2007年04月25日
ミラン・ホルヴァートの映像入手
本屋で売られている500円DVD
コンサートホールというシリーズがちょっと気になっていたのですが
会社帰りに思い立ち、駅のちょっと大きな本屋を探索してみました。
すると、なんと4月に発売されたEの指揮者は、
廉価盤CDでお世話になった、ミラン・ホルヴァートじゃないですか!
これは買わねば、と連れて帰りました。
■コスミック出版 コンサートホールE シューマン・ショパン・シューベルト スティーヴン・デ・フローテ(p)、ミラン・ホルヴァート指揮スイス・イタリア語放送管弦楽団(CCP-843,500円)
シューマン/「ヘルマンとドローテア」序曲
ショパン/ピアノ協奏曲第2番
シューベルト/交響曲第6番ハ長調
1983年収録と書かれてますが、
映像はシャープです。
時々、色合いが微妙に変化したりもしますけれど、
鑑賞には差し障りはありませんね。 レーザディスクの映像かもしれません。
ちょっと古い感じのする小振りのホールで、お客を入れないで収録していますが、コンサートホールと題しているとおり、演奏会と同じような感じですね。
とくに感動的というのではありませんけど、
動くホルヴァートを見られるのがなかなか興味深いなぁ。
廉価盤CDなどで精力的な音楽を聞かせていたホルヴァートですが、
立ち位置を変えずに指揮していて、分り易い指揮だと思います。
けっこう細かく指示もしているようで、どの曲もなかなかしっかりとした演奏ですね。 これが500円ならお得じゃないですか?
なおピアニストのスティーヴン・デ・フローテ
ホルショフスキーに師事し、1977年のヴァン・クライバーン・コンクールの優勝者とのことですが、始めて聞く名前でした。 1989年に飛行機事故で死亡したとかで、貴重な映像と書かれてます。
こちらもしっかりとした演奏で、好感が持てました。