2007年07月04日

アンネローゼ・シュミット、モーツァルト/ピアノ協奏曲第19番

昨日は北陸日帰り出張、出張時の電車内で寝ればいいや・・の言葉どおり爆睡してました。

しかし電車の中はとても寒く、スーツの上着を被ってお腹冷やさないように(まるで子供やね)して、断続的ながら眠ってて、小松あたりまでほとんど記憶がありませんでした。

031042bc.jpgこの間、耳元では愛用のメモリプレーヤがミヨーの交響曲など鳴ってましたけど、いつの間にかにモーツァルトピアノ協奏曲第19番になっていて、そして目覚めたときに聴いていた第3楽章に心打たれました。
目的地に到着するまで、この第3楽章を何度繰り返して聴いたことやら。

ピアノがまず主題を奏で、それを木管が引き継ぎ、ピアノとも絡んだあとに弦楽器が登場するのですけれど・・・ いきなり低音弦が堂々と弾く旋律で登場。 これに思わず耳を奪われるのですが、しかもこの旋律が中音弦、高音弦とフーガのように歌い廻されてゆき、シンフォニックなんですね。
今まで何気なく聴いていましたけど、こうやって改めて聴きなおしてみると、随所で旋律がモーツァルトらしく歌いまわされ、掛け合いがあり、シュミットさまのピアノも切れ味鋭くリキ入ってます。
とても面白いですねぇ。 ほんと今更ですが。

また演奏もオーケストラがドレスデン・フィルだということも幸いしていますよね。 きっと。
肌触りの良い弦の響きに芯がありますし、きりっと引き締まった演奏はいかにも旧東ドイツらしい生真面目さ。 うん、これは素晴らしい演奏です。

この曲、第1楽章が突然頭の中に鳴り響いたこともありましたけれど、当分はこの第3楽章が頭から離れないことでしょう。

さて本日、午前・午後と会議や診断があるのに、定時に会社を退けて通院しなければなりません。 先週の金曜が出張のため通院できなかったし、今週の金曜は展示会なので、変則的に水曜日の通院としました。

とにかく朝10時までと午後3時から定時までが勝負。
そして通院した後は実家に立寄ることにしているので、その時のビール、これを楽しみに今日もまた1日乗り切りましょう。
posted by fronte360 at 05:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 05〜10-CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする