2006年10月07日

モーツァルト名曲全集、中央公論社


水曜日会社を1日お休みした皺寄せがきて木金曜と会社では忙殺
でもなんとか金曜21時にケリをつけて3連休を確保しました。

おまけに今日予定されていた子供の中学の運動会は、
早朝にも降っていた雨のためにコンディンション不良で中止。
子供たちは月曜日の時間割を持って学校に行き、
家内は別件にて出かけてゆきましたので、思わぬ独身生活を満喫することに。

ただし、昨夜帰宅したら、奥さんが体調不良で寝込んでましたんで、
翌日の運動会に備えてお米を炊いたり、流しに溜まった洗い物、
この中には長男がなかなか出さなかったお弁当箱も出させて洗い、
まらこのところの天候不順で溜まりに溜まった洗濯物が洗濯機2杯分、
これを洗って干すなどのを家事労働を深夜にもかかわらず敢行。

週末の気の緩みもあって、すきっ腹に先日買っておいた日本酒の
土佐鶴のワンカップを飲み、続いて帰宅時に購入した無糖炭酸NUDAで
割った安物ナポレオンやウィスキーをぐびぐび飲みながらの家事労働。

これで悪酔いしたようです。
今朝から身体がだるく、風邪のプレ症状も出ているみたい。
昼過ぎから1時間半ほど毛布に包まって午睡をとったのでちょっと良くなったみたいです。

ともあれ、午前中にステレオの前に陣どって久々のレコード鑑賞をしていたので、そして今もまたそれを再開。

mozt1005-8.jpg1979年、中央公論社がLPレコード4枚組ボックスとして、年代順に作品を集め、全12巻として刊行した
モーツァルト名曲全集」より、
中古屋で仕入れた第2巻と第7巻の中から、第2巻を取り出してモーツァルト三昧。

第2巻1773年〜1776年モーツァルト17〜20歳)の作品を集めたもので、器楽曲、室内楽、交響曲、ピアノ協奏曲がバランスよく入っています。
レコードはフィリップス製で、お馴染みの奏者の方の名演での楽しめるのもまた嬉しいところ。
詳細は以下

【レコード1】
弦楽四重奏曲 K.168、K.173 :イタリア弦楽四重奏団
弦楽五重奏曲 K.174 :グリュミオー五重奏団

【レコード2】
ピアノ協奏曲第5番 K.175 :ヘブラー(p),ガリエラ/ロンドン響
交響曲第25番ト短調 K.183 :クリップス/コンセルトヘボウ管

【レコード3】
交響曲第29番イ長調 K.201 :クリップス/コンセルトヘボウ管
ピアノソナタ K.280、K.283 :ヘブラー(p)

【レコード4】
ヴァイオリン協奏曲第3番 K.216 :グリュミオー(vn),デイヴィス/ロンドン響
ピアノ協奏曲第8番 K.246 :ヘブラー(p),ガリエラ/ロンドン響

クリップスによる交響曲、まさに珠玉の演奏ですし、
グリュミオーのヴァイオリンの美音もたまらない魅力、
イタリア弦楽四重奏団の陽光ふりそそぐような演奏も素適だし、
ヘブラーのピアノも暖かな眼差しが感じられます。

1枚づづレコードをターンテーブルに乗せて音楽を聴き、
約20分ちょっとで盤面をひっくり返し、またレコードを交換する、
この時間が自分の音楽鑑賞にはちょうど良い時間です。

暖かなアナログ・レコードの音の魅力ももちろんありますが、
この儀式にも似た所作もまた音楽鑑賞の一部として身に染み込んでいます。

久しぶりのステレオによる音楽鑑賞のひとときを楽しみ、
このところ溜まってしまった疲れをせいぜい癒しましょう。
posted by fronte360 at 16:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 06〜10-LP/LD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする