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2007年10月07日

千里フィルハーモニア・大阪 第37回定期演奏会にて

綺麗な弦のアンサンブルの響きが熱を帯びて波打つ素晴らしい演奏に酔いました。

senri-phil_37th.jpg久しぶりに奥さんと二人でいずみホール、奥さんはラフマニノフがお気に入り、僕は若々しく熱い情熱が迸り出たブラームスがお気に入り。 もちろん折り目正しく引き締まったグリーグのペールギュントもまた素晴らしい演奏でした。

そのペールギュント第1組曲、特に「オーゼの死」での弦楽アンサンブル、弱音の美しさに目を見張りました。 力をこめても透明感が漂っていますし、何より一音一音が連綿と連なって音楽が奏でられてゆく。 千里フィルならではの名演奏だったでしょう。 素晴らしい演奏に固唾を飲みました。

奥さんのお気に入りのラフマニノフのピアノ協奏曲第2番、ロンドンで活動されている岡田博美さん。 飄々とした風貌ながら、深く張りのある響きによる開始から高音域の透明感の高い響きが魅力的。 これにオケの濃厚な響きのオケが絡んだ素晴らしい演奏でした。 もちろん演奏のキレの良さもそこなっていません。 第2楽章での綺麗なヴァイオリンのアンサンブルに酔いました。

休憩を挟んでメインのブラームスの交響曲第4番、若々しく熱っぽい演奏が渦巻いていました。 タイトに響く演奏、もちろんメリハリもつけてたっぷりと歌いますが、ここでは終楽章のフルートの深い響きに痺れました。 その美しい木管、タイトに打つティムパニ、落ち着いた響きの金管で彩られた熱いブラームスに大きな拍手を贈りました。

創立25周年の千里フィルハーモニア・大阪、かつての千里市民管弦楽団が改称して5年目だそうです。 残念ながら千里市民管弦楽団の時代は知りませんが、このオケのイメージは弦の響きの綺麗なこと。 今回も素晴らしい弦のアンサンブルを堪能しました。

posted by fronte360 at 20:13| Comment(0) | TrackBack(1) | 05〜12-演奏会にて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする