昨夜は23時半の帰宅、朝から延々と資料の纏めをやってました。
今朝の会議のための資料ですが、みんな資料出すの遅すぎ・・・
しかも本来やるべき仕事の進捗が悪いように言われるのは(そんなつもりはないのだろうけれど)、資料出すのが遅いあんたの会社のメンバーのせいやろ、なんて思いつつ帰宅。
昨朝、このアブラヴァネルの第7番を聴きながら出勤しましたが、眠りこけて(通勤電車が睡眠補給の場なんで)途中の楽章は記憶なし。
帰宅時に、再度第2〜4楽章を聴きなおしましたけど、明るく優しくていいですねぇ。
ところでこの第7番の交響曲、
柴田南雄さんの岩波新書「マーラー」では、アイディアの枯渇による見劣りが感じられる 旨の記載がありますけど、個人的にはけっこう好きな曲の部類に入ります。 そんなに頻繁に聴くことはありませんけど。
でこのアブラヴァネルの録音、
以前は ファースト・チョイスとしてお薦めする演奏だとは思わない といった記事をサイトに書きましたけれど、不思議と癒される気持になります。
この曲に馴染みのない人には、かえってお勧めかもしれません。
簡単に言うと、明朗で健康的な演奏ですね。
確かに響きが薄くなってちょいとユルイと感じる部分はありますけど、クラリネットの明るい響きを耳にすると、ベニー・グッドマンのビッグ・バンドもちらっと思いおこさせたりもさせる健康的な感じ。
そして誠実な演奏なんでしみじみと癒されるような感じも覚えます。
古き良きアメリカン、死や諦観といったものから遠いマーラーの演奏に、気持を落着けて帰宅することできました。
さあて今週もあと1日、今日はアブラヴァネルの「悲劇的」聴いて、悲劇的な1日にならないといいけどな〜