子供を保育園に通わせていたころ、とくに雨の月曜日が憎らしかったな、なんて思いながら駅までの道を急ぎました。
汗だくになって、一息ついてマーラーの第3番を聞きながら出勤、
さすがに長大な曲なので第5楽章にかかることに会社に到着。
帰宅時には、第4楽章から最後まで繰り返しききました。

コントラルト(Christina Krooskos)の柔らかい素適な声、オケの厳かな演奏が素晴らしい第4楽章。 子供の声が明るく響く第5楽章など、この指揮者とオケらしい味わいがよく出ているのように思いますね。
そして何より終楽章。 穏やかで、滋味あふれるが連綿と続きます。
これは演奏が緩いのではなく、演奏者の人柄以外の何ものでもないように思えます。 じ〜んときます。
1969年録音だと書かれていますが、録音も悪くありません。
アブラヴァネルのマーラーでどれかチョイスしろと言われたら、この第3番か次の第2番だと答えると思います。 大好きです。
ちょうど聴き終わった頃、保育園に通わせていた長女が通う塾にお迎え到着。
今回はほとんど待つことなかったけど、時には30分ほど出てくるのを待ちます。
まだまだ子供に引っ張りまわされています。