今日はゆっくり休んでいます。
奥さんからの誘いも断って、自宅でごろごろとして久しぶりにレコード聴いてます。

ピアノ協奏曲第26番「戴冠式」
幻想曲ハ短調K.475
ピアノ・ソナタ第14番ハ短調K.457
イングリッド・ヘブラー(p)
コリン・デイヴィス指揮ロンドン交響楽団
このレコード、買ってから30数年経ちました。
世の中はデジタル化がどんどん進んみ、猟奇的な事件も日常茶飯事にようになった現代ですが、これを聴いていると、30数年前と変わらずに楽しめます。
それだけ内容が良いのか、自分の琴線に合っているのか分かりませんが。。。
これを買った中学生にとって、B面に収録されたモノラル録音による幻想曲とピアノソナタ第14番は、とても退屈だったのを思い出します。
でも、馬齢を重ねた結果でしょう、ようやくこれらピアノ独奏曲も落ち着いて最後まで聴けるようになりましたね。
まだまだ演奏について論じることができるほど聴き込めていませんが、気品を感じる演奏だと思います。 しみじみと楽しんでいます。
このような素晴らしい演奏、30数年経ってようやく感じられるようになったみたい。 まだ自信はないけれど・・・
こんなことを繰り返しているので、最近CDやレコードを買わなくなりました。
経済効果という点では問題大ありかもしれませんが、長く楽しんでゆける音楽に巡り会えた幸せを感じるレコードですね。