ちょっと前の出張のとき、新幹線内のラジオのニュースだったかで
東京のオーケストラでの練習中に貧血が酷くなり入院して降板との話を聞いたが
13日午前0時20分、心不全のため東京都内の病院で亡くなられた。
享年73歳。
クラシック音楽を聴き始めた1972年頃、NHK交響楽団で精力的に指揮をされ、
N響アワー(当時は水曜とか木曜の9時台だったと思う)見ることで、
たくさんのクラシック音楽を覚えさせてもらったことを思い出す。
先日のN響アワーでも、若く精力的な指揮姿が映っていた。
またひとつ時代が過ぎてゆくような淋しい気分。
黛敏郎の涅槃交響曲を聴き、
岩波新書の「楽譜の風景」を読んで偲びたいと思う。