2006年07月03日

アブラヴァネル、マーラー/交響曲第1番「巨人」

アブラヴァネルによるマーラー交響曲シリーズ
第9番から逆順で遡って聞き進めてきましたが、いよいよこれが最後の第1番、けっこう気合の入った演奏に感心しました。

08_6163_71.jpgこの第1番、じつはLPレコード時代から持っていましたが、あまり印象に残ってません。
カットアウト盤で、ジャケットも馬糞紙なんて呼ばれてたボール紙で出来てますので、それだけでなんか録音悪そう・・・なんて思っていたからかもしれません。
当然ながら安いから捕獲したまでで、
アブラヴァネル/ユタ交響楽団って何、こんなオケでもマーラーの演奏やるんや〜、って感じでしたものね。

ワルツ堂日本橋1号店で、第8番第1番が売られてて、試しに第1番を買ったのでした。
数日後行ったら第8番が消えていて、こんなの買う人もいるんや〜 って驚いた経験あります。

でも改めて第1番を何度も聴きかえしてみましたけれど、熱い演奏ながらもカチっと纏めていているのがいいですね。 作曲家でもあったアブラヴァネルらしく、きちんと構成された音楽世界。 その枠内で熱く演奏しているって感じでしょうか。

これで終わりですけど、本当は第10番アダーショも持ってます。
第9番のフィルアップとして入ってますが、こちらもまた誠実なながら熱い演奏ですね。

バーンスタイン/NYPと競うようにして完成されたアブラヴァネルマーラー交響曲全集。 どっちが先に完成したのか・・・

バーンスタインのにはこの第10番がありません。
でもアブラヴァネルには交響曲「大地の歌」が無いのですね。
ということで、どっちもどっちてことかしら。

さあて、そんなことはさておき、今週もまた忙しいんでしょうね。
次は、アブラヴァネル/ユタ交響楽団で、ブラームスの交響曲でも聴いて頑張りましょうか。

posted by fronte360 at 05:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 05〜10-CD音楽(Classical) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする