2007年01月31日

ヘルビッヒ、ハイドン/交響曲第99番


このところ耳鳴りがしていて・・・
というか、体質的にずっーと鳴っているのだが、ここ2〜3週は鳴りが大きいというか、鳴りが気になって仕方ない。

ま、体調イマイチって感じなんでしょうね。 今もピィ〜〜〜
壊れかかったスレレオのアンプ、チューニングのうまく合わないラジオみたいな感じだわ。

ということで通勤時の音楽も、気分を高揚させるのは敬遠し、またまたハイドン交響曲第99番から逆順に。

tkcc-70272.jpgでこの第99番、なかなか面白いじゃないですか。

こじんまりとしているけれど、各パートが有機的に絡んいて、うきうきするような感じ。

ギュンター・ヘルビッヒ指揮ドレスデン・フィルによるオーソドックスな演奏もまた、刺激的ではまったくなくって、でも、ちょっと心をくすぐるようなハイドンらしい喜悦の雰囲気がありますね。

思わず腕を動かして、指揮してみたくなるような感じ。
腕でリズムをとっているおじさんがいたら、それは安田かも。

さて、これから始発新幹線で川崎出張、そして明日から高知!
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2007年01月29日

LIVING STEREO のCDいただきました


何がなんだか・・・
今週もまた、わけの判らないまま、忙殺された始まりだったなぁ。

でも朝、6Fの席に行くと(本拠地は4Fですが)、NさんよりCDいただきました。
なんでもSACD装置を年末に買われたそうで、同じSACDが1,300円台で売っていたので買ってしまったのだとか。

お古が廻ってくるシステムなんですが、ほんま、ありがたいことですわ。

bvcc-1058.jpg■日BMG:ラヴェル バレエ音楽「ダフニスとクロエ」(全曲) シャルル・ミュンシュ指揮ボストン交響楽団(BVCC-1058)

LIVING STEREO SERIES と題された1993/8/21発売の国内盤ですね。
税込2,000円の値段が印刷されてます。

SACDの音質も良いとのこと、そして LIVING STEREO の録音の素晴らしさについてNさんは語っておりました。

ほいでもって昨日の演奏会の話をし、このようなクラシック音楽談義は酒でも飲みながら・・・というと、4月になったら・・・とのこと。

そうNさんは、本業のCMMIとは別の業務で3月まで囚われの身なのですね。

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2007年01月28日

吹田市交響楽団 第62回定期演奏会にて


丸山耕路さんのリリックなピアノ、見事なピアノ・コントールによるシューマンのピアノ協奏曲に感動しました。

suikyo_62th.jpg1983年生まれのまだ若いピアニストですが、大阪音楽大学で最優秀賞を得て首席卒業した実力の持ち主なんですが、パンフレットに書かれた経歴の最初に、電子オルガン、エレクトーンという文字。 高校2年生でピアノに転向されたそうです。 偏見で申し訳ないのですが、どうかな、なんて正直思っていたのですが、感情を巧く乗せたとても綺麗な響き、そしてシューマンらしいくぐもった感じも見事に表現されていて、この曲のこと、もっと好きました。

冒頭のキレ味の良さ惹きこまれました。 透明感の高い響き、一見軽やかに弾きつつも気持ちを乗せ、ピアノをよく鳴らして弾き進みます。 抜群のピアノ・コントロール。 第1楽章の終結部も力を込めても重くならず、くぐもったシューマンらしさで弾力もあって見事でした。 素晴らしい演奏に、盛大な拍手も沸き起こりましたが納得です。

終楽章も、畳みかける部分でも軽やかに弾きこなしてゆきます。 コーダ、力任せに演奏するパターンが多いと思うのですけど、明るさを含んだリリックな表現、じつはとても好きなんです。 だから、ということもありますけれど、強靭さを秘めたしなやかな丸山さんのピアノに聴き惚れました。 もうちょっと力感が欲しい、といわれる方が多いと思いますけれどね。 

大阪音楽大学ピアノ科教授である常任指揮者米山さんの指揮のもと、オーケストラもまたしなやかな表現で見事にサポート。 素晴らしい演奏に大きな拍手を贈りました。

冒頭のシューベルト「ロザムンデ」序曲、こちらも米山さんの指揮でしたが、いつもと違って精力的な演奏。 大きな音量で畳みかけるような表現に驚きました。 いつもは省エネ運転ならぬ省エネ指揮で、淡々とした味わい深い演奏で好きだったのですけどね、だからかな、今回はオケが少々無防備に鳴っていたようにも思えた演奏にちょっと戸惑いました。

メインは、新谷さんの指揮によるブラームスの交響曲第1番。 マニアックな新谷さんの拘りでしょうね、オーケストラを対抗配置としていました。 そしてコントラバス8本は、ステージ後方に一直線に並べたムジークフェライン流。 金管も、ホルンとトランペット&トロンボーンを左右に振り分け、中央に配した低弦、両翼のヴァイオリンとで精力的な演奏を展開していました。
特に第1楽章の冒頭は凄いスピート。 重厚で張りのある響きでホールが満たされました。 なおヘンレ版によるものとのことですが、もとよりスコアは読めないのでよく分かりません。 若々しいブラームスを表現したと思います。 とても熱い演奏が展開され、盛大な拍手を受けていました。

個人的には、ちょっとやりすぎかな、なんて思ったりもしましたけどね、でもこのような意欲的な取り組みは大いに評価したいと思っています。 皆さんお疲れさまでした。

とにかく今日は、丸山さんのピアノに痺れた演奏会でした。
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2007年01月27日

「Cool Cut」 (松原みき) 1984年


ようやく先週の演奏会感想文を書き上げました。
年貢を納めた気分(というのも変なんですが、正直そう思う)

よしっ、と、ステレオ全開で音楽を聴きたい、と取り出しました。

c28a0335.JPG松原みきCool Cut
マイミクでメールを頂いた影響大です。

日本のプログレ・ロックをリードした「四人囃子」の森園勝敏をプロデューサに迎えた松原みきの7枚目のアルバム。

森園勝敏が率いる小気味の良いバンドをバックに松原みきの粘りのあるヴォーカルが冴えています。

全編森園勝敏のギター、バンドサウンドと松原みきの巧いヴォーカルが堪能できるアルバムです。

このところ日本酒でしたが、久しぶりのウィスキーが美味しい!!

ピッチも上がりそう。 というか、もう酔ってる・・

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ヘルビッヒ、ハイドン/交響曲第98番


実質的な仕事が進んでいないのに・・・
といってもサボってわけではなく、仕事が進んでいるという実感のないまま、あっという間に1月も終わりが見えてきた。

出張がバタバタと決まって、次の高知行きは2月1〜2日。
前日は川崎日帰り出張で始発移動の9時川崎出社となりますが、退社時にボスにつきあえば終電帰着となりますね、きっと。
翌朝は6時すぎに高知行きなので、どうしようか思案中。 でも本業の単金交渉など相談事もありますし・・・う〜んん。

なお、高知後の川崎出張と石川出張の調整もしました。
14日(また)始発移動で川崎9時出社、昼すぎに石川移動し、翌朝に石川オフィスでの仕事となりました。
巡業って感じですね、こっちもけっこうハード。

しかし、何やってんだかわからなくなってきたぞ。

こんなときは、「エニグマ」でも聴くべきなのかもしれないけど、あいにくメモリプレーヤ用の録音がない。

会社からの帰宅時はポール・パレーで元気をつけてますが、朝の通勤時は心を落ち着かせるのが肝要。
また睡眠補給の時間になるようにと、先日よりハイドン交響曲を連続して聴いている。

tkcc-70272.jpgギュンター・ヘルビッヒ指揮ドレスデン・フィルによる一連のCD。 これも徳間のシャルプラッテン20周年記念のシリーズですね。
第3弾、1994年4月25日発売とともに買ったはずです。
当時はまだ供働きだったし、お金ありました。

第99番から遡って、98→97→96→95→94→93番、このあと100番以降になってますが・・・

どれをとっても同じに聴こえる?

まだまだ修行が足りませんね・・・
でも以前のように退屈しなくなったのは馬齢を重ねたからでしょう。

でも第98番終楽章にチェンバロが入っていたのにはちょっとビックリしたりして、奥深いクラシック音楽の世界。 これからもゆるりと楽しみましょう。

さて今日は感想文執筆の1日かな。

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2007年01月24日

ポール・パレー、ラフマニノフ/交響曲第2番


このところ異様に眠い状態が続いてて、朝起きるのがちょっとツライ・・・
といっても 5:45には起きて、7:00には出勤してますけどね。

434_368-2.jpg会社帰りの音楽は、ポール・パレー指揮デトロイト交響楽団
ラフマニノフ交響曲第2番も潔くって、いいですね。

最近はあまり見かけなくなったラフマニノフ公認のカット版でしょう。 第1楽章が16分で早く終わることもありますが、ストレートな表現でぐいぐいときて、カッコ良く感じます。

最近、寒いこともあってソニーのネックバンドのヘッドホンで聴いていて、右耳でしっかりと聴こえる低弦の引き締まった音型が興味深くもあります。 リヴィング・プレゼンスだからかな。

と、会社帰りは元気になるんですけど、朝は眠りこけてます。
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2007年01月21日

京都フィロムジカ管弦楽団 第20回定期演奏会にて


kyoto_pilom_20th.jpgマーラー、ブルックナーに造詣の深い音楽学者金子健志さんの指揮によるマーラー、学術的な興味もさることながら、魅力的な演奏に感激して帰ってきました。

まずは伊福部昭の「交響譚詩」、土俗的というよりもスマートな演奏といって良いかもしれません。 特に第1譚詩、きちっとしたパワーで制御された音楽、第2譚詩はゆったりと進みますがキリっとした表情。 とにかくオケが巧いんです。 勢いでわっ〜と演ってしまうような感じではないですものね。 中でもティムパニの女性が、中央最上段で演奏をキリっと引き締めて、とてもカッコ良かったのが印象的でした。

そしてマーラーの交響曲第1番・・ではなく、「巨人」と呼ばれていた最後の稿、ハンブルク稿による「2部からなる交響曲様式による音詩『巨人』」。 こちらはとても興味深い演奏でした。

冒頭は聴き手としても緊張していました。 クラリネットで演奏される狩りのファンファーレをホルンが吹きますし、バンダのトランペットも舞台上です。 フルートによる鳥の囀りもまたハ短調ではなくハ長調で明るく響きます。

この後、いろいろとありましたが、目立ったところでは木管のベルアップ、終楽章でのホルンの起立などなく、金子さんが意図された純音楽的なアプローチから繰り出されてくる音楽をオケが活写している、そんな感じでしょうか。
時に事故はありましたけれど、とても見事な演奏だったと思います。
コーダでのティムパニ(1組しかありません)、ロールを通常より長くやって、最後には凄い力を込めて叩いて吃驚しました。

なおオケはヴァイオリンを両翼配置としていましたが、通常第2ヴァイオリンの位置にヴィオラで低弦は向って右に配置。
管楽器ではトランペットが中央でその右にトロンボーン、ヴィオラ後方にホルンが7名といった通常配置でしょうか。
とにかくこの演奏会、とても良い経験になりました。 感謝します。

posted by fronte360 at 19:32| Comment(7) | TrackBack(1) | 05〜12-演奏会にて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月20日

松任谷由実/悲しいほどお天気


先週の演奏会感想文を書こうと思いつつも
午前中は金魚の水槽やポンプの掃除をしていたらお昼・・・

慌てて書き始めて、なんとか16時には書けたかな
以前なら即公開だったのですが、最近はここで気分転換
ちょっと寝かせます

じつは今日、招待状を回してもらった演奏会があって、
それに行けるようにと慌てて書いた感想文だったのですけれど・・・
書いたら、疲れました

申し訳ないけど、明日も同じ京都に行きますしね、やっぱ北山は遠い
いいお天気でしたしね、夕方から散歩がてらに買い物に出かけました

そして、19時頃に帰宅
子供たちの食事を作り、自分は適当に湯豆腐とオニオンスライスで日本酒を頂いて、ようやく落ち着きました。

etp-90084.jpg懐かしい曲をと、学生時代によく聴いたユーミン
学生にユーミン、私たちの時代は定番でしたものね

社会人になると、ちょっと恥かしくもあって
自サイトでは採り上げないようにしてたのですけど、けっこう好きなんですね、今でも。

まず詩に惹かれますけど、演奏も非常に素晴らしいんですね
78」のバックボーカルは上田正樹だったりして

この上田正樹もまた学生時代は
カッコええなぁ と集めたものです。
友達の女性にカセットテープを送って、カッコええやろ・・・なんて

それはともかくこのユーミンの「悲しいほどお天気
夜のFMからニュースを流しながら
の歌詞から一気に学生時代にタイムスリップしてしまいますね
MORIOKAというその響きが
ロシア語みたいだった

ああ、涙がちょちょ切れます


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2007年01月19日

柳ジョージ&レイニー・ウッド/1981.12.19 LIVE AT BUDOKAN


昨日は、夕方で仕事の区切りがひとしきりついたので、
長居は無用、と早々に帰宅しました。
久しぶりに自室のステレオで音楽聴きたかったしね。

でも、買い物をしたので19時半の帰宅となり、しかも・・・
帰宅するとピアノの練習に行ってるはずの長男が転寝してて、
慌てて先生に電話連絡させたりと、大慌て(汗)

その後、洗濯物を取り込みながら中森明菜を聞き、
取り込んだ洗濯物を片付けながら何を聴こうかなぁ・・
とレコード棚を眺めてみて、あっ、これは!!
と取り出したのが・・・

l-6310.jpg柳ジョージ&レイニー・ウッドの解散アルバム
1981.12.19 LIVE AT BUDOKAN

久しぶりに聴きましたが
いやぁ〜ブルージィでヘヴィ!! ですね

渋い柳ジョージの声、
ギター・ワークもカッコ良いしねぇ、お腹いっぱいになった気分。

土佐の鯨は 大虎で
胸と度胸の男伊達
いつでも 酔って候


ウィスキーのお湯割りから、日本酒に切り替えましたよ。

いつでも 酔って候

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2007年01月18日

ポール・パレー、シベリウス/交響曲第2番


昨年末のような多忙ではないのだけれど、どうもピリっとしません。
朝起きるのもおっくうで・・・
といっても6時前には起きてますが、早朝のブログ更新も滞り気味ですね。

風邪ではないけれど、通勤時にお腹壊して耐えきれず
途中下車してトイレに駆け込んだことも今年になって2度ほどありました。
見かけは元気なんですけども。

そんな精神状態ゆえか、自宅のステレオもほとんど稼動してなくて
また電源入ってもヴェルサイユ楽派のドラランド、カンプラなどの宗教音楽を好んで聴いてますものね。 精神がちょっと停滞しているのかもしれません。

そういやぁ通勤時の音楽もこのところ更新してなくて停滞気味やな・・・
と、一昨日思い切って、このところ遠ざかっていた指揮者ポール・パレーの録音を一気に移してみました。

これが正解。

434_317-2.jpg特にこのシベリウス交響曲第2番
剛直な演奏は、もうワクワクしてしまいますね。

北欧の叙情なんていうエスプリを理解できない安田にとって、このパレーの演奏でこの曲に開眼できた記念碑的な録音なんです。

1995年頃かな、大阪シンフォニカーの会員になっていて
定期演奏会でこの曲がかかったので予習用としてオーマンディ/フィラデルフィアを勧められたんですが、どうも掴み所がなくて??
またその後期待して買ったザンデルリンク/ベルリン交響楽団のもパッとした印象を持てず??

これはもうシベちゃんとは縁がない...
と思っていたんですが、ドヴォルザーク新世界」のオマケで入っていたこのパレーの演奏にハマってしまったのでした。

アンソニー・コリンズも剛直な演奏で好きですがモノラル録音
こちらはリヴィング・ステレオで分離も素晴らしくよくて楽しめますしね。

久しぶりに聴きましたが、いいですね〜 やっぱり
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2007年01月15日

CD、出張、DVD捕獲


町田への日帰り出張でしたが
10時半にオフィスを出る前にNさんより重複CDをいただきました。

■PLATNUM ディーリアス 作品集 クリストファー・シーマン指揮ロイヤルフィル(2865)

2865.jpg英国のロイヤルフィルのCDの米国版のようですね。CD盤面とジャケット裏面の表記はユーリ・シモノフ指揮なんですが、インレートカードがクリストファー・シーマン。 シーマンのSACDを捕獲したとのことで重複をいただきました。

出張先、乗り換え駅でちょっと寄り道して本屋でウロウロしてたら廉価DVDに目がいって
あらら最近はクラシック音楽のもあるのね・・・
なんて見ていたら、おっ!、と思って捕獲

■コスミック出版 ベートーヴェン 交響曲第9番「合唱付」 ヨーゼフ・クリップス指揮ロンドン交響楽団(CCP-837:500円)

ccp-837.jpgドイツの風景に音楽を重ねたものなんですが、クリップス指揮ロンドン交響楽団の演奏なんですね。
このクリップスの演奏したCD、バッタもんでSONIAFAT BOYなど、録音が途中から左右反転したり、SONIAでは第九の第3楽章が途切れていたり(明らかにLPレコードの盤面をひっくり返す時間の空白あり)、といい思い出がありません。
このDVDでは、と思って買いましたが・・・
左右反転こそありませんでしたけど、第4楽章のトラックが第3楽章途中より開始。 SONIAが原盤なのかもしれませんね。

でも左右反転ないし、演奏はいいし、そこそこ落着いて見ることができる風景の画像なんで、500円では良かったのかな・・・と。

バッタもんDVD、新たな境地を切り開いてしまいそうな予感。

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2007年01月14日

ならチェンバーアンサンブル 第72回定期演奏会にて


中欧と日本のセレナーデ」と題された今年初めての演奏会、大いに楽しみました。

指揮者の今村能さんの選曲によるものでしょうね、凝ってました。

nara-chamber_72th.jpgまずはポーランドの作曲家カルヴォヴィチの「セレナーデ」作品2
マーラーの交響曲第2番と同じ時代の作品だそうですが、親しみやすく、ルロイ・アンダーソンのような軽やかさが素適でした。

続いて、日本のセレナーデとして柿沼唯さんが1999年に作曲した
<桜に寄す>滝廉太郎のテーマによる尺八、ヴァイオリンと弦楽のためのセレナーデ
日本で2番目の演奏、演奏会による演奏では初めてとのこと。

尺八中村明一さんがホール後ろから登場し、最後は退場するというのにも驚きましたが、尺八という楽器の魅力にも大いに感銘を受けました。
アンコールの曲、虚無僧の「鶴の巣篭り」の解説で、管楽器なのに和音を出していたのに、楽器としての奥深さに目を見張りました。

そして最後は名曲ドヴォルジャークの「セレナーデ」作品22
気持ちのよく乗ったアンサンブルを存分に楽しませて頂きました。
中音弦の魅力、そしてコントラバスがしっかりと曲を支え、五十嵐さん率いる高音弦も濡れた響きで、ほんと素適な時間となりました。

いい曲、いい演奏で今年の幕開けが出来、幸せでした。
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2007年01月13日

ドラランド/デ・デウム


この1週間なにかしら疲れました、特に忙しくもないのですが・・
気が緩んでいるのかもしれませんね。

朝も起きるのがやっとで・・・といっても5時半には起床してますけどね
今朝もなんとなくぐったりで、ブログの更新も滞り気味です。

でも1月も気が付けば中盤
とにかくブログのデザインだけは早朝に変更しました。 いかが?

rel1505.jpgさて、夕方というのに誰もいない家で一人
先週、引っ張り出してきた宗教音楽のレコードを楽しんでいます。
今日はドラランドテ・デウム

エラート・バロック宗教音楽名盤選の1枚ですが、
これも正確に言うならば、ヴェルサイユ楽派の音楽ですね。

太陽王ルイ14世に仕えた楽長ミシェル=リシャール・ドラランド
今年が生誕350年、まったく話題になりませんよね・・・これからもきっと。

トランペットによるファンファーレによる明るい開始
この心地よいファンファーレ、TV番組の「芸能人格付けチェック」で流れているファンファーレに似てるような気がしますが・・・って誰も知らないですよね。

ま、宗教音楽って、どれをとっても同じような音楽ですものね。

無い無い・・と思ってようやく探し出した「深き淵より
ドラランドの作曲を思って探していたのですが、これはカンプラの作曲でした。

ルイ15世の摂政オルレアン公フィリップの後盾を得たカンプラ
LPレコードの解説を読んでいると、入試で勉強した世界史も役立ってきます。

ゆっくりとジャケットの解説を読みながら音楽を楽しむ・・・
アナログ・レコードの至福ですね。 ようやく新年の気分かな。

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2007年01月11日

レーグナー、ワーグナー/ジークフリート牧歌


昨年のように忙しくはないはずなんですが・・・
週始めより仕事に追われてて、なんだか落ちつきません。
休み明けで、まだ仕事慣れしてないからでしょうか。

身体もなんとなくだるく、首の後ろが痛いのは凝ってるのかな、
そろそろ休みたい病が出てきても不思議ではないころですが、
風邪だけはひかないようにしましょう。
休むんだったら、元気でズル休み、に限ります。

tkcc30625.jpg通勤時の音楽はワーグナー/ジークフリート牧歌
ハインツ・レーグナー指揮ベルリン放送管弦楽団によるもので
1992年の徳間ドイツシャルプラッテン20周年記念の1,000円盤。

今は無き、阪急32番街の大月シンフォオニア
セールス第1位として掲げられていたことも思い出します。

当時、ハインツ・レーグナーのことを宇野功芳さんが大推薦しておられ、
この盤もまた大絶賛。

とにかく美しい演奏ですねぇ。
気持ちがすっきりとします。

宇野さん、基本的に美しい演奏がお好きなんですよね。
いろいろと言われる方でもありますが、美しい演奏はやっぱりいいですね。

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2007年01月08日

ヴァン・エルモン/モテット「燃える怒り」


別に怒ってませんが、ヴァン・エルモンの「燃える怒り

昨日早朝にNHK-TVの名曲アルバムでマショーノートルダム・ミサが流れてて、ああっいい曲だなぁ〜
と心洗われるような気持ちになり、それから以前集めていた宗教音楽のレコードをあれこれと引っ張り出して聴いています。

rel1530.jpgこのヴァン・エルモン、カプリングされているド・クルーとともに18世紀ベルギーブリュッセル作曲家ですね。

エラート・バロック宗教音楽名盤選3」のシリーズの1枚ですが、正確に言うならばバロックじゃなく、ネーデルランド楽派とかフランドル楽派というのかもしれません。

それはともかく、ティムパニの陰鬱な打音で幕開けて、怒るのもわかるような開始なんですが、それに続く3重唱のアリアがまるでモーツァルトの時代のイタリア歌劇ように明るく力強く展開します。 気持ちいいんですね。

そしてこの陽気さと陰鬱さが交互に入り混じ、最後は力強い合唱で終わってハッピーエンドなのかな。
歌詞カードも付いてますが、年齢とともに読むのが億劫なんですね。

音楽を楽しめばそれで良し。

今日は今年初めての休日出勤。
昨年の大きな宿題をひとつ片付けて帰ってきました。

まだ小さい積み残しはいっぱいあるけれど、ようやくこれでちょっと年が明けたような気もしますね。 やっと音楽が楽しめます。

でもまた明日すぐ仕事なんだよなぁ〜

posted by fronte360 at 20:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 06〜10-LP/LD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月07日

水越けいこ/Like You !


昨日は昨年の演奏会感想文を1本書いてから、奥さんのお付き合いで買い物の荷物持ち。 その後はまた演奏会感想文の残り1本を書いたら、1日が終わってしまいました。
昨日は音楽を全然聴いてません(頭の中では時おり鳴ったりしますけど)。

今朝は、感想文を1本読直してから(あんまり変わり映えしないけど)公開、ちょっと一息つきました。 この勢いであと1本もやればいいですが、少々音楽欠乏症です。

音楽聴きたい、ステレオのある部屋にコタツをしつらえてステレオの前に陣取りました。

取り出したレコードはこのブログで、何故か、と言っては失礼ですが、反響のあった水越けいこさんでしょう。

28mx2003.jpg名作「アクエリアス」の次のアルバムとなる4作目「Like You !
本当に久しぶりに聴いています。
カリフォルニア録音で演奏は外人さんですね。

バンド・サウンドがロックの伴奏に乗って朗々と歌う「ブルー・スカイ・ロンリー
帯広の学生時代、愛車B210改サニー号のカーステレオでもよく聴きました。
失恋の歌なんですけど、雄大な感じもして、青空の広い土地に似合うような気がしますね。

ちなみに「アクエリアス」は、襟裳岬に行く国道236号線が浮かんできたりして・・この時代に聴いていたアルバムは、カーステレオから流れる音楽と車窓が一体になってしまってますね。

で、この「Like You !
流れ出てくるサウンドは確かにカッコ良いのですけど、水越さんの太いアルトの声と、薄暗い歌詞は相変わらずですねぇ。 再認識しました。

ステレオのスピーカを学生時代に使っていたテクニクスの小型のに切り替えてみました。
こちらのスピーカ、能率が低くて音のキレは良くないのですが、定位が良くてヴォーカル向きです。 暗い歌詞をちょっとくぐもった声質で歌う水越さんともよくマッチしてますねぇ。
学生時代に聴いていたのと同じサウンドで、気分も一気にタイムスリップした感じですわ。

そう、思い出したが、僕はお金がなくって行けなかったけれど(学生時代は貧乏だったんです)、友人達は誰かの自動車に便乗して札幌まで水越けいこさんのコンサートに行ってました。
帯広なんて田舎ですもんねぇ、学生時代に学園祭でも有名芸能人が来た記憶がありません。
キタキツネ物語の原作だったかな企画した竹田津実さんくらいかな・・・
でも獣医学科の友人は、講演のあとで間違いを指摘してましたけどね。

しかしこのアルバム、失恋の暗い歌詞ばかり朗々と歌ってますねぇ。
サウンドは夏ですけど、歌詞は冬みたいな感じ・・・と思っていたら、
奈良でも雨にまじって雪がチラついてきました。 やっぱり冬なんですね。

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2007年01月05日

今年もまたCDいただきました


とにかく初出勤の4〜5日と過ぎましたが、昨年末の後処理をやって終わったような気分。

ところで4日、初出勤したら、年末31日と年始1日しか休みのなかったNさんより(ご苦労様です)、少ない休日にCDを聴いて棚卸をしていたら重複CDがあったと、また今年もCDをいただきました。

■日キング:フォーレ レクイエム(1893年稿)、フォーレ+メサジェ 小ミサ曲 ヘレヴェッヘ指揮アンサンブル・ミュジック・オブリク(KKCC 8025)

kkcc8025.jpgハルモニア・ムンディ・フランス・ベスト25という2001年10月30日発売のシリーズですが、CDそのものはMADE IN GERMANYの表記がありますね。
それはともかく、通常演奏される稿(1901年出版のフル・オーケストラ版)よりも前、1893-4年頃にマドレーヌ寺院での演奏を再現させたものだそうです。

どんなんでしょうね〜、ま、こんな特殊?な演奏のをダブリ買いするなんて、といつも思ってしまいますが、ありがたくいただきました。
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2007年01月04日

水越けいこ/HEART


正月の休みも終わってしまいました。

昨夜はステレオの前に陣取って、あれこれとレコードをかけ、カラヤンのマーラーの4番も美しくてよかったし、中森明菜もよかったのですけれど、
最後は水越けいこさんに落ち着いてしまいました。

mr3190.jpgセカンドアルバムHeart
スマッシュ・ヒット「ほほにキスして」が入っているアルバムといえば、同年代の方は分かるかしら。

1979年ですか、このアルバムが出たのは・・・
星ものがたり」「シーサイドメモリー」「歌って死ねるなら」「エアーメイル」「深夜族
このアルバムを聴いていたのは昨日のことのようですね。

こうやって馬齢を重ねてゆくのでしょうが、今日からまた頑張りましょう。

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2007年01月03日

リンデ・コンソート、J.S.バッハ/コーヒーカンタータ


なんとなくのんびりとしてきたかな、と思ったらもう休みも終わりです。

元日は早朝から起きて(年寄りですからね)昨年末に行った演奏会感想文のサマリ5本を公開したあと大阪の実家詣。 しこたまお酒を飲み、ほぼ終電で帰宅。

2日も早朝より起き、一歩も家から出ることなしに家事をやりながらなんとか感想文を2本書いたら、疲れちゃいました。 高知で仕入れた日本酒の土佐鶴と司牡丹を頂いたら眠くなって1日がお仕舞い。

そして3日の今日もまた早朝より昨日の感想文に手を入れてようやく公開。
勢いつけてもう1本感想文を書き上げたので、ようやく落着きました。
これでもまだ2本残っているのですが・・・

そんなこんなで休みというのに、ほとんど音楽を聴いてませんでしたが、
ようやくゆっくりとコーヒーを飲みながら、安易ですが、バッハコーヒー・カンタータを楽しんでいます。

1c067.JPGお気に入りのリンデ・コンソートによるレコードですね。

今年もまた自宅で聴く音楽は黒い円盤のLPレコードです。
音をうんぬん言えるようなステレオではありませんし、耳もともなってませんが、ターンテーブルにレコードを載せ、アームをゆっくりと降ろして音楽を楽しみます。
この所作(儀式とも言う)が馴染んでしまってます。 どこかまだ味気ない感じのするCDを自宅のステレオではあまり聴く気になりません。

CDの置き場とスレテオが離れたところにあるし、CDプレーヤがレーザディスク兼用なので動作が遅く、LPレコードのほうが手っ取り早く聴けるなんて、まぁ時代錯誤もはなはだしいのですが・・・

さてこの演奏、古楽器を使っていても、恣意的にそれを強調したり、新しい解釈を押しつけてくるような演奏として翻弄されるようなところが無いのがいいですね。
クルト・レーデルさんがもし古楽器演奏に出会っていたらこんな風に演奏をしていたのではないか、なんて思いながら聴いています。

ソプラノのローズマリー・ホフマンさん、暖かな声での歌いっぷりが気持ちいいですよ。 またバスのグレゴリー・ラインハルトさんもまた暖かな声で、全体的に暖かな響きがよくマッチした演奏に心休まります。

でも、ああっ、休みが終わってしまう・・・

posted by fronte360 at 13:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 06〜10-LP/LD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月01日

謹賀新年、さすらう若人の歌


新年、ピリっと身体が引き締まるような冷えた朝
清々しい1年の始まりです。

しかし、まずは昨年末に行った5つの演奏会の感想文、
音楽雑記帖に書き留めたものに手を入れて抄録として纏めてアップロード。
昨年の後処理をやって、少し気を楽にしました。

pl1310.jpgそして、昨年末よりステレオのターンテーブルに載っているヘルマン・プライのレコード、フィリップスの拡販も兼ねたパイロット・シリーズの廉価盤LP(1973年:1,300円)より、マーラーの「さすらう若人の歌」から第2曲朝の野辺をべを歩けば

いつもはバロック音楽で1年の始まりとするのですが、今年はマーラー
特に意味はありませんが(ターンテーブルに載っていただけですが)
朝の清々しい気持ち、しかも1年の始まりの朝にもよく似合う曲じゃないでしょうか。
ヘルマン・プライの暖かな声が心地よく響いてきます。

今年もさすらうどころか、右往左往して迷走するかもしれませんが、
出会いを大切にして、今年もまた1年、心はいつも若人でいきたいものです。
posted by fronte360 at 07:56| Comment(2) | TrackBack(0) | 06〜10-LP/LD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする