らしい。
若きカラヤン、覇気をもってこの曲を堂々と演奏していますね。
これも掘り出し物でした。

os3093.jpg


なお、昨年の記録を漁ってみると
レコードは結果的に3回の捕獲であって
合計10枚を捕獲(うちクラシックは6枚)でした。

3年ほど前までは年に100枚超は捕獲していたのですけどね。
今年もやはり増えることは少ないでしょう。 場所がありませんから・・・

posted by fronte360 at 18:40| Comment(3) | TrackBack(0) | 05〜11-LP/LD/CD/DVD音源捕獲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月13日

ヨッフム、カール・オルフ/カルミナ・ブラーナ

世間では3連休なるも、休日出勤を敢行。
基本的に一人作業なんで、頼る者がいないため
休日出勤するほうがかえって作業が捗ることが多いのです。

ま、そこはメリハリをつけるために極力しないようにしてますが
そろそろお尻に火もついてきましたしね、なんとか帳尻合わさないと・・
でも結果的に、3連休の中日という条件もあって
電話は1本もなく、数本のメールにも煩わされることなって
集中して作業が出来ました。

しかし、あまりに根を詰めてやったものだから
1本の診断調査で精力を使い果たしてしまってヘロヘロ・・・
17時過ぎに職場を退散しました。

別件の診断調査もしないとダメなんですが・・・
それはまた明日ということで、結果的に延長戦ですが、
ま、気は楽になりました。

さて、そんな朝の通勤時間
昨夜は久しぶりに6時間の睡眠補給(4時間+2時間ですが)できて
昨日メモリプレーヤに転送しておいたカルミナ・ブラーナを・・
447_437-2.jpg
でも・・・ 朝からヘヴィでした!

オイゲン・ヨフッム指揮ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団による演奏で、作曲者カール・オルフ監修による、いわゆる「お墨付き」といって良いものですね。

押し寄せる迫力、ストレートな合唱に迫力に圧倒されてしまいました。

なんとか最後まで聴いて会社に到着しましたが・・・帰路もまた再聴!!

仕事で火照った身体と神経に染み入るようで、こちらのほうが良かったなぁ〜
15mg3051.jpg
なおPCに録音したのは
グラモフォンのオリジナルスのCDでしたけれど
個人的にはLPのほうが馴染み深いですね。

ニュー・レゾナンスの1,500円盤LP
1984年の発売です。

日本語の歌詞カードもちゃんと入ってますし。

posted by fronte360 at 21:07| Comment(4) | TrackBack(0) | 05〜10-CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月12日

Karajan LEGACY、New Year's Concert 1987

世間では3連休ですが、生憎の雨模様ですね。
ただ今、壊れた洗濯機の修理に来てくれるのを待っています。
今日はこれが主な任務で、明日は出勤しようと思ってて、のんびとしてます。

だからTV番組は騒々しいので切ってしまい、
レーザディスクを物色して・・・
そう我が家はまだレーザディスクが健在なのですね。
どこまでもアナログな奴なんです(単に貧乏なだけですが)。

cslm903.jpgそして取り出したのが
先日久しぶりに聴いたカラヤンによる
1987年ニューイヤーコンサート

ちょうど今キャスリーン・バトルが映っていますが
正面からの映像には少々紗をかけているような・・
そんなことはどうでもいいですが
柔らかな美声がとてもチャーミングでもあって
当時人気絶頂だったのがうなずけますね。

そして動くカラヤンもまた記憶に反して元気でした。

客席から見えないようにした腰掛にもたれるようにしていますけど
雷鳴と電光」など激しく押さえつけるような動き!!
ですがオケからはしなやかな音が出てきて
やはり一流のオケは違うなぁ・・
当たり前のことにも感心してみたりと面白いですね。

ちなみにこのレーザディスク
調べてみると、2005年04月13日の出張時
御茶ノ水のディスクユニオンで捕獲した中古LDで、価格は540円。
良い買い物でしたね。
posted by fronte360 at 11:26| Comment(4) | TrackBack(0) | 06〜10-LP/LD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月11日

カラヤン、ニューイヤーコンサート'87

f30g29006.jpg昨日は、カラヤンウィーンフィルニューイヤーコンサートの舞台に立った1987年の録音を聴きながら出勤。

キャスリーン・バトル(S)をソリストに立てた「春の声」は当時大きな話題になったもので、美しい声が軽やかに転がって清々しい気分になりますね。

1987年のTV放送
後半のみをリアルタイムで観たような記憶はあるが
このときのカラヤンの「老い」にちょっと吃驚した記憶もあります。
そのカラヤンも1989年7月16日に亡くなって久しい。

かつては忌み嫌っていたアンチ・カラヤン党だったけれど
こちらも寄る年波でまるくなったのだろうか
カラヤンの流麗な演奏がこのところ心地よくなってきている。

そんな穏やかな気分になって出勤したけれど
町田出張に出る10時45分まで、電話・メールに追われて目が回りそう・・
穏やかな気分が吹き飛んでしまったのが残念。

そして出張も相変わらずで・・・
売り上げがあがっておらず肩身がとても狭い。

そして来期予算をどう立てるべきか、上司とともに酒を飲みながらの議論
サラリーマンしてきました。

posted by fronte360 at 05:39| Comment(1) | TrackBack(0) | 05〜10-CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月09日

カラヤン生誕100年、メンデルスゾーン交響曲全集

やはり仕事が始まると更新が続かなくなるが
今日は昼から草津への出張、そのまま直帰したので、ちょっと余裕がある
いつもこんな時間にのんびりできると良いのだが・・・

429664-2.jpgそれはともかく出張先と帰宅時の車内
今朝、慌しい時間に転送したカラヤンを聴いた。

メンデルスゾーン交響曲全集より第1、5、2番

いずれも1970年代のカラヤン/BPOの演奏らしく
いろいろと考え事もあって集中力は欠けているのだけれど、
覇気の感じられる演奏は、有無を言わさないほど納得度が高い。

さすが、ヘルベルト・フォン・カラヤン

そのカラヤンも今年が生誕100年とのこと、時の経つのは早い・・・

posted by fronte360 at 20:49| Comment(3) | TrackBack(0) | 05〜10-CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月07日

マーカス・クリード、モーツァルト/孤児院ミサK.139

coco78065.jpg気分の重い月曜の出勤日
通勤用に、と選んだモーツァルトの曲より
ミサ・ソレムニス ハ短調K.139「孤児院ミサ」

K.139
この若い番号から分かるとおり
モーツァルト10歳代前半の作品で
2度目のウィーン旅行中に書いたミサ曲とのこと

重々しい序奏で始まったキリエ
アレグロになると、突き抜けるような開放感
沈んでいた心に明るい光が射したようだ、
気持ちがガラっと入れ替わったみたい。

ザルツブルグでは華美なミサは敬遠されていたためか
ここでは思いっきり羽根を伸ばしたように
伸び伸びとしていて、力強い合唱がとても心地良いですね。

帰宅時も再聴しました。
posted by fronte360 at 23:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 05〜10-CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月06日

アルフレッド・ハウゼ/夜のタンゴ(Tango Notturno)

演奏会感想文、結果的に書き上げたので、昨年の年貢を納めた気分です。

買い物にも行き、ご飯も炊いたので、やっと休息時間といきましょう。

あれこれとレコードを探し、結果的に選んだのは
アルフレッド・ハウゼとタンゴ・オーケストラによる
夜のタンゴ」と題されたアルバム。

slpm1050.jpgアディオス・ムチャーチョス
碧空(あおぞら)
ラ・クンパルシータ
ジェラシー


などの有名曲を含む14曲
タンゴの心地よいリズム
そしてバンドネオンのエキゾティックな音色

忘れ去られた「大人の時間」「大人の音楽
そんな雰囲気が満載の上品で楽しいアルバムです。

大阪の中古レコード屋の店頭で100円で叩き売られていたレコードで
製作は1960年代のものでしょう、定価は1,800円となっています。

当時の大卒初任給が3万円以下でしょうか
レコードは高級品だったのですね。
だからってことはないけれど、音楽も高級品の匂いがします。

今では・・・ネット配信、お手軽ですけどね
使い捨ての臭いがするのは気のせい、いや、年寄りの戯言ですね・・・
posted by fronte360 at 20:28| Comment(2) | TrackBack(0) | 08〜12-POPs(洋楽)全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

microSDカード購入

正月2日、ネットで microSDカードを購入しました。

1GBで、998円(税込)+送料250円(メール便)の値段に驚き
これならと試しに・・・と、買ってみたのですが
折りよく楽天の店舗だったので、全額ポイントを使って0円で捕獲しました。

昨日、同窓会に行くとき、届いているのに気付いて
とりあえず携帯電話にセットしていたのですが
今朝から音楽を色々と転送してみました。

岡本真夜、ZARD、竹内まりや、ウルフルズ、ゴスペラーズ
ブラームス、モーツァルト、バッハなど

節操なく詰めてみましたがCD12枚で約20%埋まったので
とりあえず終了としました。 時間かかりますし・・・

さてこれから感想文の執筆といきますかね、気合イマイチ入りませんが・・

 ●

長男がCDを焼きたい、というのでノートPCを貸していたら・・・
書く時間がなくなりました。 さてどうするべ・・か・・



posted by fronte360 at 10:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 05〜09-全般(その他諸々) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月05日

キャロル・キング/つづれおり(Tapestry)

今朝から昨年末の演奏会感想文を一つ書き上げました。

まだ1つ残っていますが、1日に2本はやはりキツイ、
今日は打ち止めとして休憩です。

今日ちょっとペースを上げたのは、夕方から中学時代の同窓会があるため。

今年度、卒業後初めて小学・高校の同窓会も開催されましたが、
中学の同窓会は3年ぶりかしら・・けっこう頻繁にやってますね。
ま、先生方に言わせると、先が無いので毎年でもやってほしいようですが・・

さて、中学時代といえば、洋楽がけっこうまだ幅を効かせていて
ラジオから流れる洋楽をよく聴いたものでした。

そこからクラシック音楽にも流れていったのですが、
やはり自分にとって音楽の原点は洋楽ポップスかもしれません。

pe34946.JPGそんな中学時代に好きだった
キャロル・キングの「It's Too Late」の入った
歴史的名盤「つづれおり

中学時代の小遣いでは買えなくて、というか洋楽のLPを買う発想などなく、高校生になってから心斎橋ミヤコの店頭セールで見つけて買った直輸入盤。

見開きジャケットの裏の小さな文字が歌詞で
さらにそれより小さく印刷されているのが演奏メンバーの名前と楽器だったり・・
そんなことにも驚くとともに、さすが洋楽のアルバムは違うなぁ…
と感心もしてました。

このアルバム、どの歌も実にシンプルでストレート、そしてオーソドックス!!
心に沁みる本当に素晴らしいアルバムですね。

It's Too Late」も久しぶりに聴いてちょっと中学時代に戻った気分です。
正直に言うと同窓会って続いたせいもあるけど、あまり期待していなくて・・
こうやって懐かしい音楽を聴いているほうのが性に合ってるかな、なんて思ってみたりもしています。

でも行きますけどね・・・
このレコード買った心斎橋を抜けて行こうかな〜

心斎橋ミヤコは無くなったみたやし
三木楽器もCDなどの音源は置いてなくてただの楽器屋さんになったらしい
(昔はレコードコンサートなんかもやっていたはずだけど)

遠くなりにけり・・ですが、
最後に見開きジャケット内側の「つづれおり」の写真を貼っておきます。
LPレコードのジャケット、大きくて見栄えがして、いいものです。

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posted by fronte360 at 13:15| Comment(3) | TrackBack(0) | 08〜12-POPs(洋楽)全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月04日

サヴァリッシュ、シューベルト/交響曲第1番・第2番

年が明けての初出勤日
気分は気だるいけれど、職場は人員不足、休むわけにはいかない。

そんな通勤の友は、シューベルト交響曲第1番第2番をセレクト

446_536-2.jpg今回の演奏は
サヴァリッシュ指揮シュターツカペレ・ドレスデン

このオケ特有の管楽器が柔らかく響いて
とても素敵ですね。
こんなところでホルンが鳴っていたのか、
あっフルートが絡んでいる、
などと思いながら聴き進めていくうちに会社に到着。
久しぶりにいい時間をすごせました。

なお会社は出勤している人が少なく、電話やメールの数も少ない
このメールの数が少ないのを良いことにし、
年末の退職者が使っていた開発用マシンを自分用へと仕立て直しました。
丸7年分のメール環境もそっくり移行完了です。

これで晴れてPentium4環境となりDVDも使えるのだ(遅れてますね)。

これまで使っていたceleronDマシンは6Fの作業用として設置、
そして6F作業用で使っていた8年選手のceleron/600MHz機を遊休としました。
これで来週から本格的に頑張れるかしら・・・

posted by fronte360 at 22:01| Comment(6) | TrackBack(0) | 05〜10-CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月03日

ヘブラー、シューベルト/楽興の時D.780(作品94)

本日も良い天気の正月3日目、でも明日から仕事です。

やはり気分は優れませんね。 どんよりとした気分・・・
演奏会感想文を書いてましたけど、調子に乗らず、しばし休憩です。

fg267.jpgやはり大規模な管弦楽曲を聴く気になれず
スピーカの上に積んである、いわゆる座右のレコードよりイングリッド・ヘブラーさんによる「楽興の時」をセレクトしました。

くしくも三が日はシューベルト一色となりましたね。

昨日なんて、明日はカラヤン生誕100周年で・・
なんて思っていたのですけれどもね。

さて「楽興の時」、第3番が有名ですが
第1番ハ長調、亡羊として瞑想的な雰囲気もさせて心和みます。
これ以外の全6曲、いずれも愛らしくもあり優しい音楽ですね。

演奏者のイングリッド・ヘブラーさん
ファブリ名曲集という25cmLP付き雑誌でのモーツァルトの協奏曲第20番
この出会い以来のお付き合いです。

このレコードは1974年のグロリア200シリーズの1,300円盤。
やはり渋谷レコファンの100円LPのダンボール箱より救出しました。

このシリーズ、
通常は帯に書かれるコピー文章をジャケットに印刷されています。
その一節を引用しますと・・・

聴き手のひとりひとりを心なごむ世界へと誘うヘブラーの演奏は、
そのひとつひとつの音が真珠のような気品と輝きをもっている。
潔癖なまでに透明な響きではあるが決して冷たくなく、
むしろ落ち着いたあたたかさに包まれている。


まさにそのとおりですね。 ほっと一息ついています・・

posted by fronte360 at 18:40| Comment(1) | TrackBack(0) | 06〜10-LP/LD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする