2006年09月12日
アントルモン&オーマンディ、サン=サーンス/ピアノ協奏曲
日曜日朝、演奏会前に休日出勤をしようと考えていたけれど、長女は塾、奥さんが午前中に外出するとあっては万事休す・・ 案の定、月曜日は予想通りとはいえ、事のほか忙しい1日だった。
そんな予感を感じつつの出勤、気が滅入るのだけれど、フィリップ・アントルモンのピアノによるサン=サーンスのピアノ協奏曲を聴いていたら気分が明るくなりました。
先日よりパソコンに録音しているオーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団の一連の録音ですけどあまり印象になく、何気なくチョイスしたのですが、煌びやかなアントルモンのピアノに、明るく健康的なフィラデルフィア・サウンドが絡んで、終楽章など思わずうきうきしてしまいました。 うん、これはいい。
フィラデルフィア・サウンド、クラシック音楽を聴き始めた頃、この呼び方がまるでポップミュージックのようなので抵抗感がありました(ソニーによる大衆化の戦略もあったのでしょうか)。 原理原点主義者として振舞いたい血気盛んな初心者でしたので、クラシック音楽の本場は欧州、アメリカは2流なんていう思いもありました。 だから当時はほとんど無視してましたが、恥ずかしい勘違いでした。