2006年12月31日
大晦日、モーツァルト
昨日は、昼前に会社に行って、年末2日間会社を空けたぶんの対応をし、
昼の1時から夜の10時半まで、指揮者の井村さんちでの餅つき大会に参加。
そのまま指揮者の牧村さんを筆頭にした大人組に入れていただき、夜10時半までお邪魔してしまいました。 楽しい1日でした。
その楽しかったぶん、大晦日31日に片付けなどせねばならず・・・
ま、大晦日というだけではなく、このところ休日出勤も多く、家が片付いてないため、久しぶりに家にいるから掃除・片付けをしなくてはなりません。 何がどこにいったか、忘れないうちに整理もしておかないと。
ステレオのある部屋が物置同然、音楽かけながらの整理整頓
居間では、NHK教育TVで第九をかけながら掃除機もかけてましたね。
TVはつけっぱなしで生誕250周年のモーツァルト特集
そのまま片付けをやってようやく一段落ついたころ、奥さんが帰宅
年越し蕎麦の準備をして、蕎麦はバレンボイム指揮ベルリンフィルによるリンツを聴きながら一家4人で食しました。
子供たちはダウンタウンを観たかったようですが、これを見てる、と押し切ってしまいました。 いろいろとありましたが、美味しく、楽しく、今年一年が終わります。
演奏会感想文、5本も越年させてしまうのが少々心残りですが、モーツァルトの音楽のように気負わず、また来年頑張りましょう。
2006年12月30日
桂浜・土佐鶴・餅つき大会
昨日は朝9時、宿を出てまず荷物(リュック)を宅配便にて送って身軽になりました。 高知駅前でバスを待って桂浜へ。 30年ぶりかしら。
広々とした海を一目見て、気持ちがぱぁ〜と晴れました。 気持ちいいっ!!

坂本直行展ですが、龍馬の遺品などとともに直行さんの絵も飾られているのですね。 たっぷりと鑑賞しましたが、個人的には日高連峰の油絵なども良かったのですけれどスケッチ類のタッチに潔さを感じました。
この記念館、屋上にも登れて、ちょうどいい天気のもと、浜から海を遠望できて、これまた気持ちよさを満喫。 地球は丸い! ホントいいところですね。
このあと、遊歩道をたどって桂浜公園に降り、龍王岬、桂浜水族館もゆっくりと鑑賞。

さすがに冬なので、お客さん少なかったのですが、長男の影響もあって少しは魚類にも詳しくなっているので楽しめましたよ。
本来なら、一家で串本海中公園とか紀伊田原の磯で遊んでいるのでしょうが、今年は一人で桂浜。 ちょっとした贅沢な気分を味あわせてもらいました。
バスでの帰路は南はりまや橋で下車。
銀行で手元に資金を廻してから地元スーパー(ACE ONE)で土佐鶴の新酒の一升瓶を1本購入してから駅に向かいました。
じつは高知ではこのスーパーで買い物をしているのですが、前々日にはなかったのに、前日入荷していたのを見つけていたのですね。 すでに1本売れていたので、迷わず残った2本のなかより1本を捕獲したわけです。
これは本日、井村さんちの餅つき大会に持ってゆきます。
仕事場にも寄りたいので、そろそろ出かけるとしましょうか・・・
2006年12月29日
CDいただきました
岡山で林さんと卵焼きの美味しかったミニ忘年会
高松からの帰路のお疲れのなか、お付き合いいただき、CDまでもいただきました。
■AUDIOPHILE CLASSICS:ブルックナー 交響曲第4番「ロマンティック」 ベイヌム指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管(APL 101.543)

ISSUED UNDER LICENSE FROM INTERMUSIC S.A. とも書いてあるので、フィリップス原盤かしら、1952年録音のようです。
ロマンティックは来年2月に、奈良のプロオケ(珍しくプロオケにも行きます)奈良フィルハーモニー管弦楽団の定期演奏会でかかるので、その予習用にもしてみたいですね、楽しみです。
アラン・ホヴァネス/交響曲第53番 "Star Dawn"
昨日の仕事納め、あまりスッキリした感じではないですが、終わりました。
それでも、新年からの仕事の手順や確認範囲などを文書化したのが収穫かな、
この文書による明確化が決め手、CMMIやってますからね。
宿に戻って、風呂上りにビールのまがい物(やっぱり旨くなかったよ)、
それからTV観ながらちびちびと司牡丹と土佐鶴を1合づつ(これはやっぱり旨い)、ホテルで溜まりに溜まった演奏会の感想文を書くつもりが・・・眠くなったのでそのまま就寝。
でも、ぐっすりと・・・とはいかず、夜中に何度も目が醒めちゃいました。
ま、仕事は終わったし気分は楽です。

交響曲第53番「Star Dawn」、お馴染みともいえるトンロボーンとトランペットの悠揚たる旋律による開始、どことなくもさっとした感じに気持ちの落着きを覚えます。
わずか13-4分ほどの短い曲なんですが、ほんといい気持ちになるんですね。
さて今日はこれから坂本直行展を観て、のんびりと戻ります。
2006年12月28日
在・高知、問題満載の年末もあと1日
昨日も朝6時半に家を出て、12時前に高知の仕事場に到着
交渉事はともかく作業進捗が悪く、昨日の名目処理数=0枚・・・
11月20日からこの仕事をやってきて、11月末に手順や機材を変更し、作業効率を上げたのですが、ここまで捗らなかったのは初めて。
昨日の作業ぶんは今日のストックになっているけど、本日は年内最終日、やり方の見直しを進めて最高の数値になるように頑張りましょう。
いつの日も あなたといたいから
毎日を 頑張ろう
やっぱり口に出てくるフレーズは岡本真夜
「星空の散歩道」の一節
2006年12月27日
アラン・ホヴァネス/交響曲第11番 "All Men Are Brothers"
昨夜は大雨のなか帰宅、今年の大阪オフィスでの仕事を終えました。
本当は終わってなく、遅れているものもあって来年持ち越しなのですけれど・・・
たとえば先週の急な出張やら、言い訳すればできるのですが、
正直ちょっと緊張が切れてしまいました。 気力失せました。
会社が無謀に暑い、ということもありますが・・・
昨日の通勤時の音楽もまたアラン・ホヴァネス

緊張感を保ちながらゆったりとした旋律が繰り返される第1楽章、舞曲のような第2楽章、打楽器を加えて雄大なフィナーレの終楽章でしょうね(CDにはトラックの記載なく32分間1つのトラックですが)、いつもながらの金太郎飴のような音楽が続きます。
繰り返される旋律が素朴というか陳腐な感じもするのですが、繰り返されるたびに引き込まれてゆくような感じ。 難しいこと考えずに身をゆだねて聴くのに良いと思うのですが、ま、人それぞれでしょう。
とにかく今ハマってますね、ホヴァネスに。
さて、今日はこれから高知出張に出発します。
そして本年最後となる大仕事は本日午後からの交渉事・・・
一番やりたくない仕事だし、もともとこんなこと嫌いなんで技術者の道を歩もうとしていたのに、流れ流れてこれもまた運命か、仕方ありません。
やるべきことやって、笑って終えたいものです。
All Men Are Brothers 人類みな兄弟 ですものね。
2006年12月26日
アラン・ホヴァネス/マニフィカト
今年も今日1日オフィスに出ると、明日から出張
今年は出張先の高知で仕事収めとなります。
出張用の音楽として、久しぶりにアラン・ホヴァネスの音楽を転送、
マニフィカトを昨日の帰宅時に楽しみました。

ホヴァネス独特のトロンボーンやトランペットのロング・トーン、延々と続く同じ旋律、どこをとっても金太郎飴、とも称されることもありますが、この金太郎飴が大好き。
理由はよく分かりませんが、琴線に触れるというのかな、ま、好きなのだから好き、それでいいと思います。
どこかの気鋭のアマオケで演奏してくれないかな。
変拍子の連続だそうで、耳にするのとは裏腹に、演奏はかなり難しいなんて小耳に挟んだことはありますけれど・・・
2006年12月24日
甲南大学文化会交響楽団 第46回定期演奏会にて
緩急をつけたマーラーの巨人、オーケストラの力を存分に引き出して熱い演奏でした。

終楽章では、ステージ左に配したホルン軍団と、右に配したトランペット・トロンボーン・チューバ軍団の応酬に、中央のティムパニほかパーカッション軍団も加わって素晴らしい盛り上がり。 ホルンの起立に対抗して、トランペット・トロンボーン・チューバ軍団も起立して驚きました。
しかし派手さだけではなく、しっかりとしたインパクトを与えてくれるティムパニを始めとするパーカッション軍団、きりっと引き締まった表情で演奏の要となっていたのが好ましかったですね。
切れ味の良いティムパニ、輝かしいシンバル、力強い銅鑼、リズミカルな大太鼓にシンバルの打音などなど、いずれもスパっと切れ込んでくるのですけれどね、抑制もうまく効かせて突出しません。 良かったですね。
これに先立って演奏された、学生指揮者松寺悠さんによるスメタナの「高い城」、エネルギッシュながらもうまく抑揚つけた演奏でした。
冒頭こそ慎重すぎたかもしれませんが、よく統率のとれた音楽。 時にはちょっとオーバーアクションかな、なんて思ったりもする盛り上げ方ですが、タメをしっかりととって節度をもった音楽として見事でした。
演奏終了後、涙ぐむ演奏者も多くいて、思いっきり頑張った演奏は一生の記念になると思います。 熱い演奏会でした。
2006年12月23日
第13回 天理の第九演奏会にて
気持の乗った素晴らしい合唱、タイトでよく締まった声。 壁のようにそびえ立った合唱団の席からビンビン響き渡ってきて、一昨年と同様の感動がまた甦ってきました。 熱い感動を覚えました。

演奏としては、前3楽章まではどことなく即物的で淡々と進めているような感じだったと思います。 個人的には、もうちょっと歌わせて欲しいような気もしていたのですが、第4楽章でそんなことはどうでも良くなったような感じでした。 しっかりとした中低弦の響きを芯に男性合唱が乗り、しゃきっとした女声合唱もまたアルトとソプラノがしっかり分離したステレオ効果。 金管も上質な響きで華やぎを加えたクラマックス、コントラバスの弓使いも物凄い速度でした。 熱い音楽に心が満たされました。
なお今年は中学1年の長男も同行しての鑑賞。 その長男もまた、凄かった、と漏らしていましたので、勘違いではないと思います。
またこれに先立って演奏された安野英之さんの指揮によるモーツァルトの歌劇「ドン・ジョバンニ」序曲とヨハン・シュトラウス2世による喜歌劇「こうもり」序曲。 どちらも落着いてよく纏まった演奏でした。 弾力に富んだドン・ジョバンニ、しなやかなに歌ったこうもり、いずれも上品に纏まっていました。 ここでも響きの柔らかなコントラバスが印象に残りました。
今年もあと少し。 1年を締めくくるのに相応しい演奏会で、長男と二人で温かな気持ちを持って帰路につけました。 皆さん、おつかれさまでした。
2006年12月22日
ZARD/君がいたから
抑えきれない想いや
人が泣いたり 悩んだりする事は
生きてる証拠だね
笑いたい奴らには 笑わせておけばいいさ
僕らは風に吹かれよう
昨日は昼過ぎから商談ヒアリングと年末の会社訪問でおしまい。
久しぶりに19時半に帰宅、いつ以来やろ、こんなに早く帰ることできるなんて、
でも、よく考えると、たいていはもっと早く帰ることも出来るんですね、
仕事どこで切り上げるかの問題
先日の出張時、ヒアリングさせてもらったSさん
暫く体調壊して休んでいたのは知っていたけれど、やはり鬱だったとのこと、
今でも調子悪いと会社に出てこれないとか・・・
実践できる優秀なリーダーだけに人一倍責任感強いからねぇ
昨夜、早く帰ったら演奏会の感想文書こう、
なんて思っていたけど、9時前からコタツでうたた寝
午前1時に布団に入って就寝
正直このところくたびれているので、休めるときに休まないと
睡眠の質はよくなかったけど、今朝は活力あるかも
まるで鳥になったみたいに
自由にはばたくよ
2006年12月21日
ZARD/マイ フレンド
あなたを想うだけで 心は強くなれる
ずっと見つめてるから 走り続けて
始発新幹線で予定通り9時前に出社、
予定どおり16時半ころに診断フォロー&状況確認&説明など終了。
いつもながら良い勉強させてもらっています。
と、ここまで予定通りだったけれど
年末挨拶周りで戻ってくるはずのボスと上司が戻ってこない(上司から電話ありました)とのこと、
予定を早めて早々に帰宅することにしました。
普通ならば御茶ノ水に行くところなのですが・・・
さすがにこのところ走り続けていて、日曜日には右目の白目の部分の血管が切れちゃいましたし、これは結膜下出血なんで異常なしなんですが、休みたいですものね。
帰りの電車の中、爆睡して朦朧としていたなか久しぶりにZARDの TODAY IS ANOTHER DAY を聴いて元気つけました。
今年もあと少し今日もまたがんばりましょう。
走り続けて・・・
2006年12月20日
スウィトナー、モーツァルト/交響曲第40番
日曜日に出社して送付したはずの荷物が残ってます。
昨日朝、出社して気付きました。 まいったな・・・
担当のY課長に言うと、特急便にて処理してくれることになりました。
一昨日の出張で持っていった、分厚く重たいCMMIの本も同梱することにして結果オーライということでしょうか。
ということで、今日はこれから始発新幹線で川崎出張です。
朝9時には川崎オフィスに入ることができます。
夜も8時半に出ると終電に間に合って午前0時半には帰宅できるので、品川駅開業にともなって川崎は通勤圏内になってしまってます。
さて愛用のメモリプレーヤによる音楽。

モーツァルトの演奏で一番似合わない言葉かもしれない「誠実」
しかしこの演奏、なんと誠実な演奏なのでしょう。
しかも凄いのは、この誠実さでちっとも退屈させないこと。
スウィトナーのモーツァルトは素晴らしい、と言われるけれど、さりげなくも凄い演奏なのですね。 聴き惚れてしまいました。
1992年、徳間ジャパンによるドイツ・シャルプラッテン20周年記念シリーズのCD第1弾、しかもシリーズの巻頭を飾ったCDですね。
さてそろそろ行くかな
2006年12月19日
スウィトナー、モーツァルト/フルートとハープのための協奏曲
昨日はちょっと早めに出社、
CMMIの本と出張資料を持ってサンダーバードで出張移動
愛用のメモリプレーヤで音楽を聴き始めるけれど、気分にぴったりこない・・・ ショスタコービッチの交響曲第10番、R.V.ウィリアムズの交響曲第9番でしたからね、どことなく心休まらないのかも。
ということでまたまたモーツァルト!!

まずは、ヨハネス・ワルター(fl)、ユッタ・ツォフ(hp)とともに「フルートとハープのための協奏曲」
いいですねぇ、清々しくて、この演奏ではべっとりしない。
ランパル(fl)、リリー・クラウス(hp)によるパイヤール盤、中学生のころによく聴いてましたが、ある時期からロココ調たっぷりのこの演奏を敬遠するようになり、そしてこのスウィトナー盤に落着いています。
良い眠りにつけたと思います・・・って、ちゃんと聴けていないってことですがね。
2006年12月18日
ザンデルリンク、チャイコフスキー/交響曲第5番
今年もあと2週間ですが、ハードシュケジュールは続きます。
昨日、一昨日とも休日出勤・・・
3〜4時間しか会社にいませんが、会社を抜けて演奏会に直行、
しかも金曜夜も演奏会だったので3日連続の演奏会というのもハードです。
今日は日帰り出張、
金沢をちょっと通りすぎた能登半島の付け根あたりにこれから出かけます。
CMMIの本が重たいので、会社に寄ってから電車に乗ることにしました。
水曜日は始発電車で川崎オフィスに9時出社し、たぶん終電で帰着予定。
翌木曜日も昼から大阪市内に出張することが決まってますしね、
仕事も忙しいが、これでは演奏会感想文を書く時間がとれませんね。
来週の土日も演奏会だし、出勤するかもしれないし・・・
なんだかどっちが仕事かよく分からなくなってきたみたい。
とにかく連日やること多すぎですね。
せめて移動中は愛用のメモリプレーヤで音楽を・・・

長くチャイコフスキーの交響曲って好きではなかったけれど、このCDシリーズのザンデルリンクの悲愴交響曲で目覚めました。
その勢いでこの第5番も買って、以前はよく聴いたものでした。
このところ、ちょっと離れていましたけれど、関大オケの演奏会の復習も兼ねてプレーヤに転送してみました。
結果、やっぱり実演のほうがよく歌ってて良かったなぁ〜という印象ですが、このような感想を書けるのもこのCDに出会ったからだと思います。
ザンデリンクらしい構成感をしっかりと持ったもので、曲の構成などスコア読めませんが、なるほどねって感じることができますものね。
これはこれでこの演奏は大好きですけどね、やっぱ実演にはかないませんわ。
今年の残る演奏会はあと2つ、第九と巨人、どちらも大曲、楽しみですので、しっかりお仕事もしましょう。
2006年12月17日
宝塚市交響楽団 第41回定期演奏会にて
力の入ったショスタコーヴィッチ、交響曲第10番はオーケストラの勝利でした。

弦楽器も管楽器も打楽器も皆さんとても上手かったですね。 多い味わいを感じさせたソロの数々、ここには書ききれません。
というのも、実はあまりこの曲のこと好きではなかったし、よく覚えてもいなかったのです。 だけど、なんだかこの演奏を聴かせてもらって、この曲のことをより近くに感じさせてもらったように思います。 復習してみるかな・・・なんて思ってみたりもしています。
とにかく、素晴らしい演奏でした。
これに先立って演奏された、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番もまた上手かったと思います。
でもね、ちょっと意味不明なのですが、この曲のことあまり好きではないことも再認識したように感じた演奏でした。
でもでも、とてもきっちりとした演奏だったと思いますし、一般的にはとても上手い演奏だと思うのですよ・・・だけど、う〜ん、すみません。
でもでもでも、元に戻ってメインのショスタコーヴィッチの交響曲第10番。 逆に好きではなかったのに、復習してみたくなるような演奏に出会えたことが幸せでした。 皆さん、おつかれさまでした。
2006年12月16日
大阪市立大学交響楽団 第52回定期演奏会にて
気合の入ったショスタコーヴィッチの交響曲第5番に圧倒されました。

演奏終了後もあちらこちらで凄かったとの声が聞こえてきていました。
これに先立って演奏されたドビュッシーの「小組曲」。 こちらは暖かな感じのするとにかく気持ちが明るくなるような演奏でした。 とくに「行進」や「バレエ」など、きちんとインパクトを持たせ、聴かせどころを巧く聴かせてくれるので楽しませてもらえるのですね。 オケもまたとても巧かったなぁ。
冒頭は学生指揮者の粂順悟さんによるウェーバーの「魔弾の射手」序曲、しっかりとした構成感をもった演奏を楽しみました。 覇気を感じさせるクライマックも締まった響きが特徴的でした。 演奏後に袖に下がるとき、背筋をピンと伸ばした姿勢も演奏を表していたようです。
なおアンコールはルロイ・アンダーソンの「舞踏会の美女」。 井村さんらしい遊び心たっぷりの楽しい演奏で、最後はコントラバスとチェロが楽器を一回転させて喝采を浴びていました。 厳しい曲のあとの口直しですね。
でもはやりショスタコーヴィッチの交響曲第5番にすべての印象を持っていかれたような熱い演奏会。 コンマスの方、4回生なのですね、何度もお辞儀をし感無量といった感じ。 4回生には素晴らしい思い出になったことでしょう。
とにかく見事な演奏に帰路の足取りが軽くなりました。 皆さんおつかれさまでした。
2006年12月15日
関西大学交響楽団 第58回定期演奏会にて
チャイコフスキーの交響曲第5番、しなやかで熱い素晴らしい演奏でした。

第2楽章のホルンのソロ、女性奏者による耳当たりの柔らかな響きがきりっと引き締まってました。 またこれに絡むクラリネットの女性奏者も柔らかな音色がしっとりとしていて、この演奏をよく象徴していたと思います。
でも全体の主役は弦ですね。 深く弾力のある中低弦、艶っぽくて伸びのある高音弦、クライマックスの行進曲をしなやかで艶っぽい響きが熱く響いて全曲を纏めました。 会場からも熱い拍手が沸き起り、ほんと素晴らしい演奏でしたね。
これに先立って演奏された学生副指揮者松本裕太さんによる同じくチャイコフスキーの「ロメオとジュリエット」。 この演奏もまたしなやかさと強靭さを併せ持って見事な演奏でした。 クラリネットとファゴットによる深い響きによる開始から、芯のあるしなやかなフィナーレまで、学生指揮者とは思えないほどの余裕も感じさせる堂々とした演奏。 見事でした。
冒頭の正指揮者大塚佑馬さんによるブラームスの「大学祝典序曲」、スマートに響きが引き締まっていて意思のよく通った演奏。 膝を使って軽快に進め、軽くジャンプしながら力を込めてゆき、熱く雄大なフィナーレ。 熱く響く和音が素晴らしいエンディングでした。
会場は2階席でも立ち見も出るほどの超満員。 学生オケらしい熱気溢れる演奏会でした。
卒業される4回生の方にとっては良い思い出になったのではないでしょうか。
お疲れさまでした。
2006年12月14日
木之内みどり/走れ風のように
埃だらけの坂道を見上げて
君は何故、休息まないの
どうしてくちびる噛んで
青空を見るのよ
何処へと続く道か誰も知らないわ
額の汗が生きてるしるしなの
だからカール 走れ風のように
一昨日は発注元のNさんが出張で不在、
本業CMMIの診断票が降ってきましたが、なんとかこなしたので、
早く帰ろう・・・
と思いながらも、高知の案件で悩んでしまって、なんか仕事してしまうんですね、
困ったものだ。
「刑事犬カール」のテーマソング「走れ風のように」を聴きながら、
なんか自分をカールにだぶらせながら、ほぼいつもどおりの時間に帰宅。
昨日も朝から全開で・・・と思い、仕事にかかり始めたころに事態急変、
Nさんが他の仕事で忙殺状態になってしまい、
玉突き状態で、仕事が山盛り降ってきて、来週の出張が2つも決まっちゃいました。
これはいかんと、別件の作業も推し進めて見積もり作ったり、
防戦対策したのですが、なんとまた別件の仕事が降ってきて、
来週か再来週に大阪市内の出張も1つ沸いてきました。
高知はいつ行くかを悩んでましたが、
こんなのが先に2つも決まってしまったんで年末しかありませんね。
12月27〜28日。
もう1泊して高知旅行にしてやろうかしら・・・
またまた「刑事犬カール」のテーマソングを聴きながら23時すぎて帰宅
昨日はもう昔だし
明日はまだ先
大事なことは今日が二度と来ないこと
立ち止まる時 青春も終わるの
だからカール 走れ風のように
2006年12月12日
第7回アフィニス夏の音楽祭、フランセ/八重奏曲
昨夜はちょっと早く退社してお買い物
スーツ欲しかったのですがお値段ちょっと合わず残念(今度にしましょう)
しかし、奥さんへの誕生日プレゼントを買って
いつもよりほんのちょっと早く22時前に帰宅

フランセ作曲の八重奏曲に心弾みました。
帰宅後、インレートブックを確認してみると
シューベルトの八重奏曲と同じ編成の vn*2,va,vc,cb,cl,hr,fg で
4楽章構成でシューベルトへのオマージュとか。
明るく、洗練されたエスプリ、などと書かれてもいて、確かに、といった印象。
1974年の作、現代音楽なんですが、軽やかなロマンが心地良いですね。
最近、疲れているからかな、すぐに室内楽にいってしまうような・・・
心地良い音楽にいってしまうってのが正解かもしれませんが。
2006年12月11日
ザンデルリンク、シベリウス/交響曲第7番
熱海から帰った一昨日は寝てすごしましたけど、昨日は休日出勤。
週末に2日間も不在にしていたので、メールも溜まってますし、
やること色々とありますからね、ちょっとでも前に進めておかないと・・
と思って行ったら、ちゃんと想定外の見積依頼が来てましたしね、
いいかげん休みたいのですけどね、ウィークデーに余裕が欲しいですから。
昼休み、ささっとパン食べてから、ちょっと休んで仕事を再開、
早く帰りたいですから・・
でも内緒なんですが、会社のマシンのUSBで携帯電話を充電しているし、
愛用のメモリプレーヤにも音楽を補給しておきました。

ザンデルリンクのシベリウス交響曲全集。
さっそく帰宅時に第7番を聴取。
いまだにシベリウスの魅力を語れるほど聴き込めていませんが、ザンデンリンクの演奏はドイツ風の質実した表現ですね。 落着いて楽しめます。
実演で聴いたのは、かぶとやま交響楽団の定期演奏会だったかな。
そのことをちょっと思い出しながら聴いてました。
昨日は、井村さんの演奏会もあったなぁ・・・