2007年10月31日

カイルベルト、ベートーヴェン/田園交響曲

とにかく10月も今日でおしまい
そして大阪でのギャップ分析が今日から始まります。
そう先週から今週とギャップ分析というのがあって慌しくて
昨夜もまた23時半を回っての帰宅となりました。

すでにやるべきことはやっているので忙しいというよりも
なんやかやと考えている時間が多いのだけれども
DLMと呼んでいる全く別の案件(商談の一歩手前)が割り込んできてて
こちらも考えないといけなくて、絶対的な時間が足りないのね。

しかも12月の試験勉強も始めましたけどね、
これまでと違って仕事で疲れまくっているので
いつもの帰宅時の電車の中での勉強もテキスト開いているものの
覚えている、という実感なくて・・・目で追っているだけみたい。

0630_12094-2.jpgそんなこんなで朝から疲れてますけど、
通勤時に聴いたカイルベルト指揮バンベルグ交響楽団によるベートーヴェン田園交響曲に癒されました。

久しぶりに田園交響曲を聴きましたが、
質実として飾らない爽やかな演奏ですね。
いいなぁ〜♪

1,000円盤レコード時代からお世話になっている指揮者ヨーゼフ・カイルベルト
ちょっと集中して聴いてみようかな。

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2007年10月28日

山本丘人展

昨夜のクスリが効いたようで、ずいぶんラクになりました。
それでも夜中に2度ほど目覚めもしたし、早朝5時半起きなのですけどね。

早朝覚醒を利用して先週の演奏会感想文の執筆を開始、
結果的に正午前にほぼ書きあがりましたけど、
この間に洗濯を2回、味噌汁も作って朝食の準備もしましたよ。
家事を間に挟み込むのは、行き詰っていたからですけどね。

yamamoto_kyujin.jpg正午、奥さんに誘われて、
長女と3人でご近所の松伯美術館まで散歩がてらに山本丘人展を観てきました。

個人的にはイマイチのめり込めませんでしたけど、久しぶりに上村松園さんの優雅な線も楽しみました。 岡本さんの作品にはこの線が無いからかな、などと自己分析したりして、それなりに楽しみました。

ところで奥さんが松伯美術館友の会の会員になってまして、
この度、長女も自分も会員になることにしました。

歩いて行けますし、生協で買い物するついでにちょっと足を伸ばしてもいいですしね。

それに、反対方向になりますが、
これまた歩いて行ける大和文華館の入館も半額になります。

これから半年、寒くなるけど運動不足の解消に歩くとしましょう。
posted by fronte360 at 17:19| Comment(2) | TrackBack(0) | 05〜10-散歩(全般) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月27日

リンツ、クライバー/ウィーンフィル

水曜の始発で出張して、金曜の終電、日付変わって帰宅・・
いろいろと有意義な時間でしたけれど、疲れました。

いつもながらの早朝覚醒、睡眠不足で疲れ抜けてなくて、
でもこれから先週の演奏会感想文を2本、執筆する予定だけど
意欲沸いてきません。

ミルク・コーヒーを飲み、レーザディスクをチョイスして、
phlp-5828.jpgカルロス・クライバーの緩い指揮姿を見ながらモーツァルトリンツ交響曲をぼんやりと聴いています。

録音はDDDとなってますけど、
1991年の映像にしてはアナログテープでしょうか、
懐かしい感じの画質ですねぇ。

テレビが古いせいもありますが、
もちろんレーザディスクですし、
でも、なんとなく落ち着いて楽しめますわ。

とにかく休日の始まり、ゆるりと過ごしたいですね。

そうそう出張時に105円CDを2枚捕獲しました。
川崎ブックオフなんでクラシックじゃなく、またもや松任谷由実

■東芝EMI 松任谷由実/DAWN PURPLE (TOCT-6300:105円)

■東芝EMI 松任谷由実/TEARS AND REASONS (TOCT-6800:105円)

こちらはワンパターンな歌唱が落ち着く?

 ●

そろそろ22時、なんかまだ疲れが抜けない・・

yw-7518-ro.jpgサラ・ヴォーンの「After Hours」をテクニクスのサブ・スピーカで聴きながら飲酒運転中

やわらかな音がするスピーカ、そしてやわらかな日本酒と焼スルメ、そしてジャズ、和洋折衷も甚だしく、でも癒されております。

そうそう夕方、演奏会感想文に行き詰ったので
ゆらむぼさんより頂いた丹波栗を使って栗ご飯を作ってみました。

栗ご飯、作るのは初めてでしたけど、なんとかうまくいったようです。

色々な人に支えられているのに、
まだメールの返事を出していない人もいますが・・・
とにかく今日はもう店じまい、After Hours とさせてください。

とにかくこのサラ・ヴォーンのアルバム、心に沁みますね。 あ〜いい気持ち いい気分(温泉)5
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2007年10月24日

CDいただきましたが、これから出張

今回もまたNさんよりCDいただきました。

■BMGファンハウス/ARTE NOVA シューベルト 歌曲集「冬の旅」 クリスティアン・ゲルハーエル(Br)、ゲロルト・フーバー(p) (BVCE-38061)

■HYPERRION バントック(BANTOCK) サッフォー(Sappho) ヴァーノン・ハンドリー指揮ロイヤル・フィルほか (CDA66899)

■HYPERRION バントック(BANTOCK) A celtic Symphony、The Witch of Atlas、The Sea Reivers、A Hebridean Symphony サッフォー(Sappho) ヴァーノン・ハンドリー指揮ロイヤル・フィルほか (CDA20450)

バントック、イギリスの作曲家だそうです(1868年生、1946年没)。
このような人がいるの、知りませんでした・・・勉強になります。

楽しみなんですが、今日から週末まで出張で
今日はこれから始発新幹線で移動するんで、残念ながら録音する時間すら無し。

昨日・一昨日と帰宅は23時半でしたけど、
出張中は早くホテルに戻ることできるのですけどね(たぶん)。

ではでは行ってきます。
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2007年10月23日

アフィニス サウンド・レポートCD#34

アフィニスのホームページより申し込んでいたのが昨日届いていました。

Affinis Sound Report No.34: 特集〜日本戦後音楽史 (ARS-034:非売品)

affinis_34.jpg

内容は以下のとおり

鈴木博義/モノクロームとポリクローム(1954年)
篠原眞/ソリチュード(1961年)
黛敏郎/音楽の誕生(1964年)
福島和夫/月魄(つきしろ)
      〜ピアノ、ハープ、52の弦楽器と打楽器のための(1965年)
夏田鐘甲/管弦楽のための音楽《伽藍》(1965年)

高関健指揮東京都交響楽団
2003年10月17日、2004年10月20日 東京芸術劇場
「日本音楽の探訪」シリーズ第2、3回より

とくに現代音楽フリークではないけれど、現代音楽って興味ありまっせ。
早速PCに録音するとしましょう。

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2007年10月22日

岩崎宏美/TOUCH ME

電池切れ?
昨日の演奏会へと慌てて家を飛び出したら、携帯の電池が切れかけている・・
井村さんからのメールにも返事を見合わせました
電車の中で音楽を聞こうとしたら、メモリプレーヤの電池も切れかけている・・
電車の中で寝ることにしました
身体の電池も切れかけているのでしょうね
自分でもびっくりするほど熟睡していて1駅前でよく目覚めたものです。
おかげで演奏会には体調万全で臨めましたけれどもね。

演奏会が終わると急いで帰宅?
といっても立って帰るのはしんどいので急行で座って帰り・・
ここでは眠ることは無く、ふと思いついて
天満橋で下車して、熊野街道を南に歩いて谷町4丁目まで歩き・・
通っていた中学の近辺で懐かしく日頃の運動不足も解消
電車の乗ったら疲れてまた眠ってましたけれど・・
生駒で途中下車してマーケット1軒目
ここは牛乳やお弁当用の冷凍食品、乾物、雑貨などが安いんです・・
いよいよ最寄り駅に着いてマーケット2軒目
ここは肉・魚などが安いんです・・
と荷物たくさん持って自宅に到着したら暗くなってました。 ふぅ〜

sjx30028.jpgアイロン掛けをしなくちゃ・・
ってことで岩崎宏美のベスト盤「TOUCH ME」を取り出しました。

別に岩崎宏美さんのファンではなかったんですけどね、歌謡曲のパワーを感じます。 どの曲もしっかりと覚えています。 歌謡曲全盛、いい時代でしたね〜

詳細はココ

2年前、マーケットのBGMで流れた「センチメンタル」を聴いて、急に欲しくなって中古LPを探して買ったものです。

このころはまだ中古LPを買いに行くパワーあったなぁ〜と変なところでも感慨深かったりもして。。とにかく充電完了、復活。 

これから多忙な1週間始まりですわ。
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2007年10月21日

枚方フィルハーモニー管弦楽団 第66回定期演奏会

今回もまた音楽を聴くことの原点に立ち戻ったみたいな気分を味わいました。 とても気持ちのよい演奏会でした。

hirakata_phil_66th.jpgずいぶん以前より、今回の演奏会ではニールセン交響曲第1番という珍しい曲が演奏されることを知っていましたが、ちょっと前、団より演奏会のお知らせの葉書を受け取り、第1部の曲目を見て驚きました。 なにコレ? それが正直な思いでした。

さてどんな演奏会になるのかな、不安を抱きつつ会場へと足を運んだわけですが、枚方フィルの皆さんの音楽を聴かせてもらっているうちに、音楽は虚心に楽しまなくては・・・と、当たり前のことに気づかされました。 自分の中に演奏を聴いてやろうという傲慢な気持ちが芽生えていたようです。 大いに反省したしだいです。

枚方フィルは、アマオケでも珍しい団内指揮者による演奏を続けてこられています。 しかも今回もまた無料公演。 未就学の子供さんも歓迎されていて、確かに音楽には色々な楽しみ方があって、プロの演奏家による巧い演奏を聴くことも大切でしょうけれど、生のオーケストラの音楽を身近で楽しめることはもっと大切なのですよね。

2階席におられたお子さんのうち、何人かは第1部で帰ってゆかれましたけれど、第1部には有名な曲を並べ、第2部には知名度は低いけれど佳曲を披露する。 このような試みっていいですね。 そして、もっともっと若いお客さんも増えればいいですよね。 そしてこれがクラシック音楽の足腰を強くすることだと感じました。

いつも色々なことを気づかせて下さる枚方フィルの演奏会、今回もまた誠実な演奏に心温まりました。 気持ちのいい秋晴れ、まさしく今日の日にぴったりの演奏会に大きな拍手を贈りました。

そして今回で指揮者を引退される生島さん(聞く話によると同い年とか)、とにかく長い間お疲れさまでした。
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2007年10月20日

京都府立医科大学交響楽団 第83回定期演奏会 にて

すべての楽器の響きが同じ色に纏まって熱くラフマニノフ交響曲第2番、波打つような素晴らしい演奏に酔いしれました。

kyoto_medicine_univ_83th.jpg奥さんと京都コンサートホールは初めて、先日の演奏会で聴いたラフマニノフのピアノ協奏曲第2番がきっかけで、ラフマニノフ交響曲第2番も聴いてみたいと、出先の大阪より奈良の最寄り駅で落ち合って、京都へと向かいました。

そのラフマニノフ交響曲第2番、期待どおり、いや期待以上。 井村さんらしいドラマティックで熱い指揮にオーケストラが応えて見事でした。 なかでも1stヴァイオリンと2ndヴァイオリンが織り成す響きの綾、前から後ろのプルトまでそれぞで綺麗に揃って波打っていて、ことに2ndヴァイオリンの奮闘ぶりが目に焼きつきました。 もちろんヴィオラもチェロもコントラバスも皆一体となっていて、管打楽器もまたそれぞれに響きを合わせて、まさに全員一丸の演奏に痺れました。

特に奇数楽章では連綿と繰り返される甘く美しい旋律にただただ身を任せ、偶数楽章ではキレの良い響きに爽やかな色香を感じました。 ソロを担った皆さんの響きがまた柔らかで素晴らしく、コンミスのソロは美しく可憐。 しかもすべての響きがオケ全体の響きに綺麗に合わさっていて突出することなど皆無。 長い長い交響曲だけれども、一瞬たりとも耳を離させない心を合わせた素晴らしい演奏に熱く大きな拍手を贈りました。

なおこれに先立って演奏された「プロメテウスの創造物序曲、柔らかくまろやか、スッキリとした演奏。 序曲アルフォンソとエストレッラ」もまたスッキリとしてキレの良い響きを快活に纏めていました。 いずれもオケの纏まり感が良かったのが印象的でした。
あとアンコールはお馴染みヴォカリーズ、たぶんアンコールするならこの曲、と思っていたとおりでしたね。

とにかくこの日はラフマニノフ交響曲第2番、これに酔ったままホールを後にしました。

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2007年10月19日

伝田正秀ヴァイオリン・リサイタル にて

クラシック音楽のお気軽リスナーとして、最近はとくにアマオケ関連のサイトになっていますけれど、「ひびき音楽事務所」さんより、思わず、仙台フィルのコンサートマスター伝田正秀さんのヴァイオリン・リサイタルにご招待いただけることになり、新大阪のムラマツリサイタルホールに行ってきました。

denda_masahide_vn.jpg伝田正秀さんは、1979年5月5日長野市生まれ、若き仙台フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターです。 リサイタルの終演後、隣に座っていた若い女性が、もっと聴いていたい、と興奮冷めない様子で洩らしていたことがすべてを物語っていました。

伝田さんの演奏は、アグレッシブというのとはちょっと違うかもしれませんが、常に前向き。 技巧的なパッセージにおける安定感は言うに及ばず、ヴァイオリンの音色、響きを少しも損なうことなく、真正面から熱く音楽を伝え、客席から何度も嘆息を誘っていました。

特に前半の最後を飾ったヴィエニャフスキー華麗なるポロネーズをロマンティックに熱く歌い、そして締めとしたモンティチャールダーシュは技巧の粋を尽くし、プログラムにも書いてあったとおりの全身全霊で演じ切った迫力、客席を圧倒。

そしてまたメンデルスゾーンヴァイオリン協奏曲、大きなホールの生オーケストラで聴くと少々欲求不満を感じることの多い曲ですが、見晴らしの良いピアノ伴奏を従え、艶やかな光沢を堂々と鳴らした演奏に、この曲の新たな魅力を感じました。

個人的には第2楽章ではもっと退いて、ふっとこぼれ落ちるような溜息、そんな枯れた味わいも期待したのですが、艶やかに歌い綴っていったのは若い情熱の迸りと感じました。 人生の折り返し地点を通り越した当方とは違い、枯れた演奏を期待するのは早計と反省したしだいです。

なお使用したヴァイオリンは、1580年にガスパール・ディ・ベルトロッティ(愛称:ガスパロ・ダ・サロ ←これにピンとこられた方はバッタもんCDコレクター)によって製作されたものとのこと。 素人の耳にも分かる琥珀にも似た落ち着いた音色、そして奥行きを感じさせる響きを目の当りに聴いて酔いしれました。

とにかく伝田さんのヴァイオリンから迸り出た熱い想い、そして大いなる歌、素晴らしい才能に触れた一夜でした。

ひびき音楽事務所」さん、ありがとうございました。
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2007年10月18日

グロスマン、モーツァルト/レクイエム & リリンク、モンテヴェルディ/マニフィカット

由緒正しい(?)PILZ俗悪2枚組
2CDsのシリーズNo.25のモーツァルトレクイエム

449274-2.jpgフェルディナンド・グロスマン教授とウィーン少年合唱団による素晴らしいレクィエム
ウィーン・コンサートハウスオーケストラとしかクレジットがなくて、誰が歌っているのか分かりませんが、女声の部分はソロもウィーン少年合唱団のメンバーが歌っているようですね。

独唱は誠実、合唱・演奏は熱っぽく歌いあげてます。
オケの精度は高くありませんが、かえって真摯に響いてくるような気がします。

昨日より聴き返していますが、
疲れた身体にカツを入れてくれて熱くなってきました。

今日も一日ガンバロ!、そして今日は早く帰るぞい!!

 ●

そして早く帰ってきました。 久しぶりに7時前に到着。 6時50分!

近所の保育園に子供を預けていた頃、
大慌てで帰って、この時間に子供を迎えに行ったことを思い出しました。
残っている子供たちがほとんどいなくて、抱きついてきた子供たち・・

今では高校生になった長女が、なんでこんなに早いの、と聞き、
中学生の長男など夕方に出かけて行ったまま、未だに帰って来こない。
どうなってんだか・・・

とにかく洗濯物を取り込み、片付けたりして、一息つきました。
もちろんアルコール、今日はウィスキーですね、
これを飲みながらステレオの前に陣取ってます。

tv34099s.jpgモンテヴェルディとシュッツのマニフィカット
ターナバウト(VOX)の輸入盤LP

ヘルムート・リリングの指揮で
合唱団は Spandauer Kantorei
何と読むのでしょう

今はモンテヴェルディを聴いていますけれど
6声とコンティヌオ、疲れた心身に染み渡るようですね。


このところ、また、宗教音楽にはまりかかっているのかしら・・・
posted by fronte360 at 06:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 05〜10-CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする