
漆工芸って輪島塗とかしか思い浮かばないのですけど、それはなく、蒔絵のたぐい、高台寺蒔絵とか(パンフレットの表紙は秀吉・北政所が愛でたという秋草文盆だそうです)、根来塗り(慣れない坊さんが下塗りを塗ったからかえって侘び寂びが出たとか始めて知りました)、多くあって印象深いのが螺鈿のものですね。
貝を使って模様を彩ったのが螺鈿なんですが(さすがにこれは知ってました)、桃山時代から江戸初期にいわゆる南蛮人のトランク(宝島でタカラが入っているようなカタチのもの、目録には箪笥とかかれてますけどね)に螺鈿を使ったものを輸出もしていたようです。 これは見応えありました。
日本人って、この頃から欧州調の陶器なども焼いて輸出しているのですけど、このようなトランク(箪笥)も作っていたとはね、貿易立国のルーツのひとつを垣間見たような気がして感心しました。
ということで帰宅してから、これが作られた17世紀頃(J.S.バッハが活躍する1〜2世代前でしょうか)の音楽と思って出してきたのが・・・

ヘンヒェン指揮ベルリン室内管弦楽団をバックに名手ギュットラーなどがトランペットを吹いています。
トランペットは天上人の奏する楽器として、普通の楽器とは違った位置付けだったとも聞きます。 だから様々な祝祭音楽をトランペットが演奏しているのでしょうが、ギュトラーの響きはよく似合っていいですね。 端正ながらも、煌びやかさとまろやかさを併せ持ったな感じ。
天上の音楽に癒され、明日の午前中は会社に参りましょうか。