2007年04月04日
涅槃交響曲
今日も元気だ、現代音楽が面白い!
と言い切るには、ちょっとまだ体調よろしくないけれど
今朝の通勤音楽に、黛敏郎の「涅槃交響曲」をチョイス。
脳天から刺激を受けるこの前衛性、
全くもって異次元の世界の音楽に、
けっこうエキサイティングしちゃいました。
無調のオーケストラ音楽に、男声合唱団による仏教の声明が交わりながら構成される曲ですね。
現代音楽が好き、と言えるほど聴いていませんが、興味はあります。
今年1月、ならチェンバーで聴いた柿沼唯の<桜に寄す>
「滝廉太郎のテーマによる尺八、ヴァイオリンと弦楽のためのセレナーデ」も無調音楽ながら落ち着いた雰囲気の漂う曲でした。
でも、現代音楽というと
武満徹、石井眞木、そして黛敏郎などの前衛音楽が閃きますね。
これらの音楽を「青春の音楽」として懐かしく感じる世代より
まだちょっと若いつもりですが、現代音楽ってこうでなくちゃ
なんて思ってしまうのは、十分オールドタイマーの資格ありですな。
う〜む、久しぶりに脳天に来る音楽
雅楽とオーケストラが競演した
石井眞木の「遭遇U番」も聴きたくなりました。
1972年の正月の小遣いで買ったレコード。
中学生なのに、よくもまぁこんなの買ったなぁ・・