2007年01月08日
ヴァン・エルモン/モテット「燃える怒り」
別に怒ってませんが、ヴァン・エルモンの「燃える怒り」
昨日早朝にNHK-TVの名曲アルバムでマショーのノートルダム・ミサが流れてて、ああっいい曲だなぁ〜
と心洗われるような気持ちになり、それから以前集めていた宗教音楽のレコードをあれこれと引っ張り出して聴いています。
このヴァン・エルモン、カプリングされているド・クルーとともに18世紀のベルギー、ブリュッセルの作曲家ですね。
「エラート・バロック宗教音楽名盤選3」のシリーズの1枚ですが、正確に言うならばバロックじゃなく、ネーデルランド楽派とかフランドル楽派というのかもしれません。
それはともかく、ティムパニの陰鬱な打音で幕開けて、怒るのもわかるような開始なんですが、それに続く3重唱のアリアがまるでモーツァルトの時代のイタリア歌劇ように明るく力強く展開します。 気持ちいいんですね。
そしてこの陽気さと陰鬱さが交互に入り混じ、最後は力強い合唱で終わってハッピーエンドなのかな。
歌詞カードも付いてますが、年齢とともに読むのが億劫なんですね。
音楽を楽しめばそれで良し。
今日は今年初めての休日出勤。
昨年の大きな宿題をひとつ片付けて帰ってきました。
まだ小さい積み残しはいっぱいあるけれど、ようやくこれでちょっと年が明けたような気もしますね。 やっと音楽が楽しめます。
でもまた明日すぐ仕事なんだよなぁ〜