2007年05月10日
エミー・ヴァーヘイ、ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲
雨上がり、気温が一気に下がりましたね。
昨日までは夏のような暑い日が・・・といっても連日のデスクワークで
このところの暑い陽射しも、今日の雨も感知していません。
会社帰りに、これらの名残を味わっているだけなのですが、
さすがに今日は寒くて、気持ちいいですね。 寒いの大好きですから。
さて、本日も引き続き、エミー・ヴァーヘイの録音を聴いています。
ハンス・フォンク指揮ユトレヒト交響楽団と組んだベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲。
ああ、なんと柔らかな演奏なのでしょう。
冒頭のハンス・フォンクの指揮するオーケストラも甘い響きですし、エミー・ヴァーヘイの独奏もまろやかな響きが特徴的。
この曲、あまり得意な曲ではなくて、長く感じられて最後まで聴くのがしんどいことが多いのだけれど、小難しいこと考えずに聴くのにはいいですね。
カプリングされているロマンス第1番と第2番
こちらは同じハンス・フォンク指揮でもロイヤル・フィルがバックを務めていますが、同様に柔らかな演奏で、少しロココ調かしら。
モーツァルトをちょっと生真面目にしたような感じもするかな。
ガラにもなく、ベートーヴェンのロマンスは好きな曲なので、もうちょっと踏み込んで欲しいような気もするけれど、やはりこの柔らからさが特長なのですね。
エミー・ヴァーヘイって、シュナイダーハンにも師事していたようので、その流れを汲んでいるのかも・・・だったら納得。