日曜のこの時間、先週の演奏会感想文を一つ書き上げて、
いつもながら、ほっと一息ついてます。
何か音楽を聴きたくて、あれこれ引っ張り出しては、しっくりこなくて・・・
岩崎良美、桑名正博(将大)、亜蘭知子・・・
要するに元気ないんでしょうねぇ、日本語の歌がわずらわしい気分です。
そこでクラシック音楽、しかもバロック音楽ですが、
いわゆるコンピレーション・アルバムに落ち着きました。
クルト・レーデル指揮によるバッハ演奏会と題された日本コロムビア時代のエラート盤、いわゆる1,000円盤というやつですね。
クルト・レーデルさん、何度も書きますが、自分にとってのクラシック音楽に開眼させてもらった先生の一人。 その優しい眼差しによる音楽は、暖かな日差しを浴びるような心地になるようで、癒されます。
ヨハン・セバスチャン・バッハかくあるべし、
そんな大上段に振りかぶったような感じは微塵もありません。
オーボエ協奏曲、独奏はピエール・ピエルロ
この人もエラート盤の常連ですね。
ちょっと線が細い感じがしますけど、端正で控えめな演奏で
やはり押しつけがましさなど微塵もなくて
第2楽章などしんみりともさせられます。
実は今日も大阪南部での演奏会へのお誘いがあったのですが
生憎チケットがタッチの差で売り切れてしまったそうです。
わざわざ声をかけて下さった方は恐縮されていましたけれど
逆に久しぶりにのんびとした休日を過ごせたようです。
ようです、というのは、演奏会感想文がなければもっと楽・・・
ってことなのですけどね。
こんな拙い文章でも、感想文のおかげで交友範囲も広がって
色々と声をかけて下さるきっかけにもなっていて、
コレでなんとか「音楽を聴くことが趣味」って言えるような気がしてます。
でも感想文、1日に1本が限界なんですね。
時間差で1日に2本公開することはあっても
演奏会のダブルヘッダーはできても、こちらは難しいなぁ。
とにかく気持ちを「ゆるり」としてくれるこのアルバム聴いて
残り少ない時間をエンジョイするとしましょう。
ホット・ウィスキー片手に・・・